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フリガナイワザキ クミコ
ローマ字IWAZAKI Kumiko
氏名岩崎 公弥子
メールiwazaki@kinjo-u.ac.jp
学位博士(学術) 
所属国際情報学部 / 国際情報学科
職名教授
所属学会情報処理学会 日本教育工学会 日本社会情報学会 日本展示学会 情報文化学会 
専門分野情報学 博物館学 科学教育・教育工学   
研究課題デジタルミュージアムに関する研究 ミュージアム資料を用いた教材開発 ICTを活用した教育に関する研究 

学会及び社会における活動等

開始年月 活動内容 終了年月
2000年 3月 教育システム情報学会 2015年 3月迄
2002年 9月 日本教育工学会 現在に至る
2002年 9月 日本社会情報学会 現在に至る
2010年 6月 日本展示学会 現在に至る
2012年 6月 情報文化学会 現在に至る
2013年 5月 日本社会情報学会 中部支部 運営委員 現在に至る
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受賞歴

受賞年月 受賞名
2005年 8月 PCカンファレンス2005最優秀ポスター賞 「科学を身近なものにする国立天文台野辺山Web開発」 山中恵莉奈、岩崎公弥子 総著者数9名
2006年 8月 PCカンファレンス2006優秀ポスター賞 「星座観測を支援するWeb教材「星座図鑑」の開発」 林美帆、岩崎公弥子 総著者数10名
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著書

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
「よくわかる情報リテラシー入門」 共著 1999年 4月 共立出版 岩崎公弥子、杉原健一 総著者数5名(総頁数145) 情報リテラシーで必要なコンピュータ基礎を習得するための入門書.Windowsの基本操作,ファイル管理,Microsoft Wordによる文章作成,PowerPointによる効果的なプレゼンテーション(執筆担当P40-P58),Excelによる表計算,インターネット利用の基礎(執筆担当P92-P108),ホームページの作成方法を解説する.
「よくわかる社会情報学」 共著 2015年 5月 ミネルヴァ書房 西垣通、伊藤守 総著者数62名(総頁数217)情報社会をとりまく環境、現象、技術についてコミュニケーション、社会システム(医療・福祉、教育、観光、ビジネスなど)、文化の側面から解説した社会情報学の入門書.デジタル・ミュージアム(P124-P125) を執筆
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学術論文

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
「インターネットを活用したデジタルミュージアムの新たな役割」 共著 1999年11月 情報文化学会論文誌第6 第1号 杉山公弥子、安田孝美、横井茂樹(P39-P48) 現在,ネットワーク技術の発達と,インターネットの普及により,多くのデジタルミュージアムが開設されるようになった。そこで,国内外のデジタルミュージアムを調査し,かつて伊藤寿朗氏がミュージアムの発展の歴史を「保存」「公開」「参加」の側面から考察した立場を踏まえ,デジタルミュージアムの役割について考察を加えた。そして,デジタルミュージアムが果たす3つの役割の意義について明らかにするとともに,デジタルの特性を生かした新たな役割である「連携」機能に注目し,デジタルミュージアムの意義について明らかにする。
「ミュージアムと学校の連携による高速通信回線を利用した天体教育の実践と評価」 共著 2002年 1月 教育システム情報学会誌 Vol.19 No.1 岩崎公弥子、安田孝美、横井茂樹(P11-P21) 名古屋市内1000軒を対象とした光ファイバー実験環境を利用し、名古屋市科学館が所有する資料を基に開発したデジタル教材を、中学校の授業で利用する実験を行った。開発した教材は、筆者らが「利用者別教材」と呼ぶもので、科学館の資料と教科書の内容を使いながら、「生徒用」「教師用」といった利用者の目的に応じてWeb画面を自動的に作成するシステムである。本論文では、本教材の有効性を明らかにし、新しい博学連携のWeb教材としての考察を深める。
「メタデータに基づく社会見学支援システムの開発と評価」 共著 2003年 3月 社会情報学研究(日本社会情報学会) No.7 岩崎公弥子、安田孝美、横井茂樹(P13-P25) 本研究の目的は,個人の興味や課題に応じて閲覧ルートを提示する博物館社会見学システムの提案である.本システムで提供される資料は,展示物の解説文,写真,学芸員の解説付映像で,筆者らが提案する「Museum Network」に準拠した形式によってXMLで管理されているリソースである.本稿では,博学連携の現状と課題を踏まえたシステム設計について述べるとともに,実証実験を通じて本システムの有用性を検証する.また,「Museum Network」の1コンテンツとしての有用性を明らかにする.
「科学を身近な存在にするためのWeb教材の開発と評価」 共著 2005年 3月 日本教育工学会論文誌(シュートレター)第28巻 増刊号 岩崎公弥子、縣秀彦、安田孝美(P109-P112) 本研究では、子供たちの科学への興味を高めるために、Public Understanding of Researchに基づくWebの教材開発を行った。具体的には、子供たちが抱く科学(天文)の疑問に対して、その分野の第一線で働く研究者が解説を行う Webシステム「天文学者にきこう」の開発である。実証実験により、研究者が解説することで、また、過程を含めた研究そのものを提示することで、その分野に対する興味が高まり、学習意欲が向上することが明らかになった。
「PURに基づく科学館の見学事前学習システムの開発と評価」 共著 2006年 3月 日本教育工学会論文誌第29巻第4号 岩崎公弥子、縣秀彦、安田孝美(P527-P534) 本研究では、科学館見学に着目し、事前学習のためのWebシステムをPUR(Public Understanding of Research)に基づき、設計、開発、評価した。本システムの特徴はビデオクリップを通じて研究者が研究を語り、問いかけることによって、学習者の「興味・関心」を喚起し、学習課題の「発見」を行う点である。更に、ワークシートの作成を個別に行うことによって見学時の課題「解決」を支援する仕組を導入した。国立天文台とともに実証実験を行い本システムの有効性を明らかにした。
「中学生、高校生のインターネット利用のリスクに対する知識と対策の実態」 共著 2006年 3月 金城学院大学人文・社会科学研究所紀要 第10号 長谷川元洋、岩崎公弥子、中田平(P1-P12) 現在、インターネットの普及は著しく、家庭や学校現場の中でも浸透をはじめている。それにともない、中学生、高校生がインターネットやコンピュータを活用する機会も増えてきた。本研究では、インターネットの普及を背景に急速に広まりつつあるネット犯罪に焦点をあて、利用についてのリスクとその対策法を約1000名の中・高生のアンケートをもとにまとめた。その結果、情報倫理教育の大切さが明らかになった。
「Development of a Planisphere Type Astronomy Education Web System Based on a Constellation Database using Ajax」 共著 2006年10月 Proc. Of Knowledge-Based Intelligent Information and Engineering Systems(KES) 2006,Part II, LNAI 4252 Katsuhiro Mouri, Mamoru Endo, Kumiko Iwazaki, Manabu Noda, Takami Yasuda, and Shigeki Yokoi(P1045-P1052) 学芸員が持つ散在した専門知識や解説ノウハウを、学芸員同士、または、学習者と共有することができれば、知識を効果的に活用することができる。そこで、本研究では、XMLを用いて学芸員の知識を細分化し、整理するとともに、利用者が欲する情報を効率的に抽出するナレッジデータベースの開発を試みた。具体的には、名古屋市科学館と共同研究を行い、星空解説に必要な情報データベースの開発を行った。また、インターフェースとしてAjaxを用いた星座早見盤を使い、学習者が視覚的にも利用しやすい工夫を行った。
「地域イベントの情報発信におけるWebを活用したコンテンツ管理手法-学生によるインターネット放送局の活動事例から-」 共著 2007年 6月 CIEC会誌(コンピュータ&エデュケーション)Vol22 近藤真由、岩崎公弥子、安田孝美、横井茂樹(P28-P32) 学生によるインターネット放送局の活動事例(2005年「愛・地球博」)をもとに、地域イベントにおける、システムを活用したコンテンツ管理手法の提案を行い、試作を行った。本研究で開発したシステムにより、Web更新作業の手順を軽減することができ、複数の学生による更新作業および円滑なプロジェクト運営が可能になった。また、システムでコンテンツの表示方法を工夫することにより、サイトの見やすさも改善できた。
「Development of a Museum Exhibition System Using Podcast Based on PUR」 共著 2007年11月 GESTS International Transactions on Computer Science and Engineering.Vol,43 No.1. Kumiko Iwazaki, Hidehiko Agata, Takami Yasuda(P17-P24) 本研究では、先端研究をわかりやすく伝えるPUR(Public Understanding of Research)の視点に基づき、最新の研究解説を聴きながら閲覧できる展示解説システムを国立天文台とともに開発した。具体的には、ポッドキャストの仕組みを用いることで、1)確実な最新情報の提供、2)音声や画像による情報提供、3)展示情報の事前学習を可能にする。更に、コンピュータに取り込んだ情報をiPod等のデジタルプレイヤーに転送し、展示施設で活用できることから、4)コストを抑えたシステム導入も可能になる。本研究では、実証実験を行い、その有効性を明らかにした。
