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フリガナチョウ ショウコウ
ローマ字ZHANG XiaoGang
氏名張 小鋼
メールxzhang@kinjo-u.ac.jp
学位博士(文学) 
所属文学部 / 外国語コミュニケーション学科
職名教授
所属学会東方学会 日本中国学会 
専門分野文学   
研究課題中国文学批評史 明清文学評点史の研究 日中比較文学、日中比較文化 

学会及び社会における活動等

開始年月 活動内容 終了年月
1988年 東方学会会員 現在に至る
1989年 日本中国学会会員 現在に至る
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受賞歴

該当データはありません

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著書

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
「金聖嘆文学批評の成立」(博士学位論文) 単著 1996年11月 金聖嘆は中国の明清における代表的文学批評家である。かれはまた三百年来もっとも議論を呼んだ批評家でもある。本研究はかれの文学批評成立という角度から、総合的な考察を試みたものである。構成は六つの部分からなる。すなわち、①緒論 金聖嘆の生い立ちとかれの文学批評との関係を分析し、さらにかれの六才子書世界の全体像を分析した。②第1章:金聖嘆文学批評の成立―その周りの人々との関わり (論文『金聖嘆文学批評の成立(一)』をご参照下さい。) ③第2章:金聖嘆文学批評における禅学の影響(論文 『金聖嘆文学批評の成立(二)』 をご参照下さい。)④第3章:金聖嘆文学批評の成立―深層における二重構造 二重構造とはかれの六才子書と科挙制度を背景とした六経が対立しながら、その深層においては深く関連している仕組みである。本章ではその解明を試みた。⑤第4章:金聖嘆文学批評における『史記』『左傳』の意識 金聖嘆文学批評における史書(『史記』『左傳』)の意識は、『水滸伝』、『西廂記』といった俗文学の高い評価に深く関わっている部分である。本章ではその部分を検証した。⑥第5章:江戸時代における金聖嘆の文学批評の受容と変容 主に清田憺叟、服部蘇門、瀧澤馬琴における金聖嘆批評の受容及び変容を分析した。(論文『金聖嘆と清田儋叟の小説論についての比較研究』、『金聖嘆と瀧澤馬琴の小説論』及び『金聖嘆と服部蘇門の文章論』をご参照下さい。)
『中国人と書物―その歴史と文化』 単著 2005年 3月 あるむ 本書は主に中国人と書物との関係についての歴史と文化をまとめたものである。秦の始皇帝は初めて中国を統一した人物である。彼は思想統一をはかるために、焚書政策を実施した。そのため漢代に書物が激減した。漢代では朝廷は何度も集書令を出し、全国で書物を集めた。後に政府は大量に集めた書物を整理保存するために、劉向らは書物の校正や注釈した。そこで訓詁学、注釈学、目録学などの学問が生まれたわけである。また科学技術の進歩により人間と書物との関係を変えた。紙や印刷術の発明により書物が飛躍的に増えた。書物が商品として流通されるようになった。そのため書物は少数の貴族たちの独占物ではなくなり、一般の人々の中からも蔵書家も現れた。人間と書物との関係が益々密接になり、そこで新しい学問がまた生まれるであろう。全書は序章、第一章読書、第二章焚書、第三章集書、第四章校書、第五章注釈、第六章句読、第七章刻書、第八章偽書、第九章蔵書、第十章余話、終章となっている。
青木正児家蔵中国近代名人尺牘 単著 2011年 7月 大象出版社 魯迅、胡適、周作人など中国近代の有名人が青木正児博士宛ての書簡を編集・注釈した書物である。
日本における中国画題の研究 単著 2015年 3月 勉誠出版 江戸の絵画における中国画題、特に和製中国画題についての研究結果である。
