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フリガナシバサキ タカシ
ローマ字SHIBASAKI Takashi
氏名柴﨑 隆
メールsibasaki@kinjo-u.ac.jp
学位文学修士 
所属文学部 / 外国語コミュニケーション学科
職名教授
所属学会日本独文学会 
専門分野言語学 史学 文学   
研究課題低地ドイツ語およびスイス・ドイツ語方言の文法記述 ドイツ語圏およびオランダ語圏の言語史  

学会及び社会における活動等

開始年月 活動内容 終了年月
1983年 4月 日本独文学会会員 現在に至る
1993年12月 日本独文学会東海支部幹事 1995年12月迄
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受賞歴

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著書

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学術論文

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
「生成音韻論の立場から見たゲルマン語子音変遷への一考察」 単著 1978年 1月 学習院大学大学院編 ドイツ文学語学研究 第2号 生成音韻論は構造主義音韻論の音素レベルよりもさらに抽象度の高い音韻レベルを設定し、ここから実際の音声を示す音声レベルに至らしめる音韻規則を導き出すことがその主たる課題と言える。本論ではインド・ヨーロッパ祖語から古高ドイツ語に至る歴史的な子音変化を、主にゲルマン語第一次子音推移、ヴェルナーの法則、および第二次子音推移を中心にして、生成音韻論の枠組みで捕らえ直すことを試みた。(P42~P58)
「ゴート語におけるキリスト教借用語彙の分類の試み」 単著 1980年 7月 早稲田大学英語学会編 Lingua6号 本論はまず第一に、ギリシャ語より翻訳された紀元4世紀のゴート語訳聖書に現れる名詞“復活”(usstass, urrists)および動詞“復活する”usstandan, urreisan等)を表す語彙を、語源学の成果に基づいて対応するギリシャ語の原語ともども詳細に考察した後、ベッツ(Betz, Werner)による借用語彙の分類法に従って分析することを試み、さらに第二として、古期英語を中心に最古のゲルマン系諸言語における対応する語彙を逐一実際の文献にあたり考察した。(P48~P60)
「ゴート語強変化動詞の一考察・通時的考察」 単著 1981年 2月 学習院大学大学院編 ドイツ文学語学研究 第5号 ゲルマン語派を他の印欧諸語から区別する重要な特徴の一つとして、印欧語から引き継いだ母音交替の動詞の時制における体系化がある。これは通常“強変化動詞”として知られるが、今日“強変化動詞”として一括して総称されるものは実は起源的に見て、母音交替の見られる母音変化動詞と、ゲルマン語派の中で唯一ゴート語だけに明確に観察される反復転音動詞の二つに分類できる。本論ではこの両者の内部に働く規則性を通時的観点から考察するとともに、現代のゲルマン諸語における印欧語から引き継がれた過去時制の消失と、それに代わる完了時制形式による迂言的過去に関しても言及した。(P48~P64)
「低地ドイツ語の言語状況と言語範例・シュレースヴィヒを中心に」 単著 1984年 3月 学習院大学文学部 研究年報第30号 本論は三部構成からなり、まず第一に主に1980年以降の資料を基に今日の低地ドイツ語がおかれている現状を述べ、次いで第二に、言語間接触の観点から非常に興味深い資料を提供してくれているシュレースヴィヒの低地ドイツ語の特異性を、主にボックとイェアンセンの研究成果に基づいて紹介し、さらに第三に、低地ドイツ語特有の文法的特徴を知ってもらうため、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン地方の低地ドイツ語の言語例をあげ、訳はもとよりゲルマン系諸言語との対比において文法・語源面からの詳細な注を付した。(P189~P235)
「低地ドイツ語の人称代名詞、所有代名詞、指示代名詞の形態的考察--北部低地ドイツ諸方言を中心に--」 単著 1999年 3月 金城学院大学論集 人文科学編第32号 低地ドイツ語、中でも中世後期にハンザ同盟諸としの通商語兼文章語として用いられた中期低地ドイツ語の直系と考えられている北部低地ドイツ諸方言(北部低地ザクセン諸方言とも言う)で用いられている最も一般的な人称代名詞、所有代名詞、指示代名詞の形態的特長を挙げ、必要とあればそれぞれの代名詞の語源を記すとともに、高地ドイツ語と同語源であるにもかかわらず音韻的・形態的にずれがある場合、低地ドイツ語内部で生じた音韻変化を解説し、さらに7つの下位方言のいずれかで方言異形態が存する場合にはそれも指摘した。各項目の最後には、この方言地域出身の現代の低独作家の作品から、 自ら収集した文例を提示した。(P65~P117)
「オランダ語(ネーデルラント語)の歴史」 単著 2000年 3月 金城学院大学論集 人文科学編第33号 フランデレンーオランダ財団”我らが遺産”(Vlaams-Nederlands Stichting “Ons Erfdeel“)の助成によりゲルマン語文献学者のファンデプッテ(Omer Vandeputte)が著した「オランダ語・ある言語の話」(Nederlands – Het verhaal van de taal)の翻訳である。執筆枚数制限から、オランダ語史を扱った第一部のみを掲載した。(P55~P93)
「オランダ語(ネーデルランス語) 概説」 単著 2003年 3月 金城学院大学論集・人文科学編第36号 オーメル・ファンデプッテが著した「オランダ語-ある言葉の話」(原題:Nederlands-Het verhaal van een taal)の第2部「オランダ語の若干の特徴」(原題:Enkele bijzondere aspecten van het Nederlands)の日本語訳。「オランダ語の前史」、「オランダ語の諸方言」、「オランダ語が他の言語に与えた影響」そしてオランダ語の文法の諸項目の特徴を概説した「オランダ語の若干の特徴」の各章から成る。ただし執筆枚数制限により原著の4章と5章後半部の訳は割愛する。(P1~P30)
