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フリガナノダ マサヨ
ローマ字NODA Masayo
氏名野田 理世
学位博士(心理学) 
所属人間科学部 / 多元心理学科
職名教授
所属学会日本社会心理学会 日本心理学会 Society for Personality and Social Psychology 
専門分野心理学   
研究課題予測時の量的差異と動機づけ 他者の感情予測と購買予測の検討 文脈情報,価値判断,予測の関係に関する研究 

学会及び社会における活動等

開始年月 活動内容 終了年月
2001年 5月 日本社会心理学会会員 現在に至る
2001年 8月 日本心理学会会員 現在に至る
2002年 9月 日本感情心理学会会員 現在に至る
2003年 5月 Asian Association of Social Psychology会員 現在に至る
2003年 7月 Society for Personality and Social Psychology会員 現在に至る
2003年11月 日本グループ・ダイナミックス学会会員 現在に至る
2006年 5月 日本認知心理学会会員 現在に至る
2007年 1月 日本教育心理学会会員 現在に至る
2013年 4月 公益社団法人日本心理学会代議員 2015年 3月迄
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受賞歴

該当データはありません

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著書

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
「体験で学ぶ社会心理学」 共著 2010年 4月 ナカニシヤ出版 学生が社会心理学的なものの考え方を体験することや,日常的な社会行動について,クリティカルに考える志向性を養うことを目的としている。担当部分では,社会の中で生きるわれわれの情報処理過程は,様々な要因によって影響を受けることを紹介した。(野田理世・吉田俊和他,総著者24名,第2章 第2節「状況や感情が判断や意思決定に与える影響」P38-P41)総頁数196頁
「気分と認知:制限時間による情報処理過程の検討」 単著 2011年 2月 ナカニシヤ出版 本書は,社会場面で気分が認知に及ぼす影響について,時間制限という変数を用いて検討した。一連の研究の結果,情報入力時に気分を導入して時間制限を与えた場合,感情価の一致した情報の入力が相対的に多くなることが明らかとなった。また,判断時に時間制限を与えた場合は,判断に常に気分の影響が生じるわけではなく,判断手がかりが存在する場合や,与えられた情報から推論を行う状況下において,気分の影響が生じることが示された。これらの研究結果をまとめ,情報処理時間が制限された場合における,気分と認知の関係を説明するモデルを提起した。さらに,今後の気分研究の方向性を展望し,この先に行う必要がある課題について議論した。総頁数122頁
社会的認知研究: 脳から文化まで 共著 2013年11月 北大路書房 社会的認知が感情に及ぼす影響について検討した研究知見を概観した。まず,生理的喚起や感情を引き起こす,スキーマや目標の妨害に注目して,喚起と認知の関係を検討した理論について紹介した。次に,感情を,スキーマ,帰属,規範や目標へ関連づけて,刺激対象を上手く処理する認知構造について検討した研究と紹介した。最後に,個人的重要性の評価と情動経験の関係を検討した研究を概観した。以上の結果をまとめ,認知の仕方によって,感情反応に生じる影響は異なるため,あらゆる感情反応を説明する唯一の理論といったものは存在しないと結論づけた。野田理世・宮本聡介他,総著者13名,第13章「社会的認知から感情へ」P338-P373、総頁数554頁
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学術論文

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
Positive気分における記憶内容の変容 :カテゴリー一致情報の影響について 単著 2003年12月 名古屋大学大学院 教育発達科学研究科紀要(心理発達科学) 第50巻 本論文では,対人情報を入力する際に感じられる気分が,社会的カテゴリ情報の使用に及ぼす影響を検討した。一定期間後の記憶再認結果を検討したところ,情報入力時に感じられる気分に関わらず,カテゴリ不一致情報がカテゴリ一致情報へ変容していることが確認された。P109-P114.【査読なし】
遅延条件下での対人記憶 :記憶表象モデルからの概観 単著 2004年12月 名古屋大学大学院 教育発達科学研究科紀要(心理発達科学) 第51巻 本論文では,印象評定者の持つ予期に一致,または不一致する対人情報を与えた場合,情報提示と記憶テストの間に時間的な間隔を設定した条件下で,対人情報の保持プロセスを検討した。並列分散処理モデルは,記憶を検索されるものではなく,再構成されるものと想定しており,並列分散処理モデルから,対人記憶の遅延効果を説明することができる可能性が窺われた。P137-P144.【査読なし】
気分と情報処理時に与えられる時間制限が認知過程に及ぼす影響について 単著 2005年12月 名古屋大学大学院 教育発達科学研究科紀要(心理発達科学) 第52巻 本論文では,日常場面での認知過程に影響を及ぼす要因として,認知者側の気分と情報処理時間に注目し,情報処理時間に制限が与えられた場合,気分が認知過程に及ぼす影響を検討することが必要であると考えた。これまで,気分が認知に及ぼす影響を検討した研究と,情報処理時に与えられる時間制限が認知に及ぼす影響について検討を行った研究は非常に多い。本論文でそれぞれの影響をレビューした結果,気分と時間制限の相互作用に注目することが重要であると考えられた。P77-P93.【査読なし】
対人情報入力時の気分がオンラインで形成される印象に及ぼす影響 :対人情報が持つ手がかり性との関連 共著 2006年 3月 日本感情心理学会 感情心理学研究 (13巻第1号) 本論文では,対人情報を入力する際に感じられる気分が,オンラインで形成される印象に及ぼす影響を検討した。入力情報が印象評定に手がかりを与える場合,印象評定時に時間制限のない条件では,評定に気分の影響が確認されなかったが,時間制限を与えた条件では,評定に気分の影響が確認された。一方,入力情報が印象評定に手がかりを与えない場合,時間制限の有無に関わらず,評定に気分の影響が確認されなかった。共同研究者は,野田理世,吉田俊和。(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)P1-P12.【査読あり】
気分が認知過程に及ぼす影響 ―制限時間による情報処理過程の検討― 単著 2006年 7月 名古屋大学大学院 教育発達科学研究科 博士論文 本論文では,情報処理時間に制限が与えられた場合,気分が認知過程に及ぼす影響を検討した。その結果,以下の知見が見出された。第一に,情報入力時に気分を導入して時間制限を与えた場合,入力情報は気分の影響を受けるが,判断は必ずしも気分の影響を受けないことが明らかとなった。第二に,情報入力時・判断時に気分を導入し,判断時に時間制限を与えた場合,常に気分が手がかりとして用いられた情報処理が行われるわけではなく,推論することが妥当な場合に気分が手がかり情報として用いられることが確認された。【査読なし】
The influence of time pressure on mood congruent effects :Evaluating products under limited information condition 共著 2007年 2月 Journal of Applied Social Psychology 37(2) 本論文では,情報の完全性(商品情報量)とタイムプレッシャー(商品判断時間)を変数として投入し,気分が商品判断に及ぼす影響を検討した。その結果,ネガティブ気分を導入した場合には,商品判断に気分の影響は認められなかったが,ポジティブ気分を導入した場合,与えられた商品情報が少なく,商品判断時間が短い場合にポジティブ気分の影響を受けて,商品の魅力が高くなった。以上の結果より,商品判断時間が制限された場合,推論過程でポジティブ気分が利用されたため,気分の影響を受けた判断が行われた可能性が示唆された。共同研究者は,野田理世,高井次郎,吉田俊和。(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)P403-P425.【査読あり】