「プロジェクト型教材開発と小学校の授業実践」 単著 2009年 7月 金城学院大学 人文・社会科学研究所 紀要 第13号 岩崎公弥子(P1-P13)本研究は、プロジェクト型の教材開発を数々実施してきた経験から、プロジェクトを効果的に実施するための工夫を、1)コンセプトの共有、2)暗黙知の明示化、3)知識の翻訳、編集作業の重視、4)デジタルの特性をいかした教材設計、5)円滑なコミュニケーションのための環境づくりの5つの事項にまとめた。更に、小学校での実証実験を詳細に報告することで、工夫点を明確にするとともに、プロジェクトによる効果を学習者と開発者の二方向から分析した。その結果、学習者にとっても、開発者にとっても、効果的なことが明らかになった。
「多角的視野を育てる初年次教育プログラムへのMoodleの活用」 共著 2010年 3月 金城学院大学論集 社会科学編 第6巻第2号 大橋陽、岩崎公弥子、時岡新、太田正登 総著者数7名(P48-P60)大学入学生の多様化が進んだことを背景に、現在、初年次教育の重要性が高まってきている。金城学院大学現代文化学部においても、大学の学びをスムーズに行えるよう初年次教育の導入を試みた。本カリキュラムは、「現代文化概論」と「現代文化基礎演習」からなる。これらの授業は、学部を構成する3学科の垣根を越えた混合クラスで実施することにした。初年次教育としてのきめ細かい授業、予習復習を習慣づけるしくみ作りのため、Moodleを活用した授業の実施を計画した。その活用法について述べる。
「産学連携による地域活性化プロジェクト」 共著 2010年 7月 金城学院大学 人文・社会科学研究所 紀要 第14号 小室達章、岩崎公弥子、後藤昌人、中田平(P11-P24)本プロジェクトは、金城学院大学と名古屋市納屋橋地区に2009年にオープンした「ほとりす なごや 納屋橋」と共同で、街の活性化を目的とし、様々な企画提案、イベント実施を行うのもである。具体的には、ピアノコンサート、クリスマスリース講習会等である。イベントにむけて、外部機関と交渉を行ったり、PRを行ったり、チケット販売等を行うことにより、企画に携わった学生の学びのモチベーションや学習スキルの向上につながった。また、外部機関との連携が、新しい企業連携を生み出し、プロジェクトの活性化、ならびに、地域の活性化へとつながった。本論は、本プロジェクトの1年間の活動についてまとめる。
「初年次教育プログラムの1年目の実績と課題」 共著 2010年 9月 金城学院大学論集 社会科学編 第7巻第1号 大橋陽、岩崎公弥子、時岡新、太田正登 総著者数6名(P17-P38)2009年度から金城学院大学現代文化学部では、学科の垣根を越え、所属する3学科が共同で「現代文化概論」「現代文化基礎演習」を初年次教育の科目として開講した。「現代文化概論」は、「現代社会と女性」をテーマにオムニバス講義を実施し、「現代文化基礎演習」では、要約、レポートの書き方、プレゼンテーションの仕方、講義ノートの取り方等、高校から大学の学びをスムーズに行えるような授業展開を行った。1年目を終え、教員や学生のアンケートをもとに、本授業の課題を整理する。
「里山の資源を活用した教育活動の実践」 共著 2011年 3月 金城学院大学論集社会科学編第7巻第2号 岩崎公弥子、小野知洋、河村典久、柳谷勝(P1-P12) 金城学院大学は、豊な木々に囲まれた里山の中にあるキャンパスである。そこで、本研究では、大学における里山について再考するとともに、キャンパスを10のゾーンに分け、各々のゾーンの特長に応じた里山整備、ならびに、教育活動を行ってきた。具体的な教育活動としては、自然観察ルートを設置し、草花について解説するとともに、森の生態系についての知見を広めたり、学園祭などを通じて、学内だけではなく地域住民にまで拡大させる試みを行った。さらにその活動を補完するものとして、Webや自然観察ガイドのアプリケーションを開発した。本論文では、これらの試みを報告する。
「総合力を培うベストプラクティスに基づく教育手法」 共著 2011年 7月 金城学院大学人文・社会科学研究所紀要 第15号 岩崎公弥子、大橋陽、工藤多恵(P1-P17)初等教育から高等教育にいたるまで、教育機関における「学び」の見直しが様々なところで実施されている。専門知識の教授だけにとどまらず、汎用的技術やコミュニケーション力、論理的、創造的思考力などを育成することは知識を社会で活用し、新しい社会を生み出す力を育てることにつながる。本研究では、いくつかの大学の視察、文献調査を行いながら、新しい教育手法について検討する。
「ラーニングアウトカムズと個を重視した教育システムの構想ーアルバーノ大学を手掛かりにー」 共著 2012年 7月 金城学院大学 人文・社会科学研究所紀要 第16号 大橋陽、岩崎公弥子、斉藤民徒(P1-P31)国内・国外の高等教育におけるすぐれた教育手法、教育システムを調査すると、ラーニングアウトカムズ、すなわち、「学生が何ができるようになるか」という視点から構築されていることに気づかされる。本研究では、米国アルバーノ大学の「能力ベースの学修」(Ability-Based Learning)、「学修成果」をベースにしたカリキュラムについて、取材をもとに考察し、高等教育の意義と抱える課題について論じる。
「Development of digital science museum based on visitors' memories」 共著 2012年 9月 Journal of Socio-Informatics Vol.5 no.1 (The Society of Socio-Informatics) Kumiko Iwazaki、Masato Goto、Misato Wakata、Katsuhiro Mouri、Takami Yasuda(P27-P36)近年、博物館では、「来館者が何をそこで体験するか」という点に注目されるようになってきた。本研究では、来館者の体験を「思い出」とおきかえ、一般市民から収集した思い出を展示する「デジタルタイムカプセル」の開発を行った。博物館学者フォーク氏の「making of meaning」に基づき収集した思い出を分類し、展示する工夫を行った。来館者調査により、本展示物が来館者の興味をひき、かつ、新しい思い出を創出することが明らかになった。
「天文教育に向けたスマートフォンの活用による対話型の星座検索モデルの提案」 共著 2012年12月 情報文化学会論文誌第19 第2号 浦正広、遠藤守、山田雅之、宮崎慎也 総著者数7名(岩崎は第5著者)(P42-P49)天文教育において、星座は入口的役割を果たすものとされる。科学館の学芸員が観測会などで星座の観測を行う際には、これまでに培った経験から、対話的に目的の星座を見つける方法を人々に教えている。そこで、本研究では、学芸員の教育スタイルの適用を視野に入れたスマートフォンを活用した対話型の星座検索モデルを提案する。検索したい星の位置関係をタッチ操作することで検索結果が表示される対話型のアプリケーションを制作し、既存のシステムと比較することで本アプリケーションの教育的有効性を考察する。
「主体的な学習を支援する教育情報基盤と学習環境」 共著 2013年 7月 金城学院大学 人文・社会科学研究所紀要 第17号 岩崎公弥子、大橋陽(P1-P19)近年、高等教育にパラダイムシフトがおきている。「教育パラダイム」から「学習パラダイム」への変換である。本研究は、このような教育の変革を背景に、香港の大学の事例をもとに高等教育のあり方について考察する。第1章では、高等教育における学びと環境整備について概観し、第2章で、新しい教育手法のひとつであるeポートフォリオに焦点を当て、香港城市大学の試みを紹介する。続く、第3章では、学習者主体のカリキュラム改革について香港大学の事例をもとに考察し、第4章で学生の自律的な学びを支援する学習環境(ラーニング・コモンズ)について、述べる。
「タブレット端末を用いた電気を学ぶデジタル教材の開発とその実践的活用」 共著 2013年 8月 情報処理学会 デジタルコンテンツ 第1巻 第1号 遠藤守、久原政彦、岩崎公弥子、山田雅之 総著者数6名(P10-P18) 本研究では、タブレット端末を用いた電気を学ぶ教材を開発したのでその開発目的と評価について報告する。本教材は、タブレット端末動作上のアプリケーションとBluetoothによって無線接続された発電玩具からなる。本教材の活用により学習者はタブレット端末上のアプリによって電気についての知識を深めることができるほか、発電玩具を用いて実際に電気をおこして、ためて、つかうことを実験しながら確かめる事ができる。児童館や科学館でのワークショップの実施により、提案教材の一定の有効性を確認した。
「科学館と大学・来館者の「つながり」がもたらす可能性とその試みー名古屋市科学館開館50周年記念イベントにおける展示開発と実践ー」 共著 2013年 8月 情報文化学会論文誌第20 第1号 岩崎公弥子,遠藤守,水野慎士,浦田真由 総著者数8名(P10-P17)近年、博物館はモノを展示するだけではなく、来館者にモノの魅力を伝え、知識と学びを与える場になっている。本研究では、これらの点をふまえ、2つの「つながり」から博物館の可能性について論じる。1つは、科学館と大学が連携して展示解説や教材開発等を行う「雑居ゼミ」の活動を通じて、博物館の連携のあり方を提案する。もう1つは、来館者に焦点をあて、2012年11月に名古屋市科学館開館50周年のイベントを雑居ゼミで開催したので報告する。
「スマートデバイスによる3DCGを用いた電子教材の提示・操作に関する研究ータブレット端末3DCGコンテンツ開発に向けたフレームワーク構築ー」 共著 2013年12月 情報文化学会論文誌第20第2号 中貴俊、遠藤守、山田雅之、宮崎慎也 総著者数6名(岩崎は第5著者)(P19-P26) 名古屋市科学館が持つ天文学的知識、大学が有する先端技術に関するノウハウと教育手法を融合し、双方の得意分野を活かしたタブレット端末上で動作するデジタル教材の開発を行った。具体的には、3次元操作インターフェースの可能性について金環日食を解説するシミュレーション教材や月を学ぶ教材のデザインを通じて検討し、実証実験を通じて効果を考察したので報告する。
