金城学院大学 学術研究データベース
HOME > 検索結果

検索結果

フリガナスズキ マサタカ
ローマ字SUZUKI Masataka
氏名鈴木 正隆
メールmsuzuki@kinjo-u.ac.jp
学位医学博士 
所属人間科学部 / 多元心理学科
職名教授
所属学会
専門分野健康・スポーツ科学 人間医工学 脳神経科学   
研究課題随意運動階層制御のアルゴリズム-計算論的アプローチ- 随意運動制御における平衡点 (EP) 仮説の検証 時空間の視覚認知機構 

学会及び社会における活動等

開始年月 活動内容 終了年月
1982年 4月 日本体育学会会員 現在に至る
1982年 4月 日本体力医学会会員 現在に至る
1983年 4月 日本バイオメカニクス学会会員 現在に至る
1983年 4月 日本生理学会会員 現在に至る
1988年 4月 日本神経科学学会 現在に至る
1988年 4月 日本宇宙航空環境医学会会員 現在に至る
1994年 4月 日本運動生理学会会員 現在に至る
Top of page

受賞歴

該当データはありません

Top of page

著書

該当データはありません

Top of page

学術論文

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
「ロコモーション スピード増大に伴う 大腿直筋単一運動単位 活動の機能変化」 共著 1984年 8月 Japanese Journal of Sports Science 3巻   下肢の回転運動(自転車こぎ)中、大腿直筋単一運動単位活動を記録し、速度増大に伴う単一運動単位発車活動様式の変化を検討した。運動単位発車活動位相は速度増大に伴い膝関節伸展相から股関節屈曲相に移動した。また、一部の運動単位は低速より股関節伸展相に活動し、高速でその活動は増大した。この結果、大腿直筋はロコモーション速度増大に伴いその活動機能を変化させることが示唆された。(P653~P661)鈴木正隆、鈴木秀次、渡部士郎
「Initial doublets discharges of human motor unit observed in freely moving muscular contractions」 単著 1987年 3月 金城学院大学論集 人間科学編 第121号   下肢の回転運動(自転車こぎ)中、大腿直筋単一運動単位活動を記録し、活動開始時に観察されるダブル発射について検討した。ダブル発射の頻度は回転速度増大に伴い増大し、続く発射の時間間隔は一定限度迄短縮した。この結果、大腿直筋運動単位はロコモーション速度増大に対して、高頻度発射により、その速度増大に貢献していることが示唆された。(P1~P11)
「律動的ジャンプ動作中の外側ヒフク筋、ヒラメ筋の活動様式 について」 共著 1988年 3月 金城学院大学論集 人間科学編 第126号   律動的ジャンプ動作中の外側ヒフク筋、ヒラメ筋の活動を筋電図を用いて記録し、頻度変化に伴う両筋の活動様式の違いを検討した。外側ヒフク筋活動は頻度低下に伴い着地相から空中相に位相を移動した。一方、ヒラメ筋は低頻度でも着地相のみに活動した。この結果、外側ヒフク筋、ヒラメ筋では律動的ジャンプ動作の頻度低下に伴う活動様式に違いのあることことが示唆された。(P59~P81)鈴木正隆、山崎良比古
「Performance of non-counter movement jump with both knee and hip joints fully extended」 共著 1989年 4月 Journal of Applied Physiology 66巻4号 足関節のみにより(股膝関節伸展位)全力でジャンプ動作した時の足関節の動き、フォース板の反力、跳躍高、下腿筋群の活動を記録した。跳躍高は安定立位姿勢からに比較し、反動を用いた時とあらかじめ筋を最大等尺性に活動させた時に著明に高まった。同時記録された下腿筋群の活動に三条件で違いが認められなかったことから、反動を用いた時とあらかじめ筋を等尺性に最大に活動させた時の跳躍高の増大は筋固有の性質を利したものであることが示唆された。(P1976~P1983)山崎良比古、鈴木正隆、間野忠明
「Hierarchical mode in the monkey memory system」 共著 1990年 4月 Neurosciences 16巻2号   サルの単純随意反応動作学習後の脳内神経細胞の可塑的変化をオートラジオグラフ法を用いて検討した。結果より左右大脳半球にかかわらず、脳内運動関連領域の多くの部位で高レベルの放射能が検出され、同部位が学習後引き続き細胞活動の増強を持続させていることが示唆された。(P317~P322)松波謙一、川島卓、佐竹裕孝、鈴木正隆