対人情報入力時の気分が対人認知に及ぼす影響 :入力時間に制限を与えた場合の検討 共著 2007年 7月 日本感情心理学会 感情心理学研究 (14巻第2号) 本論文は,対人情報入力時に気分を導入して時間制限を与えた場合,気分が入力される情報と印象形成に及ぼす影響を検討した。その結果,入力時に与える時間制限の有無に関わらず,気分に一致した感情価を持つ入力情報が相対的に多くなることが確認された。印象評定結果については,時間制限あり条件では気分の影響は確認されず,ややネガティブな印象評定が行われていたが,時間制限なし条件では,概して印象評定に気分の影響が確認された。時間制限あり条件と時間制限なし条件でポジティブ情報とネガティブ情報の正再生率が変わらないにも関わらず,印象評定に差がみられた結果は,両条件で行われたオンライン判断が異なったことを示唆する。共同研究者は,野田理世,吉田俊和。(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)P103-P114.【査読あり】
高校時代の進路探索と将来の進路選択期待の関係 共著 2008年 4月 吉備国際大学社会福祉学部紀要第13号 本論文では,実際に進路探索行動を行うことと,進路選択に対する自信が進路選択への期待に及ぼす影響を検討した。その結果,高校時代に持つ進路選択に対する自信の高低に関わらず,探索行動を行うことで,大学時代の進路選択期待が高くなる可能性が示された。今後は,実際に探索行動をあまり行わない高校生に対して探索行動を促す介入を行うことで,将来の進路選択に対する期待がどのように変容するのかを分析する必要性がある。共同研究者は,野田理世,渡辺由己。(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)P109-P114.【査読なし】
ポジティブ気分と一般知識構造を用いた情報処理プロセス :適応レベルからの考察 単著 2009年 4月 吉備国際大学社会福祉学部紀要第14号 本論文では,われわれが情報を処理する際に,めやすとしての役割を果たす気分が,既有の知識構造をどのように利用させるのか,またどのようなメカニズムが想定されるのかについて,気分と一般知識に関する処理モデル(Mood and General Knowledge Hypothesis)に基づき議論を行った。MAGKの基礎には,ポジティブ気分は外界が良好であることを示すシグナルとしての役割を果たすという進化論的観点があるが,その根拠を検討した実証データは殆どない。今後理論の発展を考えた場合,神経基盤を取り扱った神経生理学的観点から検討を試みる必要がある。P81-P87.【査読なし】
気分がカテゴリ一致情報、不一致情報処理に及ぼす影響 :実験直後と遅延後の記憶再生を用いた検討 単著 2010年 3月 日本社会心理学会 「社会心理学研究」 (25巻第3号) 本論文は,気分がカテゴリ知識に一致する情報,不一致する情報を処理する際に及ぼす影響について,実験直後と遅延後の記憶再生を用いた検討を行った。その結果,実験直後,ポジティブ気分条件では,一致情報と不一致情報の正再生率に明確な差はみられなかったが,遅延後では,不一致情報よりも一致情報の正再生率が高かった。一方,ネガティブ気分条件では,実験直後,及び遅延後のいずれにおいても一致情報と不一致情報の正再生率に明確な差は認められなかった。本研究の結果より,ポジティブ気分とネガティブ気分では,情報を符号化する際に一致情報,もしくは不一致情報を表すユニット間の連結ウェイトが異なった強さで符号化されることが示唆された。P119-P210.【査読あり】
未来のポジティブ出来事に伴う感情予測が学習動機づけに及ぼす影響 単著 2015年 9月 金城学院大学論集人間科学部編(12巻第1号) 本論文は,未来のポジティブ出来事に伴う感情反応の予測が学習動機づけに及ぼす影響を検討した。高校生に学習動機づけを質問した一週間後,テストが良かった時の感情を予測させる感情予測条件,テストについて予測させるテスト予測条件,統制条件で,学習動機づけがどのように変容するのかを分析した。その結果,比較的自己決定度の高い“同一化”動機づけについては,テスト予測条件,統制条件と比較して,感情予測条件で動機づけが高くなった。一方,“内発”,“取り入れ”,“外的”動機づけについては,有意な効果は認められなかった。“同一化”動機づけに関しては,予測者が過大評価されたポジティブ感情を魅力的だと捉えたことで,動機づけが高くなったと推察される。P48-P57.【査読なし】
How affective forecasting change disaster preparedness?: One month after predicting affective reaction concerning the hypothetical earthquake 単著 2016年 1月 International Journal of Social Psychology 本論文は,未来に起こりうる災害に伴うネガティブ感情反応の予測が防災行動に対する動機づけに及ぼす影響を検討した。その結果,感情予測直後では動機づけは上がることが示された。ただし,一ヵ月後に動機づけを測定した結果,動機づけの低下が認められた。防災行動は,予測されたネガティブ感情を回避する役割を果たす。そのため,感情予測直後では,防災行動に対する動機づけが高くなったと推察される。ただし,その効果は持続するものではないことが明らかとなった。P109-P136.【査読あり】
地震のリスクに対する小学生の認知の特徴-小学5年生と大学生の比較から- 共著 2017年 3月 学校危機とメンタルケア (第9号) 本研究は,地震に対する子どものリスク認知の特徴を明らかにし,学校で防災教育を行う際の留意点をまとめることを目的として,小学生と大学生の地震災害に対する記述内容の比較検討を行った。その結果,大学生と比較した小学生リスク認知の特徴としては,(1)状況に対する多面的な理解の少なさ,(2)自我関与の低さ,(3)発生確率や被害の深刻さの考慮の少なさが抽出された。以上の結果より,小学生に防災教育を行う際の注意点として,被害の発生可能性や被害の深刻さに関わる認知は,小学生では未発達である可能性が示唆され,この点を考慮した防災教育の必要性が高いと考えられた。共同研究者は,豊沢純子,元吉忠寛,竹橋洋毅,野田理世。(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)p38-p45.【査読あり】
小学生向け防災教育デジタル教材の開発―主体的な行動力の育成を目的として― 共著 2017年 3月 社会安全学研究(第7号) 本研究は,小学生が地震発生時の行動の仕方に関するスクリプトを形成するためのデジタル教材を作成し,その教材を授業で使用した効果を検討した。教材使用後の学習効果については,教材使用前と比較すると,災害発生時に適切に対処できる可能性が高くなると考えられる傾向が認められた。ただし,この傾向は,発達段階によって差異があり,低学年児童については明確な効果は得られなかったが,高学年児童についてのみ,一定の効果が認められた。また,保護者と協力した防災行動意図については,明確な効果が認められなかった。これについては,行動意図を尋ねる質問項目が具体性にやや欠けていたため,学習効果を捉えきれなかった可能性が考えられる。共同研究者は,豊沢純子,元吉忠寛,竹橋洋毅,野田理世,宮本真希子,土本純平,井上洋,眞田巧,藤田大輔。(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)p49-p59.【査読あり】
危険予測と対処行動を学ぶ防災教育の効果―小学校低学年に対する実践から 共著 2019年 教育心理学研究 本研究は,小学校低学年を対象に危険予測と対処行動を学ぶ防災教育を実施した。2つの小学校の2年生がデジタル教材を用いた授業に参加し,身近な場面で地震が発生する際の危険と身の守り方を具体的に考えるための学習を行った。また,保護者と一緒に通学路と寝室の危険を考える課題に取り組んだ。発達段階を考慮し,評価は数値による主観的な評定と自由記述に対して行った。その結果,概して学習効果が確認された。危険だけでなく行動の仕方を具体的に学ぶこと,保護者と連携した学習を行うことの重要性が示された。共同研究者は,豊沢純子,元吉忠寛,竹橋洋毅,野田理世。(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)p1-p15.【査読あり】
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学会発表

題目/演目名等 発表年月 発表学会名等 概要
Time-pressureがムード一致効果に与える影響 :対人認知的な枠組みから 2001年 9月 日本社会心理学会 第42回大会 対人情報を入力する際に感じられる気分と入力時に与えるtime-pressureが,対人記憶・印象評定に及ぼす影響を検討した。その結果,time-pressureを与えると気分一致再生が確認された。印象評定については,質問された評定項目によって気分一致判断がみられる場合とみられない場合があった。【国内学会】
Time-pressureがムード一致効果に与える影響 :不完全情報を含む商品選択時において 2002年 9月 日本社会心理学会 第43回大会 商品判断時に気分を導入し,商品情報が少なく判断時間が短い場合に,気分が商品判断に及ぼす影響を検討した。その結果,ポジティブ気分が導入された場合,商品情報の少ない条件で商品の魅力の高くなることが示された。【国内学会】