「博物館と連携したワークショップの可能性ー金環日食のワークショップの企画と実践ー」 共著 2013年12月 CIEC会誌(コンピュータ&エデュケーション)Vol35 岩崎公弥子,遠藤守,中貴俊,毛利勝廣 総著者数5名(P87-P92)近年、博物館の4大機能のうち、「教育普及」が注目されてきた。すでに、多くの博物館では、教育を主眼においたワークショップや教材開発を実践し、高い教育効果を得ている。本研究では、博物館、大学、企業が連携を行い、2012年5月21日の金環日食をテーマにしたタブレット教材を開発し、8カ所で約300人の子どもたちにレクチャーを実施した。本研究では、新しい博物館の教育の可能性について考察するとともに、1)複数機関が連携した教材開発やレクチャーデザイン、2)学びの動機付け、3)タブレット教材の活用による参加型ワークショップが豊な学びをもたらすことを示した。
「リーダーシップ教育の事例研究と転用可能な実践的知見の検討」 共著 2014年 7月 金城学院大学人文・社会科学研究所紀要第18号 長谷川元洋、時岡新、中村岳穂、齋藤民徒 総著者数7名(岩崎は第7著者)(P45-P53) 国際情報学部では、WLIというリーダーシップを育成する授業群がある。本研究では立教大学が取り組んでいるリーダーシップ教育から本学部のリーダーシップ教育に転用できた実践的知見を整理する。具体的には、立教大学のリーダーシップ教育の特徴(ピアサポート、ALコーチの養成、質問会議等)をまとめ、本学部のリーダーシップにどのように反映することができるか(あるいは、できたか)を項目ごとに調べる。これより、本学部のリーダーシッププログラムの課題や特徴を明らかにする事ができた。
「学びのプロセスに基づくeポートフォリオの設計と課題」 共著 2014年 7月 金城学院大学人文・社会科学研究所紀要第18号 岩崎公弥子、大橋陽(P15-P31) 近年、「何ができるようになるか」に力をおいた教育、また、ジェネリック・スキルの向上にむけた教育への取り組みがなされるようになってきている。このような教育を実施していくためには、能動的学習、プロジェクト型学習など、様々な工夫が必要であるが、それらを支えるツールとして着目されているのがeポートフォリオである。筆者らは、WLI B(Women's Leadership Initiative)というリーダーシップを培う科目において、eポートフォリオを導入したのでその設計、デザイン、実践までを整理・分析し、報告する。
「反転授業を導入したアクティブラーニングの取り組み」 共著 2015年12月 CIEC会誌(コンピュータ&エデュケーション)Vol39 岩崎公弥子,大橋陽(P98-P103)専門知識の教授だけでなく汎用的能力を育成するために、高等教育機関では様々な教育手法を取り入れ、試行錯誤を行っている。そのひとつが、アクティブラーニングである。筆者らは、反転授業(Flipped Classroom)を導入し、知識習得の部分を宿題(予習動画)にすることで、専門知識に基づくアクティブラーニングを実施した。本研究では、中規模クラスにおいて反転授業を導入し、1)質の高いグループアクティビティの実施、2)予習動画を閲覧させる工夫、3)予習動画のナレーション(人の声,合成音声)の違いについて検証し、より深い学びや動機付けがなされたか、国際情報概論(1年生必修)のなかで考察した。
「反転授業を活用した授業実践とその効果」 共著 2018年 7月 金城学院大学人文・社会科学研究所紀要第22号 岩崎公弥子,大橋陽(P1-P15)本研究では、反転授業を「国際情報概論」をはじめ4つの授業に導入したので、その実践報告を行う。反転授業とは、学習者が事前に自宅等で予習動画を用いて内容を学習し、学校ではアクティビティを通じて発展的な学びを獲得するものである。反転授業は、現在、欧米を中心に盛んに取り入れられているが、予習動画のデザインや閲覧率、アクティブラーニングの実施方法など多くの問題を抱えている。本研究では、授業実践を通じて、その課題について考察する。
「Family Learningに基づくワークショップの開発」 共著 2018年 8月 情報文化学会誌 第25巻 第1号 岩崎公弥子,岡睦美,柏木晴香(P19-P26)近年,博物館の学びは,知識習得型から知識活用型へ,受動的な学びから能動的な学びへ,博物館から社会・家庭へと,広がりをみせている。本研究では,このような背景のなか,Family Learningの視点を取り入れたワークショップを博物館と連携し,企画・実施した。主に着目した点は,(1)導入(身近な話題との関連づけ),(2)学びの個人化(自由度の高い制作物),(3)会話の促進(会話のきっかけ作り),(4)学びの継続(科学情報の配信),である。具体的には,「身近な」海の生き物について学ぶワークショップを児童館や科学館で実施し,カードやキーホルダーを制作する。そして,それを持ち帰ったり,サポート教材を提供したりすることで,家庭内でも興味・関心を継続することができるよう促す。2016年から2018年に9回実施し,合計143名の子どもたちが参加した。アンケート調査から,「(本ワークショップが)魚について会話するきっかけになった」と多くの保護者が回答し,家庭内でも継続して話題にしたことが明らかになった。
「中高大が連携したライティング・ルーブリックの開発」 共著 2019年 7月 金城学院大学人文・社会科学研究所紀要第23号 岩崎公弥子、内山潤、時岡新、柳瀬公代、福田順(pp.1-14)本研究はアカデミック・ライティングルーブリックを中学、高等学校、大学の教師が協力して開発したものである。能動的な学びには「書く・話す・発表する」といった学びの活動が極めて重要である。しかし、その能力は短期間で身につけることはできず、繰り返しPDCAサイクルを回しながら習得していかなければならない。生徒・学生が中学、高等学校、大学のどの段階にあっても10年間という学びのなかで成長していくプロセスをルーブリックにより可視化し、段階ごとの達成目標を立てていくことは、学習者にとって極めて重要である。本研究はその開発プロセスについてまとめたものである。
「高校生のリサーチクエスチョンに関する評価基準」 共著 2019年 9月 金城学院大学論集 人文科学編 第 16 巻 1 号 内山潤、岩崎公弥子、時岡新、柳瀬公代、福田順(pp.1-14)本研究は、どうすれば高校生がよりよいリサーチクエスチョンを立てることができるようになるかを解明することを目的として、高校生のリサーチクエスチョンの評価基準を調査した。その結果として、高校生は教育を受ける以前からリサーチクエスチョンの性質をある程度理解する能力を持っており、教育によってよいリサーチクエスチョンと問題のあるリサーチクエスチョンを判別できるようになることが明らかになった。また、リサーチクエスチョンの良し悪しの判断については、「専門的な知識・技能」を要するものと「予測・予言」に関する類のものが難しいことがわかった。これからもリサーチクエスチョンの立て方について実践から分析していく。
「リサーチクエスチョンの評価を構成する諸要素について」 共著 2020年 3月 金城学院大学論集、社会科学編第16巻第2号 時岡新、岩崎公弥子、内山潤、柳瀬公代、福田順(pp.123-137)高校の総合学習の時間において、リサーチクエスチョンの立て方に関する授業を実施した。その結果、高校生は、リサーチクエスチョンを評価する能力を持っており、授業を通じて、一方ではさらに判断の精度を上げ、他方では十分な能力の伸長が見られないリサーチクエスチョンの類があったことが明らかになった。具体的には、高校生の評価、判断が「興味・関心」に強く左右されること、概念定義に対する姿勢の未形成や脆弱さ、判断に生活実感や日常知の占める大きさなどを確認した。
「高校・大学を接続するルーブリックの実践と評価」 共著 2020年 7月 金城学院大学人文・社会 科学研究所紀要第24号 岩崎公弥子、時岡新、内山潤(pp.17-32)本研究は筆者らが所属する大学の「DP対応ルーブリック」に関する学生インタビューを実施し、課題を明らかにしたものである。具体的には、大学での学びと学外(アルバイト、サークル等)での学びを分けて評価できない、学科によってカリキュラムが異なるため学科間で評価に差が出る等である。今後も引き続き学生インタビューを行い、ルーブリックの改良を重ねていく。
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学会発表

題目/演目名等 発表年月 発表学会名等 概要
「デジタルミュージアムの将来とXMLの利用可能性」 1999年 8月 教育システム情報学会 第24回全国大会(園田学園女子大学) 杉山公弥子、萩原達雄、安田孝美、横井茂樹(P425-P428) 現在、コンピュータ技術の発達とインターネットの普及により、多くのミュージアムがホームページ上でデジタルミュージアムを開設している。そこで、国内外のデジタルミュージアムを調査し、その役割について考察し、オンラインミュージアムの将来を模索する。また、ミュージアムのリソースを教材として有効活用するために、XMLの技術を利用したアプリケーションの開発を進め、これからのデジタルミュージアムのリソースの有効利用を提案する。
「ミュージアム・オン・デマンドの提案と試作」 2000年 6月 電子情報通信学会 教育工学研究会 信学技報 ET2000-24(2000-06)(名古屋市立大学) 杉山公弥子、安田孝美、横井茂樹(P17-P24) デジタルミュージアムによって,実空間のミュージアムでは不可能であった展示法が可能になった.筆者らは,実際に宇宙開発の歴史を約150のビデオクリップで紹介するオン・デマンド型のシステムを開発し,名古屋市科学館の特別展「宇宙展2000」で実証実験を行った.特別展の期間中,約5万人がこのシステムを利用し,その結果,展示物を閲覧する際に必要なユーザ毎の「ストーリー」と「リズム」を生かしたシステムの開発が重要であることが明らかになった.また,将来の展望として,本システムを発展させた,全てのユーザに個別に対応したデジタルミュージアムの開発を提案する.