「Reductions in recruitment force thresholds in human single motor units by successive voluntary contractions」 共著 1990年 9月 Experimental Brain Reseach 82巻1号   運動単位活動の筋活動後増強を肘屈曲動作後の上腕二頭筋より記録した。連続して屈曲動作を行った後では、安静時からに比べ運動単位活動発射の力閾値は著しく低下した。一方、この低下は屈曲動作後ただちに筋伸張を加えることにより、防ぐことができた。これより、可塑的増強は低レベル神経回路にも容易に生ずること、それは、伸張反射回路に由来するものであることが示唆された。(P227~P230)鈴木秀次、早水惇、鈴木正隆、渡部士郎、RS.Hutton
「Enhanced performance of maximum vertical jump by arm movement」 共著 1992年 4月 Japanese Journal of Physical Fitness and Sports Medicine 4巻2号   足関節のみにより(股膝関節伸展位)全力でジャンプ動作したの関節の動き、フォース板の反力、跳躍高、跳躍時間、下腿筋群の活動を記録した。跳躍高は安定立位姿勢からに比較し、腕の振りあげを用いた時に高まった。これは、腕に荷重したときにより著明になったことから、強い腕の振りあげが強い地面反力を引き出す役割を持つことが示唆された。(P261~P272)山崎良比古、鈴木正隆、間野忠明
「An electromyographic volley at initiation of rapid isometric contractions on the elbow」 共著 1993年 1月 Brain Research Bulletin 30巻1/2号   素早い等尺性肘関節伸展動作を用いて、力の大きさともに変化する上腕二頭筋、三頭筋筋電図活動の様式を検討した。動作の開始時上腕二頭筋の活動にパルス状のバーストがみられ、これは力の大きさに伴い増大した。また、動作の停止時上腕三頭筋にも同様のバーストがみられ、このタイミングは動作の力の大きさに伴い後退し減衰した。以上より、素早い肘関節伸展動作の力の大きさの制御は、パルス状の入力と拮抗筋の活動の協調によることが示唆された。(P181~P187)山崎良比古、鈴木正隆、間野忠明
「Control of rapid elbow extension movement」 共著 1993年 1月 Brain Research Bulletin 30巻1/2号   素早い肘関節伸展動作を用いて、動作の大きさに伴う上腕二頭筋、三頭筋筋電図活動様式の変化を検討した。動作の開始時上腕二頭筋の活動にパルス状のバーストがみられ、これは動作の大きさに伴い増大した。動作の停止時上腕三頭筋にも同様のバーストがみられ、このタイミングは動作の大きさに伴い後退し減衰した。これより、素早い肘関節伸展動作の大きさの制御は、パルス状の入力と拮抗筋の活動の協調によることが示唆された。(P11~P19)山崎良比古、鈴木正隆、間野忠明
「Successive muscle contractions decrease recruitment force thresholds in single motor units」 共著 1993年 3月 Waseda Studies in Human Science 6巻1号   運動単位活動の筋活動後増強を肘屈曲動作後の上腕二頭筋より記録した。連続して屈曲動作を行った後では、安静時に比べ運動単位活動の発射力閾値は著しく低下した。同様の現象は単発の強い力発揮後、また、繰返しの素早い力発揮後にも生じた。一方、この低下は屈曲動作後ただちに筋伸張を加えることにより、防ぐことができた。これより、可塑的増強は低レベル神経回路にも容易に生ずること、それらは、伸張反射回路に由来するものであることが示唆された。(P1~P9)鈴木秀次、早水惇、鈴木正隆、渡部士郎、RS.Hutton
「Neuronal responses to vestibular and callosal stimulation in the anterior suprasylvian gyrus of the cat」 共著 1994年 2月 Neuroscience Research 16巻2号   ネコの大脳前庭感覚支配領域より前庭神経刺激に応ずる神経細胞活動を記録した。前庭神経刺激に応ずる神経細胞活動の中でごく少数ではあるが、脳梁刺激に応ずるものが記録された。ネコの大脳前庭感覚支配領域の細胞には脳梁を介した入力と前庭神経からの入力が収束していることが示唆された。(P105~P115)佐竹裕孝、川島卓、鈴木正隆、松波謙一
