金城学院大学 学術研究データベース
HOME > 検索結果

検索結果

フリガナマスダ キミオ
ローマ字MASUDA Kimio
氏名増田 公男
メールmasuda@kinjo-u.ac.jp
学位文学修士 
所属人間科学部 / 現代子ども教育学科
職名教授
所属学会日本教育心理学会 日本発達心理学会 日本心理学会 日本パーソナリティ心理学会 日本乳幼児教育学会 日本心理学会 
専門分野心理学 教育学   
研究課題子どもの遊びと発達 死の認識に関する研究 保育者養成と保育観・子ども観 

学会及び社会における活動等

開始年月 活動内容 終了年月
1977年 4月 日本心理学会会員 現在に至る
1977年 4月 関西心理学会会員 現在に至る
1978年 4月 日本教育心理学会会員 現在に至る
1982年 4月 東海心理学会会員 現在に至る
1991年 4月 日本発達心理学会会員 現在に至る
1994年 4月 日本性格心理学会(現 日本パーソナリティ心理学会)会員 現在に至る
1995年 4月 日本乳幼児教育学会会員 現在に至る
2000年10月 日本教育心理学会認定「学校心理士」(第41050号)資格取得 現在に至る
2001年 4月 日本パーソナリティ心理学会経常的研究交流委員会委員 2005年 7月迄
2004年 4月 日本乳幼児教育学会編集協力委員 現在に至る
2005年 2月 社団法人日本心理学会「認定心理士」(第12843号)資格取得 現在に至る
2006年10月 日本パーソナリティ心理学会機関誌編集委員 2010年10月迄
2007年11月 社団法人日本心理学会認定心理士資格認定委員 2011年10月迄
2013年10月 愛知県瀬戸市保育事業者選定委員会委員 2016年 1月迄
2017年 9月 愛知県瀬戸市保育事業者選定委員会委員 2018年 3月迄
Top of page

受賞歴

該当データはありません

Top of page

著書

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
「乳幼児心理学」 共著 1983年 6月 ナカニシヤ出版 第5章乳幼児の認知発達4節知的発達の評価 知能の概念、発達検査、知能検査、知的発達の規定因、知能の予測性と恒常性について記述した。総頁数181頁(P93~P102)鹿野輝三、白岩義夫、村中哲夫、内藤徹、岡広一、平田澄子、増田公男、大久保義実、桐村雅彦、倉戸ナオミ、倉戸幸枝、福原省三、内田照彦、木下功
「児童心理学」 共著 1983年 7月 福村出版 第9章社会的発達と人格1、2節 遊びを通しての社会性の発達、社会性の低い子どもへのアプローチの方法について研究的観点から述べ、さらに社会的役割の獲得として性役割行動や道徳的行動について記した。総頁数170頁(P93~P102)浅川潔司、白岩義夫、平田澄子、松下正人、今川峰子、二宮克美、加来秀俊、加知ひろ子、鶴田和美、増田公男、井上徹、天根哲治、内田照彦
「児童・生徒教育心理学」 共著 1983年10月 北大路書房 第4章人格と適応の理解第1節から第3節 第1節人格の概念と理論では、人格とはと称して概念や最近の人格理論について述べた。第2節では人格の規定因について、第3節で人格理解の方法として観察法、面接法、人格検査法について種々あげ記した。総頁数216頁(P105~P126)佐藤彰顕、白岩義夫、成田錠一、井上厚、内藤徹、大久保義実、鹿野輝三、増田公男、内田照彦、高橋超、高嶋健一、中森正純、飯田和也
「乳幼児理解の心理学-発達研究ゼミナール-」 共著 1985年 6月 協同出版 第3章の社会性とパーソナリティの発達 第2節の対人関係発達 1愛他行動、2攻撃行動それぞれの分野の全体的な概観を行い、個々の領域について外国のこの種の典型的な研究を詳細に記述した。総頁数190頁(P117~P132)青木民雄、内藤徹、白岩義夫、神田直子、森和彦、成田朋子、小山田隆明、増田公男、内田照彦、鹿野輝三
「学生のための教育心理学」 共著 1985年10月 学術図書出版社 第5章個人差の理解の第1節から第3節 個人差について、知能の理解、学力の理解について記述した。全体として個人差の観点から知能及び学力について考え、それらを規定する要因、測定の方法などを説明した。総頁数230頁(P67~P78)福屋武人、藤原勉、三根浩、三根久代、松本博次、増田公男、入谷好樹、市川定三、田辺稔、園田健司、三和優、林幹男、佐藤陽子、星悦子、栗山和広、阿部康一、木村彰
「現代教育臨床心理学要説」 共著 1987年10月 北大路書房 第3章子ども発達と問題行動第1節 各発達期の特徴と問題行動という節を乳幼児期、児童期、青年期に分けそれぞれの発達期の問題行動を具体的にあげ、それらを中心にして説明した。総頁数204頁(P34~P41)大日方重利、内藤勇次、佐藤修策、山本力、名島潤慈、増田公男、坪郷康、藤土圭三、大渕憲一、鶴田和美、上地安昭、田上不二夫、川村雅史、林幹男、中山厳、光武充雄
「精神衛生」 共著 1987年10月 樹村房 第3章ライフサイクルと精神衛生第1節、第2乳幼児期から児童期までの精神衛生 それぞれの時期での発達の特徴と様相を精神衛生にとって何が重要かという観点から述べた。総頁数180頁(P32~P46)神田久男、森省二、増田公男、石川雅健、折原茂樹、滝口俊子、吉野要、白石秀人
「図解心理学」 共著 1989年 4月 学術図書出版社 第9章パーソナリティ 4節に分け、パーソナリティの定義と構造、その理解:類型論、特性論形成の要因について、図表や写真を多数掲載し解説した。総頁数249頁(P148~P167)福屋武人、田崎櫂一、山本礼子、石井厳、栗山和広、三和優、森田義宏、三根浩、増田公男、成田弘子、塚田展子、畔柳守男、室田洋子
「要説教育心理学」 共著 1990年 4月 北大路書房 第4章第1節パーソナリティの理論と形成についてその意義、理論、形成に関与する要因の側面から説明し第2節ではパーソナリティの理解の方法として、観察法、面接法、検査法について言及した。総頁数240頁(P116~P135)内藤徹、白岩義夫、加知ひろ子、鹿野輝三、大久保義実、龍祐吉、増田公男、内田照彦、成田錠一、高嶋健一、中森正純、武内珠美
「General psychology and environmental psychology Proceedings of the 22nd International Congress of Applied Psychology」 共著 1992年 Lawrence Erlbaum Associate, Publishers 幼児期を対象としたビデオゲーム遊びの実態と社会性に関する調査から発見された結果を示した。性差や年齢差を明らかにするとともに、「社会性発達」と「友達関係」ではビデオゲーム経験児の方が、非経験児より高いことが認められた。資料の分析・全体の記述を担当。総頁数456頁(P181~P182)増田公男、岸本陽一、島井哲志他多数
「General psychology and environmental psychology Proceedings of the 22nd International Congress of Applied Psychology」 共著 1992年 Lawrence Erlbaum Associate, Publishers 大学生のシャイネスに関して、その経験、程度、望ましさを調べるとともに、シャイネスの程度に基づいて高低の群に分け、心理的側面、認知的側面、行動的側面などから比較検討した。資料の分析・考察の練り上げ担当。総頁数456頁(P190~P191)岸本陽一、増田公男他多数
「教育・保育実習の手引」 共著 1992年 2月 ひかりのくに株式会社 第1章理論編3節教育・保育実習の対象(幼稚園) 幼稚園の役割と機能では幼稚園教育の特性、わが国での歴史、改訂された幼稚園教育要領の特徴について述べ、幼稚園の制度では資格、教育時間、学級編成についてふれ、幼稚園の概要では、人的組織の面と施設・設備の面から説明を加えた。総頁数223頁(P28~P34)小山望、川勝泰介、柴崎正行、鈴木政次郎、石川昭義、板垣健太郎、伊藤健次、井上初代、小笠原圭、加藤敏子、高橋裕子、戸江茂博、仲山佳秀、増田公男、益田勢津子、松丸令子
「発達心理学からの展望」 共著 1994年 3月 北大路書房 6章のひとりでは生きられない-社会性を育む- 7章の現実との接点-家庭、地域保育所、幼稚園、小学校-胎児から幼児期、児童期までの人生初期の発達について、その特徴を解説したものである。6章では乳幼児期と児童期の社会性発達について、両親や仲間との関わりの重要性、性役割の形成、道徳性の形成、遊びの中での発達に関して言及した。7章では社会の変化と子どもの発達の関係や、幼児教育機関や小学校での今日的問題を紹介した。総頁数211頁(P133~P164、P167~P187)増田公男、山崎勝之、大木祐治、内藤徹
「ニューメディア時代の子どもたち」 共著 1994年 4月 有斐閣 第6章テレビゲーム遊びと社会性の発達 本書はテレビ、テレビゲーム、コンピュータなどのメディアと子どもたちとの関わりについて、遊びと学びの観点から解説したものである。テレビゲーム遊びと社会性の関係では、自らの調査での結果を中心に説明し、性役割発達の関係では、どうして男児が好むのか、性役割選択の程度と関連があるのかといった点を明らかにした。さらに自制心に関しても、テレビゲームの特性や研究結果を示しながら見解を述べた。総頁数283頁(P132~P153)子安増生、山田冨美雄、安藤明人、村野井均、島井哲志、増田公男、山崎勝之、鈴木克明、菊江賢治、菊池聡、向後千春、五藤博義
「発達心理学」 共著 1994年 4月 北大路書房 第14章性格の発達 3つの節に分け、概念の説明の中では特に生涯発達や恒常性の面にも言及し、性格形成の節では発達的な観点から、おもに環境要因を詳しく述べた。最後の節では理解の方法にふれ、適応との関係にも説明を加えた。総頁数252頁(P217~P231)今泉信人、南博文、松崎学、神田義浩、菊野春雄、有馬比呂志、加知ひろ子、山口雅史、増田公男、藤祐吉、前田健一、北川歳昭、山口修司
「発達心理学」 共著 1996年 2月 法律文化社 第2章発達心理学の研究方法 4節に分けそれぞれ発達研究の資料収集方法、発達研究の資料収集時期、統計処理の基礎、レポート・論文のまとめについて記述した。その際、研究を円滑に行うための基礎的な内容を網羅し、発達心理学研究の基本的な視点として、資料収集時期に関してコーホートや縦断的研究については、比較的詳細に説明した。総頁数240頁(P14~P30)菅俊夫、増田公男、橋本恵以子、宇田倫子、龍祐吉、有田モト子、小嶋正敏、植田智、岡村京子、大前衛、土肥伊都子、今林宏典、千原美重子、中村義行
「発達・学習・教育臨床の心理学」 共著 2000年11月 北大路書房 第5章パーソナリティの発達 理論 背景と新しい考え方の紹介に始まり、発達に関与する要因を遺伝的側面と環境的側面から概観し、恒常性についてもふれた。さらに理解の方法として種々の検査法やその比較を行った。第7章学習理論第1節3(2)認知理論 洞察説、サイン学習説、学習の構えの観点から説明した。別章1研究方法 本書に関連した分野の研究方法について、資料の収集方法として具体的な方法を、資料の収集時期として縦断的方法などを紹介し、最後に教育と教育現場の関係について述べた。編集と2つの章と節の一部を執筆した。総頁数237頁(P68~P84、P102~P104、P218~P226)内田照彦、増田公男(編著)内藤徹、大久保義美、加知ひろ子、皆川直凡、山本利和、石橋尚子、大木裕二、龍祐吉、小泉令三、池上知子、木澤光子、坂井誠
「保育の創造を支援するコンピュータ」 共著 2006年 3月 保育出版社 保育活動におけるコンピュータの支援について述べられた本書において,子どもとコンピュータや幼児期の活用方法や視覚障害の問題についてまとめた。また,保育者が実習案を作成する上でのコンピュータ使用の有効性について具体例を交え解説した。総頁数225頁(P60~P62,P132~P134).村上優,増田公男,吉田裕午,大森雅人,前迫ゆり他24名 
「発達心理学の展開」 共著 2010年 4月 あいり出版 子ども期の発達について、今日の身体・運動、認知、人格・社会性、発達臨床等から概観し、現在の子どもたちの置かれた状況との関係で考察している。子どもの発達理解の方法と現実との関わりを担当し、特に現在の子どもが直面している問題や状況について指摘し、学級崩壊や中1ギャップ、学力低下などについても取り上げた。1章の子どもの発達理解の方法、7章の現実との関わりを担当。総頁数153(1~16、115~129)増田公男(編著)、倉盛美穂子、松田広則、田爪宏二、石橋尚子、佐藤麻美
「発達と教育の心理学」 共著 2011年 4月 あいり出版 教育や発達の見地から,教育心理学,発達と教育,発達と学習に関係した教科書である。序章から14章までと別章からなり,最近の子どもをめぐる今日的な課題やあたらな教育・評価に関する内容も含み,教育職員を目指す学生向けに簡潔にまとめた。 総頁数213(2~21,72~87)増田公男編著 加知ひろ子,神田義造,田爪宏二,龍 祐吉,有馬比呂志,國田祥子,山田恭子,清水益治,梶井芳明,大久保義美,広利吉治,小林義郎
Top of page

