フリガナ | ミネマツ アヤコ |
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ローマ字 | MINEMATSU Ayako |
氏名 | 峰松 明也子 |
学位 | 学士(生命科学) 短期大学士(栄養学) 修士(食環境科学) |
所属 | 生活環境学部 / 食環境栄養学科 |
職名 | 助教 |
所属学会 | 日本栄養改善学会 Nutrition Society of Australia |
専門分野 | 健康・スポーツ科学 生活科学 基礎生物学 |
研究課題 | 女性長距離陸上選手における疲労骨折の一次予防を目指した血中成分と関連遺伝子の研究 |
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著書名 | 単著、 共著の別 |
出版年月 | 発行所・発表雑誌等 | 概要 |
Association between Adherence to the Japanese Food Guide Spinning Top and Sleep Quality in College Students | 共著 | 2018年10月 | Nutrients | 日本の大学生における食事ガイドのスコアの順守と睡眠の質との関連を解明することを目的とし、大学生を対象に横断的に食事ガイドのスコアと睡眠の質との関連を調査した。バランスの取れた食事は、日本の大学生の睡眠の質の良さと関連がある可能性が示された。 |
題目/演目名等 | 発表年月 | 発表学会名等 | 概要 |
大学生における骨量と栄養素摂取量との関連[ポスター発表] | 2011年10月 | 食品分析研究会 | 若年成人期の骨量と食習慣、栄養素摂取量との関連について縦断研究を行った結果、低たんぱく質摂取群はたんぱく質に限らず様々な栄養素摂取量が不足していることが考えられ、たんぱく質の摂取量を適量にすることで骨粗鬆症の一次予防になることが示唆された。 |
Breakは身体活動レベルと関係するか?[ポスター発表] | 2014年 8月 | 第61回日本栄養改善学会学術総会 | Breakと身体活動レベルや強度別身体活動量との関係を検討した結果、Break回数は身体活動レベルと独立しており低強度活動の時間とは異なる関係を持つことが示唆された。 |
Correlation between cancer and dietary patterns: a multicenter cross-sectional study [ポスター発表] | 2016年12月 | Nutrition Society of Australia 40th Annual Scientific Meeting | がんに対する防御因子として提示された栄養素に着目し女性3世代における栄養素摂取量を調査し、家族歴の有無別にその摂取量を比較検討した結果、家族歴は世代間での栄養素摂取量に対し逆の因果関係を生じる可能性が示唆された。 |
Dietary education aimed at increasing dairy consumption [ポスター発表] | 2016年12月 | Nutrition Society of Australia 40th Annual Scientific Meeting | 小学生に対し牛乳および乳製品の選択を可能とした給食を提供した介入の結果、介入終了後1年間経過した場合でも関連栄養素摂取量の増加がみられ、ナッジ効果の持続性が示唆された。 |
The relationship between heart disease & vitamin E intake: a multicenter cross-sectional study [ポスター発表] | 2016年12月 | Nutrition Society of Australia 40th Annual Scientific Meeting | 女性3世代において心疾患のリスク因子である栄養素および食品の摂取状況を調査し、家族歴の有無別にその摂取量を比較検討した結果、豆類の摂取がβ, γ-Tocopherolの摂取量に寄与していること、また、豆類の摂取は女性世代間にて継承されている可能性が示唆された。 |
大学生における食事パターンと精神健康度の関連[口頭発表] | 2017年 9月 | 第64回日本栄養改善学会学術総会 | 生活リズムや精神的に乱れやすい大学生の精神健康度と栄養素摂取量との関連を調査した結果、精神健康度が低い大学生は特定の栄養素摂取量ではなく食事パターン(AI-84スコア)として質が低下する可能性が示唆された。 |
大学生における食品摂取の多様性と睡眠の質との関連[口頭発表] | 2017年 9月 | 第64回日本栄養改善学会学術総会 | 睡眠の質の低下が示唆されている大学生に対して多様な食品や栄養素の組み合わせから評価する食事の質と睡眠室との関連を調査した結果、食品摂取の多様性は大学生において睡眠の質と関連がある可能性が示唆された。 |