「Pulse control during rapid isometric contractions of the elbow joint」 共著 1994年 6月 Brain Research Bulletin 34巻6号   等尺性肘関節伸展動作を用いて、動作の速度ともに変化する上腕二頭筋、三頭筋筋電図活動の変化様式を検討した。動作の開始時上腕二頭筋の活動にパルス状のバーストがみられ、これは動作の速度に伴い増大した。また、動作の停止時上腕三頭筋にもパルス状のバーストがみられ、これは動作の速度に伴い前進し、増大した。以上より、肘関節伸展動作の速度の制御は、パルス状の入力と拮抗筋の活動の協調によることが示唆された。(P519~P531)山崎良比古、鈴木正隆、間野忠明
「Reciproca activation and coactivation in antagonistic muscles during rapid goal- directed movements」 共著 1994年 6月 Brain Research Bulletin 34巻6号   素早い肘関節伸展動作を、動作をリラックスした状態と関節を硬くした状態で行った時の上腕二頭筋、三頭筋筋電図活動の様式を比較検討した。両条件で動作の開始時上腕二頭筋の活動にパルス状のバーストがみられ、これは動作の大きさに伴い増大した。また、動作の停止時両筋に持続的な同時活動がみられたが、この活動はリラックスした条件では減弱した。これより、関節の硬度の制御は動作のダイナミックな制御とは別のものによることが示唆された。(P587~P593)山崎良比古、鈴木正隆、大桑哲男、伊藤宏、間野忠明
「Relationship between force and electromyographic activity during rapid isometric contraction in power grip」 共著 1994年 6月 Electroencephalography and Clinical Neurophysiology 93巻3号   種々の大きさの力を素早い手の握り動作により発揮させ、力曲線と前腕筋群の活動を同時に記録し解析した。力曲線のピーク潜時は力の増大に伴いほぼ一定を維持したが、最大筋力の50%以降で次第に後退した。主導筋筋電図活動はこれと平行し、50%迄はパルス高を増大させ、それ以上ではパルス幅を増大させた。以上より、素早い手の握り動作の力の制御には2つの異なった様式が存することが示唆された。(博士論文)(P218~P224)鈴木正隆、山崎良比古、松波謙一
「The influence of arm movements on a vertical jump」 共著 1995年10月 Environmental Medicine 39巻2号   足関節伸展によるジャンプ動作におよぼす腕動作の影響を足関節の動き、フォース板反力、下腿筋の活動、および跳躍高より総合的に検討した。跳躍直後腕を素早く下方向に伸展させる動作を行うと、腕動作なしの条件と比較し、頭部の鉛直加速度及び跳躍時間は増大した。同時に記録した足関節の動き、フォース板反力、下腿筋の活動には両条件で差がないことから、腕の動きによる動作パフォーマンスの改善は腕による体重心への純粋な力学的作用によることが示された。(P153~P156)山崎良比古、 鈴木正隆、大桑哲男、伊藤宏、間野忠明
「Application of minimum jerk model to formation of the trajectory of the center of mass during multijoint limb movements」 共著 1996年10月 Folia Primatologica 66巻1-4号 従来よりヒト腕到達動作の計画には、手先(外空間)、又は身体(関節空間)座標を用いたモデルが提案されてきたが、これらはいずれも腕の動力学とは独立した変数で構成されており、動作発現にいたる過程で種々の座標(変数)変換が必要になる。今回腕の重心軌道を動作計画の主要変数とし、この制御の利点をヒト腕のシミュレーションモデルで検討したところ、手先モデル、関節モデルに比較しトルク変化、エネルギー消費の点で優れていることがわかった。重心軌道は動力学表現に直接結びついており、動作発現にいたる座標変換を単純化する可能性を秘めている。(P240~P252) 鈴木正隆、松波謙一、山崎良比古、水野直樹