Time-pressureがムード一致効果に与える影響 :判断時において 2002年 9月 日本心理学会 第66回 対人情報を入力する際に感じられる気分と印象評定時に与えるtime-pressureが,印象評定に及ぼす影響を検討した。評定時にtime-pressureを与えると,質問された印象評定項目によって気分の影響が異なったため,実験参加者は単純に気分を利用して印象評定に回答しないことが示された。【国内学会】
The effects of Time pressure on mood congruent effects :In the light of information with relevance to the targets or not 2003年 7月 5th Asian Associa tion of Social Psychology Conference 対象人物に関する情報が印象評定に手がかりを与えるかどうかで,気分が印象評定に及ぼす影響がどのように変容するのかを検討した。提示情報の手がかり性が高い場合に,印象評定は気分の影響を受けていたが,提示情報の手がかり性が低い場合では,印象評定に気分の影響は確認されなかった。共同研究者は,野田理世,吉田俊和。(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)【国際学会】
気分が対人情報処理方略に与える影響 :一定期間後の影響について 2003年 9月 日本社会心理学会 第44回大会 対人情報入力時に感じられる気分が,一定期間後に行われる印象評定にどのような影響を与えるのかを検討した。その結果,カテゴリ情報を与えない条件では印象評定に気分の影響は確認されなかったが,カテゴリ情報を与えた条件では,ポジティブ気分条件で印象評定に気分の影響が部分的に確認された。【国内学会】
気分が記憶再生に与える影響 :一定期間後の影響について 2003年 9月 日本心理学会 第67回大会 対人情報入力時に感じられる気分が,一定期間後に想起される対人記憶にどのような影響を与えるかを検討した。その結果,実験直後の記憶再生結果には,気分の影響は確認されなかったが,遅延条件下では,ポジティブ気分で記憶再生の変容が認められた。【国内学会】
The effects of time pressure and mood on product judgment for less informed people 2004年 1月 5th Annual Meeting of Society for Personality and Social Psychology 商品に関する情報が少なく判断時間が短い場合に,気分が商品判断に与える影響を検討した。本研究では特に,商品知識の少ない実験参加者を対象とした。その結果,商品知識が少ないと,判断に気分の影響のみられることが確認された。共同研究者は,野田理世,吉田俊和。(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)【国際学会】
情報入力時の気分が対人情報処理方略に与える影響 :記憶再生の検討 2004年 5月 日本グループ・ダイナミックス学会 第51回大会 社会的カテゴリ情報に一致する情報と不一致する情報を与えた場合,対人情報入力時に感じられる気分が実験直後の記憶再生にどのような影響を与えるかを検討した。その結果,実験直後の記憶再生は,気分の影響を受けないことが確認された。【国内学会】
The effects of time-pressure on impression formation in encoding :Being information affected by mood 2004年 8月 28th International Congress of Psychology 対人情報入力時に感じられる気分と情報入力時に与えるtime-pressureが印象評定に及ぼす影響を検討した。特に,入力情報量と入力情報が印象評定に与える手がかりの大きさが,気分の影響を変容させるのかを吟味した。その結果,time-pressureを与えると,手がかり性の高い場合にネガティブな印象の形成されることが確認された。共同研究者は,野田理世,吉田俊和。(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)【国際学会】
情報入力時の気分が対人情報処理方略に与える影響 :印象評定について 2004年 9月 日本心理学会 第68回大会 社会的なカテゴリ情報に一致する情報と不一致する情報を与えた場合,情報入力時の気分が実験直後の印象評定にどのような影響を与えるかを検討した。その結果,ポジティブ気分条件において,印象評定が気分の影響を受けることが確認された。【国内学会】
ポジティブ気分におけるカテゴリー情報に一致する記憶の変容について :再認結果を用 いた検討 2005年 5月 日本感情心理学会 第13回大会 ポジティブ気分が,カテゴリ一致情報の再認に及ぼす影響を検討した。実験参加者に気分導入を行った後,刺激人物のビデオを提示し,印象評定,記憶テストを実施した。その後,遅延条件下で再度,印象評定と記憶テストを行った。その結果,カテゴリ一致情報への再認記憶の変容は,遅延後で起こることが確認された。【国内学会】
情報入力時の気分が対人情報処理方略に与える影響 :遅延後の記憶再生の検討 2005年 9月 日本心理学会 第69回大会 対人情報入力時に感じられる気分が,遅延後の記憶再生にどのような影響を与えるかを検討した。実験参加者に気分導入を行った後,刺激人物のビデオを提示し,遅延後の記憶再生を吟味した。その結果,遅延後,ポジティブ気分で,カテゴリ一致情報の記憶再生が促進されることが確認された。【国内学会】
情報入力時の気分が対人情報処理方略に及ぼす影響 :実験直後と遅延後の記憶再生の比較 2005年 9月 日本社会心理学会 第46回大会 対人情報入力時に感じられる気分が,遅延後に行われる記憶再生にどのような影響を与えるかを検討した。実験参加者に気分導入を行った後,刺激人物のビデオを提示した。その直後に記憶テストを実施した条件と遅延後に記憶テストを実施した条件で再生率を比較した。その結果,ポジティブ気分の場合,実験直後と比較して遅延条件で,カテゴリ一致情報の正再生率の高いことが確認された。【国内学会】
The impact of mood on impression formation with time lapse 2006年 1月 7th Annual Meeting of Society for Personality and Social Psychology 気分が印象評定に及ぼす影響が遅延後にどのように変容するのかを検討した。実験参加者に気分導入を行った後,刺激人物のビデオを提示し,実験直後と遅延後に質問した印象評定結果を比較した。その結果,ネガティブ気分条件と比較してポジティブ気分条件で,カテゴリ情報の影響を受けたステレオタイプ的な印象評定が部分的に確認された。共同研究者は,野田理世,吉田俊和。(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)【国際学会】
The effects of mood on spontaneous impression formation during personal information encoding 2006年 7月 26th International Congresses of Applied Psychology 対人情報入力時にオンラインで即時的に形成される印象に対して,気分がどのような影響を及ぼすかを検討した。実験の結果,ポジティブ気分・印象評定時に時間制限を与えた条件で,印象評定に気分の影響が確認されたため,入力時にオンラインで行動情報から特性を推論する過程で,ポジティブ気分が推論手がかりとして用いられる可能性が示唆された。共同研究者は,野田理世,吉田俊和。(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)【国際学会】
入力時の気分が対人情報処理に及ぼす影響:遅延後の印象評定 2006年 8月 日本認知心理学会 第4回大会 情報入力時の気分が,遅延後の印象評定に及ぼす影響を検討した。実験の結果,刺激人物が属する社会的カテゴリ情報と,そのカテゴリに一致する・不一致する行動情報を与えた場合,ポジティブ気分条件ではカテゴリ情報に影響を受けない非ステレオタイプ的な判断が行われていた。一方,ネガティブ気分条件では,カテゴリ情報に影響を受けたステレオタイプ的な判断が行われた。情報入力時の気分による影響は,遅延後に印象が再構成される場合にも認められることが明らかとなった。【国内学会】
検索時の気分が記憶再生に及ぼす影響 2006年 9月 日本社会心理学会 第47回大会 記憶検索時の気分が,検索される情報にどのような影響を及ぼすのかを検討した。その結果,気分は記憶を検索する段階で社会的カテゴリ情報を用いさせた処理に影響を及ぼさないことが明らかとなった。【国内学会】