学術論文

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
「幼稚園児の社会的交流行動に及ぼす保育経験の効果」 単著 1978年 3月 関西学院大学文学部教育学科研究年報第4号教育心理学特集 幼稚園児での社会的交流行動の要因について、自然的観察法を用いて保育経験の年数、年齢、性を主に検討した。2期に渡る観察から保育経験は、年齢差は3才児との間で明確になったが、4、5歳児間の差はなく教師行動の影響が示唆された。3歳児保育効果が独立行動で現れ、経験児が少なかった。さらに、社会測定的地位と社会的交流行動に正の相関が見られた。(P34~P41)
「女子青年の性役割観に及ぼす同胞要因の効果」 共著 1980年 3月 関西学院大学文学部教育学科研究年報第6号教育心理学特集 女子大学生の性役割観を同胞要因に焦点を当てて質問紙法で調査した。出生順位については第一子は第三子より明確な性役割観を持ち、同胞の性に関しては、全体の性別構成よりも、年長同胞の性だけを取り上げた方が、一貫性のある性役割観に関する差が示された。全体として、性役割観形成にとっては年長同胞の性が重要な要因であることが予想される。資料の分析・考察の練り上げ担当。(P1~P8)中尾忍、増田公男
「幼児・児童の性役割選択に関する再検討」 共著 1980年 3月 関西学院大学文学部教育学科研究年報第6号教育心理学特集 新たに作成した、玩具、活動、職業の3側面からなる性役割選択テストを用い、幼児、児童の性役割選択の発達について調べた。適切な性役割選択は幼児期では女児の方が高いが、児童期にはいると逆転し男児が高くなりほぼ天井効果のレベルに達した。これまでも指摘されているように、就学期での性役割へのプレッシャーは確かに存在し、特に男児は強いことが認められた。資料の分析・記述担当。(P1~P8)増田公男、中尾忍
「幼児の遊び行動に及ぼす性差、性役割選択、及び性的ラベリングの効果」 共著 1981年 3月 教育心理学研究第29巻 幼児の中性玩具への性的なラベリングの効果を、性、性的ラベリング条件(接近と回避)、性役割選択水準(高、低)の3要因を用いて、遊び行動場面で実験的観察法を使用し検討した。性的ラベリングによって遊びの対象玩具は明らかに影響を受けた。主な結果としては、男児への影響の強さ、男児の異性ラベルへの回避傾向、高い適切な性役割を獲得しているものの法が、効果を受けやすいという点があげられる。実験資料の分析・記述担当。(P9~P14)増田公男、中尾忍
「幼児の遊びの行動に及ぼすラベリングの効果」 単著 1981年 5月 武田正信教授退職記念論文集 幼児の遊び行動に及ぼすラベリングの効果について、性、性役割選択水準の高低、そしてラベリング情報として性的ラベリング、評価的ラベリング、両者の複合ラベリングの3要因を用い実験的観察の事態で調べた。ラベリング条件の効果のみが得られ、複合的ラベリングが最も強い効果を持ったが、評価的ラベリングとは統計的には差がなく、性的ラベリングが最も効果が弱かった。(P75~P79)
「幼児の知的・社会的発達に関する縦断的研究」 単著 1984年 3月 金城学院大学論集人間科学編第9号通巻第106号 幼児の知的発達と社会的発達を知能教育を実施している幼稚園と社会性を重視し、知能教育を実施していない幼稚園で、14ケ月の間隔をおいて縦断的に検討した。知能教育の効果は明らかで、数能力、思考能力、IQで差が示され、変化についても思考能力を除く尺度で効果が現れた。社会性でも自己統制で問題があったものの、知能教育は他の側面ではむしろ高い点もみられ負の影響は少なかった。(P75~P82)
「幼児の遊び行動に及ぼすラベリングの効果(続報)」 単著 1985年 3月 金城学院大学論集人間科学編第10号通巻第111号 中性玩具への性的ラベリングの遊び行動への影響について、性、接近・回避のラベリング条件、単独・複合のラベリング条件の3要因で、幼児を用いて実験的観察法で調べた。ラベリング効果そのものはみられたが、特定の玩具への区別的好みが生じ、要因の効果は示されなかった。また、そのほかの要因として考えられる諸点について分析した。(P39~P46)
「大型積み木遊び事態に於ける幼児の社会的相互作用行動の分析Ⅰ」 共著 1986年 3月 金城学院大学論集人間科学編第11号通巻第116号 幼児の大型積み木遊び事態での社会的相互作用行動、非社会的行動について、観察群の年齢構成に着目し同年齢、異年齢に分け、年齢(4、5歳)、性の要因とともに観察した。年齢と性の交互作用が両行動ともに示された。異年齢間の相互作用は全体の50%でみられ、その契機の75%までは5歳児側からの働きかけで、殆どがポジティブなものであった。資料の分析・考察・記述担当。(P91~P100)増田公男、中尾忍
「幼児期に於けるテレビ視聴行動」 単著 1987年 3月 金城学院大学論集人間科学編第12号通巻第121号 幼児のテレビ視聴行動の実態を明らかにするために、父母を対象にアンケート調査を実施した。主に、主体的に見ているものと誰かが見ているのを一緒に見る受動的視聴に分け調べ合わせて父母の推奨する番組も集めた。年齢(4、5歳)、性の要因別或いは全体での特徴や視聴番組数を求めその特徴を分析した。また、子どもの見ている番組と親の見せたい番組の間に、葛藤状況が明示された。(P109~P127)
「幼児の遊び行動に及ぼす性的ラベリングの効果」 共著 1989年 3月 金城学院大学論集人間科学編第14号通巻第131号 性的適切性が明らかな玩具に対して性的ラベリングを行い、その効果を性の要因、遊び行動の時間経過の要因とともに分析した。ラベリング条件の効果が明らかになり回避条件で中性玩具での遊びが多かった。実験の前後に行われた性役割選択テストでは、男児が事後期で減少が多く、全体での適切性が高かった。全体の分析・考察・記述担当。(P63~P78)増田公男、中尾忍
「Influences of TV games on physical and psychological development of Japanese kindergarten children」 共著 1990年 3月 Perceptual and Mothor Skills, Vol.70 幼稚園児のテレビゲーム遊びに関する調査を、父母に対して質問紙を利用して行い、その実態として経験・頻度・時間等、健康目面への影響、社会性などの発達や養育態度との関係を探求した。幼児期では習慣的な傾向はみられなかったが、長時間しているものの目や疲労への影響は認められ、さらに社会性との関連が示された。質問紙の作成・資料の分析・結果の理解・考察担当。(P771~P776)島井哲志、増田公男、岸本陽一
「大型積み木遊び事態での幼児の相互作用行動の分析Ⅱ-3歳児での事前の関係の効果-」 単著 1991年 3月 金城学院大学論集人間科学編第16号通巻141号 3歳児の大型遊び場面での行動に対して、事前の関係がいかなる影響を及ぼすかを検討した。仲の良いペア悪いペアは最初から相互作用が多かったが、関係の稀薄なペアは時間の経過にともなって増加し、非社会的行動は反対の傾向にあった。そのほか、援助行動、言語行動、リーダーシップなどについても分析した。(P107~P126)
「子供の健康とコンピュータに関する調査(第一報)」 共著 1991年 4月 関西鍼灸短期大学年報第6号 本報告は、全国の小学生約4000人を対象として行われた「コンピュータ利用と子どもの健康」に関する調査のなかの基本的なデータ部分の分析結果である。具体的には、コンピュータ機器の保有・利用、遊びの頻度、時間、遊び相手、場所などのビデオゲーム遊びの実態、その心身への影響や親の意見をまとめた。資料の入力と分析・記述内容の点検担当。(P62~P78)山田冨美雄、田多英興、島井哲志、増田公男、時田学、松田俊、鈴木隆男、福田恭介、山崎勝之、川本正純、藤川治、田中衛、和田清吉
「児童期におけるビデオゲーム遊びの実態と社会性・自制心の関係」 共著 1992年 3月 金城学院大学論集人間科学編第17号通巻146号 全国調査の調査対象のなかの大阪と名古屋の資料1250部の分析結果である。特にビデオゲーム遊びの実態部分を詳細に分析するとともに、社会性と自制心という性格特性とビデオゲーム遊びの関係を調べた。ビデオゲーム遊びを行っているものについては、自制心では頻度や時間等の分析で、よくするものほど高くなっており、社会性では一定の水準をこえるものでは低くなっていた。資料の分析・全体の考察・記述の担当。(P73~P99)増田公男、山田冨美雄
「幼児期におけるビデオゲーム遊びとテレビ視聴の関係」 単著 1993年 3月 金城学院大学論集人間科学編第18号通巻151号 この研究は、保護者から回答を求める方法での、幼児を対象としたビデオゲーム遊びの実態とテレビ視聴の実態などに関する調査結果をまとめたものである。2つの機器に対する幼児の関わりの実態と両者の関係、テレビ視聴への規則などを報告した。さらに、親のビデオゲーム遊びやコンピュータの教育への賛否をビデオゲーム遊びの経験の観点から考察した。(P19~P37)
「TV game play and obesity in Japanese schoolchildren 」 共著 1993年 6月 Perceptual and Motor Skills Vol.76 小学生を対象としたコンピュータ使用やビデオゲーム遊びなどの全国調査で得られた身長と体重の資料を基に肥満、普通、やせの三体型に分けビデオゲーム遊びの実態との関係を性や学年の要因とともに分析した。肥満体型の男子児童は、ビデオゲーム機器の所有や遊びが、他の二体型の子どもたちより多くなっていた。資料の分析・考察の担当。(P1121~P1122)鳥井哲志、山田冨美雄、増田公男、田多英興
「子どものビデオゲーム遊びをめぐる調査と諸問題」 単著 1995年 3月 金城学院大学論集人間科学編第20号通巻161号 子どものビデオゲーム遊びの隆盛の状況や背景の説明そして、ビデオゲーム遊びをテレビや戸外での遊びと比較しその特徴を示した。さらに、この遊びの子どもへの影響面で否定的な側面と肯定的な側面について、これまでの調査研究をおもに紹介しながら記述した。そして自らの調査の経過を記し、今後の課題をまとめた。(P129~P147)
「子どものビデオゲーム遊びの追跡研究―長時間使用児の問題と有効的な利用を求めて―」 共著 1996年 3月 金城学院大学論集人間科学編第21号通巻166号 全国の小学生約4000名に対する調査のなかから層別抽出法によってサンプリングし560名に対して郵送法によって、保護者から資料を収集した。回収し110名の1年後のビデオゲーム遊びや日常生活の実態、親の子どもに対する懸念などを分析したところ、ビデオゲーム遊びの頻度は男児では高頻度へ、女児では低頻度への移行がみられた。保護者の子どもへの心配は、身体・健康面よりも心理・生活面の方が多かった。資料の分析・全体の考察・記述担当。(P51~P65)増田公男、島井哲志、山田冨美雄