「Trajectory formation of the center of mass of the arm during reaching movements」 共著 1997年 5月 Neuroscience 76巻2号 ヒトの腕到達動作において、動作の計画、遂行に至る過程での中枢の主要制御変数を同定し、制御アルゴリズム解明の糸口を見出そうとするものである。手先、関節の動きは動作条件に伴い、無秩序に変容し、動作全体を拘束する不変的特性又はパターンは観察されなかった。一方、腕重心にはいかなる動作においても安定した不変特性(空間内での直線軌道、ベル型速度形状)が観察された。従来の腕到達動作においては、手先ないし関節が動作計画の主要変数として支持され、制御アルゴリズムが説かれてきた。本研究の結果はこれに否定的であり、計画が腕の動力学に密接する重心の動きをもとになされていることが示唆された。(P597~P610)鈴木正隆、山崎良比古、水野直樹、松波謙一
「A simulation study of the electromyographic volley at initiation of rapid isometric contractions in the first dorsal interosseus muscle」 共著 1997年10月 Brain Research Bulletin 43巻6号   素早い等尺性肘伸展動作に伴い生ずるパルス状の筋活動の由来を手指骨間筋の運動単位(運動神経細胞)の活動から検討した。単一運動単位活動を針電極より導出記録し、これをプロトタイプ波形とし、コンピューターシミュレーションにより、種々の条件(活動頻度、タイミング)で波形加算を試みたところ、表面筋電図に記録されたパルス波形を再現することができた。これにより、動作の特性(速度、加速度)を決定する動作初期のパルス状の筋活動は、多数の運動神経細胞の同期的活動により由来し発現することが示された。(P537~P542)山崎良比古、 鈴木正隆、大桑哲男、伊藤宏
「Transient changes in EMG frequency upon rapid increase in muscle contraction」 共著 1998年11月 Environmental Medicine 42巻1号 素早い等尺性肘伸展動作に伴い生ずるパルス状の筋活動の特性を表面筋電図の周波数から解析した。種々の大きさの張力をターゲットに向けに素早く発現させた時の筋活動の時間周波数をウェーブレット変換法により解析したところ、パルス状の筋活動に同期して約16ヘルツ前後にピークエネルギーを持つ緩除成分が動作条件によらず計測された。このことは、中枢から筋への動作発現入力が時空的に定性的特性を持つ司令によること、また動作条件へのパルス形状の適応はこの入力の単純な変容により可能であることが示唆された。(P64~P67)山崎良比古、 鈴木正隆、大桑哲男、伊藤宏、間野忠明
「Monopolar surface EMGs capture initial daynamic features of muscle activation upon rapid isometric extensions of the elbow」 共著 1999年11月 Environmental Medicine 43巻1号   素早い等尺性肘伸展動作に伴い生ずるパルス状の筋活動を単極導出により記録し、この活動の機能を関節張力変数との相関により検討した。パルス状の筋活動の大きさは張力の速度、加速度に高い相関を持つことは以前明らかにされたが、今回、より高次の指標である躍度(張力加速度の微分)に対しても高い相関を持つことがわかった。このことは、パルス状の筋活動が末梢からのフィードバックによらず、動作のごく初期の段階ですでに動作の特性を意図して中枢より発せられたフィードフォワード的司令により発現されたものであることを示唆する。(P72~P74)山崎良比古、 鈴木正隆、大桑哲男、伊藤宏、間野忠明
「Simplified dynamics mode of planar two-joint arm movements」 共著 2000年 8月 Journal of Biomechanics 33巻8号   ヒトの腕到達動作における手先軌道計画の利点を動力学制御単純化の視点から検討した。手軌道計画仮説によれば、計画された手軌道は関節動作、腕動力学、 そして最終的には筋活動の表現に変換され、動作が発現される。しかし、この変換過程は表現間の非線型性ゆえに極度に複雑であり、生体がこの一連の変換をそのまま執り行っているという保証はない。今回ヒトの腕到達動作において、手先と肘に一質点を仮想することで動力学方程式が単純かつ高精度に近似されることが、理論的に示された。ヒトの腕の物理特性がこの近似を可能とする上で、高度に組織化されたものであることが示唆された。(P925~P931)鈴木正隆、山崎良比古、松波謙一