気分が記憶再生に及ぼす影響 :情報入力時と記憶検索時に気分を導入した場合 2006年11月 日本心理学会 第70回大会 入力前に気分を導入した条件と,検索前に気分を導入した条件で,情報処理時に社会的カテゴリ情報がどのように利用されるのか,記憶再生を用いた比較検討を行った。実験の結果,ニュートラル気分では社会的カテゴリ不一致情報の正再生率が高く,ポジティブ・ネガティブ気分では気分の影響が認められないことが見出された。【国内学会】
The impact of mood on recall with time lapse : Focusing on impression immediately after presentation of interpersonal information 2007年 1月 8th Annual Meeting of Society for Personality and Social Psychology 情報入力時の気分が遅延後の記憶再生に及ぼす影響を検討した。実験参加者に,ビデオを提示し,実験直後とその3日後に,ビデオの内容について合計2回記憶テストを実施した。その結果,3日後,ポジティブ気分でカテゴリに一致した情報の記憶再生が促進された。入力時のポジティブ気分は,カテゴリに一致した情報を処理する際に影響を及ぼし,その影響が,記憶情報が曖昧となった“記憶を再構成”する段階で生じることが明らかとなった。【国際学会】
気分と対人印象の関係 :印象判断時の気分はカテゴリ情報をどのように用いさせるのか? 2007年 6月 日本グループ・ダイナミックス学会 第54回大会 刺激人物について,後に提示する社会的カテゴリ情報に一致する個人情報と一致しない個人情報を同数提示した後で,気分導入,職業カテゴリ情報を提示した場合,気分が職業カテゴリ情報をどのように処理させ,印象形成を行わせるのかを検討した。その結果,ポジティブ気分では,非ステレオタイプ的印象が形成されおり,ネガティブ気分では,ステレオタイプ的印象が形成されていた。【国内学会】
災害に関するイマジネーションの返還と感情の予期 ― 階層的テキストマイニング手法を用いた分析― 2007年 6月 日本グループ・ダイナミックス学会 第54回大会 災害イメージに伴って想起された感情と災害に対する記述内容の関連について,テキストマイニング手法を用いた分析を行った。その結果,災害のフェーズごとで災害に対して想起される感情が異なること,また,想起された不安の高さによって記述内容の異なることが明らかとなった。共同研究者は,元吉忠寛,野田理世,郝渤,吉川大弘,古橋武。(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)【国内学会】
How positive mood effect category consistent information processing with a time lapse : Measuring recognition memory 2007年 7月 7th Asian Association of the Social Psychology Confer ence 遅延後の再認データを用いてポジティブ気分がカテゴリ情報処理に及ぼす効果を分析した。気分導入後,実験参加者にカテゴリ一致情報と不一致情報を与え,その3日後に記憶再認テストを実施した。その結果,遅延後,ポジティブ気分条件において,カテゴリ不一致情報から一致情報への再認記憶の変容は認められなかった。【国際学会】
感情予測が生徒の学習動機に及ぼす効果 :感情予測後の因子構造の検討 2007年 9月 日本社会心理学会 第48回大会 生徒がポジティブなテスト結果を得た時に感情予測を行った場合にみられる,生徒の学習動機を構成する因子構造を検討した。その結果,感情予測後の因子構造は,先行研究で指摘されている構造とは完全に一致しないことが明らかとなった。感情予測を行うことで,時間的には未来の時点に視点が移行され,その結果,因子構造の変容が認められた可能性が窺われた。【国内学会】
遅延後の虚再認にみられる気分がカテゴリ情報処理に及ぼす効果 2007年 9月 日本心理学会 第71回大会 遅延後の虚再認データを用いて気分がカテゴリ情報処理に及ぼす効果を検討した。ポジティブ気分において,カテゴリ情報とカテゴリ一致情報のリンクが強くなるため,遅延後,記憶が再構成されやすくなると予測したが,実験の結果,そのような結果は認められなかった。本研究で用いられた刺激ビデオに含まれる項目数を考慮する必要性のあることが示唆された。【国内学会】
高校時代の進路探索と大学生活の関係(1) :進路決定に関する探索的研究 2007年 9月 日本教育心理学会 第49回大会 高校時代の進路探索行動と進路選択に対する自信が,大学時代の進路選択に対する期待にどのような影響を及ぼすのかを検討した。その結果,高校時代に持つ進路選択に対する自信の高低に関わらず,探索行動を行うことで,大学時代の進路選択に対する期待が高くなる可能性が示された。共同研究者は,野田理世,渡辺由己。(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)【国内学会】
高校時代の進路探索と大学生活の関係(2) :大学生活満足度に関する探索的研究 2007年 9月 日本教育心理学会 第49回大会 高校時代の進路探索行動と,大学生活満足度,及び就職に対する期待度との関連を検討した。その結果,高校時代の進路探索行動の程度よりも,進路選択に対する自信の程度が大学生活満足に影響する可能性が示唆された。共同研究者は,渡辺由己,野田理世(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)【国内学会】
感情予測と生徒の学習動機 :学習動機が低い場合の検討 2008年 5月 日本感情心理学会 第16回大会 感情予測が学習動機に及ぼす影響を検討したが,特に学習動機の低い生徒を分析対象とした。その結果,学習動機に関する自己決定の度合いよって感情予測の影響が異なることが明らかとなった。概して,外発動機などの自己決定度の低い動機には感情予測の影響は認められなかったが,内発動機などの自己決定度の高い動機に関しては感情予測の影響が認められた。【国内学会】
Affective states and category information processing :With or without time lapse 2008年 6月 15th European Association of Experimental Social Psychology General Meeting 入力時の気分がカテゴリ情報処理に及ぼす影響が実験直後と比較して,遅延後でどのように変容するのか,印象判断を用いた検討を行った。その結果,遅延後では,個々の行動情報よりも,実験直後に形成された印象を用いて印象を再構築することが明らかとなった。【国際学会】
10.The role of affective states in interpreting thoughtless behaviors taken by peers 2008年 7月 29th International Congress of Psycho logy 認知者の気分が,友人によって引き起こされた迷惑な行動の解釈に及ぼす影響を検討した。その結果,気分によって友人の迷惑な行動に対する認知は変らないことが明らかとなった。友人関係は長期的に続く重要な関係のため,一時的な気分で左右されないことが示唆された。共同研究者は,小池はるか,野田理世。(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)【国際学会】
The role of affective states in interpreting thoughtless behaviors taken by acquaintances 2008年 7月 29th International Congress of Psychoogy 認知者の気分が,知人によって引き起こされた迷惑な行動の解釈に及ぼす影響を検討した。その結果,ニュートラル気分と比較して,ポジティブ気分,及びネガティブ気分で,刺激人物を迷惑な人物だと認知しており,認知者の主観的な気分状態によって,知人によって引き起こされた迷惑な出来事の解釈は異なることが明らかとなった。共同研究者は,野田理世,小池はるか。(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)【国際学会】
感情予測が高校生の学習動機に及ぼす影響 :自己決定度の観点から 2008年 9月 日本心理学会 第72回大会 自己決定度の高さから学習動機を多様に捉え,テスト結果に伴うポジティブな感情予測を行うことで,学習動機がどのような影響を受けるのかを検討した。その結果,学習動機づけの種類によって感情予測の効果が異なることが明らかとなった。【国内学会】
感情予測研究の可能性 感情予測と動機づけ :高校生の学習動機づけに対する影響 2008年 9月 日本心理学会 第72回大会(ワークショップ話題提供者) 感情予測と動機づけの関係について,テスト結果に伴うポジティブな感情予測を行うことが,高校生の学習動機に及ぼす影響について話題提供を行った。自己決定度の高さから動機づけを分類して,感情予測が各学習動機づけに及ぼす影響を検討した結果,及び生徒がもともと持つ動機づけの型によって感情予測の影響がどのように異なるのかを示した結果を紹介した。【国内学会】