「「中学校-ミュージアム」連携による高速通信回線を利用した天体教育の実践」 2001年 5月 情報処理学会 コンピュータと教育(大阪学院大学)  杉山公弥子、安田孝美、横井茂樹(P33-P40) 本研究は,2000年7月〜2001年3月に電力会社によって実施された名古屋市瑞穂区内の一般家庭1000軒を対象とした光ファイバー実験の環境を利用し,同区内の瑞穂ヶ丘中学校で評価実験を行った.中学一年理科の「天体」の単元を具体的教材とし,高速通信回線の長所を生かす,ビデオストリーミング,Java3D,XMLなどのWeb技術を活用したデジタル教材を中学校教師−科学館学芸員−大学研究者の3者間のコラボレーションで開発した.
「高速通信回線環境下における「ミュージアム-教育間連携」の実証実験と評価」 2001年 8月 教育システム情報学会 第26回全国大会(大阪大学)  岩崎公弥子、安田孝美、横井茂樹(P417-P418) 本実験は,2000年7月〜2001年3月に実施された(株)中部電力「光ネットビジネス実証研究会」の一環として行われた.これは,名古屋市瑞穂区内の一般家庭1000軒をはじめ,学校,公共機関等を高速通信回線(光ファイバー(100Mbps),CATV等)で結び,その可能性を明らかにしたものである.筆者らの研究室もこのプロジェクトに参加し,「宇宙を探検しよう!」というタイトルのもと,教育コンテンツを,多数,開発し,提供した.それらの多くは名古屋市科学館プラネタリウムの資料をもとに製作され,ミュージアム資料のオンライン教材への利用可能性を検討するものであった.
「XMLに基づく学校教育への活用を目指したミュージアムネットワークの提案」 2002年 2月 電子情報通信学会 マルチメディア・仮想環境基礎研究会(徳島大学) 岩崎公弥子、安田孝美、横井茂樹(P49-P54) 本研究で,筆者らが提案する「ミュージアムネットワーク」とは,ミュージアム資料に付与するメタデータを統一させることによって,本稿が提案するシステム内で諸資料を効率的に扱う仕組を指す.本研究では,学校教育での利用を目的として,1.名古屋市科学館の資料と中学校の教科書を融合した「オンライン教材」,2.産業技術記念館の見学時に有効な館内ルート検索システムを備えた「社会見学ガイド」,3.複数のミュージアム資料を同時に検索することができる「ミュージアム間検索システム」,4.ミュージアム資料を登録する「ミュージアム資料登録フォーム」を開発した.本システムがもたらすミュージアム資料の「連携」と利用者の「個別性」への対応によって,ネットワーク上でのミュージアムと学校連携の強化が期待される.
「ミュージアムネットワークにおける社会見学ガイドシステムの開発とその評価」 2002年 2月 教育システム情報学会 第27回全国大会(静岡大学) 岩崎公弥子、安田孝美、横井茂樹、岡本敏雄(P27-P28) 本研究の目的は,個人の興味や課題に応じて閲覧ルートを提示する博物館社会見学システムの提案である.本システムで提供される資料は,展示物の解説文,写真,学芸員の解説付映像で,筆者らが提案する「Museum Network」に準拠した形式によってXMLで管理されているリソースである.本稿では,博学連携の現状と課題を踏まえたシステム設計について述べるとともに,実証実験を通じて本システムの有用性を検証する.また,「Museum Network」の1コンテンツとしての有用性を明らかにする.
「個別性に応じた「Museum On Demand」システムの提案と試作」 2002年 2月 情報処理学会 コンピュータと教育(情報処理学会) 岩崎公弥子、復本寅之介、安田孝美、横井茂樹(P59-P65) 近年,オンラインミュージアムの教育への活用が注目される中で,筆者らは,利用者の興味に応じた展示物を抽出し,館内をビデオ映像と共に閲覧できる「地図から検索」と「経路検索」システムを産業技術記念館の協力を経て開発した.これにより,生徒は,社会見学の事前に「授業の単元に基づいた展示物」や「興味に応じた展示物」をシステムが提示する見学ルートに従って学習する事ができる.本論文では,このように個々の目的や興味に応じて提示する展示物やそれに附随する資料を変えて提供するシステムを「Museum On Demand」と呼び,学校教育における「Museum On Demand」の利便性について考察する.
「「課題発見」を支援するワークシート作成ツールを備えたオンラインミュージアムの実践と評価」 2004年 2月 情報処理学会 コンピュータと教育,(2004-CE-73) (情報処理学会) 岩崎公弥子、縣秀彦、安田孝美(p61-68) 学校への「総合的な学習の時間」の導入に伴い,博物館をはじめとする生涯教育施設への関心が高まってきている.本研究では,その利用形態を「課題発見」「調査活動」「情報活用」「発展学習」の四段階に整理し,各々の役割を分析し,さらに,見学時の「課題発見」に着目し,来館者の興味関心や見学意欲を高めることを目的としたWebシステム「見学に行こう」の開発を行った.本システムは,1.映像により事前学習を行う機能,2.利用者の設問入力によりワークシートを作成する機能,を具備している.更に,映像コンテンツにおいて,専門家が,直接,展示物の解説を行い,問いかけをすることによって,来館者の問題意識を高め,効果的な見学が実施できるよう支援した.そして,本システムを国立天文台の特別公開で活用し,その有効性と問題点を明らかにした.
「科学者の解説を取り入れたオンラインミュージアムの開発」 2004年 9月 日本教育工学会 第20回全国大会(東京工業大学) 岩崎公弥子、縣秀彦、安田孝美(p903-904) 近年,深刻化しつつある子供たちの「理科離れ」への対応策として,ミュージアムでは,科学に対する興味や好奇心を高める教育プログラムやシステムの導入を試みている.本研究では,科学への興味を高めるために,Public Understanding of Researchに基づく,科学者の解説映像を導入したWebシステムの開発を行った.実証実験の結果,科学者が自らの言葉で研究を語り,展示物の解説を行うことにより,その分野への学習意欲が向上する点が明らかになった.