北京風俗図譜 単著 2019年12月 人民東方出版社 1986年に平凡社によって刊行された『北京風俗図譜』(東北大学図書館青木文庫所蔵、内田道夫解説)及び新発見の青木書簡などの史料(東北大学史料館所蔵)を翻訳したうえ、さらに注釈を付け加えたものである。
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学術論文

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
「『野草』における象徴主義的特徴―『夢十夜』との対比を中心に」 単著 1987年 大阪外国語大学 『SUDIUM』15号 魯迅の散文詩集『野草』、夏目漱石の『夢十夜』、ツルゲネーフの『散文詩』はいずれも象徴主義的特徴を持っている作品である。三氏の作品の中には象徴主義の手法として影響関係と象徴主義的特徴の異同を分析する。
近世日中文学における毒婦像の比較研究―高橋阿伝と潘金蓮を中心に 単著 1990年 1月 東方学会 『東方学』第79輯 戯作の代表作家である仮名垣魯文の名作『高橋阿伝夜叉譚』はある事件にもとづいて書かれたものだが、その中のフィクションの部分は『水滸傳』『金瓶梅』の潘金蓮に関するストーリーと似通っているので、それを実証し、『高橋阿伝夜叉譚』と『水滸傳』『金瓶梅』との影響関係を指摘した。
『金瓶梅』與『夜叉譚』中的毒婦形像比較 単著 1990年 8月 吉林大学出版社 『中日文学比較研究』(中国国家教育委員会の研究基金で出版された書物) 主として潘金蓮と阿伝の夫を毒殺した後の性格を比較した。上記の論文にもとづいてさらに掘り下げて分析したものである。
金聖嘆の小説理論と清田儋叟における批判的受容 単著 1991年12月 中京短期大学 『論叢』第22巻 『水滸傳』にはいろんな版本があるが、そのなかの一つである金聖嘆の七十回本が日本に伝わってから、京都の儒者清田儋叟に大きな影響を与えた。それを具体的に分析する。
近世中日文学里的忠和孝 単著 1992年 3月 吉林大学 『吉林大学学報』 1991年第2期 三遊亭圓朝の『怪談牡丹燈籠』と中国の『牡丹燈記』(『剪燈新話』)についての研究が大変多いが、中国の仏教思想の「忠」と「孝」の影響はあまり注目されなかった。これを補うために具体的に分析する。
近世中日文学里的忠和孝 単著 1992年 4月 中国国家教育委員会(文科省相当)『全国高等院校学報文摘』転載 三遊亭圓朝の『怪談牡丹燈籠』と中国の『牡丹燈記』(『剪燈新話』)についての研究が大変多いが、中国の仏教思想の「忠」と「孝」の影響はあまり注目されなかった。これを補うために具体的に分析する。
金聖嘆と清田儋叟の小説論についての比較研究―小説と史書の視点から 単著 1992年12月 東方書店 『相浦杲先生追悼中国文学論集』 清田儋叟の七十回本『水滸傳』の受容態度に着眼し、主として小説の史書とのかかわりから、清田儋叟の小説論と金聖嘆の小説論を比較して、その異質的な部分を考察した。
阿傳物語の流転と変容―王韜の『紀日本女子阿傳事』を中心に 単著 1992年12月 中京短期大学 『論叢』第23巻 仮名垣魯文の『高橋阿傳夜叉譚』から歌舞伎『高橋阿傳』の脚本、河竹黙阿弥の『綴合於傳仮名書』、中国の著名な文人王韜の文言小説『紀日本女子阿傳事』まで、その阿傳物語の流転と変容を比較文学の視点で分析する。
青木正児博士の「名物学」と名古屋大学図書館の青木文庫 単著 1993年 8月 名古屋大学 『中国語学文学論集』第6輯 名古屋大学図書館の青木文庫に約千点の貴重な本、原稿、ノートなど保存されているが、その中に、青木博士が創立した「名物学」と密接な関係をもっている12冊のノートは『青木正児全集』に収められていない。今回整理にあたって紹介すると同時に、博士の「名物学」理論の創立過程を検証してみた。
金聖嘆と服部蘇門の文章論 単著 1993年12月 中京短期大学 『論叢』第24巻 文章論の視点から服部蘇門における金聖嘆の『水滸傳』批評の受容を実証の方法で分析し、その影響関係を指摘した。