高校生の学習動機構造の検討 2008年10月 日本教育心理学会 第50回大会 高校生の学習動機構造について探索的な分析を行った。その結果,高校生が持つ学習動機づけに対する自己決定の度合いによって,異なる5つ型の動機づけを構成する因子が検出された。【国内学会】
地震災害に対するネガティブ感情・リスク認知と感情予測 2008年11月 日本社会心理学会 第49回大会 未来の架空の地震災害に伴う感情反応を予測することで,地震災害に対するネガティブ感情とリスク認知がどのような影響を受けるのかを検討した。その結果,感情予測を行うことで,地震災害に対する恐怖・不安などのネガティブ感情,災害リスク認知の高くなることが確認された。共同研究者は,野田理世,元吉忠寛。(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)【国内学会】
Affective forecasting and motivation : A comparison of motivation levels 2009年 1月 10th Annual Meeting of Society for Personality and Social Psychology 人々が持つ動機づけが低い場合と高い場合において,感情予測が動機づけにどのような影響を及ぼすのかを検討した。その結果,実験参加者がもともと持つ動機づけが低い場合と高い場合とでは,質問された動機づけの種類によって感情予測の及ぼす効果が異なることが明らかとなった。【国際学会】
Affective forecasting and motivation to learn : A comparison of test score prediction 2009年 7月 11th European Congress of Psychology テスト結果に対する予測傾向の高さによって,感情予測が学習動機づけに及ぼす影響がどのように異なるのか検討した。その結果,ネガティブな予測を行う生徒と比較してポジティブな予測を行う生徒は,テスト結果に伴うポジティブな感情予測を行うことで,比較的自己決定度の高い学習動機づけが高くなる傾向が認められた。 【国際学会】
高校生の進路探索動機に関する探索的検討 :進路選択に関連する授業と感情予測による影響 2009年 9月 日本教育心理学会 第51回大会 (1)高校生の持つ進路探索動機の特徴を概観した後で,(2)進路選択後,感情予測をさせた後で進路に関連する授業を実施すると,進路探索動機がどのような影響を受けるのかを検討した。高校生の進路探索動機については,高校生は,自分にとって馴染みが薄い手段を用いて探索行動を行おうとはあまり考えていない可能性が示唆された。感情予測の影響については,感情予測後,高校生にとって馴染みが薄い手段を用いて行う進路探索行動に対する動機づけが高まっていた。【国内学会】
感情予測が防災行動に対する動機づけに及ぼす影響 2009年10月 日本社会心理学会・日本グループダイナミックス学会第56回合同大会 将来に起こりうる地震災害に伴うネガティブな感情反応を予測することで,防災行動に対する動機づけがどのような影響を受けるのかを検討した。その結果,未来の架空の地震災害が起こった際に伴う感情反応を予測した場合,現在の防災行動に対する動機づけが高くなることが明らかとなった。共同研究者は,野田理世,元吉忠寛。(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)【国内学会】
Affective forecasting and motivation for disaster preparedness 2010年 1月 11h Annual Meeting of Society for Personality and Social Psychology 将来に起こりうる地震災害に伴うネガティブな感情反応の予測が,防災行動を普段あまり行わない人の防災行動に対する動機づけにどのような影響を与えるのかを検討した。その結果,統制群と比較して,感情予測群では,予測前より予測後で,防災行動に対する動機づけが高くなっていた。【国際学会】
Affective forecasting and disaster preparedness : comparing the intensity of interest in disasters 2010年 5月 22th Annual Convention of Association for Psychological Science 将来に起こりうる災害に伴うネガティブな感情反応の予測が防災行動に対する動機づけに及ぼす影響が,災害に対する関心の高さによって,どのように異なるのかを検討した。その結果,災害に対する関心の高さの高低に関わらず,感情予測群では,事前よりも事後で防災行動に対する動機づけが高くなっていた【国際学会】
Affective forecasting and disaster preparedness: comparing the intensity of interest in disasters 2010年 5月 22th Annual convention of association for psychological science 将来に起こりうる災害に伴うネガティブな感情反応の予測が防災行動に対する動機づけに及ぼす影響が,災害に対する関心の高さによって,どのように異なるのかを検討した。その結果,災害に対する関心の高さの高低に関わらず,感情予測群では,事前よりも事後で防災行動に対する動機づけが高くなっていた。【国際学会】
How affective forecasting influences the motivation for learning by the type of students’ motivation 2010年 5月 3rd Annual Meeting of the Society for the Study of Motivation 生徒の持つ学習動機づけの型によって,感情予測が動機づけに及ぼす影響がどのように変容するのかを検討した。学習動機づけの型については,2種類のものが抽出された。学習動機づけの低い群では,外発動機づけには感情予測の影響は認められなかったが,同一化動機づけに関しては感情予測の影響が認められ,学習動機づけの上がる傾向がみられた.一方,必要だから学習をすべきだと動機づけられている群では,同一化動機づけは動機づけが上がる傾向が認められたが,外発動機づけは下がる傾向が認められた。【国際学会】
高校生の進路探索行動・進路選択に対する自信と進路選択に対する期待の関係 2010年 8月 日本教育心理学会 第52回大会 高校3年生に実際に行った進路探索行動を尋ね,進路探索行動を行うことが,自己効力とどのように進路選択期待に影響を及ぼすのかを検討した。その結果,実際に高校生が進路探索行動を行うことで,進路選択期待は高くなくなることが明らかとなった。【国内学会】
テスト結果に伴う感情予測と生徒の学習動機:感情予測の強さによる検討 2010年 9月 日本社会心理学会 第51回大会 感情反応の予測の強さを統制して,ポジティブな感情反応の予測が生徒の学習動機づけに及ぼす影響を検討した。その結果,全体的に学習動機づけの低いクラスタ1と必要だから学習をするべきだと動機づけられているクラスタ2では,感情予測の効果が異なった。クラスタ2では,感情反応の予測を行うことで,生徒の動機づけが,外的圧力によって動機づけられた外発動機づけから,自己決定度の高い内発動機づけや同一化動機づけへ移行した可能性を示唆された。【国内学会】
感情予測と防災行動に対するコスト認知とベネフィット認知 2010年 9月 日本心理学会 第74回大会 防災行動に対してコストが高いと考える人と,ベネフィットが低いと考える人に対して,感情予測が防災行動動機づけに対する影響がどのように異なるのかを検討した。その結果,防災行動に対してコストが高いと考える実験参加者は,感情予測を行うことで防災行動動機づけは変わらなかったが,防災行動に対するベネフィットが低いと考える実験参加者は,感情予測を行うことで防災行動動機づけが高くなった。【国内学会】
Affective forecasting and promoting motivation: Positive or negative expectation for future 2011年 1月 12h Annual meeting of sociaty for personality and social psychology 将来の予測志向の高さと動機づけの型によって,感情予測が学習動機づけにどのような影響を及ぼすのかを検討した。その結果,動機づけタイプに関わらず,テスト結果に対する予測志向が高ければ,感情予測を行うことで自己決定度の高い同一化動機づけの上がることが示された。【国際学会】