「高等教育におけるコミュニケーションツール活用の試み」 2004年 9月 日本教育工学会 第20回大会 長谷川元洋、岩崎公弥子、上野顕子、大山小夜、加納寛子 複数の学習場面を設定した授業の中で、各学習場面に適合するコミュニケーションツールをその特性を元に選択し、活用を試みた。その結果、電子掲示板の活用は90%近くの学生が有効であると回答し、高い評価を得た。また、携帯電話の活用は、協調学習の際のツールとして有効であることがわかった。また、アンケート結果から、個人情報保護の観点から、コミュニケーションツールの活用時には、十分な説明を行い、インフォームドコンセントを得ておく必要があることが明らかになった。
「愛・地球博「地球大交流」を促進させるインターネット放送の試み」 2005年 8月 PCカンファレンス2005(新潟大学) 近藤真由、岩崎公弥子、舘輝和(P125−P128) 本研究は、愛知県の大学生約50名が学生の視点で「2005年に本国際博覧会」を取材し、情報発信するサイトを産学連携で立ち上げ、テーマとなっている「地球大交流」を促進させる効果的な動画Web教材の制作を試みた。本研究では、特に、「異文化交流」を促進する番組制作に焦点を当て、制作者の視点や徹底した情報収集と編集を行い、コンテンツ制作を行った。アンケート調査により、本システムが異文化に触れるために万博に足を運ぶきっかけ作りになった事が明らかになった。
「研究者,学芸員, 学生との連携によるWeb教材の制作とその成果」 2005年 8月 PCカンファレンス2005(新潟大学) 岩崎公弥子、縣秀彦、安田孝美(P173−P174) 本研究では、大学生が国立天文台やWebデザイナーとともに、中学・高校生向けのWeb教材「見学に行こう(野辺山)」の開発をプロジェクトベースで実施し、向上したスキル(デザイン力,達成力)を計った。これにより、プロジェクトは、教材を活用する学習者だけではなく、開発者にとっても有効な学習の場である事が明らかになった。
「科学を身近なものにする国立天文台野辺山のWeb開発」 2005年 8月 PCカンファレンス2005(新潟大学) 山中惠莉奈、岩崎公弥子 総著者数9名(P441−P444) 本研究では、子供たちの科学への興味・関心を高めるWeb「見学に行こう(野辺山)」の開発を行った。具体的には、国立天文台野辺山観測所の研究や映像をアニメーションを用いて解説したもので、中学生レベルを想定した内容になっている。また、研究者のインタビュー映像を多く用いて、複雑で高度な天文学の研究をわかりやすく解説した。これにより、子供たちが科学(天文)への興味・関心を高めることが期待される。
「e-Learningツールの特性分析と授業類型別評価-授業方法、授業場面に応じた効果的なツール選択、ツールブレンディングのための検討-  2005年 9月 日本教育工学会 第21回大会 長谷川元洋、岩崎公弥子、上野顕子、大山小夜、加納寛子 6種類のe-Learningツールに対して、「簡便性」「即時性」「利用可能範囲」「伝えることができる情報量」「共有範囲の広さ」「情報共有の容易さ」「個人情報管理の安全性」の7つの特性を通じて、どのようなブレンドが授業に適しているかを考えた。また、学生がツールについてのアンケート評価を行い、e-Learningツールの評価基準を作成した。これは、今後、教員のツール選択時の参考資料として活用することができる。
「中高生とボランティアとの出会いから創発するネット援用先端科学技術学習プログラムの開発と試行」 2006年 7月 日本教育工学会 研究会(日本科学未来館) 藤谷哲、岩崎公弥子(P13−P16) Webサイトにより中高生と科学館のボランティアらをつなぎ、先端科学技術について連携して調査・観察を行う協調学習を進める、先端科学技術プログラムの開発・試行に取り組んだ。高校生による実践から経験的知見の抽出および情報システムの運用評価を行ったところ、ネットを介してボランティアとの双方向コミュニケーションを行い、積極的に必要な情報を得ながら、学習効果を高めた点が明らかになった。
「学芸員の知識を野外で活かす「Web星座図鑑」の開発」 2006年 7月 日本教育工学会 研究会(日本科学未来館) 岩崎公弥子,遠藤守,毛利勝廣,近藤真由,野田学,安田孝美(p9-12) 科学館で得た知識を、野外や日常生活の中で活用することは難しい。そこで、本研究では、名古屋市科学館(天文)とともに、星空観測を支援する「Web星座図鑑」の開発を行った。具体的には、プラネタリウムの学芸員が音声や動画を使って星座の探し方を解説する「星座図鑑」、プラネタリウムの番組と連動して情報提供を行う「プラネタリウム」、今日の星空等を検索することができる「星座検索」等のコンテンツを提供する。学芸員の知識と長年の生解説で蓄積された教育ノウハウを活かしてコンテンツ開発を行うことで、野外での観測および学習を強力に支援することが期待される。
「インターネット放送局運営を支援するためのWebシステムの提案」 2006年 8月 PCカンファレンス2006(立命館大学) 近藤真由、岩崎公弥子、安田孝美(P189-P192) 21世紀初の万博として「愛・地球博」は大成功をおさめたが、開催前の関心度は低く、特に若い世代の興味が低いことが問題視されていた。そこで、学生発の「インターネット放送局」を産学連携で立ち上げた。これは、学生が学生の視点で情報を集め、企画・取材・編集を行うもので、2〜3分の動画コンテンツを開催期間中、ほぼ毎日、Webで配信した。しかし、Web更新作業は担当者にとってかなりの負担になった。そこで、本研究では、この課題を解決させるためにWebフォームからサイト更新や修正・削除を行うことができるWebシステムの提案を行う。アンケートの結果、本システムは更新作業を複数人に分担させることができるため、円滑なプロジェクト運営に役立つことが明らかになった。
「星座観測を支援するWeb教材「星座図鑑」の開発」 2006年 8月 PCカンファレンス2006(立命館大学) 林美帆、岩崎公弥子 総著者数10名(P405-P408) 夜空には88の星座があり、学校の教科書や科学書でよく目にする。しかし、それらを実際の空で見つけることは難しい。そこで、本研究では、名古屋市科学館(天文)とともに、Web「星座図鑑」の開発を行った。本Webでは、日付を指定し、その日の20時の星空を検索することができる「星空検索」をはじめ、オリオン座、はくちょう座等、各星座の特徴や神話を動画等で紹介する「星座図鑑」、プラネタリウムの学芸員が解説する「星の見つけ方」等、マルチメディアコンテンツを多数提供している。これにより、天文(科学)への興味・関心が高まることが期待される。
「市民によるインターネット放送局運営のための提案」 2006年 9月 日本社会情報学会 合同研究大会(学習院大学) 近藤真由,岩崎公弥子,安田孝美,横井茂樹(P179-P180) 2005年「愛・地球博」の情報提供を行うため、愛知県の大学生約50名が学生の視点で取材・編集・配信を行うインターネット放送局「excampus」を開局した。本放送局の利点は、ほぼ毎日新しい高品質な番組を配信するという点である。本研究では、このような市民による放送局を運営するために必要な運営知識・技術を整理し、その課題を明らかにするとともに、運営のための効果的なデータベースシステム構築、ならびに、Webアプリケーションの開発を行った。
「天文教育におけるポッドキャスト配信に向けたコンテンツ管理手法の提案」 2007年 8月 PCカンファレンス2007(北海道大学) 近藤真由、浦正広、遠藤守、岩崎公弥子 総著者数8名(P267-P270) 天文教育において、野外学習により本物の星空を体験することは、理解を深める意味でも大切である。本研究では、野外で携帯でき、かつ、マルチプラットフームで利用できるオンライン星座図鑑を名古屋市科学館と共同開発した。星座情報を管理する星座データベースを構築し、必要に応じて適切なフォーマットで提供する事で、効率性の高いマルチプラットフォーム対応を可能にした。また、近年注目されているポッドキャスト配信を行い、星座情報を携帯端末にダウンロードできるようにした。
「産学連携によるICT活用授業の設計と実践」 2009年 3月 日本教育工学会 研究会(椙山女学園大学) 中田平、岩崎公弥子、後藤昌人(P91-P96) ベンチャー企業との産学連携によって、ICTを活用した授業を設計し、授業の成果を「金城ポッドウォーク」という番組としてPodcastとYouTubeで公開する取り組みを2006年9月から2年以上にわたって実践した経験を発表する。また、2008年10月からFM放送で実際に放送している「FMジャック・メガテンJD」という番組を制作する授業設計と運営の取り組みについて報告する。
「ミュージアムと大学の連携による教材開発の実践と試み」 2009年 6月 日本ミュージアムマネージメント学会 全国大会(東京家政学院大学) 岩崎公弥子(P21-P22)研究者やミュージアムと連携を行い、各々の知識や技術をいかしたデジタル教材は、非常に教育効果が高いことは昨今の研究で明らかになっている。しかし、実際に他機関と連携し、各々の力を発揮することは難しい。そこで、本研究では、プロジェクト型の教材開発を数々実施してきた経験から、プロジェクトを効果的に実施するための工夫を、1)コンセプトの共有、2)暗黙値の明示化、3)知識の翻訳、編集作業の重視、4)デジタルの特性をいかした教材設計、5)円滑なコミュニケーションのための環境づくりの5つの事項にまとめ、いくつかのプロジェクトを事例にあげながら、プロジェクトの運営上の工夫についてまとめる。
「天文教材開発プロジェクトの実践とその効果」 2009年 8月 PCカンファレンス2009(愛媛大学) 加納怜佳、木村恵理子、田邉茉莉奈、松井典子 総著者数6名(岩崎は第6著者)(P287-P290) デジタル教材が知識伝達の効果的な一助を担うことは昨今の研究で明らかになっている。本研究では、これらのデジタル教材の利点をいかし、小学校理科教材(4年生)を、大学、研究機関、科学館、教育機関等と共同開発し、実践したプロジェクトを紹介する。具体的には、国立天文台と連携し開発したデジタル教材を用いての小学校での理科(天文)の授業実践である。「参加型」「デジタル教材」「他機関との連携」を実現することにより、教育効果の高い授業を実施することができた。アンケート調査により詳細に分析、報告する。
「多角的視野を育てる初年次教育へのMoodleの活用」 2009年 9月 教育改革IT戦略大会(アルカディア市ヶ谷) 大橋陽、岩崎公弥子、時岡新、太田正登 総著者数7名(P188-P189)金城学院大学では、入学生の多様化が進み、基礎学力、学習スキル及び学習意欲に弱さのある学生が見られるようになった。そこで、1年前期に、必修の講義科目「現代文化概論」と演習科目「現代文化基礎演習」から成る学部共通の初年次教育プログラムを創設した。「高校から大学への移行」を学習面で円滑にし,かつ多角的な視点をもつ学部の長所を活かして学生の学習意欲を高めることに目標を定めた。また、本授業の運営はMoodleを利用している。Moodleにおける工夫点、また、その効果も明らかにした。