「大学生におけるコンピュータ、情報機器への意識、及び過去・現在のビデオゲーム遊びの実態と性格特性の関係」 単著 1997年 3月 金城学院大学論集人間科学編第22号通巻171号 この調査は大学生を対象として、過去と現在のビデオゲーム遊びの実態、情報関連機器の経験、コンピュータ教育への意識等を調べるとともに、それらと性格特性との関係を探求した。性差、親からの規制などの結果については、これまでの報告と一致しており、また、過去と現在の実態間には有意な関係がみられた。性格特性との関係では、小学生時代の頻度の低いものの方が協調性は高く、攻撃性は低かった。(P53~P69)
「大学生におけるコンピュータ使用、ビデオゲーム遊びの実態と意識」 単著 1998年 3月 金城学院大学論集人間科学編第23号通巻176号 増田(1997)に続いて、大学生のビデオゲーム遊びとコンピュータ使用やそれらへの意識について検討した。ビデオゲームとコンピュータの操作上の共通性を60%以上のものが認められながらも、ビデオゲーム遊びがコンピュータ教育へつながる可能性については否定的であった。しかし、同時にビデオゲーム遊びには、感覚運動能力をはじめとして推理力や思考力を必要とすると考えていた。(P1~P17)
「幼稚園児におけるテレビ視聴、ビデオゲーム遊びおよび戸外遊び」 共著 1999年 3月 金城学院大学論集人間科学編第24号通巻181号 幼稚園児のテレビ視聴、ビデオゲーム遊び、戸外遊びについて、保護者を対象として調査した。性差が全てあらわれ、男児の方が長くそれぞれの行動に後者に時間を費やしていた。ビデオゲームにおいては年齢差も示された。また、概して子どもは戸外遊びを志向していたが、現実には室内遊びが多かった。また、幼稚園の立地条件が遊び行動に大きく影響しており、中心地区ほどビデオゲーム遊びが多く、戸外遊びが少なかった。資料の入力、分析・全体の考察・記述担当。(P55~P72)増田公男、白岩義夫
「幼稚園児のテレビ視聴時間及びテレビゲーム遊び行動と視力の関係」 共著 1999年 6月 愛知工業大学総合技術研究所・研究報告創刊号 本研究は、おもに幼稚園児のテレビ視聴行動とテレビゲーム遊び行動が視力に与える影響を調査法によって検討した。これらの行動にはそれぞれ性差がみられ、概して男児の方が多かった。視力とテレビ視聴時間、テレビゲーム遊びの経験の有無・頻度・時間等との間には、明確な関係が見いだされなかった。資料の入力、分析・考察の担当。(P85~P90)白岩義夫、増田公男、林文俊、石垣尚男
「メディアによる遊びの発達段階による変化」 単著 2000年 3月 金城学院大学論集人間科学編第25号通巻186号 大学生を対象として回想法を用いて、幼児期から大学生の時期までのビデオゲーム、ゲームセンター、カラオケでの遊びの実態を調査した。概してビデオゲームは男子に、ゲームセンターは両性に、カラオケは女児により受け入れられていた。男女別の多変量解析の結果、大学生期の経験については、各々の遊びで一貫性が認められた。(P41~P54)
「大学生におけるメディアによる遊びとそのイメージ」 単著 2002年 3月 金城学院大学論集人間科学編27号通巻196号 大学生を対象に幼児期からのビデオゲーム、ゲームセンター、カラオケでの遊び実態を回想法によって調査し分析した。また、それぞれのイメージをSD法によって比較するとともに因子分析した。肯定度とイメージの関係からは、カラオケが他に比べて否定的にとらえられるとともに、大学生時点で遊んでいる者はそれぞれの遊びをそうでない者に比べて肯定的であった。(P1~P14)
Difference between the Teacher's and Mother's Rating Scores of Type-A Behavior inJapanese Kindergarten Children 共著 2004年 3月 金城学院大学論集人間科学編第29号通巻206号 幼稚園教諭と母親の幼児のタイプA行動の評価の差異を検討した。タイプA、競争性、焦燥-攻撃性の3尺度について比較したところ、各々評定者間には有意な相関がみられたが。また、教師に比べ母親の方が焦燥-攻撃的とみなしており、これは特に女児がこうした特性を幼稚園事態では、抑制している可能性を示唆していた。(P15~P20)増田公男、白岩義夫
大学生による「授業評価」の評価に関する調査-授業評価導入初期3年間の結果から- 単著 2005年 9月 金城学院大学論集人文科学編第2巻第1号 本学に授業評価が導入された初期の3年間の評価方法について学生たちに評価させ、その間の変動を調べた。全体を通して、高得点項目は評価方法の独自性や自由記述の利点に関するもので、低得点項目学生の負担増、教員・学生の積極的変化に関するものであった。さらに、肯定的側面、否定的側面に関してそれそれ因子分析を実施しその特徴を分析した。(P29~P39)
食の問題行動に関する臨床発達心理研究(1)偏食の経験的定義 共著 2006年 2月 広島修大論集人文編 偏食は大きく3つの意味空間に分けて認知されていることが判明した。以下の点が明らかになった。偏食とは, 特定の食物(群)を摂取し,特定の食物(群)を摂取しないという行動的特徴から意味づけられているという点である。第2の特徴は,摂取・非摂取を動機づけるものが好悪感情であるという点である。われわれは, 好き,嫌いという心的過程(好悪感情)と行動(摂取・非摂取)の結びつきの程度の強い場合を偏食とみなす傾向があるといえよう。第3の特徴は,栄養認知に重みをおいた判断をおこなっている点であった。 資料収集、考察担当(P97~P114)今田純雄・長谷川智子・坂井信之・瀬戸山裕・増田公男
大学生による「授業評価」のイメ ージに関する調査 単著 2006年 9月 金城学院大学論集人文科学編第3巻第1号 本学で実施した授業評価の方法に関する分析の一つで,授業評価を経験したことのない学生を対象に授業評価のイメージをSD法で測定した。一般的な形容詞の肯定的意味合いと授業評価と比較したところ。ほぼ独立したものとみなすことができた。また,「現実的」,「積極的」,「希望のある」などよいイメージが強く示された。その他因子分析などの分析を加えた。(P38~P44)
保育者養成課程大学生の保育観と子ども観(1) 共著 2007年 3月 名古屋経済大学人文科学論集79巻 保育者養成改訂の大学生の保育観、児童感について2大学352名の私立大学生を対象に質問紙による調査を行った。因子分析、相関などの分析結果から、保育感要因、保育観、子ども観の関連性が示唆された。資料収集、結果の分析、考察担当 (P107~P115) 宮沢秀次、増田公男
保育者養成課程大学生の保育観と子ども観(2) 共著 2007年 9月 名古屋経済大学人文科学論集80巻 保育者養成課程の大学生を2年間にわたり、保育観と子ども観を継続的に調査した。子ども中心保育観は減少した。また、各尺度間の相関値を調べたところ、それぞれの時期間で保育観、子ども観とも中程度以上の相関値が得られ安定性が確認された。結果の分析、考察担当 P99~104 宮沢秀次、増田公男
幼児期における死の認識に関する基礎的研究-保育者・母親への回想法による調査から- 共著 2009年 3月 金城学院大学論集人文科学編第5巻第2号 幼稚園教諭ないしは保育士の経験のあるものに対して、郵送での調査法を利用し回想法によって自分自身の「死」に関する認識について調べた。今回は、園や家庭での子どもの死に関する言動について量的な面から分析した。また、観察されたエピソードの分析も合わせて行った。資料収集、分析・考察、記述担当 P125~P131 増田公男、石橋尚子
女子大学生における死の意識に関する調査 単著 2011年 3月 金城学院大学論集人文科学編第7巻2号 女子大学生に25項目からなる「死に関する意識」の質問紙調査を実施した。独立変数として用いた,身近な人やペットとの死別経験,死について考えた経験などとの関係を調べたところ,特にペットとの死別経験が第一因子の「死を考える因子」に関係していた。これに対して,人との死別とは有意な差は認められなかった。(P93~P101)
女子大学生における死のイメージ 単著 2011年 9月 金城学院大学論集人文科学編第8巻1号 女子大学生の自由記述による「死のイメージ」を肯定的,中間,否定的に分け,質問紙法によって得た「死への意識」尺度の得点がどのように異なるかを,学年の要因とともに検討した。否定的であるほど、意識が高くなっており一貫性が認められた。また、死のイメージについて,KJ法により分析した。(P86~P92)
女子大学生における死の不安および人格的発達におよぼす死別経験の効果-東日本大震災の経験と通して- 単著 2015年 9月 金城学院大学論集人文科学編第12巻第1号 東日本大震災の4ヶ月後に女子大生を対象として、震災による死の身近さ、死の不安、死別経験による人格的発達等について質問紙調査を実施した。「死の不安」の具体性を伴う死の因子では死の短さと正の関係にあったが、残りの2つの因子では身近さと負の関係にあった。死別経験による「人格的発達」では、人とペットの両者の死別経験者は、3因子中2因子でいずれか一方より高くなっていた。(P82~P96)
子どもたちへの死生観教育の心理社会的基礎-ポジティブ心理学による死生観教育- 共著 2016年 8月 保健の科学 第58巻第8号  ポジティブ心理学の立場から、学校における死生観教育について述べた。まず、立脚した観点からの死生観ついて概観し、子どもたちの死別経験の少なさの影響、死を隠す社会と存在脅威管理理論からの説明を行った。さらに、存在脅威管理理論にポジティブ心理学を取り入れた考えを提供し、新たに意味管理理論が提案されている。島井哲志、増田公男(P518~P523)
保育現場における運動的遊びの展開 単著 2017年 3月 金城学院大学論集人文科学編第13巻第2号 50種類の運動的な遊びについて,3観点からの遊び経験のある種類数の分析から,保育者自身の遊び経験がもっとも多く,指導計画への意図的取り入れ,自由遊びでの展開とつづいたが,後者の2つの観点の差は少なかった。経験年数別の比較では,いずれの観点でも経験年数が長い方が遊び経験の数が多かったが,10年以下の短期間群と10年以上25年以下の中間群の差は少なかった。(P54~P67)
孤独感と内的作業モデルに及ぼす死別経験と死の不安の影響 単著 2018年 3月 金城学院大学論集人文科学編第14巻第2号 女子大学生の死の意識・不安、死別経験などの孤独感、内的作業モデルへの影響を死の連想語、イメージとともに照査した。死への不安は孤独感と一定の関係がみられ、内的作業モデルに関してはアンビバレント尺度でのみ差異が示された。また、死の連想語は否定的なイメージが多くを占めた。ペットとの死別経験は、中学生以降の経験はそれ以前より大きかった。(P30~P43)
Top of page