食学生児童における乳製品摂取量増加を目的とした食育手法の検討[ポスター発表] | 2017年 9月 | 第64回日本栄養改善学会学術総会 | 小学5, 6年生を対象に、学校給食にナッジの手法を取り入れた食育を実践した後の乳製品摂取量及び食事パターンを検討した結果、乳精神摂取量の増加が食事パターンの質向上に関連していることが示唆された。ナッジ手法を取り入れた食育は、小学生児童において有効な手法であることが分かった。 |
Examination of risk factors related to stress fractures in female, long-distance runners [ポスター発表] | 2017年11月 | 10th Asia Pacific Conference on Clinical Nutrition | 女性長距離陸上選手は疲労骨折のリスクが非常に高いことが分かっており、様々な因子との関連も報告されている。様々な既知の因子を主成分分析によって分類し、第1主成分としてMTHFR C677TのSNPが位置していた。そして、そのSNP別に関連血中成分を調査した結果、SNP保有者は有意に疲労骨折経験を有する傾向があることが示された。 |
高強度負荷運動後における血漿ビタミンEの変動[ポスター発表] | 2018年 1月 | ビタミンE研究会 | 高強度負荷運動を実施することによって血中のホモシステイン濃度の上昇および酸化ストレスの上昇が生じる。さらに、血中ホモシステイン濃度の上昇は酸化ストレスを増大させることも分かっている。血中ホモシステインの上昇を抑制しうるビタミンEの血中濃度を調査した結果、酸化ストレスの上昇に伴い、血中同度が変動することが示された。また、その変動はMTHFR C677Tのホモ型のほうが大きかったことが示された。 |
Influence of exercise management on fasting plasma homocysteine concentration in female long-distance runners[ポスター発表] | 2018年11月 | Nutrition Society of Australia 42nd Annual Scientific Meeting | 疲労骨折のリスクが高いとされる女性長距離陸上選手において、食事および運動の管理による血漿ホモシステイン濃度の違いを調査した。食事条件を揃えた場合、血漿ホモシステイン濃度は運動の有無によって変化することが示された。また、運動を管理・制限することで濃度の上昇を抑制しうることが示唆された。 |
著書名 | 単著、 共著の別 |
出版年月 | 発行所・発表雑誌等 | 概要 |
女性アスリートの疲労骨折に対するホモシステインおよびMTHFRの一塩基多型の影響 | 単著 | 2017年 4月 | 平成27年度井上記念研究助成 | 女性長距離陸上選手は疲労骨折のリスクが非常に高いことが分かっており、様々な因子との関連も報告されている。様々な既知の因子を主成分分析によって分類し、第一主成分としてMTHFR C677TのSNPが位置していた。そして、そのSNP別に関連血中成分を調査した結果、SNP保有者は有意にPentosidineが高い傾向にあり、疲労骨折経験を有する傾向があることが示された。 |
女性アスリートの疲労骨折予防に対するMTHFRのSNPおよび血漿Hcy濃度の関与 | 単著 | 2019年 4月 | 平成31年度科学研究費助成事業(若手研究)(2019~2020年度) | 疲労骨折のリスクが高い女性アスリート(特に、女性長距離陸上選手)における疲労骨折のうち、骨質劣化に着目した有効な予防法の構築を目指す。疲労骨折の関連因子を網羅的に調査しMTHFRの遺伝子変異のスクリーニング項目としての有効性を検証する。さらに、疲労骨折の危険因子とされる血中ホモシステイン濃度の分布調査を実施する。MTHFR遺伝子変異の有無別に、疲労骨折の予防マーカーとして危険性が高まる基準値の設定を検討する。それらの検討を行うことで、女性アスリートの疲労骨折予防の方法として個人の遺伝子型に対応したテーラーメイド栄養指導の実現を目指す。 |
女性長距離陸上選手における運動と食事が血漿Hcy濃度におよぼす影響 | 単著 | 2020年 4月 | 金城学院大学特別研究助成費(2020-2021年度) | 女性長距離陸上選手は、「女性アスリートの三主徴」に罹患するリスクが高く、さらに、疲労骨折のリスクが高いことも分かっている。疲労骨折の予測、予防のための骨質評価として、血中のHcy濃度に着目した。女性長距離陸上選手における疲労骨折のうち、骨質劣化に着目した有効な予防法の構築を目指している。血中Hcy濃度は、”食事”や”運動”による影響を受けることが報告されている。日常的に高強度な運動を行い、また、一般成人よりも高タンパク質な食事を摂取している可能性があるアスリートに対し、食事および運動が疲労骨折の危険因子とされる血中Hcy濃度におよぼす影響を調査することによって女性アスリートの疲労骨折予防の方法として個人の競技種目、生活習慣および血中Hcy濃度に対応した栄養指導を実現する。 |