Future mental simulation and motivation 2011年 7月 15th European association of social psychology general meeting 本研究では,未来の出来事の予測と未来の出来事に伴う感情予測が学習動機づけに及ぼす効果について検討した。その結果,自己決定度が比較的高い動機づけには予測の影響が認められ,特に,出来事予測条件よりも感情予測条件で,動機づけが高くなることが示された。【国際学会】
Positive expectation and the effects of affectivefForecasting 2011年 7月 International society research on emotiojn 2011 本研究は,将来にポジティブな予測志向を持つ生徒に注目し,感情予測が学習動機づけに及ぼす影響が動機づけのタイプによってどのように変化するのか検討した。その結果,予測志向がポジティブであれば,動機づけが低くとも未来の感情反応の予測が現在の動機づけにポジティブな影響を及ぼす可能性が示唆された。【国際学会】
The role of affective states in interpreting the thoughtless behavior of peers or acquaintances 2011年 7月 12th European congress of psychology 本研究は,認知者の気分が,親しい友人もしくはあまり親しくない知人によって引き起こされた迷惑な行動の解釈に及ぼす影響を検討した。その結果,親しい友人と比較して,顔見知りからの行為については,ニュートラル気分と比較して,ポジティブ気分,ネガティブ気分で,迷惑行為はより迷惑だと認知されることが明らかとなった。共同研究者は,野田理世,小池はるか。(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)【国際学会】
テスト予測を統制した場合にみられる感情予測と学習動機づけの関係:動機づけタイプによる比較 2011年 7月 日本教育心理学会第53回大会 本研究では,テスト予測の高さを統制した上で,生徒の学習動機づけタイプによって,感情予測後にみられる動機づけの変化量がどのように異なるのかを検討した。その結果,学習動機づけが比較的高い群において,感情予測によって外発動機づけが減じられることが明らかとなった。【国内学会】
ポジティブ出来事に伴う感情予測と学習動機づけ:予測条件による比較検討 2011年 9月 日本社会心理学会第52回大会 本研究では,未来の出来事の予測と未来の出来事に伴う感情予測が学習動機づけに及ぼす効果について,生徒の学習動機づけの型に注目した検討を行った。その結果,比較的自己決定度の高い“取り入れ・同一化”動機づけは,生徒の持つ動機づけの型に関わらず,テスト予測条件よりも感情予測条件の動機づけが高くなっていた。【国内学会】
感情予測と防災行動に対する動機づけの変化:災害への関心度を統制した検討 2011年 9月 日本心理学会第75回大会 本研究では,地震災害に対する関心の高さを統制した場合,未来の地震災害に伴うネガティブ感情予測が防災行動に対する動機づけに及ぼす影響を検討した。その結果,感情予測を行った条件で,事前の動機づけよりも事後の動機づけ得点が高くなっていた。今後は,予測内容,及び感情予測内容を吟味した上で,どのような予測が,防災行動動機づけの向上に効果的なのかを探る必要がある。【国内学会】
Do predicted emotional reactions influence disaster preparedness? 2011年11月 Society for judgment and decision making annual meeting 2011 本研究では,感情反応の予測が防災行動に対する動機づけに及ぼす影響が,災害に対する不安恐怖認知の高さによってどのように異なるのかを検討した。その結果,地震災害に対する不安恐怖認知がそれほど高くなくとも,インパクトの強い未来の感情反応の予測が,現在の防災行動に対する動機づけに影響を及ぼすことが示された。【国際学会】
Negative expectation and the effects of affective forecasting 2012年 7月 30th International Congress of Psychology 本研究は,将来にネガティブな予測志向を持つ生徒に注目し,感情予測が学習動機づけに及ぼす影響が動機づけタイプによってどのように異なるのかを検討した。その結果,未来のポジティブ結果に伴う感情反応の予測が動機づけに及ぼす影響は,もともと生徒が持つ動機づけのタイプに媒介されることが示された。【国際学会】
Inference of willingness to purchase and affective states: Independent and interdependent construals of the self 2012年 9月 International Association for Research in Economic Psychology 2012 本研究では,周囲の人の存在がターゲットの購買予測と感情予測に及ぼす影響が,相互独立―協調自己観によってどのように異なるのかを検討した。その結果,相互独立―協調自己観によって,周囲の人の存在が他者の感情予測に及ぼす影響が異なることが示された。一方で,購買意欲予測には明確な影響は認められなかった。共同研究者は,Masayo Noda, Joanna Roszak。(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)【国際学会】
地震災害に伴う感情予測と災害への関心:時系列データの分析 2012年 9月 日本心理学会第76回大会 本研究では,地震災害に伴うネガティブ感情予測が,地震災害に対する関心に及ぼす影響が時系列的にどのように変化するのかを検討した。その結果,地震災害に伴うネガティブな感情反応を予測した場合,予測直後,及び遅延後の地震災害に対する関心に殆ど影響しないことが明らかとなった。【国内学会】
感情予測と学習動機づけ:予測傾向の高さによる比較 2012年11月 日本教育心理学会第54回大会 本研究では,未来の結果を予測した場合と,ポジティブ結果に伴う感情反応の予測を行った場合,動機づけにみられる影響がどのように異なるのか,予測傾向の高さに注目した検討を試みた。その結果,テスト結果予測とポジティブなテスト結果に伴う感情反応の予測が動機づけに与える影響は,動機づけの種類によって異なった。また,これは,予測傾向の高さから影響を受けないことが明らかとなった。【国内学会】
災害に伴うネガティブ感情予測と防災行動動機づけ:予測の強さと遅延後の検討 2012年11月 日本社会心理学会第53回大会 本研究では,架空の地震災害に伴う感情反応が防災行動に対する動機づけにどのような影響を与え,その後どのように変容するのかを検討した。その際,感情予測の強さを変数として導入した検討を試みた。その結果,感情予測の強さに関わらず,予測直後では動機づけは上がるが,それは持続するものではないことが示された。【国内学会】
How motivation for disaster preparedness would change after the prediction of affective reactions 2013年 7月 121st American Psychological Association Annual Convention 本研究では,将来に起こりうる地震災害に伴うネガティブな感情反応の予測が,防災行動に対する動機づけにどのような影響を与え,時系列的にどのように変容するのかを検討した。その結果,予測直後では動機づけは上がるが,一ヵ月後には下がっていたため,持続するものではないことが示された。【国際学会】
感情予測と動機づけ:過去の結果認知と未来の期待認知に注目した探索的検討 2013年 9月 日本心理学会 本研究では,ポジティブ結果に伴う感情反応の予測を行った場合,未来の結果に対する予測者の認知傾向が動機づけにどのような影響を及ぼすのか,過去の結果に対する認知傾向による影響とあわせた探索的検討を試みた。その結果,“同一化”では,過去の結果認知傾向と未来の期待認知傾向に関わらず,動機づけが高くなった。一方,“外的”では,過去のテスト結果に対する認知と未来のテスト結果に対する予測傾向によって,感情予測の影響が異なった。【国内学会】
他者の購買予測と感情予測: 相互独立的―協調的自己観による比較 2013年11月 日本社会心理学会 第54回大会 本研究では,相互独立的―協調的自己観に着目し,他者の存在がターゲットの購買予測と感情予測に及ぼす影響がどのように異なるのか検討した。その結果,相互独立的―協調的自己観によって,他者の存在がターゲットの感情予測に及ぼす影響は異なるが,購買予測には明確な影響を与えないことが明らかとなった。【国内学会】
