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フリガナオオヤギ ゴウ
ローマ字OYAGI Go
氏名大八木 豪
学位修士(学術) Ph.D. (History) 
所属文学部 / 英語英米文化学科
職名講師
所属学会アメリカ学会 日本アメリカ史学会 Organization of American Historians 
専門分野史学 地域研究   
研究課題アメリカ史 アジア系アメリカ人 人種・エスニシティ 

学会及び社会における活動等

開始年月 活動内容 終了年月
2004年 9月 日本アメリカ史学会運営委員 2005年 8月迄
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受賞歴

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著書

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学術論文

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
日系アメリカ人のリドレス運動の生成過程 単著 2004年 3月 アメリカ研究 38 複数レフリー付き。アメリカ学会発行の学会誌に掲載された(P199~P217)。第二次世界大戦中に日系人を強制収容したことに対して謝罪と補償をすることをアメリカ合衆国政府に求めた日系アメリカ人のリドレス運動が、どのように、そしてなぜ1970年に開始されたのかを考察した。エディソン・ウノという二世は、日系人の戦時強制収容を正しく記録するための活動に取り組んでいた。また、三世たちは、収容体験を追憶する活動を開始していた。これらの動きが結びついて運動が開始された。
The California Alien Land Law of 1920: Race, Americanization, and (Un)Assimilability 単著 2015年 3月 Zinbun 45 複数レフリー付き。京都大学人文科学研究所発行の学術誌に掲載された(P109~P129)。20世紀初め、アメリカ合衆国で、日系移民が人種をめぐる政治にどのように対処したのかを、住民提案として州民投票にかけられた1920年カリフォルニア州土地法の成立過程の分析を通して考察した。1920年土地法は、「帰化不能外国人」が、農地を獲得することを禁じた1913年土地法の抜け穴を塞ぐために提案された。排日主義者たちによる「帰化不能外国人」という人種化に対して、日系移民たちは、自らの同化可能性を強調し、アメリカのシヴィック・ナショナリズムに訴えたが、1920年11月の州民投票の結果、外国人土地法は成立した。
マイク・マサオカと日本人短期農業労働者導入プログラム―人種化、冷戦の地政学、戦時強制収容の記憶 単著 2015年 8月 アメリカ史研究 38 複数レフリー付き。日本アメリカ史学会発行の学会誌に掲載された(P73~P93)。1950年代に日本からカリフォルニア州に短期農業労働者を導入した国際的なプログラムの分析を通して、日系アメリカ人が、第二次世界大戦中の強制収容の記憶と冷戦の地政学の中で、日本や日米関係とどのように対峙していたのかを検討した。日系アメリカ人の人種化の認識ゆえに、コミュニティの指導者でワシントンD.C.でロビイストとして活動していたマイク・マサオカが、日系アメリカ人は日米関係に積極的に介入するべきだと主張したのに対し、多くの日系アメリカ人は、日米関係を忌避するべきだと考え、マサオカの言動を危険視した。日系アメリカ人を日本と再結合させる日本人短期農業労働者導入プログラムをめぐって、日系アメリカ人コミュニティは分裂した。
アジア系アメリカ人の対日戦争謝罪・補償要求運動の形成過程―アイデンティティの変容とアクティヴィズムの系譜 単著 2016年 3月 アメリカ研究 50 複数レフリー付き。アメリカ学会発行の学会誌に掲載された(P107~P127)。1990年代から2000年代初めにかけての時期に、サンフランシスコ・ベイエリアのアジア系アメリカ人が、第二次世界大戦中の日本軍による残虐行為や戦争犯罪の被害者に対する日本政府の公式な謝罪と補償を要求し始めた理由と過程を論じた。中国系アメリカ人の運動、マイク・ホンダという日系カリフォルニア州下院議員の立法活動、そしてサンフランシスコ平和条約50周年記念式典に対するアジア系アメリカ人の反応を分析した。サンフランシスコ・ベイエリアのアジア系アメリカ人は、自らのアクティヴィズムの伝統とパンエスニックなアイデンティティ形成に基づいて、日本政府に対する謝罪・補償要求運動を発展させた。
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学会発表