「Relationship between cocontraction, movement kinematics and phasic muscle activity in single-joint arm movements」 共著 2001年 8月 Experimental Brain Research 140巻   ヒトの腕到達動作における拮抗筋の同時収縮を筋電図より計測し、動作の方向、速度、大きさに伴なう変化を定量的に解析した。相動的活動後に安定して記録される拮抗筋同時活動は動作の速度に比例して増大しすること、動作初期の主動筋の相動的活動に相関して変動することが明らかとなった。生体は動作速度に比例して拮抗筋同時活動を増大させ、関節の硬度を上げることで、動作最終局面の姿勢安定化を図っていることが示唆された。また、相動的活動との相関は拮抗筋同時活動が反射によるものというより、高次中枢により発現された指令に基づくものと示唆された(P171~P181)鈴木正隆、DM Shiller, DJ Ostry, PL Gribble
「Rapid acceleration of the lower are correlates with agonist EMGs during the initial phase」 共著 2002年10月 Human Movement Sciences 21巻   種々の速度の肘伸展動作に伴い主動筋に生ずるパルス状の筋活動を単極導出により記録し、この活動の動態を関節の動作変数との相関により検討した。パルス状の筋活動の大きさは関節速度、加速度に高い相関を持つことがわかった。このことは、パルス状の筋活動が末梢からのフィードバックによらず、動作のごく初期の段階ですでに動作の特性を意図して中枢より発せられたフィードフォワード的司令により発現されたものであることを示唆する。(P259~P279)山崎良比古、 鈴木正隆、伊藤宏、大桑哲男
「Coactivation in arm and shoulder muscles during voluntary fixation of a single joint」 共著 2002年11月 Brain Research Bulletin 59巻6号 ヒトの上肢における拮抗筋の同時収縮を筋電図より計測し、同時収縮の部位(関節)の違いに伴ない変動する近隣の関節(肩、肘、手首、指)を取り巻く拮抗筋の活動を定量的に解析した。特定の関節の同時収縮は近接する関節の同時収縮と強い相関を持って変動した。この相関の度合いは、同時収縮の関節から離れるほどに低下した。このことは、関節硬度の制御が、関節ごとに別々に指定されるという従来の見解を否定するものであり、隣接する関節の硬度は、同時収縮を意識する関節の硬度に伴ない共変動すること、腕システム全体の硬度が、より単純な仕組みで制御されうることを示すものであった。(P439~P446)山崎良比古、 鈴木正隆、大桑哲男、伊藤宏
「A biomechanical model of single-joint arm movement control based on the equilibrium point hypothesis」 共著 2003年 6月 Advances in Exercise and Sports Physiology 9巻6号 ヒトの素早い単関節達動作の制御モデルを平衡点移動仮説に基づき作成し、筋電図と動きをシュミレーションした。このモデルの従来型との違いは、平衡点の移動様式をランプ型からパルス・ステップ型に変更したことで、これにより動作初期の筋の粘・弾性による張力立ち上がりの不足を補おうとした点にある。こうした平衡点のパルスによる一過性のシフトは従来から報告されている筋電図の速度や大きさに伴なう特徴的な変動様式をよく説明し、動きを再現した。今回のモデルは、眼球運動や、頭部回転運動において実験的に支持される、パルス・ステップ型の指令様式がを四肢の動作制御においても共通して用いられていることを示唆するものであった。(P7~P25)鈴木正隆、山崎良比古
「Velocity-based planning of rapid elbow movements expands the control scheme of the equilibrium point hypothesis」 共著 2005年 4月 Journal of Computational Neuroscience 18巻 ヒトの単関節達動作の制御モデルを平衡点移動仮説に基づき作成し、実験で得られた筋電図と動きを併せてシュミレーションした。このモデルでは、平衡点の移動様式を従来のランプ型を維持させ、一方で、筋硬度、粘性を司令の微分波形(矩形波:パルスの微分)により生成した。実験結果は、一関節動作において、従来から指摘されている筋電図の速度や大きさに伴なう特徴的な変動様式や動きをよく再現し、モデルはこれらをともによくシュミレートした。これらの結果から、単関節動作の制御においては、複雑な逆ダイナミクスを解く代わりに、単純な平衡点移動による制御が可能であることが分かった。(P131~P149)鈴木正隆、山崎良比古