Change of motivation for disaster preparedness and interest in natural disasters: After the prediction of emotional reaction 2014年 2月 15th Annual Meeting of Society for Personality and Social Psychology 本研究では,感情反応の予測が,防災行動に対する動機づけ,及び災害への関心に及ぼす影響が,遅延後どのように変容するのかを検討した。その結果,防災行動に対する動機づけは,ベースライン,一ヵ月後と比較して,感情予測直後で高くなった。一方,災害への興味に関しては,条件間で明確な差は認められなかった。【国際学会】
The influence of surrounding people on the inferences of willingness to purchase among different cultures 2014年 7月 17th European Association of Social Psychology General Meeting 本研究では,周囲の人の存在がターゲットの購買欲求の予測に及ぼす影響について,文化間の比較検討を行った。その結果,日本の男性は,ターゲットが友人といるよりも1人でいる場合のほうが,購買欲求が高いと予測していたが,女性では明確な差は認められなかった。一方,ポーランドの女性は,ターゲットが友人といるよりも1人でいる場合の方が,購買欲求が高いと予測していたが,男性では明確な差は認められなかった。Masayo Noda, Joanna Roszak。(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)【国際学会】
予測時の量的差異と動機づけの関係 2014年 7月 日本社会心理学会 第55回大会 本研究では,予測者に予測時の差異に注目させた場合にみられる動機づけの変容を検討した。その結果,予測者は,将来の良い結果を予測したとしても,単に良かった点数を予測するより,差異に注目して良かった点数を予測した方が,その時の学習に対する動機づけが高くなると考えていた。【国内学会】
予測時の量的差異と動機づけ:動機づけの強さを統制した検討 2014年 9月 日本心理学会 第78回大会 本研究では,予測者がもともと持つ動機づけの強さを統制し,予測時の差異に注目することが,動機づけに及ぼす影響を検討した。その結果,単に良い結果を予測しても,変化量に注目させても,現在の動機づけに影響は認められなかった。一方,将来に自分が持つだろうと予測する動機づけに関しては,単に良い点数を予測するより,変化量に注目して良い点数を予測した方が,動機づけが高くなると予測されていた。【国内学会】
How Positive Differentials Influence Motivation 2015年 7月 14th European Congress of Psychology 本研究では,実験参加者が持つ前回のテスト結果を統制し,予測時の差異に注目することが,学習に対する動機づけに及ぼす影響を検討した。予測時の学習に対する動機づけ及び,現在の学習に対する動機づけを評定について分析した結果,現在の動機づけについては有意な効果は認められなかったが,未来の動機づけについては,ポジティ出来事予測条件よりもポジティブ差異予測条件で,動機づけが高くなった。【国際学会】
予測時の差異への注目が動機づけに及ぼす影響:予測傾向を統制して 2015年 7月 日本心理学会 第79回大会 本研究では,予測傾向を統制し,予測時の差異に注目することが,動機づけに及ぼす影響を検討した。その結果,予測傾向を統制した場合,将来にどのような状態にあるか予測すると,単に良い点数を予測するより,変化量に注目して良い点数を予測した方が,その時の自分が持つ動機づけが高くなると予測する傾向がみられた。【国内学会】
予測時に注目する量的差異と将来の予測動機づけ:予測傾向の高さを統制した検討 2015年10月 日本社会心理学会 第56回大会 本研究では,将来に自分が持つと予測する動機づけの強さを統制し,予測時の差異に注目することが,将来の動機づけ状態の予測に及ぼす影響を検討した。その結果,単に良い点数を予測するより,変化量に注目して良い点数を予測した方が,その時の自分の動機づけ状態が高くなると予測する傾向がみられた。一方で,現在の動機づけには明確な影響はみられなかった。【国内学会】
Surrounding People and Inferences of Preference for Goods among Different Cultures 2016年 1月 17th Annual Meeting of Society for Personality and Social Psychology 本研究では,周囲の人の存在がターゲットの商品に対する嗜好の予測に及ぼす影響について,文化間の比較検討を行った。その結果,日本人の男性では,友人条件よりも1人条件でターゲットの商品に対する嗜好が高いと予測していたが,女性では有意差は認められなかった。一方,ポーランド人の男性では有意差はみられなかったが,女性では友人条件よりも1人条件でターゲットの商品に対する嗜好が高いと予測していた。共同研究者は,Masayo Noda, Joanna Roszak。(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)【国際学会】
増減する文脈情報と相対的価値判断 2016年 9月 日本社会心理学会 第57回大会 本研究では,判断の基準となる参照点が,時系列で増減する動的な文脈情報から決定される場合,増減間でみられる価値判断にみられる差異を検討した。その結果,上昇系列では価格が上昇するため,判断の基準となる参照点が,ターゲットの価格よりも低い位置にあるため,損失を感じたことが示唆された。一方,下降系列は価格が低減するため,判断の基準となる参照点がターゲットの価格よりも高い位置にあるため,利得を感じたことが示唆された。【国内学会】
小学生向け防災教育デジタル教材の開発:災害発生時の主体的な行動力の育成を目的として 2016年10月 日本教育心理学会 第58回大会 本研究では,地震災害発生から避難終了までの行動の流れをスクリプトとして理解することにより,実際に被災した際に主体的に行動する力の育成を目指す教材を作成した。その結果,本教材は,概ね災害発生時の対処可能性や保護者と協力した防災行動意図を高くしうるものであり,児童や保護者による授業評価も肯定的であることが確認された。しかし,アンケートの設計と実施時間に問題があったことから,これらの点を改良した上でさらに検討を行う必要のあることが示唆された。共同研究者は,豊沢純子,元吉忠寛,竹橋洋毅,野田理世 (共同研究につき,本人担当部分抽出不可能)【国内学会】
Sequentially increasing or decreasing data and relative judgments: Assessing the knowledge and interests of the judgmental target 2016年11月 Psychonomic Society's 57th Annual Meeting 本研究は,判断対象への知識度と興味を考慮し,時系列で増加する(もしくは減少する)文脈情報が,相対的判断に及ぼす影響を検討した。その結果,ターゲットへの知識度と興味が低い場合,価格が減少する下降系列条件と比較して,価格が上昇する上昇系列条件で同じ価格に対して,価格が高いと感じられることが明らかとなった。【国際学会】
The Presence of Other People and Inferences on the Attraction to Goods 2017年 3月 The 2017 International Convention of Psychological Science 本研究では,ターゲットが商品に対して持つ魅力度を推測する際,周囲の人の存在が及ぼす影響について,文化間の比較検討を行った。その結果,日本人の男性では,ターゲットが友人といる条件よりも1人でいる条件で,商品に対して持つ魅力度が高いと予測されていたが,女性では明確な差は認められなかった。一方,ポーランド人の男性では,明確な差はみられなかったが,女性では,ターゲットが友人といる条件よりも1人でいる条件で,商品に対して持つ魅力度が高いと予測されていた。【国際学会】
増減する文脈情報と相対的価値判断:文化間の比較を通して 2017年 9月 日本心理学会 第81回大会 本研究では,判断の基準となる参照点が,時系列で増減する文脈情報から決定される場合,文化間で価値判断にみられる差異を検討した。その結果,異なる文化において,下降系列と比較して上昇系列で同じ価格に対して,価格が高いと感じられていた。以上の結果より,損失に敏感に反応する傾向は文化に関わらず,一貫して認められたため,価値判断に関しては,文脈情報は文化間で異なった影響を及ぼさない可能性が示された。【国内学会】