題目/演目名等 発表年月 発表学会名等 概要
日系アメリカ人のリドレス運動の生成と展開 2003年 6月 第37回アメリカ学会年次大会 第二次世界大戦中に日系人を強制収容したことに対して謝罪と補償をすることをアメリカ合衆国政府に要求する日系アメリカ人のリドレス運動が、どのように、そしてなぜ1970年に開始されたのかを考察した。日系アメリカ人の若い世代が強制収容の集合的記憶を形成する活動を開始していたのに対し、日系アメリカ市民協会(JACL)の指導者たちが組織の存続を図り、その活動をある程度は受け入れようとしていたことが、1970年全国大会でリドレス運動に取り組む決議案の採択につながったことを明らかにした。
日系アメリカ人のリドレス運動と歴史認識-1970年代前半を中心に 2004年10月 政治経済学・経済史学会秋季学術大会 社会運動に関する理論を参照しながら、第二次世界大戦中の日系人の強制収容に対して謝罪と補償を行うことをアメリカ合衆国政府に求めた日系アメリカ人のリドレス運動が、1970年代前半にどのように発展していったのかについて考察した。強制収容所跡地の訪問や、強制収容時の写真展の開催などの、若い世代の日系アメリカ人による取り組みが、社会運動としてのリドレス運動を支える認知フレームの形成に対して与えた影響に焦点を当てて議論した。
1960年代-70年代におけるアジア系アメリカ人の国際主義 2011年 6月 第45回アメリカ学会 1960年代終わりに始まったアジア系アメリカ人運動が、個々のエスニック・アイデンティティを超えたアジア系アメリカ人というパンエスニック・アイデンティティを創造したことが、どのようにアジア系アメリカ人の国際主義の形成に影響を与えたのかを検討した。アジア系アメリカ人運動の活動家の発行物の分析を通して、どのように活動家たちが日本と合衆国の外交関係に介入したのかについて議論した。
Foes and Friends Here and There: Asian American Internationalism in the 1960s and 1970s 2013年 4月 Annual Meeting of the Association for Asian American Studies 1960年代終わりから1970年代初めの時期に、ヴェトナム反戦運動やブラック・パワー運動の影響の下、アジア系アメリカ人運動に関わった活動家が、日本、台湾、中華人民共和国、合衆国の関係にどのように介入していたのを考察した。第二次世界大戦中の広島や長崎に対する合衆国の原爆投下、日米安全保障条約の延長、沖縄返還に関する活動家の言説と行動を分析し、その国際主義の特徴を明らかにした。
Over the Pacific: Post-World War II Asian American Internationalism 2013年 6月 Center for Transpacific Studies, University of Southern California 博士論文奨学金の支給者である南カリフォルニア大学トランスパシフィック研究センターで、同大学に提出された博士論文について報告したものである。アメリカ合衆国の国境の内外の社会的・政治的状況に言及しながら、アジア系アメリカ人の国際主義がどのように第二次世界大戦後発展したのかについて議論した。その際、事例研究を紹介するとともに、同論文の方法論や研究史上の意義についても論じた。
Postwar Asian American Internationalism: Methodology, Historiography, and a Case Study 2014年 2月 Crossing Boundaries: Art and History V 京都大学で開かれたワークショップでの報告。第二次世界大戦後、アジア系アメリカ人がどのようにアジアの人々・国々と関係を結び、どのようにアメリカ合衆国の対アジア政策に介入したのかについて議論した。まず、この問題を考察するための方法と、この問題を考察することの研究史上の意義について論じた。次に、これらの議論に基づいて、1960 年代終わりから1970 年代始めにかけてのアジア系アメリカ人運動活動家の国際主義の形成について考察した。
アジア系アメリカ人運動の国際主義:東アジアの地政学、チャイナタウン、人種化 2014年 6月 第48回アメリカ学会年次大会 1960年代終わりから1970年代初めにかけて、アジア系アメリカ人が、どのように東アジアにおける国際関係とアメリカ合衆国の東アジア政策に介入したのかを考察した。その際、パンエスニック・アイデンティティを創造したアジア系アメリカ人運動を推進した活動家達の行動と思想に焦点を当て、尖閣諸島/Tiaoyutaiに対する中国の主権を主張する運動や、中華人民共和国の国際連合への加入を支持する運動などについて分析した。
Frontlines across the Pacific: Asian American Internationalism in the 1960s and 1970s 2014年 8月 107th Annual Meeting of the Pacific Coast Branch of the American Historical Association 1960年代終わりから1970年代初めの時期に、アジア系アメリカ人運動の活動家たちが、アジア・太平洋地域の国際関係や同地域に対するアメリカ合衆国の外交政策に介入した時、彼ら彼女らが自分たちの「敵」と「味方」を分ける線をどのように引いていたのかを検証した。活動家たちが「第三世界」の人々の一部であるというアイデンティティを持っていたことにより、その「敵」と「味方」を分ける線が、太平洋を越えて、アジアからコミュニティまで貫くことになったことを示した。
1950年代の日系アメリカ人と日米関係 2015年 5月 第249回関西アメリカ史研究会例会 1950年代に実施された、日本からカリフォルニア州に短期農業労働者を導入したプログラムに対する日系アメリカ人コミュニティの反応について論じた。このプログラムにより日系アメリカ人コミュニティに分裂がもたらされたことに注目しながら、アジア・太平洋地域における冷戦の地政学と第二次世界大戦中の記憶の中で、日系アメリカ人が日本との関係をどのように構築しようとしていたのかを明らかにした。
1990年代から2000年代にかけてのアジア系アメリカ人と記憶の政治 2015年 6月 第49回アメリカ学会年次大会 1990年代から2000年代初めにかけての時期に、サンフランシスコ・ベイエリアのアジア系アメリカ人が、第二次世界大戦中の日本軍による残虐行為や戦争犯罪の被害者に対する日本政府の公式な謝罪と補償を要求し始めた理由と過程を論じた。中国系アメリカ人の運動、マイク・ホンダという日系カリフォルニア州下院議員の立法活動、サンフランシスコ平和条約50周年記念式典に対するアジア系アメリカ人の反応について検証した。
第二次世界大戦後のアジア系アメリカ人の国際主義―冷戦期の日系アメリカ人の(非)国際主義の考察を中心に 2015年 7月 第33回日本アメリカ史学会例会 第二次世界大戦後のアジア系アメリカ人の国際主義の形成過程を明らかにすることの研究史上の意義を論じ、ディアスポラ的国際主義と第三世界国際主義という二つの類型が分析に有効であることを示した。そして、前者の一例として、1950年代後半の日系アメリカ人の日本との関係に焦点を当て、冷戦下のアメリカ社会における自分たちの人種化についての認識の仕方が、日系アメリカ人の日本との関わり方に影響していたことを明らかにした。
Fighting U.S. Imperialism Everywhere: Asian American Movement Activists’ Struggles across the Pacific 2016年 6月 The Third AAS (Association for Asian Studies)-in-Asia-Conference 1960年代終わりから1970年代初めの時期に、アジア系アメリカ人運動の活動家たちのアジア・太平洋地域の国際関係や同地域に対するアメリカ合衆国の外交政策に対する理解と介入の仕方が、自分たちのコミュニティ内の政治とアメリカ合衆国内の人種関係の中で形成されたアイデンティティによって強く影響されていたことを明らかにし、コミュニティ・国内・国際という異なるレベルにおける政治が結びつけられてゆく過程を論じた。
Boundary-making and Counter Movements (Comments at Workshop A) 2019年 6月 アメリカ学会第53回年次大会(法政大学にて開催) “WORKSHOP A Walled Worlds: Sovereignty, Nationalism and Globalization”と題されたパネルで、William NESSLY (West Chester University)、Elliott YOUNG (Lewis and Clark College)、Renee ROMANO (Oberlin College) 、牧田義也 (立命館大学)が行ったそれぞれの発表に対して、境界形成と対抗運動の観点から共通点を見出しながら、コメントした。
高木八尺と日米関係 2020年 1月 「歴史研究における「東京学派」の可能性 ―講座派・比較経済史学派に注目して― 」主催:「「東京学派」研究会」、共催:政治経済学・経済史学会関東部会(東京大学本郷キャンパス) 「歴史研究における「東京学派」の可能性 ―講座派・比較経済史学派に注目して― 」と題された会議での発表。東京帝国大学に1923年に設置された、現在の法学部の「アメリカ政治外交史」の前身である「米国憲法歴史及外交講座」の最初の担当者となり、第二次世界大戦後にはアメリカ学会の創立に貢献し、その初代会長となるなど、日本におけるアメリカ研究の基礎を築いたとされる高木八尺が、1920年代から1940年代にかけて残した日米関係についての論考を分析した。
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報告書