「Maintenance of upright posture during trunk Rotation elicited by rapid and asymmetrica Movement of the arms」 共著 2005年 6月 Brain Research Bulletin 67巻30号 立位姿勢中に体軸を中心にトルク(外乱)を与え、立位姿勢維持のための応答特性を床半力、動き、筋電図をより総合的に検討した。その結果体幹を中心としたねじれ方向の外乱に対しても、これまでの報告と同様の、長潜時、短潜時の反射活動により、体幹のブレ及びそれに基づく転倒を防ぐ仕組みが働くことを示した(P30~P39)山崎良比古、 鈴木正隆、大桑哲男、伊藤宏
「Correlation analyses of human body sway during standing with different body configurations」 共著 2005年 9月 Advances in Exercise and Sports Physiology 11巻3号 立位姿勢中に記録される身体内発性の揺れについて、その応答特性を床半力、動きの周波数特性、筋電図をより総合的に検討した。その結果、身体の揺れには、前後、左右の方向に加え、上下方向の揺れが存在することが分かった。この上下方向の揺れは姿勢を前傾させることでより大きくなることが分かった(P88~P94)鈴木正隆、山本幸治、山﨑良比古、袖山紘、水野直樹
「The coordination of eye, head, and arm movements during rapid gaze orienting and arm pointing」 共著 2008年 5月 Experimental Brain Research 184巻 共通のターゲットへの急速眼球運動と頭部回転、腕到達動作の協調様式に関して、それぞれの反応時間をもちいた検討を行った。3つのタスクの組み合わせを変えると、それぞれの部位の反応時間に変動が見られることが分かった。同じ制御部位の動きであっても、その動きを他の部位のタスクと共に遂行する場合には、組織される運動指令には異なった様式が準備されることが示唆された(P579~P585)鈴木正隆、井澤綾乃、高橋和文、山崎良比古
「Postural Adjustments during bilateral shoulder movements」 共著 2008年10月 Advances in Exercise and Sports Physiology 14巻1号 立位姿勢中に体軸を中心にトルク(外乱)を与え、立位姿勢維持のための応答特性を床半力、動き、筋電図をより総合的に検討した。その結果、外乱に対して身体の位置を修正する反応には、前後、左右の外乱時に見られるものと同様のタイミングで体幹のねじれを修正する反応が出現することが分かった(P1~P8)山崎良比古、 鈴木正隆、大桑哲男、伊藤宏
「A common structure underlying coordination of two whole body movements」 共著 2009年 9月 Kinjo Gakuin Daigaku Ronsyu 6巻1号 座位から立位姿勢への変換及び、立位から爪先立ちへの姿勢変換における、全身セグメントの動きについて検討した。変数として角運動量および運動量を各セグメントで計測し、全身セグメントの協調構造をそれらに対する主成分分析により明らかにした。結果的に体幹の運動量及び角運動量の時間的な変動が、全身の運動量及び角運動量と近似していることから体幹の動き全身の協調構造の主要な変数になりうることが分かった。(P1-P12)鈴木正隆、岡本 敦、袖山 紘、 稲生 慧、山﨑良古彦
「Distortion of space and time during saccadic eye movements」 共著 2010年 1月 Intelligent Information Management 2巻2号 急速眼球動作中に視線方向に瞬間的にFlash刺激を与え、知覚される位置、時間について報告させた。Flashの位置及び時間はveridical(物理的)なものとことなり、いずれも大きく歪んだもととなった。物理的指標に一致させるためFlashのタイミング、位置を系統的に変化させ、時空図を作成した結果、この時空の歪みが相対論の予測に近似されることが示された。(P99-P94) 鈴木正隆、山﨑良比古