名古屋大学青木文庫所蔵『鼓東雑録』『借讀鈔存』について 共著 1994年 9月 名古屋大学 『中国語学文学論集』第7輯 『鼓東雑録』『借讀鈔存』(2~6)は青木博士ノートの中の六冊である。現存するノートとして博士の最後のものである。博士の「名物学」の後期についての研究内容である。
青木正児博士和中国――関於新発見的胡適・周作人等人的信 単著 1994年12月 吉林大学 『吉林大学学報』第6期 筆者は名古屋大学今鷹教授のご指導のもとで、立命館大学の筧文生教授、中村喬教授(青木正児博士の四男)のご協力をいただき、青木博士の長男である青木亮のご許可を得て、青木本家に保存されている八十餘通の中国近代史有名人たちの手紙を撮影し、それを整理して、青木文庫の研究成果を併せて初めて公表したものである。
金聖嘆文学批評の成立(一) 単著 1995年 2月 岐阜教育大学 『聖徳学園岐阜教育大学紀要』第29集 近年来、中国にて金聖嘆に関する研究は大変成果をあげてきたが、ほとんど金聖嘆の小説と戯曲批評に集中している。金聖嘆文学批評に関する綜合的な研究はまだ見られていない。それを補うために、本文は金聖嘆文学批評の成立過程という角度から総合的に考察を試みる第一部分の内容である。第一部分は主に金聖嘆の文学批評過程においてまわりの親友たちが如何に彼に影響を与えたかを検証してみた。
金聖嘆文学批評の成立(二) 単著 1995年 9月 岐阜教育大学 『聖徳学園岐阜教育大学紀要』第30集 第二部分は主に金聖嘆文学批評における禅宗、及び禅宗と深く関わっている中国韻文学批評の哲学美学基礎を分析する。
金聖嘆と瀧澤馬琴の小説論 単著 1996年12月 中京短期大学 『論叢』第27巻 馬琴は江戸文学の最後の巨峰である。金聖嘆の文学批評が馬琴の文学観や小説創作に大きな影響を与えていた。本文では馬琴における金聖嘆文学批評の受容と変容を検証してみた。
金聖嘆研究札記 単著 1997年 7月 名古屋外国語大学外国語学部『紀要』第16号 本文では金聖嘆の苗字、住所及び墓地の所在を考証し、新しい見解を提出した。
明清文学批評の一つの流れ―小説評点と史書評点との関り 単著 2000年 3月 汲古書院 『興膳教授退官記念中国文学論集』 「評点」とは中国文学批評の一種の独特な形式である。「評点」は宋代に形成したが、明代に入ってから文学批評、特に小説批評の主な方法となり、明清文学批評の一つの大きな流れとなった。本文では史書評点と小説評点との関係から着眼し、その原因を分析してみた。
金聖嘆交友考略(一) 単著 2000年 3月 大阪産業大学 『論集』人文科学編 100号 金聖嘆文学批評の成立はまわりの親友たちと密接な関係がある。しかし、金聖嘆と交友関係にあった人々の中には、名が知られるだけで、その人の生歿や身分については不明なものも少なくない。本文では従来言及されたことがない顧尼備、顧松交及び元暉と金聖嘆との関係を考察してみた。
金聖嘆交友考略(二) 単著 2000年10月 大阪産業大学 『論集』人文科学編 102号 本文では沈永啓、沈永令、沈世楙、徐崧、閻修齢、閻若璩と金聖嘆との関係を考察してみた。
評点測議 単著 2001年11月 近代東西言語文化接触研究会 『或問』第3号 評点は中国文学批評の独特な形式として、中国文学史において重要な役割を果たしていた。しかしながら、長い間評点についての研究は殆ど見られていない。本文では評点の起源、形成、発展及び衰亡に考察を加えてみた。
金聖嘆的文学批評與日本江戸文学 単著 2002年 2月 吉林大学 『吉林大学学報』 第1期 中国教育部(文科省相当)委託、華中師範大学編纂『外国文学研究』第6期全文転載 江戸時代に、金聖嘆の著書が数多く輸入され、日本の小説創作や批評に大きな影響与えていた。本文ではそれを総合的に考察した。(平成14年12月まで)
金聖嘆的文学批評與科挙 単著 2002年 2月 中国人民大学 清史研究所 『清史研究』第1期 金聖嘆文学批評と科挙との関係については、中国文学批評史における金聖嘆地位や役割の評価に大きな影響を与えてきた。本文では金聖嘆文学批評が科挙、特に八股文との関係についての考察を試み、金聖嘆の再評価に一つの客観的根據を提供したい。