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
奴隷制の歴史と歴史家の営み: アイラ・バーリン セミナー参加記 共著 2005年 3月 CPAS ニューズレター 5: 2 東京大学大学院総合文化研究科附属 アメリカ太平洋地域研究センターが発行するニューズレターに掲載された(P18~P19)。2004年7月28日、同センターにて開催されたメリーランド大学教授のアイラ・バーリン氏のセミナーについての報告である。バーリン教授が、奴隷制がアメリカ史を理解する上で欠かせない重要性を有していることを強調していたこと、そして奴隷制を複眼的視点から理解されるべきであると論じていたことなど、セミナーの模様を伝えている。油井大三郎、浅島誠他 総著者数23人。
Reflections on Professor Dana Nakano’s Paper 共著 2015年 3月 人種表象の日本型グローバル研究 平成26年度研究成果報告書 京都大学人文科学研究所によって発行された科学研究費プロジェクトの報告書に掲載された(P 45~P46)。同プロジェクトによって2014年6月30日に東京で開かれた、Transpacific Japanese/Asian American Studies: Dialogue Between Scholars in Japan and the U.S.と題された国際会議で、カリフォルニア州立大学スタニスロース校助教授のデイナ・ナカノ氏の報告に対するコメントである。ナカノ氏の日系アメリカ人三世・四世の日本に対する見方を論じた報告に対して、研究史上の意義を指摘した後、エスニック・アイデンティティとパンエスニック・アイデンティティとの関係などに関する議論を促した。Dana Nakano、Erika Lee他 総著者数19人。
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翻訳