学会発表

題目/演目名等 発表年月 発表学会名等 概要
死の意識、死別経験とソーシャルサポート・基本的信頼感の関係 日本教育心理学会 学校段階別に死を意識した経験(得点で2群に分けた)、重要な他者(今回は身内)との死別経験及び死への恐怖(高低)の3要因がソーシャルサポートや基本的信頼感とどのように関係するかを検討した。その結果、基本的信頼感については、死の意識の効果が現れた。また、高校生以降の死別経験は、死の恐怖に強い関係性を示した。
「就学前児童に於ける適応性」 1977年 9月 日本心理学会第41回大会 幼稚園の学年初めの行動特性について、不適応行動、遊び行動を用い自然観察し、保育経験や年齢、性の観点から分析した。
「就学前児童の社会的交流行動」 1977年12月 関西心理学会第89回大会 幼稚園児の社会的相互作用行動を観察し分析すると共に、米国での研究との比較や集団での受容傾向との関係も調べた。
「幼児の自由遊び場面での行動型式とその要因」 1978年10月 日本心理学会第42回大会 観察法で収集した幼児の相互作用行動や非課題的活動と質問紙による母親の養育態度、きょうだい構成との関係を調べた。増田公男、武田正信
「幼児のSex Role Preferenceについて」 1979年 7月 日本応用心理学会第46回大会 新たに作成した個別の性役割選択テストを用いて4、5歳児に性役割選択テストを実施し、年齢の効果や一部性の効果を見いだした。増田公男、武田正信、中尾忍
「性役割観形成に及ぼす家族要因の効果 その1」 1979年 9月 日本心理学会第43回大会 青年期女子の性役割観を調査するための質問紙の構成過程を、予備調査、項目分析、内部相関、信頼性などについての報告を行った。武田正信、中尾忍、増田公男
「性役割観形成に及ぼす家族要因の効果 その2」 1979年 9月 日本心理学会第43回大会 女子短大生を対象に作成した質問紙で性役割観を調査し、同胞要因がどのように性役割観形成に影響しているかを検討した。増田公男、中尾忍、武田正信
「性役割観形成に及ぼす家族要因の効果 その3」 1979年10月 日本教育心理学会第21回総会  二人きょうだいに的を絞り、出生順位と性の組合せによる4タイプの性役割観形成上の特徴を調査した。中尾忍、増田公男、武田正信
「幼児・児童のSex Role Preferenceについて」 1979年11月 関西心理学会第91回大会 幼稚園児と小学校1年生を対象に著者作成の性役割選択テストを実施し、幼児では女児が、児童では男児が各々適切な選択をした。増田公男、武田正信
「幼児の遊び行動に及ぼす性的ラベリングの効果 その1」 1980年10月 日本教育心理学会第22回総会 中性玩具に性ラベルを付し、その影響が遊び行動にどのように示されるかを主にラベリングを行った人物の性により異なるかを調べた。中尾忍、増田公男、武田正信
「幼児の遊び行動に及ぼす性的ラベリングの効果 その2」 1980年10月 日本教育心理学会第22回総会 中性玩具への性ラベルが遊び行動にいかに影響するかを、幼児の性・性役割選択レベル、ラベリンク条件の要因がどう関与するか検討した。増田公男、中尾忍、武田正信
「幼児のゲーム遂行と玩具選択行動に及ぼす仲間ラベラーによる性的ラベリングの効果」 1980年11月 日本応用心理学会第47回大会 ゲームに性ラベルが付されたときの遂行や玩具の選択行動に対して、性的適切性は影響するが、仲間ラベラーの性は殆ど関連がなかった。増田公男、中尾忍、武田正信
「幼児の性的恒常性発達について」 1980年11月 日本応用心理学会第47回大会 実験的な方法を用い幼児の性の恒常性の発達について、同一性、安定性、一貫性の3側面から検討した。中尾忍、増田公男、武田正信
「知能と社会性に及ぼす保育経験の効果」 1981年 8月 日本教育心理学会第23回総会 知能と社会性の発達について、知能教育を行っている幼稚園とそうでない幼稚園で縦断的に比較検討し、特に知能で効果が得られた。増田公男、中尾忍、武田正信
「性役割選択テストに及ぼすラベリング情報の効果」 1981年 9月 日本心理学会第45回大会 性、評価、複合ラベルの3種のラベリングを行い、遊び行動を観察する前後の2回性役割選択テストでの適切化への変化を調べた。増田公男、中尾忍
「幼児の社会的相互作用に及ぼす象徴的モデリングの効果(Ⅰ)」 1982年 7月 日本心理学会第46回大会 実験的観察法を用いて、幼児の社会的相互作用行動を増大させるような象徴的モデリングの効果を、3期にわたって検討した。増田公男、白岩義夫、中尾忍
「幼児の社会的相互作用に及ぼす象徴的モデリングの効果(Ⅱ)」 1982年11月 日本教育心理学会第24回総会 モデリング刺激で利用した紙芝居の内容が、自己強化・他者強化事態を各々、人称表現、紙芝居の内容と共に分析した。増田公男、白岩義夫、中尾忍
「積木遊び事態に於ける幼児の相互作用行動の分折」 1983年 9月 日本心理学会第47回大会 大型積木遊びで展開する幼児期の社会的相互作用行動について、遊び集団の特色や積極度、作られた積木の作品等を分析した。増田公男、中尾忍
「幼児の遊び行動に及ぼす性的ラベリングの効果(Ⅲ)」 1984年 9月 日本教育心理学会第26回総会 中性玩具へのラベリングの影響を調べる目的で、性、ラベリング条件等の要因とともに調べたが、特定の玩具の区別的な好みが生じた。増田公男、中尾忍、内藤徹
「幼児の遊び行動に及ぼす性的ラベリングの効果(Ⅳ)」 1984年10月 日本心理学会第48回大会 性別化された玩具に新たな性ラベルを付したり、評価ラベルを付すことで幼児の遊び行動がどのような影響を与えるかを実験的に観察した。 増田公男、中尾忍
「積木遊び事態に於ける幼児の相互作用行動の分析Ⅱ」 1985年 7月 日本心理学会第49回大会 大型積木遊びでの幼児の社会的相互作用行動について、年齢構成、性、年齢がどのように関係するか、遊び集団の規模等から調べた。 増田公男、中尾忍
「幼児の社会的相互作用に及ぼす象徴的モデリングの効果(Ⅲ)」 1985年 9月 日本教育心理学会第27回総会 象徴的モデリングの効果を今回は紙芝居の提示の仕方(通常、話のみ、絵のみ)と幼児の年齢の要因で検討した。増田公男、中尾忍
「幼児期に於けるテレビ視聴行動(Ⅰ)」 1986年 9月 日本応用心理学会第53回大会 父母への質問紙法で幼児期のTV視聴行動の実態を年齢・性毎にとらえ、併せて親の推奨する番組との不一致を明らかにした。
「幼児の社会的相互作用に及ぼす象徴的モデリングの効果(Ⅳ)」 1986年10月 日本心理学会第50回大会 性別化された玩具への性に不適切な情報を与え、その後の5歳児の遊び行動を観察検討した。増田公男、中尾忍
「幼児期に於ける向社会的行動の分析Ⅰ」 1986年10月 日本教育心理学会第28総会 大型積木遊び事態で生じる幼児の向社会的行動について、それを促進するような紙芝居視聴前後で比較したところ増加が確認された。増田公男、中尾忍
「Effects of labeling on play behaviors in kindergarten children」 1987年 7月 Ⅸth Biennial meeting of International Society for the Study of Behavioural Development これまで実施してきた幼児の遊び行動に与える、性的ラベリング、評価的ラベリングの一連の実験的観察を紹介し、子どもの行動変容に与えるラベリングの効果を紹介した。増田公男、内藤徹、白岩義夫、中尾忍
「幼児の発達とテレビゲーム遊びの関係Ⅰ」 1987年10月 日本教育心理学会第29回総会 幼児期のテレビゲーム遊びの実態として経験率、遊び時間、開始年齢、遊び後の目を中心とした健康状態等についての報告を行った。島井哲志、増田公男、岸本陽一
「幼児の発達とテレビゲーム遊びの関係Ⅱ」 1987年10月 日本教育心理学会第29回総会 Ⅰを受けテレビゲームの遊び状況について親の態度や制限、一緒に遊ぶ人物等を調べ、経験児の方が社会性が高いという結果を得た。増田公男、島井哲志、岸本陽一
「積木遊び場面に於ける幼児の相互作用行動の分析Ⅲ」 1987年10月 日本心理学会第51回大会 3歳児の大型積木遊び事態での遊び行動が、ペアにした幼児間の事前の関係によって展開される相互作用に差異のあることを示した。増田公男、中尾忍
「Influence of TV game play on Physical and Psychological Developments in Kindergarten Children」 1988年 8月 24th International Congress of Psychology 幼児期のビデオゲーム遊びの実態と健康、生活習慣、社会性の関係を調査した。健康面での問題は少なく、経験児の方が社会性は高いという結果を得た。増田公男、島井哲志
「幼児の遊び行動に及ぼす性的ラベリングの効果(Ⅴ)」 1988年10月 日本心理学会第52回大会 性別化がなされている玩具に性に不適切な情報を与え、その後の遊び行動を実験的に観察した。増田公男、中尾忍
「幼児の発達とテレビゲーム遊びの関係Ⅲ」 1989年 7月 日本教育心理学会第31回総会 幼児期でのビデオゲーム遊びの実態について、経験、遊び状況、所有権、購入動機、親の規制、健康状態などから調査した。増田公男、岸本陽一、島井哲志
「幼児の発達とテレビゲーム遊びの関係Ⅳ」 1989年 7月 日本教育心理学会第31回総会 経験の有無と社会性、友達関係、集団行動などの幼児の特性との関係や両親の養育態度との関連を分析した。岸本陽一、島井哲志、増田公男
「シャイネス(shyness)に関する研究Ⅰ」 1989年11月 日本心理学会第53回大会 大学生に対しシャイネス調査を実施し、その経験、程度、望ましさ等を調べ、米国での調査と比較し、本邦のその強さを示した。増田公男、岸本陽一
「シャイネス(shyness)に関する研究Ⅱ」 1989年11月 日本心理学会第53回大会 資料から高シャイ群と低シャイ群に分け、生理的レベル、行動的レベルの合計19項目について比較検討した。岸本陽一、増田公男
「シャイネス(shyness)に関する研究Ⅲ」 1990年 6月 日本心理学会第54回大会 幼児期のshynessについてその経験、強さ、頻度、原因、状況等について、親に対して質問紙調査法を用い検討した。増田公男、岸本陽一
「Relationships between degree of shyness and self-reported psychological, cognitive and behavioral relations」 1990年 7月 22nd International Congress of Applied Psychology 大学生に対しての質問紙法によるshyness調査を実施し、その程度に基づいて高低に分け、それらの心理的、認知的、行動的特徴について明らかにした。岸本陽一、増田公男
「TV game play in Japanese kindergarten children」 1990年 7月 22nd International Congress of Applied Psychology 幼児期のビデオゲーム遊びの実態を明らかにすると共に、健康や社会性等との関係を調査し、過去と同様経験児の社会性が高かった。増田公男、岸本陽一、島井哲志