「博物館の「内」から「外」に向けた教材開発とレクチャー実践」 2010年 8月 PCカンファレンス(東北大学) 臼井由香里、岩崎公弥子(P251-P254)近年、博物館では、情報の収集や保存と同様に市民の知的好奇心を沸き立たせ、知を育むことが重要な役割の一つになっている。しかし、これらの活動が、博物館の「内」で展開される一方、「外」にいる市民に対して、未だ充分な対応ができていないと考える。そこで、本研究では、この温度差を少しでも収縮できないかと考え、博物館と共同で開発した教材を活用したレクチャー実践を提案する。具体的には、学芸員や研究者の専門知識をマルチメディア技術を用いて、わかりやすく表現し、出張授業を実施する。2009年7月の「皆既日食」、2010年の「海の生物の多様性」について、小学校、児童養護施設、放課後学級(トワイライトスクール)、小児病棟(院内学級)等で実施したので、ここに報告する。さらに、博物館、市民、教育現場が連動した新しい博物館のあり方を提案する。
「市民の思い出をベースにした名古屋市科学館バーチャルミュージアムの開発」 2010年 8月 PCカンファレンス(東北大学) 吉田杏奈、玉置ゆか、三輪ゆき奈、武者真知子 総著者数16名(岩崎は第13著者)(P105-P108)2011年、新しく生まれ変わる名古屋市科学館に、これまでたくさんの人に愛されてきた現行の科学館の思い出を 一展示物として残すというプロジェクトを進めている。「タイムカプセル」と呼ぶ本プロジェクトの目的は、展示物だけでなく体験全体を通して、人の心に刻ま れた思い出という抽象的なものをバーチャルミュージアムとして残していくことである。具体的には、1)現行の科学館の全フロアーを3D化、 2)市民の思い出の収集と映像化、3)学芸員等の思い出の収集と映像化、 4)名古屋市科 学館史のデジタル化である。市民の思い出、成長記録とともに、後世に伝える本研究の試みは地域の文化の記録としても貴重なものになるだろう。
「里山の環境教育-iPod touchアプリケーションの開発と利用実践」 2010年 8月 PCカンファレンス(東北大学) 松山愛子、森月綾美、小野知洋、岩崎公弥子(P113-P114)金城学院大学には貴重な里山資源がある。2010年秋に名古屋でCOP10が開催され里山に注目が集まる昨今、本学においてもこの貴重な里山を有効活用し、環境教育に利用できないかと考えた。そこで、操作性と携帯性に優れたiPod touch(Apple社)を使った里山自然観察ガイドの開発を行った。コンテンツは、動画を使ってキャラクターが里山をガイドするデザインにし、実際にその場に行き体験して学ぶ「体験型クイズ」を導入した。本論文では、本ガイドの特徴を具体的に述べるとともに、今後の開発展開についてまとめる。
「思い出をベースにしたバーチャルミュージアムの提案と開発」 2010年 9月 日本社会情報学会(長崎県立大学シーボルト校) 岩崎公弥子、後藤昌人、遠藤守、毛利勝廣 総著者数5名(P441-P444)博物館の4大機能は、資料収集、整理保管、調査研究、教育普及である。この内、対来館者に大きく関与するのが「教育普及」である。そのため、「教育普及」の側面から様々な教材開発がなされてきた。しかし、近年の来館者調査から、来館者が博物館で実際に行うことは、展示物を閲覧し、解説パネルを読み、学習するという学びのプロセスだけではないことが明らかになった。すなわち、諸個人の興味、関心、感動、共鳴、反発に基づき、博物館そのものを「個人化」するプロセスである。本研究では、展示物だけでなく博物館体験全体を通して、思い出をバーチャルミュージアムとして再現することを試みる。具体的には、2011年3月にリニューアルする名古屋市科学館の1)現行の館の全フロアーのデジタル化、2)市民や学芸員の思い出の収集、3)科学館史のデジタル化である。「思い出」に焦点を当てた本研究の試みは類のないことから、意義が高いと考える。
「ICTを活用したユビキタス教育環境の構築と実践」 2011年 8月 PCカンファレンス(熊本大学) 岩崎公弥子、小野知洋、牛田博英、太田正登 総著者数8名(P168-P169)本研究は、デジタル教材、あるいはコミュニケーションツールの活用が大学における「学びの環境」にどのような効果をもたらすのか、実践のなかで明らかにするものである。筆者らが所属する金城学院大学では2005年からMoodleを導入し、大学全体で積極的に導入してきた。Moodleの主な機能である資料配布、掲示板モジュールによるグループワーク、小レポートの提出を使い、質の高い教育を行っている授業も多い。本研究では、初年次教育のなかで、どのようにMoodleを活用してきたかを報告するとともに、iPad(Apple)を活用した教育事例とその効果について報告する。
「科学館の思い出を展示した「デジタルタイムカプセル」の開発と評価」 2011年 8月 PCカンファレンス(熊本大学) 若田弥里、赤尾江美、城台実穂、内藤遥 総著者数11名(岩崎は第8著者)(P212-P215)名古屋市科学館の理工館と天文館は開館から40年以上の歴史を持ち、多くの市民が訪れる施設である。 それが、2010年8月にリニューアルのために解体された。建物がなくなると共に来館者個々の博物館体験(記憶)を風化させるのは、貴重な財産を風化させ るのに類すると考えた。そこで、本研究では市民が体験したものを「思い出」と呼びかえ、市民の思い出をベースにしたバーチャルミュージアム「デジタルタイムカプセル」の開発を行った。本研究で開発したもの は、2011年3月にリニューアルした名古屋市科学 館の展示物となっている。本研究では、いかに「デジタルタイムカプセル」に興味を持ち、閲覧するか、また、「デジタルタイムカプセル」から何を感じ、何を得るのかに着眼した。つまり、単に「デジタルタイムカプセル」を思い出のアーカイブとするだけでなく、そこから、何か新しいものを生み出さなければならないと考えたからである。
「博学連携による金環日食教室のためのタブレット端末用デジタル教材の設計と開発」 2012年 9月 社会情報学会学会大会(群馬大学) 赤尾恵里、遠藤守、中貴俊、岩崎公弥子 総著者数6名(P301-P304)タブレットを活用したデジタル教材が注目されてきている。本研究では、5月21日におきた金環日食の仕組みと観察方法を解説するタブレット教材を名古屋市科学館と共同で開発した。3Dと2Dのデジタル画像を組み合わせたり、指による操作性を工夫することで、利用者にとって分かりやすい教材を開発することができた。実際に、8カ所でレクチャーを実施し、いずれも高い教育効果を得ることができた。
「博学連携に基づく金環日食レクチャーの開発と実践」 2012年 9月 社会情報学会学会大会(群馬大学) 岩崎公弥子、山本あや加、遠藤守、毛利勝廣 総著者数5名(P305-P308)5月21日に名古屋で金環日食を見ることができた。本研究では、名古屋市科学館と連携し、電子タブレットを使った日食を解説するデジタル教材の開発とレクチャーを実施した。タブレットを使い、実際に子どもたちが参加しながら学ぶことで、理解度と興味が高まることが明らかになった。本レクチャーは、小学校、児童館、病院など8カ所で実施し、約300名の子どもたちが参加した。
「子どもの探究心を高める水族館アプリの開発と実施」 2013年 6月 社会情報学会中部支部・研究発表論文 第一回社会情報学会中部支部研究会(名古屋大学) 近藤彩乃、岩崎公弥子、遠藤守、安田孝美(P20-P23)ミュージアムでは、より良い見学のために様々な教材や見学ガイドブックを来館者に提供している。しかし、その多くは、紙ベースの教材であり、そこにインタラクティブな要素を取り入れる事が難しい。そこで、本研究では、ミュージアムにおける子どもの探究心を高めるインタラクティブな携帯型アプリの開発を実施した。具体的には、クイズ形式で館内を見学する名古屋港水族館のためのiPhoneアプリの開発である。実証実験から、クイズを導入する事により、自ら調べ、発見するという能動的な見学が実現できることが明らかになった。
 「「遊び」「体験」「学び」に基づくワークショップへの一考察」 2014年 9月 社会情報学会学会大会(京都大学) 岩崎公弥子、中貴俊、遠藤守、安田孝美(P237-P240)筆者らは長年にわたり子ども向けの教材を科学館と開発し、ワークショップを企画・実施してきた。しかし、ワークショップの実施場所により、教材やワークショップの評価が異なることが明らかになった。本研究では、ワークショップの目的を「遊び」「体験」「学び」の3つに整理し、各々の実施場所が何を求めているかによって教材の型を選択した。今回は、病院を実証実験の場とし、入院患者に対して「遊び」に着眼した教材の開発、ワークショップを提案した。
「参加者の個別性に応じたレクチャーデザインについて」 2014年12月 社会情報学会中部支部研究会(名古屋大学) 鳥居玲奈,神谷響子,浮田実侑,安達美桜 総著者数6名 筆者らは、名古屋市科学館や名古屋港水族館の協力を得て数々のワークショップを企画・開催してきた。しかし、ワークショップの様子を観察してみると、「楽しんでいる子」と「戸惑っている子」がいることが分かる。それは、そこに集う子どもたちが様々な年齢、興味、知識レベルの違いであることからくると考えられる。そこで、本研究では、「習熟度が異なる参加者」に対しても満足度、理解度が高いワークショップのデザインを考える。具体的には、「チリメンモンスターさがし」で、個々の年齢に対応できる課題設定を行い、「にぼしの解剖教室」では、タブレット教材を活用することで、これらの問題を解決していく。
「Google Classroomを活用した反転授業のデザイン」 2015年 2月 日本教育メディア学会研究会(愛知教育大学) 岩崎公弥子、大橋陽、加藤大(P43-P48)近年、論理的思考、チームワークをはじめとする汎用的能力を育成するため、多くの教育機関で、アクティブラーニングが導入されるようになってきた。しかし、学びの量と質を保ちつつ、授業時間内にディスカッションやグループワーク等双方向型の学びの時間を確保することは難しい。そこで、本研究では、Google Classroomを活用した反転授業の導入を行った。実際にKIT B(海外研修事前プログラム)で導入したので、その授業デザインについて報告する。
「授業再構築のために反転授業モデルをいかに活用するか」 2015年 2月 日本教育工学会 研究会(九州大学) 大橋陽、岩崎公弥子、加藤大、専門教育科目 アメリカ社会論(講義科目)に反転授業を導入した.まず、導入の実施に関わる諸問題と対応に目配りし、実践を紹介する.その上で、学生のパフォーマンスやアンケート分析を加え、反転授業モデルが大学の通常授業を改善する可能性について展望する.