呉見思の文章論 単著 2002年 3月 名古屋大学 『中国語学文学論集』第14輯 呉見思は清代の文学批評家である。彼は孫月峰、金聖嘆の影響を受けながら、独自の文章論を展開した。本文では彼の『史記論文』を中心に呉見思の文章論を分析してみた。
孫月峰の文章論 単著 2002年 3月 関西大学 『中国文学会紀要』 第23号 孫月峰は明代の文学批評家であり、金聖嘆の文学批評にも大きな影響を与えたと思われる。彼の『史記』についての批評は集大成であるだけではなく、後の小説・戯曲などの批評にも大きな影響を与えていた。本文では彼の『史記』評点を中心に孫月峰の文章論を分析してみた。
金聖嘆交友考略(三) 単著 2002年 3月 大阪産業大学 『論集』人文科学編 106号 本文では徐増、毛宗崗、呉見思と金聖嘆との関係を考察する。
金聖嘆年譜略 単著 2003年 3月 金城学院大学論集 人文科学編第37号 金聖嘆研究はいま中国でも盛んに行われているが、かれについての基本資料『年譜』はまだ見られない。今回は筆者の長年の研究蓄積に基づき『金聖嘆年譜略』をまとめてみた。
白楽天と住吉明神との邂逅 ―十八世紀の日本人における中国文化受容の意識 単著 2007年 3月 名古屋大学 『中国語学文学論集』19輯 日本人はどのような気持ちを持って中国文化を受け入れたのであろうか。本論文では15世紀に成立した白楽天と住吉明神との邂逅という伝説を手がかりに、謡曲「白楽天」から浮世絵「見立白楽天」までの作品趣旨の変化を分析したうえ、日本人における受容意識の深層を探ってみた。
浮世絵に映る瀟湘八景 ―江戸時代における日本人の空間意識 単著 2007年 9月 金城学院大学論集 人文科学編第4巻第1号 日本人はどのように中国文化を受容し、そして変容したのであろうか。本文では瀟湘八景受容の事例を分析し、特にその変容過程における日本人の空間意識の役割を明らかにした。
青木正児の名物学 単著 2007年10月 名古屋大学 『「遊心」の祝福―中国文学者・青木正児の世界―』(名古屋大学附属図書館2007年特別展図録) この図録の第Ⅳ章「青木正児の名物学」では、名古屋大学附属図書館の青木文庫で保存されている青木ノートの内容と意義を解説し、そしてコラム(6)「名物学に関して」において青木ノートと青木名物学との関係について論じたのである。
明代における史書の評点―八股文との関係を中心に 単著 2008年12月 名古屋大学 名古屋大学『中国語学文学論集』第20輯 史書の評点は宋代の評点という文章批評の形式が確立すると同時に現れたのである。だが、史書の評点が盛んに行われたのは明代であった。それは明代の科挙制度と大きな関係がある。というのは史書は文章の最高の手本をみなされ、八股文の勉強にも役立てると思われるからである。本文では史書の評点と八股文との関連を検証したのである。
白楽天来日の伝説とその変容―鈴木春信の『白楽天』を中心に 単著 2009年10月 鈴木淳・浅野秀剛編 『江戸の絵本 画像とテキストが綾なせる世界』 八木書店 国際シンポジウム「江戸の絵本・画譜」での口頭発表をまとめたものである。
絵本における中国仙人の一考察――林守篤の『画筌』を中心に 単著 2011年12月 名古屋大学中国文学会『名古屋大学中国語学文学論集』 本文は2009年にロンドン大学の「イメージ文化の利用と受容」国際学会で口頭発表したものに基づき書き直したものである。
「蝦蟇仙人」考 単著 2013年 9月 金城学院大学『金城学院大学論集』人文科学編第10巻第1号  「蝦蟇仙人」は江戸の絵画によくある中国画題である。しなかながら、長い間「蝦蟇仙人」についての解釈はさまざまある。蝦蟇仙人は侯先生の説もあるし、劉海蟾の説もある。ほかに、劉海、劉嚞、劉玄英、劉元英、劉昭遠などの説もある。小論は中国の史料に基づき、「蝦蟇仙人」という中国画題に考証を加えた。本論文は2010年立命館大学国際シンポジウムで口頭発表した内容に基づき、補充・整理したものである。