「シャイネス(shyness)に関する研究Ⅳ」 1990年10月 日本教育心理学会第32回総会 幼児のshynessについての調査から、外向性や社交性との関係や性・年齢による差異を分析した。増田公男、岸本陽一
「テレビ、ビテオゲーム、CAIをめぐって(ラウンドテーブル, 企画および企画意図発表)」 1991年 3月 日本発達心理学会第3回大会 テレビ、ビデオゲーム、コンピュータといったメディアの関係について、遊びと学びの両面から討論するべく、企画の主旨について述べた。
「幼児のテレビゲーム遊びと性役割選択及び社会性発達」 1991年 3月 日本発達心理学会第2回大会 主に幼児のビデオゲームに関する実態調査で現れた性差が、性役割選択水準という心理的水準と関係があるか否かを検討し立証した。増田公男、島井哲志、岸本陽一
「幼児期・児童期のビテオゲーム遊び調査から「ラウンドテーブルー-テレビ、ビデオ、CAIをめぐって」(話題提供)」 1991年 3月 日本発達心理学会第3回大会 一連の幼児期、児童期のビデオゲーム遊び調査から明らかにされた諸点のうち、特に性格特性の面についての結果を話題提供した。
「ファミコン遊びと子どもの社会性・自制心「ワークショップ-子どもとコンピュータ(1)」(話題提供) 1991年10月 日本心理学会第55回大会 一連の幼児・児童に対するビデオゲーム遊び調査で示された社会性、自制心と遊びの実態との関係を紹介し、その関連性を指摘した。
「幼稚園教育実習に関する研究Ⅰ」 1991年10月 日本心理学会第55回大会 幼稚園教育実習に関連する質問を実習経験の前後に行い、どの様な変化があるかを調べるとともに、性格特性との関係も分析した。
「子どもとコンピュータ・ビデオゲーム(1)」 1991年11月 関西心理学会第103回大会 大阪、名古屋地区での児童のビデオゲーム遊びの頻度や遊び時間等の実態と身体的訴え、学校生活、家庭生活などとの関係を調べた。山田冨美雄、藤川治、山崎勝之、増田公男
「子どもとコンピュータ・ビデオゲーム(2)」 1991年11月 関西心理学会第103回大会 ビデオゲームの経験、遊び時間と社会性、自制心との関係を分析し、特に自制心で経験児や長時間使用児の低さを確認した。増田公男、山田冨美雄、山崎勝之
「子どもとコンピュータ・ビデオゲーム(3)」 1991年11月 関西心理学会第103回大会 タイプA行動特性との関係を調べ、経験児や遊び時間の長い児童ほど強くこの特性を有していることを明らかにした。山崎勝之,山田冨美雄、増田公男
「子どものビデオゲーム遊びに関する調査(1)」 1992年 3月 日本発達心理学会第3回大会 全国で実施した児童のビデオゲーム調査から、ゲームと目の疲労を中心に心身の健康との関連性を調べ長時間遊びの問題を示した。山田冨美雄、増田公男、時田学、鈴木隆男、島井哲志、山崎勝之
「子どものビデオゲーム遊びに関する調査(2)」 1992年 3月 日本発達心理学会第3回大会 ビデオゲームの経験や最長遊び時間と社会性、自制心との関係を分析し、学年の効果や長時間遊びでの低下を発見した。増田公男、山田冨美雄、時田学、島井哲志、山崎勝之、鈴木隆男
「子どものビデオゲーム遊びに関する調査(3)」 1992年 3月 日本発達心理学会第3回大会 タイプA行動特性や下位尺度の競争性と遊び時間等の関係を調べ、競争性では女児で長いほど高いという結果を得た。時田学、山崎勝之、山田冨美雄、増田公男、鈴木隆男、島井哲志
「幼稚園教育実習に関する研究Ⅱ」 1992年 9月 日本心理学会第56回大会 幼稚園教育実習の経験の前後での変化を調べ、その差をもとに因子分析し3因子を発見した。
「現代子どもの生活とビデオゲーム遊び「ワークショップ-子どもとコンピュータ(2)」( 話題提供)」 1992年 9月 日本心理学会第56回大会 小学生の日常生活を紹介し、縦断的に検討し抽出した長時間ビデオゲームを行う児童の事例を生活時間とその問題の観点から紹介した。
「児童期のビデオゲーム遊びと肥満Ⅰ」 1992年10月 日本教育心理学会第34回総会 質問紙調査で肥満度を算出し、ビデオゲーム遊びとの関連を調べた。そして肥満傾向のある児童は男女とも遊びの頻度や時間が長かった。島井哲志、増田公男、鈴木隆男、山崎勝之、時田学
「児童期のビデオゲーム遊びと肥満Ⅱ」 1992年10月 日本教育心理学会第34回総会 ビデオゲーム遊びの実態と体型の要因にもとづき、社会性、自制心などを検討したところ、一定の明確な一貫性は認められなかった。増田公男、山崎勝之、時田学、島井哲志、鈴木隆男
「幼児期におけるビデオゲーム遊びとテレビ視聴行動」 1992年11月 関西心理学会第104回大会 幼児期でのビデオゲーム遊びとテレビ視聴行動について調査し、両者の関係、規制、両親の両者への考え方などを分析した。
「幼児期におけるビデオゲーム遊び・テレビ視聴行動と性格特性」 1993年 3月 日本発達心理学会第4回大会 幼児期のビデオゲーム遊び、テレビ視聴行動の実態、両者の関係、タイプA特性・愛他性等の性格特性との関係を調べた。
「子どものビデオゲーム遊びの追跡研究」 1993年 9月 日本心理学会第56回大会 小学生へのコンピュータ関連の全国調査から約1年後に郵送法で、ビデオゲーム遊びの実態、性格、日常生活の記録などを求め分析した。増田公男、島井哲志、山田冨美雄
「大学生における過去・現在のビデオゲーム遊びとコンピュータ教育への意識」 1994年 9月 日本教育心理学会第36回総会 大学生の現在、過去のビデオゲーム遊びの実態、そしてそれらとコンピュータ使用の関係、さらにコンピュータ教育への意識を調べた。
「幼児のビデオゲーム遊びへの親の規制とコンピュータ教育への意識」 1994年10月 日本心理学会第58回大会 ビデオゲーム遊びに関し幼児の親への質問紙で、親の規制をテレビ視聴と比較し、併せて親のコンピュータ教育への考え方を調べた。
「幼児期におけるビデオゲーム遊びと性格特性」 1995年 3月 日本発達心理学会第6回大会 ビデオゲーム遊びの実態と自制心、攻撃・衝動性・自己顕示性の関係を調べた。調査時点で遊んでいるものの1回当たりの遊び時間による分析では、短いものの方が自制心で高く、残りの2尺度では高くなっていた
「環境音の認知と快-不快(6)-幼児の快-不快-」 1995年 3月 日本発達心理学会第6回大会 幼稚園児5歳児に対して集団的な実験場面を設定し、25種類の環境音を提示し快-不快をスマイリングカードを用い3段階で評定させた。刺激音によって評価に差異が生じ、性差もみられ女児は特に楽音に対し高く評価した。島井哲志、増田公男
「幼児のビデオゲーム遊びと知能の関係」 1995年 9月 日本教育心理学会第37回総会 ビデオゲーム遊びの実態と知能指数及び数、記憶、思考、知覚の下位尺度との関係を調べた。その結果、思考力において実態面との関係が示唆され、最長遊び時間の長いほど男女とも得点が高くなっていた。
「大学生における過去・現在のビデオゲーム遊びと性格特性」 1995年10月 日本心理学会第59回大会 大学生に対して、回想法で小学校時代にもっともビデオゲーム遊びに熱中していたものの分析で、当時の頻度と協調性・攻撃性の間に関連がみられ、頻度の多い方が協調的・非攻撃的であった。
「Ratings of Type A behavior In Japanese Kindergarten Children by Their teachers and mothers」 1996年 8月 26th International Congress of Psychology 日本版幼児用タイプA検査を幼稚園教師と母親が評定する場合に、どのような差異が認められるかを調査した。タイプA、競争性、焦燥-攻撃性の3尺度について比較したところ、各々評定者間には有意な相関がみられたが、相関値自体は正のやや低い値であった。また、母親の方が焦燥-攻撃的とみなしており、これは幼稚園で特に女児がこうした特性を抑制している可能性を示唆していた。増田公男、白岩義夫
「「授業評価」の評価に関する調査(1)」 1996年 9月 日本心理学会第60回大会 著者の所属で1994年度後期から始まった授業評価について、1995年度入学生に対してマークシート項目、自由記述欄そして実施方法の観点から1年次の最終講義で評価させた。因子分析等を行い、評価すべき側面・問題点や改善点を指摘した。
「大学生における過去・現在のビデオゲーム遊びと情報機器への意識」 1996年11月 日本教育心理学会第38回総会 大学生を対象に過去・現在のビデオゲーム遊び、情報関連機器使用の実態と意識を調査した。子どもの頃からビデオゲームが存在していたこの世代では、3年前に行った同種の調査に比して、女子での大学時代での経験率が20%以上高くなっていた。また、ビデオゲーム遊びには感覚運動能力、推理能力、思考力が必要だと評定した。増田公男、岸本陽一
「ビデオゲーム調査の意義と限界」 1997年 6月 日本子ども社会学会第4回大会 これまでの約10年間発表者らが実施してきた調査等から、ビデオゲーム調査の効用と問題点を指摘するとともに、今後のあり方を提案した。その際、特に資料の信頼性を高めること、他の研究法の導入、縦断的研究の必要性などを強調した。
「大学生における過去・現在のビデオゲーム遊びと性格特性及び情報機器の利用」 1997年 9月 日本教育心理学会第39回大会 ここでの分析から、大学生の過去・現在の主に性によるビデオゲーム遊びの種類、およびコンピュータの利用分野において性差が確認された。情報関連機器への意識・感情と性格特性の関係は、認められなかった。
「質問紙法による人格検査における社会的望ましさの検討」 1997年 9月 日本心理学会第61回大会 質問紙法による人格検査には、社会的望ましさによる歪曲が生じやすいといわれている。本調査では、幼児用タイプA検査項目の程度を大学生に評定させ、母親と幼稚園教師による評定と関係があるか否かを分析した。その結果、その歪みは概して無視できる方向性を示唆していた。増田公男、白岩義夫
「「授業評価」の評価に関する調査(2)」 1998年 9月 日本心理学会第62回大会 (1)に続いて、その後同様の調査を2回実施し、初年度との比較や全体の傾向を調べた。その結果、本学での授業評価に対して、学生の入学年度により大きな差はなかったが、全体として評価の主体である学生が満足する水準には達していなかった。特に、評価のしにくさ、評価後の各教員の対応などが課題として残された。
「幼児の生活実態と発達(1)」 1999年 3月 日本発達心理学会第10回大会 幼稚園に在籍する幼児の生活実態を戸外遊び、テレビ視聴、ビデオゲーム遊びの観点から調査した。白岩義夫、増田公男
「幼児の生活実態と発達(2)」 1999年 3月 日本発達心理学会第10回大会 ビデオゲーム遊びと家庭教育での親の考え方、ビデオゲームの身体・行動面への影響を調べた。過度の集中等設定した3尺度すべてで男児の方が、また遊び時間が長い方が多くの症状がみられた。増田公男、白岩義夫
「大学生における過去・現在のビデオゲーム,コンピュータの使用実態と意識及びコンピュータ不安での性差」 1999年 9月 日本心理学会第63回大会 ビデオゲームやコンピュータの使用経験、コンピュータ不安について、大学生に対して回想法で調査した。実態面については性差が現れ両者とも男児の方が高かった。コンピュータ不安は女子では、ビデオゲーム遊び頻度の低い方が高くなっていた。