「水族館の来館者調査に基づくモバイル型「デジタル魚図鑑」のデザインの提案」 2016年11月 社会情報学会中部支部研究会(名古屋大学) 前田有貴、物延叶恵、村山瑛莉香、岩崎公弥子、本研究は、魚に詳しくない入門者が、魚を簡単に直感的に検索することができるモバイル型「デジタル魚図鑑」のデザインを提案するものである。具体的には、名古屋港水族館(愛知県名古屋市)において、来館者の水槽前での行動調査、興味を示す魚の調査、そして、魚の特徴の表現方法を調査することにより、「デジタル魚図鑑」の検索方法ならびに検索キーワードを提案する。
「PC活用における「学び合い」を支援する学生グループの試み」 2017年 8月 PCカンファレンス(慶應義塾大学SFC) 岩崎公弥子、片岡真子、千野友里恵、藤島佑美 総著者数8名、金城学院大学 国際情報学部では、2012年度からノートパソコンを導入した授業を実施している。e-Learningシステムによる事前事後学修、グループワークやプレゼンテーションでの利用をはじめ、多くの学びの場でノートパソコンを活用し、すでに高い教育効果を得ている。しかし、その一方で、ノートパソコンの入門者であったり、上級生であっても充分に活用できていない学生がいることが課題となっている。そこで、国際情報学部では、ノートパソコンの活用を支援する学生主導型グループ(Genius Supporters:以下、GS)を組織し、学生の利活用支援を行なっている。具体的には、週に一度のワークショップ(GStudy!)の開催、ノートパソコンの入門冊子(「HowtoMacBook」)や動画教材の制作等である。本研究では、GSがどのような活動を行なっているか報告するとともに、学生の学び合いがもたらす教育の可能性について論じる。
「Family Learningの視点をとりいれた子どもの好奇心を育むワークショップの開発」 2017年10月 情報文化学会(名古屋文理大学) 岡睦美、岩崎公弥子、山田朱里、青山栞菜 総著者数11名 (p51-52) 本研究では、家庭学習(Family Learning)の視点を取り入れ、ワークショップで得た知識を家庭でも継続的に学ぶことができる仕組みを導入する。具体的には、「身近な」海の生き物について学ぶワークショップを実施し、カードとキーホルダーを作成する。そして、それを「持ち帰る」ことで、家庭内でも興味・関心を継続することができるよう促すものである。
「多層ニューラルネットを用いたいけばなの評価に関する研究」 2017年11月 NICOGRAPH (いわて県民情報交流センター) 宮崎彩乃、太田ひろ子、山田雅之、岩崎公弥子(P144-P145)本研究では、「いけばな」の作品の要素である花、葉、茎、枝等によって構成される線、面、点および塊の幾何学的形状に基づいた作品の評価手法の構築を目的としている。前回の研究では枝や茎、細長い葉によって構成される線要素の空間的な配置を対象として、線要素の長さおよび方向のばらつき具合に関する特徴量を初心者と指導者の間で比較した。今回は多層ニューラルネットにそれらの特徴量を学習させることにより、特徴量の選択が妥当なものであることを示し、本手法が作品の評価に有効であることを示す。
「魚の視覚的特徴を入力とするデジタル魚図鑑の開発」 2017年11月 NICOGRAPH (いわて県民情報交流センター) 赤尾和生、前田有貴、中貴俊、岩崎公弥子、山田雅之、宮崎慎也(P132-P133)本研究では、魚に詳しくない水族館への来館者が、鑑賞対象となる魚類に関する情報を得ようとする際に、魚類のもつ外形や色などの直観的な特徴から検索することができるモバイル型デジタル魚図鑑を開発した。具体的には、名古屋港水族館の多種の魚類が収容されている巨大な水槽内を対象に行った来館者調査から得られた、比較的視認しやすい特徴を採用し、水族館内で魚類を鑑賞しながら利用してもらえるようスマートフォンのアプリとして開発した。
「反転授業を導入したアカデミック・ライティング学習のデザイン」 2018年 2月 研究報告コンピュータと教育(CE) 岩崎公弥子、大橋陽(P1-P6)本研究は,授業レポートや小論文を書く際に必要な技術を身につけるため,動画教材を用いた反転授業を展開するものである.具体的には,リサーチクエスチョンの設定,先行研究 ・ 参考文献,主張と根拠,パラグラフ ・ ライティング,引用,記述方法等である.受講者は,数分の動画教材を用いて,授業時間外に学習を行い,授業時はペアワークを行いながら,アカデミック・ライティングのスキルを習得する.本研究は,大学院の授業で実践し,動画教材配信は LINE を利用して行い,毎週課せられる課題を受講者は LINE 上に投稿する.反転授業を導入することで,授業時の協働学習が活発に行われ,効果的な学びが実践された.
「来館者調査に基づく「デジタル魚図鑑」の提案と開発」 2018年10月 情報文化学会(東京大学) 岩崎公弥子、前田有貴、山田朱里、宇留野萌 総著者数9名 (p49-50)世界の海に生息する様々な生き物の生態や進化を学ぶことのできる名古屋港水族館。サンゴ礁大水槽のリニューアルが2015年に行われた。現在,サンゴ礁大水槽内には150種,約3, 000匹の魚が展示されている。種々の魚を前にして、多くの来館者は,「この魚の名前を知りたい」と思うことだろう。現在,水槽の周りには,アナログ魚名板,デジタル魚名板,検索図鑑の3種類の図鑑が設置されている。しかし,それを利用して,魚を調べている来館者は少なく,もっと簡単に魚の名前を調べることができるツールが求められていた。そこで、本研究では,魚についてあまり詳しくない入門者が簡単に,直感的に検索することができる「デジタル魚図鑑」を開発したいと考え,来館者調査に基づくシステムデザインを提案する。
「「質問会議」を取り入れたリーダーシップ教育 ー「質問会議」から学生は何を学んだか?ー」 2019年 3月 大学教育研究フォーラム(京都大学) 長谷川元洋、岩崎公弥子、時岡新、林真人(P272)国際情報学部の女性リーダーシップ科目WLI D(2年次開講、選択科目:受講者37名)において質問会議の司会進行を行うアクションラーニングコーチをした学生のレポートの内容を分析し,「質問会議を行って気付いたこと」「自分自身が変わったこと」に関する記述内容について報告した。
「ディプロマ・ポリシー対応ルーブリックのICTによる学生自己評価の実施について」 2019年 8月 教育イノベーション大会 私立大学情報教育協会(アルカディア市ケ谷) 渡辺恭子、岩崎公弥子、内山潤、時岡新 大学において、学生が卒業時に達成すべき目標であるディプロマ・ポリシーを理解し、どこまで達成できていて、どこが不足しているかを、定期的に振り返り自己評価する必要がある。そこで、金城学院大学では、全学共通の「学生自己評DP対応ルーブリック」を作成した。学生ポータルサイトK-PORTのアンケート機能を利用して、2019年度入学生から、学生自己評価を開始した。本発表ではこれらの取り組みについて報告する。
「学習管理システム(LMS)によるスチューデント・アシスタントの「学び力」の養成」 2019年 8月 教育イノベーション大会 私立大学情報教育協会(アルカディア市ケ谷) 岩崎公弥子、西松高史、高木秀哉、長谷川貴子 金城学院大学では、「教育の補助を担当することにより、学生の教育効果を高めること」を目的として、TA・SA(スチューデント・アシスタント)制度を導入している。昨今の「教員中心」から「学生中心」へと質的転換が叫ばれる中、今後、SAの業務を「教員の補助」という受け身的なものから、SA自身がスキルや責任感を身につけ、学びに主体的に参加するものへと発展させなければならない。そこで、本研究ではマルチメディアセンターが導入した学習管理システム(LMS)によるSA研修体制について報告する。
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国際会議

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
「A Study on On-Demand Exhibition for Digital Museum」 共著 2000年10月 International Society on Virtual Systems and MultiMedia (VSMM)(softopia gifu Japan, Gifu, Japan) 杉山公弥子、安田孝美、横井茂樹(P172-P179) デジタルミュージアムでは,実空間のミュージアムで不可能であった「個別性」に基づく展示が可能になった.すなわち,個人の学習レベル,興味,学習ペースに基づいて展示解説や展示物を各人に提供することができるのである.本研究ではこれを「ミュージアム・オン・デマンド」と呼ぶ.実際に,筆者らは,宇宙開発の歴史を約150のビデオクリップで紹介するシステムを開発し,名古屋市科学館の特別展「宇宙展2000」で実証実験を行った.特別展の期間中,約5万人がこのシステムを利用し,利用者のアンケート調査からその有効性を明らかにした.