「張良吹簫図」考 ―北斎「張良図」補説 単著 2014年 3月 金城学院大学『金城学院大学論集』人文科学編第10巻第2号 葛飾北斎の肉筆絵「張良吹簫図」は永田生慈氏の考察によって、『通俗漢楚軍談』のストーリー影響を受けたことが明らかになった。しかしながら、『通俗漢楚軍談』の原本である中国の『西漢演義』に「張子房悲歌散楚」という挿絵がある。北斎の「張良吹簫図」がそのストーリーの影響だけではなく、構図上の影響をも受けたことを実証した。また同じ画題の北尾重政の挿絵や中国の年画なども取り上げて分析した。
『唐詩選畫本』考 ―詩題と画題について 単著 2014年 9月 『金城学院大学論集』人文科学編第11巻第1号 『唐詩選畫本』は『唐詩選』の詩に絵を配し、『唐詩選』の流行に大きな役割を果たしていた。両者を考察したうえで、詩題と画題との関係を考察した。今後の画題研究に大きな意義があると思われる。
「返魂香」考――「李夫人」との関係をめぐって 単著 2015年 3月 金城学院大学論集人文科学編 「返魂香」と「李夫人」は共に浮世絵における中国画題であるが、実際には「李夫人」は中国のような肖像画がほとんど見られず、「返魂香」と同じ構図となっている。しかし、もともと李夫人と返魂香とは無関係である。その李夫人がいつ、どのように返魂香と結びつけられ、「返魂香」の画題を形成したのか。本文ではその過程考察した。
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学会発表

題目/演目名等 発表年月 発表学会名等 概要
近世日中文学における毒婦の比較研究 1988年 5月 東方学会 仮名垣魯文の『高橋お伝夜叉談』が中国小説『水滸伝』と『金瓶梅』を受容する部分を実証したものである。
遊侠の文学と文学の遊侠 1992年10月 日本中国学会 『水滸伝』の英雄豪傑と『史記』の遊侠との比較研究である。
白楽天と住吉明神との邂逅 2006年 6月 名古屋大学中国語学文学会 江戸時代における白楽天が来日の伝説を通し、日本人の異文化受容の心理を分析したものである。
白楽天来日の伝説とその変容―鈴木春信の『見立白楽天』を中心に 2008年 6月 国際絵本シンポジウム 江戸の絵本・画譜(人間文化機構 国文学資料館・実践女子大学文芸資料研究所) 白楽天来日の伝説は彼が存命中にすでにあった。その後数百年の間、その伝説は謡曲や浮世絵の中で変容していく。浮世絵『見立て白楽天』については朝鮮通信使と芸者お仙を謡曲の白楽天と住吉明神に見立てたものと一般的に解釈されるが、本文ではこの絵と白楽天の叙事詩『琵琶行』などとの関係を探ってみた。
中国の仙人たちの乗物 2008年12月 立命館大学ARC 中国明代の王世貞の『有象列仙全傳』が江戸の絵本に与えた影響を考察した。
絵本における中国仙人の一考察 ―林守篤の『画筌』を中心に 2009年12月 ロンドン大学 イメージ文化の利用と受容 江戸時代の林守篤の『画筌』における中国書物の影響について考察した。
蝦蟇仙人考 2010年12月 立命館大学ARC国際シンポジウム 江戸絵画における中国の画題『蝦蟇仙人』について侯先生、劉海蟾、劉海との解釈がある。本文ではその画題を考察した。
「張良吹簫図」考 ―北斎「張良図」の補説 2014年 7月 絵入本学会 前掲の論文と同じ内容である。
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翻訳

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
『胡蝶』日訳本跋 単著 1986年 5月 吉林教育出版社 『日本学者中国文学研究論叢』第1輯 中国の有名な現代作家である王蒙の代表作の一つ『胡蝶』は大阪外国語大学元教授相浦杲先生(故人)によって翻訳された。その跋は王蒙研究の一つの成果である。今度はその研究成果を中国に紹介した。
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編集