「遊びと幼稚園の立地条件の関係」 1999年11月 日本乳幼児教育学会第9回大会 3つの立地条件の異なる幼稚園に在籍する幼児の遊び等について、保護者を対象に調査した。その結果、戸外遊びやビデオゲーム遊びは郊外地区の幼児の方が多く、親の養育態度は中心地区の方が干渉的であった。
「回想法によるメディア遊びの実態と発達段階」 2000年 3月 日本発達心理学会第11回大会 幼稚園期から大学生期までのメディア遊びの変化を調べたところ、ビデオゲームでは児童期が、ゲームセンター・カラオケ遊びでは、高校生期がピークになっていた。また、3つの遊びについて数量化Ⅱ類による多変量解析を行った。
「児童期における戸外遊び-室内遊び」 2000年 9月 日本教育心理学会第42回総会 児童期の戸外遊びと室内遊びを規定する要因について検討した。その結果、居住環境が関与していることが明らかにされた。一戸建てより集合住宅に住む児童の方が、戸外遊びの1週間あたりの日数や1日あたりの時間が長くなっていた。また、集合住宅ではでは低層部の子どもの方が日数が多くなっていた。増田公男、島井哲志、大竹恵子
「「授業評価」の評価に関する調査(3)」 2000年11月 日本心理学会第64回大会 授業評価に対するイメージをSD法と自由記述によって調べた。因子分析を実施するとともに、今回は全く評価の経験のない学生に対して、40の形容詞対を示し5件法で評価させ、肯定的な観点からの評価との差を明らかにした。また、自由記述の内容から授業評価について約9割までが肯定的であった。
「児童期の生活実態と発達」 2001年 3月 日本発達心理学会第12回大会 児童期の生活習慣や健康の実態や遊びとの関係を検討した。睡眠に関連した習慣について、学年、家族要因、外遊び要因、室内遊び要因を取り上げ、男女別に重回帰分析を実施したところ、男児では学年と出生順位が、女児では学年とビデオゲーム遊び時間が関係していた。この他、食事(朝食、間食など)や頭痛などについて判別分析により検討した。増田公男、島井哲志、大竹恵子
「回想法による死の認識に関する調査」 2001年 6月 日本子ども社会学会第8回大会 保育系女子短大2校の卒業生248名(平均年齢28.6歳)に対して郵送法によって、死の認識について回想法を用いて質問紙法により調査した。幼児期から卒業後にいたるまでの年齢段階別に各時期での死を考えた経験を自由記述で求め、年齢段階別の頻度、契機になった事柄や対象、自殺、メディアの影響などの観点から分析した。増田公男、石橋尚子、津野博美
「小学生の『生と死』に関する意識調査」 2001年 6月 日本子ども社会学会第8回大会 小学校3年生から6年生116名に対して、授業時間中におもに自由記述による質問紙法によって、死やいのちに関してそのイメージ、それらを学習することへの考え、生物とのこれまでのかかわりなどについて調査した。全体としての死のイメージは「こわい」などの感情的な言葉による記述が、いのちでは「大切」という表現が各々多かった。また、死についての学習に対しては概して否定的であった。津野博美、石橋尚子、増田公男
「青年期におけるメディアによる遊びのイメージ比較」 2001年 9月 日本教育心理学会43回総会 ビデオゲーム、ゲームセンター、カラオケについて、大学生がどのようなイメージを有しているか、SD法を用いて調査した。ビデオゲームとゲームセンターは比較的似ていた。また、男女ともカラオケのイメージが否定的であった。さらに、それぞれを因子分析したところ、順に4因子、3因子、3因子で最適解を得た。
「幼児期・児童期における子どもの生活と母親の干渉的態度」 2001年11月 日本心理学会大65回大会 前者の傾向を子どもへの養育のなかで示す典型的な態度のひとつと考えられる干渉的な母親の態度が,子どもの生活の実態とどのような関係にあるのかを調査することを目的として計画された全体として,母親の干渉的態度及びその下位尺度である期待,早教育,保護の3尺度は,子どもの遊び生活に大きな意味は有していなかった。ただし,戸外遊び日数には関連性が確認され,母親の干渉によって外遊びが制限されている可能性を示唆しており,また,干渉的な母親はコンピュータ教育へは積極的な姿勢を示していた。増田公男・白岩義夫・島井哲志・大竹恵子
「回想法による死の認識の発達に関する調査」 2002年 6月 日本子ども社会学会第9回大会 本研究は、保育環境の場で子どもたちがどのような「死」に関する行動や発言を行っているか、また、それらに対して保育者としてどのように受け取り、どう感じ、対処していたかを回想法によって調査した。また、保育者の「死」そのものに関するイメージもあわせて調べ、記述された内容をもとに分析した。増田公男・石橋尚子・津野博美
「高校生におけるメディア利用の実態」 2002年 9月 日本心理学会66回大会 本調査は、メディアとの接触やその導入に敏感である青年期とりわけ高校生を対象として、携帯電話、コンピュータ、ビデオゲームなどのメディアの利用実態を地方都市、大都市周辺、大都市にある高校で比較し、性差とあわせて検討した。また、コンピュータの所有や用途が、他のメディアの使用状況とどのように関連しているのかを比較した。増田公男・白岩義夫
「高校生におけるメディア利用とコンピュータ受容の関係」 2002年11月 日本教育心理学会44回総会 高校生のコンピュータ受容に関して、学年、性、居住環境の3要因で分析した。全体得点および4つの下位得点ですべて性差は認められたが、他の要因では一貫した傾向は示されなかった。また、受容度を高低の2群に分け判別分析を実施したところ、受容度の高い生徒の特性としては、男性、ゲームセンターでの遊びの経験がないこと、MPやVG機を所持していないことが関係していた。増田公男・白岩義夫
「高校生におけるメディア利用とコンピュータ受容の関係(続報)」 2003年 8月 日本教育心理学会45回総会 分析対象を男子に限定し、所属する高校の学科が、コンピュータ受容と関連するか否かを中心に検討する。具体的には、2、3年生を対象に専門学科(機械科、電子科)と普通科でコンピュータ使用経験にどのような差異があるのか、また、受容態度とどのように関係するか等を検討した。その結果、電子科が最も受容的であった。増田公男・白岩義夫
「スポーツ選手の人格特徴-EQSを用いて-」 2003年 9月 日本心理学会第67回大会 本研究は,高校、大学時代を通して運動部で活動に参加しているものとそうでないものの人格特徴を、情動知能の観点から比較検討することをおもな目的として計画した。その結果、運動部に所属し継続的に活動しているものは、非経験者に比べて、「情動性知能尺度」の合計得点,3領域やそれらの下位因子を含め全般的に高くなっていた。増田公男・白岩義夫・島井哲志
「スポーツ選手の人格特徴-活動種目・形態による差異-」 2004年 9月 日本心理学会第68回大会 大学生を対象に、高校、大学時代を通して運動部や文化部で活動に参加しているものを個人と団体に活動種目をわけ、その人格特徴を情動性知能の観点から性の要因とともに検討した。その結果、総じて団体、運動系、女子の方が高くなっていた。また、非経験者はいずれの比較でも最も低くなっていた。増田公男・白岩義夫・島井哲志
「児童期の遊びとその規定因」 2005年 3月 日本発達心理学会第16回大会 判別分析を用いて、児童期の戸外遊び-室内遊びの規定因について、学年、居住環境、遊びのレパートリー、遊びの指向性などの要因を用いて検討するとともに、テレビゲームに夢中になっていると親が判断する基準についても分析した。
「大学生における授業評価の変化」 2005年 9月 日本教育心理学会第47回総会 大学生の「授業評価への評価」-評価している大学の方法への考え-を初期の1995年から97年と2004年を比較し,変動の多かった項目,少なかった項目などの特徴を明らかにするとともに,高得点・低得点の特徴を明らかにした。
「青年期女子における情報機器の使用と情動性知能の関係」 2005年 9月 日本心理学会第69回大会 大学生女子を対象に情報機器の使用と情動性知能の全体得点・下位3領域の関係を調べた。その結果,インターネットへの熱中度,ビデオゲーム遊び経験では,ほとんどの測度で情報機器の経験が低いほど,情動性知能およびその下位得点が高いことが明らかになった。増田公男・白岩義夫・島井哲志
女子大学生の過去・現在のメディア関連機器使用と対人関係 2006年 3月 日本発達心理学会第17回大会 女子大学生に対してPC,テレビ,テレビゲームなどメディアに関する質問紙と「情動知能尺度」を実施し,メディアとの関係は非常に強いものであることが明らかになったとともに,長期にわたるテレビゲーム遊びが,負の影響が「対人コントロール」の尺度であらわれた。
大学生のメディア利用の実態とインターネットのイメージ 2006年 9月 日本心理学会第70回大会 コンピュータを中心したメディア使用の過去と現在の利用状況およびネット使用実態とSD法によるイメージの測定を大学生を対象に行った。ネット利用に関しては、因子分析の結果、「魅力」と「重厚感」の2因子が見いだされた。
保育者養成課程大学生の保育観と子ども観(1) 2007年 3月 日本発達心理学会18回大会 保育観に関する24項目と子どものイメージ(子ども観)に関する16項目を保育士要請課程の学生に対して行い、因子分析を実施した。その結果、前者では、「協調的保育観」、「管理的保育観」、「子ども中心保育観」、後者では、「従順的依存的存在」と「自立的自発的存在」の2因子が見いだされた。宮沢秀次・増田公男・木本有香
保育者養成課程大学生の保育観と子ども観(2) 2007年 3月 日本発達心理学会18回大会 保育系大学2年生を対象に、保育観、子ども観、保育者効力感と幼稚園教諭、保育士としての自信との関係を調べた。自信の高いものは、保育者効力感が強く、幼稚園教諭としての自信の高いものは、子ども中心の保育観が強かった。増田公男・宮沢秀次・木本有香
保育者養成課程大学生の保育者養成課程大学生の保育観・子ども観に関する縦断研究 2007年 9月 日本教育心理学会第48回総会 保育者養成課程に在籍する女子大生の保育者感、子ども観などを3期にわたって縦断的に調査した。その結果、保育者感については、子ども中心保育者感は変化がなく、管理的保育者感は一貫した傾向がなく、協調的保育者感は一貫して増加していた。増田公男、宮沢秀次
幼児期における遊びおよび健康と居住条件の関係 2007年 9月 日本心理学第71回大会 幼稚園児の遊びや睡眠や食生活といった基本的生活習慣と健康の関係を保護者への調査から検討した。睡眠に関しては、寝起きの状況など男児の方がよい傾向にあった。外遊びの日数には居住状況が関わり、集合住宅の3階以上の場合には明らかに少なくなっていた。
保育者養成課程大学生の保育観と子ども観の継断的研究-保育・教育実習経験との関連- 2008年 3月 日本発達心理学会19回大会 保育実習直前の2年生5月と最後の学外実習である4年次の幼稚園実習の直前の2期の間に、保育観、保育者効力感がどのように変化するかを継続的に検討した。その結果、保育観の下位尺度は、協調的保育観と子ども中心保育観は上昇するとともに、効力感も増加した。増田公男・宮沢秀次・木本有香
保育者養成課程大学生の保育観と子ども観(3)-調査時期による比較- 2008年 3月 日本発達心理学会19回大会 「自立的自発的存在(自立)」、「従順的依存的存在と(従順)」の2つの子ども観、「協調的保育観(強調)」、「管理的保育観(管理)」、「子ども中心保育観(子ども)」の3つの保育観について調査法にて、2つの時期の比較を行った。自立の減少と協調の増加が示された。宮沢秀次・増田公男