「The Museum Network and On Demand Systems for School Education Based on XML」 共著 2002年12月 ICCE2002 Advanced Research in Computer and Communications in Education(North Harbour Stadium,Auckland,New Zealand) 岩崎公弥子、安田孝美、横井茂樹、岡本敏雄(P941-P942) 本研究では,来館者の興味や課題,学習レベルに応じて個別の見学ルートを提案する「社会見学システム」を開発し,その有効性を明らかにした.また,本稿で提案したシステムのデータは,全てXMLで管理しているリソースである.このようにリソースを全てXMLで管理することにより,他システムとの連携をはかることができる.
「Evaluation of Ikebana Based on Geometric Shape Arrangement」 共著 2017年 6月 NICOGRAPH International 2017(Kyoto, Japan) 宮崎彩乃、太田ひろ子、山田雅之、岩崎公弥子 本研究は、いけばなの評価システム開発に関するものである。いけばなには、立花、生花、自由花のスタイルが存在しているが、本研究で扱うのは、決まった型がなく自由に生ける自由花である。自由花では、花、葉、茎、枝等によって構成される線・点・面の3つの要素が重要である。この3点が作り出す幾何学的形状に基づきシステムが自動評価する。本研は、まだ、提案段階にすぎないが、今後、システム開発を進め、実用化に向けた取り組みを行う。
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博士論文

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
「「連携」「個別性」に基づくオンラインミュージアムの新たな役割に関する研究」 単著 2003年10月 名古屋大学 本研究では,ミュージアムの新しい役割として「連携」と「個別性」を掲げ,ミュージアムの現状の問題点を整理するとともに,インターネットを用いたオンラインミュージアムの可能性を論考する.また,学校との関わりに着目し,学習現場で有効に利用できるシステムの基本機能の開発を行う.実際にデジタル教科書とミュージアム資料を融合させた「オンライン教材」等を開発し,実証実験に基づきその有効性を明らかにした.更に,本研究では,「連携」と「個別性」に基づく教材を提供できるインターネット環境を「Museum Network」と称し,本ネットワークに基づくミュージアムの可能性を検討した.ミュージアムの研究は,博物館の研究家等によりその役割が分析され,実践例が多数報告されている.しかし,ミュージアムの新しい役割を明確に示唆した研究は極めて少なく,IT(Information Technology)の導入とともにその役割がどのように強化されるかに至ってはほとんど行われていないのが現状である. 本研究では,標準化に基づくメタデータをミュージアム資料に付与することにより,ミュージアム資料を管理し,教材の提供を行うことによって, 「連携」と「個別性」に基づく新しいミュージアムの役割を論考する.
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報告書

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
「授業方法の類型によるe-Learningツールの効果的なブレンド方法とその効果に関する研究」 共著 2005年 財団法人 松下教育財団 平成17年度 松下教育助成成果報告書 第11回研究開発助成報告書 長谷川元洋、岩崎公弥子、上野顕子、大山小夜、加納寛子 本研究では、「授業内意見交換用掲示板」「レポート提出用掲示板」「グループ別掲示板」「PC用メールML」「blog」等、11種類のe-Learningツールを活用し、大学における「多人数授業」「グループによる協調学習を取入れた授業」「少人数ゼミ」等で、どのようにブレンドをすればよいか、様々な実践で確かめた。各ツールの「簡便性」「即時性」「共有範囲の広さ」等の特性が、ブレンドに際し、重要であることが明らかになった。これは、e-Learningツールをこれから活用する授業者にとって、有益な情報になると考える。
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会報

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
「博物館の資料を活用した「教材パッケージ」の開発と実践」 共著 2010年 3月 日本ミュージアム・マネージメント学会 会報No.55 Vol.14 No.4 岩崎公弥子、毛利勝廣、安田孝美(P2-P7)本プロジェクトは、「博物館の外」に科学の知見を市民に届けることを目的とし、博物館の資料と学芸員の解説ノウハウを用いた「教材パッケージ」の開発とその意義について考察する。具体的には、2009年7月22日の皆既日食(名古屋では部分日食)の教材を名古屋市科学館とともに開発し、6カ所で合計8回講義を子供達に行った。アンケート結果を踏まえ、今後の「教材パッケージ」のあり方、ならびに、課題について報告する。
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報告

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
「納屋橋活性化プロジェクト」」 共著 2010年 3月 金城学院大学 人文・社会科学研究所報 第15号 小室達章、岩崎公弥子、後藤昌人、中田平(P17-P23)本プロジェクトは、産学連携による商業施設の企画・運営が、地域の活性化にどのように寄与するかを調査するものである。具体的には、2009年4月から名古屋市納屋橋地区にオープンした「ほとりす なごや 納屋橋」という商業施設を、金城学院大学の教員およびゼミ生とともに、活性化するアイディア(イベント企画、PR映像の配信等)を企画から実施まで行うものである。参加者のアンケート調査や、企業、また、関わった学生の意見から、本プロジェクトの効果を明らかにする。
「ベストプラクティスに基づく教育システムの構想」 共著 2011年 3月 金城学院大学人文・社会科学研究所報 第16号 岩崎公弥子、大橋陽、工藤多恵(P40-P46)本プロジェクトの目的は国内外の優良事例の視察、ヒアリング調査、文献調査を行い、大学の新しい教育手法や環境のあり方を分析し、提案することである。具体的には、1)新しい手法を導入した大学を視察すること、2)どのような力を育成すべきか、という視点から大学のあるべき教育システムを模索することである。今回視察した大学は、多元的な学士力の養成に着眼したお茶の水大学、フィールドワーク型の国内外研修を実施している静岡県立大学、リーダーシッププログラムを導入する淑明女子大学(韓国)、メディア系教育方法において全国1位の評価をうけた梨花女子大(韓国)の4つである。
「教育システム構想のためのアメリカ大学事情視察ーアルバーノ大学とシカゴ大学を訪問してー」 共著 2012年 3月 金城学院大学人文・社会科学研究所報 第17号 大橋陽、岩崎公弥子、斎藤民徒(P36-P50) 現在、高等教育機関では、知識の習得はもちろんのこと、問題解決力やコミュニケーション力などの能力の育成も重視されてきている。本研究では、これらの能力を8つの能力(コミュニケーション、分析、問題解決、価値判断、対人能力、グローバルな視野を拓く、有効な公的資質、美的感受性)に整理し、各々のカリキュラムにそれを培う学びを導入する米国アルバーノ大学に訪問し、その仕組みについて考察した。カリキュラムの体系化、デジタルポートフォリオの導入など様々な工夫が施されていることが明らかになった。
「個の学びを支援し、「知識」と「能力」を育む教育情報基盤に関する研究ー香港の高等教育事情と教育基盤に関する一考察ー」 共著 2013年 3月 金城学院大学人文・社会科学研究所報 第18号 岩崎公弥子、大橋陽(P19-P28)個の学びを支援することは、現在、高等教育において、とても重要な課題になっている。そこで、筆者らは、教育システムあるいは教育環境がどのように個の学びを支援するのかに焦点をあて、大学のポータルサイトやeポートフォリオについて、香港の大学(香港城市大学、香港公開大学、香港大学)を調査した。香港城市大学では、eラーニング環境の整備が進んでおり、すぐれたeポートフォリオの事例が多数あった。これらの利用方法について報告するとともに、eポートフォリオの可能性について考察する。また、ポータルサイトの事例として香港大学を取り上げ、その活用についても報告するとともに、その特徴や利点についても明らかにする。
「e-ポートフォリオの導入による教育情報基盤のデザイン」 共著 2014年 3月 金城学院大学人文・社会科学研究所報第19号 岩崎公弥子、大橋陽(P18-P26)近年、学習者にとって「振り返り」や「情報共有」の場として、教師にとっては「ジェネリックスキルを評価する」場として、eポートフォリオが注目されている。そこで、筆者らは、eポートフォリオについてその特徴をまとめるとともに、eポートフォリオ「Mahara」について機能を整理した。実際に、筆者らが所属する国際情報学部の授業で利用したので、その報告を行う。これにより、eポートフォリオの教育的効果が分かった。
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