文脈情報と価値判断:利得,損失が徐々に変化した場合の検討 2017年10月 日本社会心理学会 第58回大会 本研究では,時系列で増減する文脈情報が与えられた場合,文脈情報の増減間でみられる価値判断にみられる差異を実験的に検討した。その結果,価格が徐々に上がる上昇系列条件よりも,ほぼ変わらない平行系列条件,平行系列条件より価格が徐々に下がる下降系列条件で購入時の満足感が高くなった。また,上昇系列条件では,2系列よりも4系列で満足感が低くなり,下降系列条件では,2系列よりも4系列で,購入時の満足感が高くなるという結果が得られた。【国内学会】
日常場面の危険と対処法を学ぶ防災教育の効果:小学校低学年にデジタル教材を活用した授業実践 2017年10月 日本教育心理学会 第59回大会 本研究では,地震が発生した際の危険や行動の仕方を理解するためのデジタル教材を用いて,児童が一人になりうる状況の「下校中」と「就寝中」に焦点を当て,地震災害の潜在的な危険予測と対処行動が理解できたかを検討する授業実践を行った。その結果,危険予測は,下校中・就寝中ともに両学校で学習後に理解が促進されており,本教材を使用することの効果が確認された。一方,対処行動については,就寝中は理解が促進されているものの,下校中については明確な効果は認められなかった。【国内学会】
Sequentially increasing, decreasing and low-fluctuation prices on relative judgments of value 2017年11月 Psychonomic Society's 58th Annual Meeting 本研究は,時系列で増加する,減少する,もしくはほぼ変化しない文脈情報が,相対的判断に及ぼす影響を実験的に検討した。その結果,購入時の満足度に差異が認められ,下降系列よりも,平行系列,平行系列よりも上昇系列で, 特定の価格で大麦を購入する場合,満足しないという結果が得られた。上昇系列は価格が上昇するため,判断の基準となる参照点が,判断時のターゲット価格よりも低い位置にあり,損失を感じた一方で,下降系列は価格が低減するため,判断の基準となる参照点がターゲット価格よりも高い位置にあり,利得を感じたことが示された。【国際学会】
Sequentially increasing and decreasing trends in data and relative judgment: Considering people’s interest in the target 2018年 7月 International Association for Research in Economic Psychology 2018 本研究は,ターゲットとなる商品への興味を統制し,時系列で増加する(減少する)文脈情報が,相対的判断に及ぼす影響を検討した。その結果,価格が連続して下がる下降系列条件よりも,連続して上がる上昇系列条件において,同じ価格に対して,価格が高いと感じられていることが示された。連続して価値が減少するものよりも増加するものが好まれたという知見に一致する結果が得られた。【国際学会】
連続して増減する価格情報と予測価格 2018年 8月 日本社会心理学会第59回大会 本研究では,判断の基準となる参照点が,連続する数値で時系列に与えられた場合,増加する(もしくは減少する)文脈情報が,予測値にどのような影響を及ぼすのかを検討した。その結果,平均予測価格について,上昇系列と下降系列で比較した結果,下降系列よりも上昇系列の方が高かった。また,実験参加者の予測価格-回帰式から導かれる予測価格の差異を算出すると,絶対値では,上昇系列よりも下降系列の差異の方が大きく,予測値がずれていた。【国内学会】
連続して増減する価格が価値判断に及ぼす影響 2018年 9月 日本心理学会第82回大会 本研究では,連続して増加,もしくは減少する文脈情報が与えられた場合,価値判断にみられる差異を実験的に検討した。その結果、価格がほぼ変化しない条件である,平行条件と比較して,下降条件では満足感が下がり,上昇条件では満足感が高かった。しかし,同じ価格を,2回で変化させる2系列条件と5回で変化させる5系列条件の満足度に明確な差異がみられなかった。これは,判断の基準となる参照点が,連続で与えられる価格により決定されなかった可能性が考えられた。【国内学会】
Prediction and Sequentially Increasing or Decreasing Trends among Different Cultures 2019年 2月 19th Annual Meeting of Society for Peronality and Social Pcychology 本研究は,時系列で増加する(減少する)文脈情報が,予測価格及ぼす影響を文化間で比較検討した。大学生に,1月から7月までの大麦の平均価格が表記してある表をみせ,8月の価格を予測させた。その結果,価格が連続して下がる下降条件よりも,価格が連続して上がる上昇条件で,8月の価格が高くなると予測されていた。また,予測価格に国の差異が認められ,ポーランドよりも日本で価格が高くなると予測されていた。 【国際学会】
Sequentially Increasing or Decreasing Trends and Relative Value Judgments among Different Cultures 2019年 7月 16th European Congress of Psychoogy 本研究では,判断対象への知識,興味,生活への影響度の強さを統制し,時系列で増加する(減少する)価格情報が,商品価格に対する価値判断に及ぼす影響を文化間で比較検討した。その結果,商品の生活への影響度が,増減する価格に対する価値判断をコントロールする程度は,文化間で異なる可能性が示された。日本では,生活への影響度への高さよって,価値判断は影響を受けなかったが,ポーランドでは,影響度への高さを統制した場合に,下降条件よりも上昇条件で同じ価格に対する価値判断が高かった。【国際学会】
連続して増減する情報と価値判断:価格変化量による影響の検討 2019年 9月 日本心理学会 第83回大会 本研究は,連続して増加,もしくは減少する文脈情報が,価値判断に及ぼす影響について,価格変化量を変数として導入した検討を行った。その結果,価格が連続して上昇する条件では,概して,系列数の明確な差異はみられなかった。一方,価格が連続して低下する下降条件では,価格変化量によって系列数による影響が異なり,相対的に価格変化量が小さい場合,2系列よりも5系列で満足度が低く,徐々に損失が増える5系列を嫌った結果が認められた。ただし,価格変化量が相対的に大きな場合は,系列数による明確な差異は認められなかった。【国内学会】
上昇,下降する価格情報と未来の価格予測:文化間の比較検討 2019年11月 日本社会心理学会第60回大会 連続して増加する(もしくは減少する)文脈情報が,予測値に及ぼす影響を文化間で比較検討した。その結果,日本・ポーランド条件において,下降条件では,合理的予測価格よりも実際に予測した価格のほうが高く,利得を少なく見積もっており,その傾向は日本のほうが強かった。一方,上昇条件では,両国条件で,実際に予測した価格よりも合理的予測価格のほうが高く,損失を低く見積もっており,その傾向はポーランドの方が強かった。【国内学会】
Contextual information with regards to sequentially increasing, decreasing and low-fluctuating prices: Judgments of value and response time 2020年11月 Psychonomic Society's 60th Annual Meeting 本研究では,上昇トレンド,下降トレンド,もしくはほぼ変化しない文脈情報が与えられた条件下で,相対的判断と判断反応時間の関係を実験的に検討した。その結果,満足度では,上昇条件と下降条件では,回数の効果は見られなかったが,平行条件では,2日条件よりも5日条件で満足度が低かった。判断反応時間については,上昇よりも,平行,下降条件で判断時間が長かった。また,2日条件よりも5日条件で反応時間が長かった。【国際学会】
Judgments of value and sequential changes in prices 2021年 2月 22nd Annual Meeting of Society for Personality and Social Psychology 本研究は,連続して上昇,もしくは下降する価格情報が与えられた場合,価値判断にみられる差異を実験的に検討した。実験では,価格変化量を操作し,大麦の価格が徐々に上昇する条件と下降する条件で,購入時の満足度に回答するよう指示した。その結果,上昇/2日条件では,価格変化量による影響はみられず,満足度はいずれも高かったが,上昇/5日系列条件では,価格変化量が大きくなると,満足度が高くなった。一方,下降/2日条件では,価格変化量が大きくなると満足度が低くなっていたが,下降/5日系列条件では,価格変化量による影響はみられず,満足度はいずれも低かった。【国際学会】
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