幼児期の遊び行動と発達特性の関係 2008年 9月 日本心理学会第72回大会 幼児期のテレビ遊び経験と発達的特性との関係を調べた。その結果、「友だち関係」、「集団行動」で経験児の方が高くなっており、発達の相互関連性の観点から解釈できるとされた。また、保護者の規制は、ゲームの内容についてはなされておらず、子どもへの影響が懸念された。
保育者養成課程大学生の保育観と子ども観に関する継断的研究-3年間の継断的変化- 2008年10月 日本教育心理学会第50回総会 保育観と子ども観について、保育者志望の学生を対象に3年間の継断的調査を行った。その結果、子ども観のうち、「自立的自発的存在」については、年度ごとに減少した。また、一方で保育観の3尺度、子ども観の2尺度とも、尺度間の相関から安定していることが分かった。宮沢秀次・増田公男
保育者養成課程大学生の保育観・子ども観に関する継断的研究Ⅱ 2008年10月 日本教育心理学会第50回総会 保育者養成系の大学生の2年生の第1回保育実習の直前、第2回幼稚園実習の3年次の直前と4年次の直後の3期にわたり、子ども観、効力感等を調べた。その結果、子どもを「自立的自発的存在」と見なす傾向は減少し、「保育者効力感」は最後の実習後に急激に増大した。また保育者志向性は漸減する傾向にあった。増田公男・宮沢秀次
大学生の自己形成過程における保育実習の意義-入学期から実習の時期を中心に-(ラウンドテーブルの企画・司会) 2009年 3月 日本発達心理学会第20回大会 保育者養成課程における大学生の自己形成過程における、保育実習前後のプログラムの効果や学生の保育(者)観、効力感などの変化について話題提供を頂き、議論を深めた。多くの会員が参加し、積極的な話し合いがなされた。増田公男・宮沢秀次・田爪宏二・小泉裕子・金子智栄子
幼児期における社会性発達と遊び行動 2009年 8月 日本心理学会第73回大会 幼稚園期の子どもの保護者に対する、子どもの友達関係、集団行動などや戸外遊びの実態を調査した。その結果、前2者については年齢とともに増加し、後者では年齢とともに戸外遊びの1回当たりの時間が増加した。
保育者養成課程大学生の保育観・子ども観に関する縦断研究Ⅲ 2009年 9月 日本教育心理学会第51回総会 保育者養成系大学での実習にともなって、保育観、子ども観、保育者効力感がどのように変化するかを、初めての実習の直前から最後の実習の直後まで縦断的に調査した。その結果、従順的依存的存在としての子ども観は減少傾向、保育者効力感は3年次以降増加した。増田公男・宮沢秀次
大学生の自己形成過程における保育実習の意義-実習後から進路決定期を中心に-(ラウンドテーブルの企画・司会・発表) 2010年 3月 日本発達心理学会第21回大会 企画者として、保育士の保育観などを提示した後、話題提供者が実習生とその指導教諭における双方向的な学びついて、保育ボランティア・カリキュラムの提案、実習経験が「保育者アイデンティティ」の確立および進路決定に及ぼす影響について発表した。その後、各発表者の提示した内容について参加者と話し合った。増田公男・金子智栄子・田爪宏二・小泉裕子。
大学生における死の意識に関する調査 2010年 9月 日本心理学会第74回大会 女子大学生の死の意識に関する調査についての分析結果を発表した。因子分析の結果に基づき分析を試みるとともに項目ごとに分析した。今回の質問項目のなかでは、「死を意識した経験」と「可愛がっていた動物との死別経験」の有無では関係が認められたが、「親しい人との死別経験」の有無では差異が認められなかった。
保育士の保育観および運動遊びへの意識 2011年 3月 日本発達心理学会第22回大会 保育士の保育観や保育活動への意図的な運動遊びの取り入れへの意識が、経験年数とどのような関係にあるかについて焦点を当て検討を試みた。全体として、保育観については「協調的保育観」に対して肯定的であり、「管理的保育観」では10年以上26年未満群だけが高くなっていた 長期の経験者群である26年以上の経験者では、運動遊びの保育への取り入れについて最も積極的であった。
女子大学生における死の意識とイメージ 2011年 9月 日本心理学会第75回大会 昨年の発表に続き,女子大生の死の意識について発表した。今回は,自由記述欄に書かれた「死のイメージ」について,KJ法等で分析した結果を発表した。イメージは否定的47%,両価的36%であったが、肯定的なものも17%に達した。KJ法によるものでは,「死後について」と「死への感情」が56%を占めた。
保育現場における運動遊びの展開―保育者経験年数と取り入れへの意識を中心に― 2012年 3月 日本発達心理学会第23回大会 公立保育所に勤務している保育士の運動遊びの実態,運動遊びの取り入れ意識を検討した。保育士としての経験園数を3段階に分け意図的な取り入れた外遊びの種類,子どもたちの遊びの中で展開していた種類とも,経験年数の長いものの方が多くなっていた。
女子大学生における「死」の不安-東日本大震災を通して- 2012年11月 日本教育心理学会第54回総会 女子大生における東日本大震災への意識と死の不安の関係を検討した。震災を身近に感じたか否かによって、死の不安意識は異なった。特に、抽象的、漠然とした因子より、より具体的な苦痛や不安で大きな関係があった。項目ごとに検証では、40%の項目で差異が認められた。
保育者の運動遊びへの意識と現状―運動遊びの取り入れの効果を中心に― 2013年 9月 日本教育心理学会第55回総会 瀬戸市の全公立保育所における運動発達について、縦断的に検討した。調査時点で3年間にわたり、集団運動遊びが積極的に取り入れられ、その効果を仮想的な運動指数を算出した。年齢によって一貫して運動能力は上昇していたが、明確な一定の傾向は見られなかった。他の報告と同じように性差が認められ、特に4,5歳児では大きな差異が認められた。
女子大学生における死別経験と人格発達 2013年 9月 日本心理学会第77回大会 死別経験が人格に影響するとの観点から、女子大生の過去の死別経験と人格発達の関係を検討した。死別経験そのものは大きな影響はなかったが、東日本大震災をより身近と感じたものの方が、人格の発達に大きな影響があった。具体的には、「社会性と自己の拡大」、「自己中心と動機」の因子で高くなっていた。
女子大学生における死別経験とライフスキル 2014年11月 日本教育心理学会第56回総会 女子大学生の死への意識や死別経験等とライフスキルの関係について、現在および回想法によって調べた。重要な他者との死別経験は、全体のスキルのみならず、対人関係と個人的スキルと正の関係にあった。
女子大学生における死への態度と抑うつ耐性 2015年 8月 日本教育心理学会第57回総会 死への態度の下位尺度である「死の恐怖」得点の高低と重要な他者との死別経験の有無による2要因の分散分析を行ったところ、「孤独耐性」の効果が示され、恐怖の強いものの方が孤独耐性が高かった。また、「不安対向」で死別経験を有するものの方が、高くなっていた。
回想法による女子大学生における死の意識-ペットとの死別経験を中心に- 2016年 5月 日本発達心理学会第27回大会 人やペットの死別経験の実態、後者との死別経験による症状をその時期やペットの種類との関係、および種類による「死の不安」を調べた。その結果、身内・家族、重要な他者や親密なペットとの死別経験は、各々これまでに73%、37%、51%であった。ペットとの死別経験による症状は、小学生までと中学生以上に分け分析したところ中学生以上の方が、睡眠障害ややる気の減退が認められ、いずれもほ乳類の方が高くなっていた。死の不安との関係では、項目ごとの分析で身内との死別経験が不安を高めているという結果になった。
死のイメージおよび死の意識・死別経験と孤独感 2016年10月 日本教育心理学会第58回総会 女子大学生を対象に、死への意識の高いものの方が孤独感が強いのではないかという仮説にもとづき分析したところ、下位尺度の「理解・共感可能性」および16項目のうち6項目で仮説を指示する結果が認められた。死別経験と孤独感の間には一貫した結果は得られなかった。また、自由記述による「死」からの連想語については、「悲しみ」、「怖い」が高く、全体として否定的なイメージの言葉が大多数を占めた。
死別経験・死の不安と内的作業モデルの関係 2017年10月 日本教育心理学会第59回総会 死別経験や死への不安と内的作業モデルの関係を女子大学生に対して調査した。ペットとの死別経験については効果はなかったが、身内との死別経験は死別不安の高低とともに一定の効果が認められた。不安の高さが内的作業モデルの回避的尺度で関係していることが明らかにされた。また、死を意識した経験が高校生以降にあるものの方が、安定尺度とアンビバレント尺度で高くなっていた。
死への不安、死別経験とストレス対処方略 2018年 3月 日本発達心理学会第29回大会(東北大学川内北キャンパス) 死の不安や死別経験はストレスと関係があるのではないかという仮説に基づき、ストレス対処モデルとの関係を調査した。不安が低いものは、「放棄・諦め」の方略が高かった。死別経験との関係では、ペットとの死別経験のないものがあるものより「責任転嫁」の方略が高かった。
死別経験による成長感および死の不安と感情状態 2018年10月 日本教育心理学会第60回大会(慶応大学日吉キャンパス) 死別経験や死への不安が成長感とどのような関係があるかを調査した。その結果、死別経験のないものが重要な他者との死別を想定して回答したものが、「死への態度の変化」と「ライフスタイルの変化」の成長感尺度最も高く人との死別が続き、ペットとの死別が低かった。想定群が高かった原因としては、改めて死と対峙したことが関係していると考えられる。
いのちの教育、死生観と死別経験・ペット飼育経験の関係 2019年 3月 日本発達心理学会第30回大会 これまでの一連の死別経験・意識に関する研究の一環で、今回はいのちの教育を焦点を絞り検討した。その結果。保育者の姿勢、子どもへの配慮と合計でペット飼育中の者がもっとも高く、飼育経験のないものがもっとも低かった。また、重要な身内との死別経験のある方が、保育者の姿勢で高くなっていた。このように死別経験やペットの飼育が、保育者のいのちの教育へ一定の影響があることが分かった。
死の意識、死別経験とソーシャルサポート・基本的信頼感 2019年 9月 日本教育心理学会第総会、日本大学文理学部 発達的な死への意識の高いものは死への恐怖が強かった。死への意識が挽くものの方が、「基本的信頼感」、「対人的信頼感」が高く、死の意識の高さは自己への関心の高さと関係しているようであった。ペットの飼育は、他者など社会的サポートと関係しており、家族全員の飼育は家族、友人、大切な人のサポートと関係し、対人関係のよさにつながる可能性を示唆した。
場面緘黙への具体的支援のための基礎調査(1) 2021年 3月 日本発達心理学会第32回大会 女子大学生に対する投影法的手段による調査結果と場面緘黙経験者への面接結果をまとめた。学校場面で、話さない子どもに対して授業中の教師の立場では言語的な反応を求めるが、関係が対等に近いとその程度は弱くなる。また、公的な場面の方が強制度は高く、内面の思いを抑制する傾向があった。ただし、公的場面で事前の準備が可能な状況では、内面で言語化をより強く求めるという結果を得た。 事例数が少ないが、緘黙経験者では、非緘黙対象が家族以外にある場合、比較的予後がよかった。増田公男、山田桃子、治田哲之、p354、
Top of page