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
資料編集:青木正児博士ノート(一) 単著 1993年 8月 名古屋大学 『中国語学文学論集』第6輯 『鄙事備忘』『竹窓雑鈔』(一)、『竹窓雑鈔』(二)、『鴻城雑録』といった四冊のノートを整理したものである。
資料編集:青木正児博士ノート(二) 共著 1994年 9月 名古屋大学 『中国語学文学論集』第7輯 『鼓東雑録』、『借讀鈔存』(二)、『借讀鈔存』(三)といった三冊のノートを整理したものである。
資料編集:青木正児博士(三) 共著 1995年 9月 名古屋大学 『中国語学文学論集』第8輯 『借讀鈔存』(四)、『借讀鈔存』(五)、『借讀鈔存』(六)といった三冊のノートを整理したものである。
書物編集:胡適・周作人・王古魯の青木正児宛の手紙 共著 1998年 5月 上海人民出版社 『東瀛遺墨』 『東瀛遺墨』はこの数年来日本で新発見の近代日中文化交流資料集である。その中の胡適、周作人、王古魯の部分の編集を担当する。
青木正児博士とその資料(上) 共著 2000年 3月 名古屋大学 『名古屋大学文学部研究論集』文学46 本稿に言う資料は青木博士は三度にわたる中国滞在の際に、保存された領収書、價格表、広告紙、新聞の切り抜きなどである。全部で七項目に分れているが、本稿(上)では資料一「書物の値段」と資料二「筆の値段」を載せた。
青木博士とその資料(中) 共著 2001年 3月 名古屋大学 『名古屋大学文学部研究論集』文学48 (上)の続き、資料三「墨の値段」と資料四「茶の値段」を載せた。
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雑誌連載

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
中国・異域文化の往来1:汗血馬(一) 単著 2014年 1月 『日本古書通信』第1014号 漢武帝に称される「天馬」―汗血馬がどのように西域から中国にやってきたかを紹介した。
中国・異域文化の往来2:汗血馬(二) 単著 2014年 2月 『日本古書通信』第1015号 天馬の伝説を紹介した。
中国・異域文化の往来3:汗血馬(三) 単著 2014年 3月 『日本古書通信』第1016号 汗血馬をめぐる戦争を紹介した。
中国・異域文化の往来4:汗血馬(四) 単著 2014年 4月 『日本古書通信』第1017号 漢武帝の執念によって最良の汗血馬を勝ち取った過程を紹介した。
中国・異域文化の往来5:汗血馬(五) 単著 2014年 5月 『日本古書通信』第1018号 汗血馬の好物である苜蓿(うまごやし)が馬とともに中国に伝来したことと、牧畜業や漢方薬における役割を紹介した。
中国・異域文化の往来6:汗血馬(六) 単著 2014年 6月 『日本古書通信』第1019号 汗血馬を飼育する異域の人を紹介した。
中国・異域文化の往来7:葡萄(一) 単著 2014年 7月 『日本古書通信』第1020号 葡萄がどのように異域から中国に伝来したかを紹介した。
中国・異域文化の往来8:葡萄(二) 単著 2014年 8月 『日本古書通信』第1021号 葡萄がどのように中国の土地に根をおろして中国文化に融合されたかを紹介した。
中国・異域文化の往来9:石榴(一) 単著 2014年 9月 『日本古書通信』第1022号 石榴がどのように中国に伝来したかを紹介した。
中国・異域文化の往来10:石榴(二) 単著 2014年10月 『日本古書通信』第1023号 石榴がどのように中国文化に融合されたかを紹介した。
中国・異域文化の往来11:胡麻(一) 単著 2014年11月 『日本古書通信』第1024号 胡麻が中国にどのように伝来したかを紹介した。
中国・異域文化の往来12:胡麻(二) 単著 2014年12月 『日本古書通信』第1025号 胡麻がどのように中国文化に融合されたかを紹介した。