「ベルギーにおけるオランダ語復権の歴史的経過」 単著 2003年 3月 「理想」670号(理想社) 「ヨーロッパのアイデンティティーを問い直す」という特集の一環として、人口比ではべルギーの多数派の言語であり、かつ中世における豊かな言語文化の伝統を持ちながら、フランス語に対して時代と共に次第に守勢に立たざるを得なくなったこの地のオランダ語が、再びフランス語と並ぶベルギーの国語の地位を獲得するまでの歴史的経過を述べたものであり、次の各章から成る。1.中世の南部ネーデルラントにおけるオランダ語文学の栄光の時代 2.分離後の南ネーデルラント 3.ベルギーの独立とフランデレン運動(P55~P69)
低地ドイツ語小品集 単著 2004年 3月 金城学院大学論集・人文科学編第37号 わが国においていまだしっかりとした低地ドイツ語の文法書や辞典が刊行されていない現状を考慮し、低地ドイツ語の文章を解釈する上での実際的な観点に立ち、文法の諸領域における言語的特徴を指摘しつつ、低地ドイツ語へと誘う手引きを目指した小品集である。そのため注の分量がやや多めとなっている。
スイス・ドイツ語の言語的特徴に関して 単著 2005年 4月 学習院大学ドイツ文学会「研究論集」9 現代のスイスにおいては方言がドイツ語圏の他の地域以上に強力に維持され、その日常的使用もかえって増している。中でもチューリッヒ・ドイツ語方言はスイス第一の都会の言語として高いプレステージを持ち、文献・教材とも他と比して多い。ここでは日常のコミュニケーションのための教材であるZwickyとKueblerのスイス・ドイツ語(主にチューリッヒ方言)のテキストを用い、生命力に富んだこの方言の幾つかの言語的特徴を検証した。
スイス・ドイツ語方言の言語的特徴-スイス・ドイツ語方言の学習用教材を手ががりに- 単著 2006年 3月 金城学院大学論集・人文科学編第2巻第2号 「スイス・ドイツ語の言語的特徴に関して」の論文と同様、ZwickyとKueblerのテキストを用いたが、前回は語・短文レベルでの文法的記述に主眼を置いたのに対し、今回は、まずスイス・ドイツ語の一般的な音韻的特徴を中高ドイツ語および新高ドイツ標準語と比較して略述した後に、上記2書の各章の中から、主にチューリッヒの街と歴史に係るものを幾つか選び、全文の標準ドイツ語と日本語の訳はもとより、文化史的説明も適宜交えつつ、主に文法的・語源的面を中心に詳細な注を付した。
[南部]アルザス・ドイツ語の文法記述へのアプローチ ----- ミュルーズ・アルザス語方言に基づいて 単著 2012年 3月 『金城学院大学論集』 人文科学編 第8巻第2号 フランス東部の地、アルザス地方の言語状況に関しては時折注目されることはあっても、この土地に土着のドイツ語系方言に関しては、その実態がほとんど省みられることはなかった。この論文の主旨は、現在では存亡の危機に晒されているとまで謂われるアルザス語、中でもその中核をなす低地アレマン方言圏にあり、ストラスブールに次ぐアルザス第二の都市ミュルーズのアルザス語(Melhusaditsch)に焦点を絞り、隣接する諸方言との比較も踏まえて、その文法的特徴を例文を通して指摘することにより、中高ドイツ宮廷詩人語の直系の後裔であるアルザス・ドイツ語方言の文法記述へのアプローチをこころみた。この論文は、先に原稿ができあがっていた”研究ノート(アルザス・ドイツ語の言語的特徴に関して)”をベースとしながらも、紙面的制約のあった前者を内容面で質量共に増補したものである。すなわち、冒頭部にアレマン方言地図、アルザス方言分布図、アルザス語に関するアンケート結果、ミュルーズ小史等を追加し、本論中でも新たに”tuen/duen ... +不定詞"構文に関する考察(7-7)を追加したのみならず、研究ノートでは割愛せざるを得なかった採集した例文や日本語の訳文を豊富に用いて論述することができた。
アルザス語の助動詞 tuen/duen (dt. tun) の用法と機能 ------ ミュルーズ・アルザス語に基づいて------ 単著 2015年 3月 日本独文学会編 『ドイツ文学』 第150号 低地アレマン方言に属する南部アルザス語で書かれた5冊の書物からの文例を資料として、助動詞 tuen/duen (=標準ドイツ語 tun) の10の機能を検証し記述することを試みた。結果として専攻研究であるMartin/Lienhard (1895/1904) のアルザス語辞典はもとより、Brunner (2001), Weiss (2001), Troxler-Lasseaux (2003) の記述を超える機能を指摘し記述することができた。
『ケルン方言の言語的特徴』 単著 2021年 4月 金城学院大学論集 人文科学編 世界遺産の大聖堂で有名なライン河畔の都市ケルン (Köln/方言Kölle) は、ベルリン、ハンブルク、ウィーン、ミュンヒェンに継ぐドイツ語圏第5位の人口(2019年現在で約108万)があり、トリーアと並んでドイツ最古の街でもある。ケルンは中世から近世の初めにかけてはハンザ同盟の一員でもあり、16世紀にウィーンにその地位を奪われるまでは、人口面でドイツ最大の都市でもあった。こうした歴史を持つ誇り高きケルン市民の魂あるいはアイデンティティの要ともいえるものがケルン方言(Kölsch)である。この小論ではこの5年以上に亘って収集したケルン方言の諸資料を基に、この方言で書かれた文章を読み解く際に支障となると考えられる言語的諸特徴を解説することを目的とし、文法の各領域、すなわち音韻論、形態論、統語論、語彙に関して標準ドイツ語およびオランダ語との比較・対照を通して現代のケルン方言の言語的特徴を明らかにする。
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学会発表