寄稿

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
「テレビゲームはやり抜く力を育てるか」 単著 1997年 7月 金子書房 児童心理№680 テレビゲームの特徴を概観し、攻撃性や社会性といった性格特性や認知能力との関係を説明した。こうした関係は遊びの結果というより、むしろもともとの特徴の差異が結果として示された場合が多く、より明確にするために長期的な追跡研究の必要性を提唱した。そして、やり抜く力を育むかという問題については、前述のことがらをふまえ否定的に述べたが、テレビゲームの魅力を学習活動に生かすべきであるとの見解を示した。P30~P34
コラム「ケータイ」,「カラオケ」, 単著 2001年 8月 児童心理8月号臨時増刊「母親の心理ハンドブック」(金子書房)7月号 母親の子育てと自己実現をテーマとした本書のなかで、母親にとってのカラオケと携帯電話の問題点と意義について述べた。P86,P153
怒りっぽい子どもほど、テレビゲームで遊ぶ!? 単著 2002年 9月 別冊PHP9月号(PHP研究所) 怒りの感情とテレビゲーム遊びとの関係を、欲求不満耐性や自制心との関係から述べた。これらを強化する方向でのテレビゲームの遊び方について、親としての対応を内容を中心とした規制、コミュニケーションの観点から提案した。P40~P41
Top of page

ハンドブック

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
「性格心理学ハンドブック」 共著 1998年 1月 福村出版 本書は序章それに続く4部および資料編から構成されており、第Ⅳ部生活場面と性格-20章文化・情報環境―1節パーソナルメディア環境のひとつとしての「ビデオゲーム」について、その魅力・功罪とともに、性格とビデオゲーム遊びの関係について、これまでの研究結果をふまえ簡潔に述べた。総頁数1003頁(P964~P965)詫摩武俊(監)、青木孝悦、杉山憲司、二宮克美(編著)藤永保、大村政男、若林明雄、増田公男他 総著者数196名
Top of page

事典・辞典

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
「青年心理学事典」 共著 2000年11月 福村出版 第Ⅱ部青年理解のためのキーワード「10」青年の生態2遊びのうちゲームセンター、カラオケ、テレビゲームについて、それぞれ誕生の経緯や歴史、遊びの実態・特徴、青年期の遊びの一翼を担う理由や今後の展開予測などを中心に述べた。総頁数474頁(P288~P289)久世敏雄、斎藤耕二(監修)福島護、二宮克美、高木秀明、大野久、白井利明(編)増田公男他 総著者数281名
Top of page

調査等

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
「小学生における生活習慣、健康と遊びについての覚え書き」 単著 2001年 3月 金城学院大学論集人間科学編26号(通巻191号) 小学生の生活習慣、健康状態と遊びの関係に関して、保護者に対するアンケート調査をもとに分析した。学年の進行とともに視力は低下し、睡眠時間は短く、戸外遊びは少なくなるとともに、前二者については女児でその傾向が顕著であった。視力は外遊びの頻度や時間と正の相関関係にあった。また、朝食の摂取についての判別分析の結果、学年や家族に関する変数の係数が高かった。(P31~P42)
Top of page

コンソーシアム

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
年齢発達を踏まえた運動遊び・戸外遊び 共著 2010年 3月 まちづくり施策協働プログラム 活動成果報告会 報告書2009 瀬戸市立保育所と大学との協働活動のなかで、保育士、大学教員、学生が一体となって検討した成果を発表し報告書にまとめた。今回は、筆者は保育士へのアンケートから得た保育に取り入れたい運動遊びと保育士の保育観などについて分析した。総頁数90P38~P39(資料;P59~P63)
発達をふまえた運動遊び・戸外遊びⅡ 共著 2011年 3月 まちづくり施策協働プログラム 活動成果報告会 報告書2010 瀬戸市立保育所と大学との協働活動のなかで、保育士、大学教員、学生が一体となって検討した成果を発表し報告書にまとめた。今回、筆者は保育士へのアンケートから得た保育に取り入れたい運動遊び・自由遊びでの展開等と保育士経験年数との関係などについて分析した。総頁数74、P25~26(資料;P50~P54)
Top of page

訳書

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
パーソナリティの心理学-全体としての人間の理解- 共著 2010年 4月 培風館 "Introduction to personality"(Michel et.al.)の11章の行動の分析と変容について訳した。この章は、行動査定の特徴、直接的な行動の測定、行動を変えるなど5節からなる。黒沢香・原島雅之・川野健治・増田公男・岸本陽一など他11名共訳。総頁数631, P303~P335.
Top of page
検索結果に戻る