中国・異域文化の往来13:胡桃 単著 2015年 1月 『日本古書通信』第1026号 胡桃がどのように中国に伝来し、中国文化に融合されたかを紹介した。
中国・異域文化の往来14:蟠桃 単著 2015年 2月 『日本古書通信』第1027号 蟠桃がどのように中国に伝来し、中国文化に融合されたかを紹介した。
中国・異域文化の往来15:西瓜 単著 2015年 3月 『日本古書通信』第1028号 西瓜がどのように中国に伝来し、中国文化に融合されたかを紹介した。
中国・異域文化の往来16:胡椒 単著 2015年 4月 『日本古書通信』第1029号 胡椒がどのように中国に伝来し、中国文化に融合されたかを紹介した。
中国・異域文化の往来17:胡瓜 単著 2015年 5月 『日本古書通信』第1030号 胡瓜がどのように中国に伝来し、中国文化に融合されたかを紹介した。
中国・異域文化の往来18:菠薐菜 単著 2015年 6月 『日本古書通信』第1031号 菠薐菜(ほうれん草)がどのように中国に伝来し、中国文化に融合されたかを紹介した。
中国・異域文化の往来19:胡荽 単著 2015年 7月 『日本古書通信』第1032号 胡荽(香菜)がどのように中国に伝来し、中国文化に融合されたかを紹介した。
中国・異域文化の往来20:胡豆 単著 2015年 8月 『日本古書通信』第1033号 胡豆(豌豆、蚕豆)がどのように中国に伝来し、中国文化に融合されたかを紹介した。
中国・異域文化の往来21:蓽撥 単著 2015年 9月 『日本古書通信』第1034号 蓽撥がどのように中国に伝来し、中国文化に融合されたかを紹介した。
中国・異域文化の往来22:萵苣 単著 2015年10月 『日本古書通信』第1035号 萵苣がどのように中国に伝来し、中国文化に融合されたかを紹介した。
中国・異域文化の往来23:茉莉 単著 2015年11月 『日本古書通信』第1036号                                       茉莉がどのように中国に伝来し、中国文化に融合されたかを紹介した。
中国・異域文化の往来24:鬱金香 単著 2015年12月 『日本古書通信』第1037号 鬱金香がどのように中国に伝来し、中国文化に融合されたかを紹介した。
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論集連載

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
日本における中国画題総覧(一) 単著 2017年 3月 『金城学院大学論集(人文科学編)』第十三巻二号 この資料集は過去の十年間、江戸時代の絵本を中心に調査してきた中国画題を編集したうえ、それぞれの中国画題に日本語の解説、中国語文献の出典、絵本にある作例を付け加えたものである。『総覧』(一)は「あ行」と「い行」の部分である。
日本における中国画題綜覧(二) 単著 2017年 9月 『金城学院大学論集』(人文科学編)第十四巻第一号 日本における中国画題資料集の連載(二)である。(二)は「う行」と「え行」の内容である。
日本における中国画題綜覧(三) 単著 2018年 3月 『金城学院大学論集』(人文科学編)第十四巻第二号 日本における中国画題資料集の連載(三)である。(三)は「お行」である。
日本における中国画題綜覧(四) 単著 2018年 9月 『金城学院大学論集』(人文科学編)第十五巻第一号 日本における中国画題資料集の連載(四)である。(四)は「お行」(二)~「か行」(一)である。
日本における中国画題綜覧(五) 単著 2019年 9月 『金城学院大学論集』(人文科学編)第十六巻第一号 日本における中国画題資料集の連載(五)である。(五)は「か行」(二)である。
日本における中国画題綜覧(六) 単著 2020年 9月 『金城学院大学論集』(六) 日本における中国画題綜覧(六)は連載の続きで、「か行」(三)~「き行」まで。
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