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
越境する一九六〇年代 米国・日本・西欧の国際比較 共著 2012年 5月 彩流社 1960年代の社会運動に関する論文集に収録された次の4本の英語論文を日本語に翻訳したものである。デーヴィッド・ファーバー「民主的文化、社会変革運動、そして国際的六〇年代」、ケヴィン・ゲインズ「ガーナにおけるアフリカ系アメリカ人亡命者と一九六〇年代の『長く暑い夏』」、ベス・ベイリー「リスペクタビリティという問題 一九六〇年代のアメリカにおける性とジェンダーをめぐる闘い」、ヨアヒム・シャルロート「ヨーロッパにおける『一九六八年』」(P35~P49、P111~P122、P187~P200、P251~P262)。翻訳は単独でおこなった。油井大三郎、デーヴィッド・ファーバー他 総著者数16人。
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博士論文

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
Over the Pacific: Post-World War II Asian American Internationalism 単著 2013年 2月 University of Southern California Ph.D.取得のために、南カリフォルニア大学に提出した論文である(全209頁)。Lon Kurashige (Chair), Mary Dudziak, George Sanchez, Saori Katadaの4人で構成される博士論文委員会によって審査された。アジア系アメリカ人の国際主義を、環太平洋地域の外交、国々、人々に関してアジア系アメリカ人が取り組んだ課題だと定義した上で、その国際主義がどのように第二次世界大戦後発展したのかを考察した。1950年代から2000年代までの時期における様々な事例を分析した。アジア系アメリカ人コミュニティにおいて、次第に第三世界国際主義が支持を集めてきたが、ディアスポラ的国際主義や非国際主義も姿を消したわけでなく、この三者の間の政治的力学によって、コミュニティ、国内、国際の各レベルの政治が接続されていることを明らかにした。
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新刊紹介

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
「人の移動とアメリカ」研究プロジェクト編『エスニック・アメリカを問う―「多からなる一つ」への多角的アプローチ』 単著 2017年 7月 『アメリカ学会会報』194 アメリカ学会によって発行された会報の新刊紹介欄に掲載された(P9)。人の移動が生じるグローバルな要因と、移動がなされた後のローカルな交渉を明らかにすることを共通の目的としながら編まれた、広範な主題について考察している合計10章からなる論文集を紹介した。下條恵子、石川敬史他 総著者数10人。
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