題目/演目名等 発表年月 発表学会名等 概要
『アルザスドイツ語(Elsasser Ditsch)への招待 ━━ ミュルーズ・アルザス語の文法記述へのアプローチ』 2011年 9月 京都ドイツ語学研究会 フランス東部の国境の地、アルザス地方の言語事情に関しては、ドーデの作品『最後の授業』を巡る論争を契機として一時期脚光を浴びたが、この地で話されるドイツ語系方言そのものに関しては、ほとんどその実態は知られてこなかった。この発表の趣旨は、現在では存亡の危機に晒されていると言われるアルザス・ドイツ語、中でもその中核を成す低地アレマン方言圏にあり、ストラスブールに次ぐアルザス第二の都市ミュルーズのアルザス語に焦点を絞り、隣接する諸方言との比較も踏まえて、その言語的特徴を検証することにより、中高ドイツ宮廷詩人語の直系の後裔たるこの方言の文法記述へのアプローチを試みた。
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研究ノート

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
アルザス・ドイツ語の言語的特徴に関して - ミュルーズ方言を中心に 単著 2012年 4月 京都ドイツ語学研究会 2011年9月に京都ドイツ語学研究会にて口頭発表した原稿を研究レポートとしてまとめなおしたもの。これまで、ミュルーズのアルザス語文法に関しては Troxler-lasseaux: "J'apprends l'alsacien" の巻末に文法と語彙の概要が備わっているものの、動詞に関してはわずかに2ページの記述でしかない。この研究ノートでは、南部アルザス語で記された文献を読解する際に留意すべき言語的特徴を、隣接するアレマン諸方言にも適宜に言及しつつ、とりわけ動詞を中心に考察した。
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翻訳

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
ヴィレンブーハー『アルザス語ジョーク集』の訳(ドイツ語訳+日本語訳)と注解 単著 2014年10月 金城学院大学論集 人文科学編 (予定) ヴィレンブーハー『アルザス語ジョーク集』はアルザス南部の中心都市ミュルーズのアルザス・ドイツ語で記されたベストセラー本である。(現在は絶版) ただこの本は結語にフランス語の訳文が付されてはいるが本文はアルザス・ドイツ語のみのため、それに標準ドイツ語と日本語の訳文を付し、さらに語彙的な注解を加えた。
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研究報告

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
フランス・アルザスのドイツ語諸方言とその現状 単著 2016年 7月 Brunnen Nr.500 記念号 (郁文堂)  フランス東部、独仏国境の地アルザス地方におけるドイツ語諸方言の現状を、その中核を成す低地アレマン方言を中心に述べたものである。最初に上位概念としての「上部ドイツ語」に属するアルザスの低地アレマン方言における北部と南部の言語的差異に関して、方言分布図をも添付して紹介した後に、2012年に”アルザス言語・文化協会”(Office pour la Langue et la Culture d'Alsace) が行ったアルザス方言に関するアンケート調査の結果を紹介することを通して、これまでアルザス人のアイデンティティーの要とされてきたアルザス・ドイツ語(Elsass'r Ditsch)が危機に瀕している状況を指摘した。(4000字強)
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