「Postural sway during standing is accompanied by multidirectional acceleration of body center of mass」 共著 2010年 3月 Bulletin of Tokai Gakuen University 人の立位姿勢中の重心動揺の様式を重心加速度から記録し、そのパターンを種々の立位姿勢で比較した。姿勢は重心をつま先部位に落とすもの、踵付近におとすもの、及び普通姿勢の3種類とした。3つの姿勢において、重心加速度を3次元で描画し、その変動(ゆれ)の大きさ、主成分の方向を検討した所、姿勢の変化に伴い特徴的な主成分の方向の変化が抽出された。(p39-p51) 岡本 敦、鈴木正隆、稲生 慧、山﨑良比古、袖山 紘
Predictive adjustment of the perceived direction of gaze during saccadic eye movements. 共著 2012年 4月 Cognitive Neurodynamics 10巻 ヒトの急速眼球運動中に光刺激を与え、それが知覚される位置、時間を系統的に解析した。その結果、刺激呈示のタイミング、位置に応じて知覚される空間、時間は大きくゆがむこと、ともに圧縮される事が分かった。それらの理由について、またその原因となる制御の問題に関して考察した。(p1-p6) 鈴木正隆、和坂俊昭
The old-but-new theories about human voluntary motor control. 共著 2012年11月 Journal of Physical Fittness and Sports Medicine 1巻(4号) 運動制御研究において古くは1世紀以上前に物理学者ヘルムホルツにより問題提起され、現在でも論争の続く未解決の問題がある。意図された運動によりおこる感覚情報は、外乱により生じた同種の情報とどのように区別されるのか。前者においては、感覚情報は不要であり、したがって消去されるのに対して、後者においてそれらは、反射、知覚入力に供される。スペリーによるCorollary discharge 理論を中心に、筆者らの最近の研究成果を踏まえ、最近の関連する研究の動向に関して考察した。Vol.1, No.4(2012年11月25日発行)、鈴木正隆、和坂俊昭
Reappraisal of field dynamics of motor cortex during self-paced finger movements. 共著 2013年11月 Brain and Behavior 3巻6号 運動の発生と制御にかかわる脳活動を脳磁図(MEG)を用いて記録した。指運動中に頭部より発生する磁界は複数の特徴的なピークを示し、それぞれが運動の発生、運動の結果生ずる末梢からの求心性情報を反映したものであると言われている。したがって、それら個々の波形はそれぞれ中心溝を境に運動野、知覚野と場所をかえて連続的に発生するものと思われる。我々はこのことを明らかにする目的で、人差し指伸展動作に付随して起こる脳磁図の変化を高密度脳磁界センサーを用いて記録解析した。その結果運動中に生じる多峰性の脳活動の位置は変化せず、いずれのピークに該当する活動も運動野に生じたものであることが分かった。求心情報は直接運動野に投射し、素早い動作の修正などに早い段階からかかわっていることが示唆された。(p749-p762)鈴木正隆、和坂俊昭、乾 幸二、柿木隆介
Top of page

学会発表

題目/演目名等 発表年月 発表学会名等 概要
「ランニングスピード増大に伴って変化する下肢の動きと筋活動」 1984年12月 日本バイオメカニクス学会報告論文 第7回大会 ランニング動作中、大腿四頭筋より筋電図活動を記録し、速度増大に伴う筋活動様式の変化を検討した。大腿直筋は速度増大に伴い膝関節伸展相から股関節屈曲相に活動位相を移動させた。一方、大腿内側広筋は高速でも膝関節伸展相のみに活動した。この結果、大腿直筋と内側広筋ではロコモーション速度増大に伴う活動様式に違いのあることことが示唆された。総頁数257頁(P55~P61)鈴木秀次、渡部士郎、鈴木正隆、阿部馨
Interhemispheric correlation analysis between two paired neurons in the cat somatosensory area(3a)」 1992年 1月 Processing and Inhibition of Nocioceptive Information (Elsevier) ネコの大脳半球同部位より対の神経細胞発射活動を同時記録し、活動に相互相関がみられるか否かを検討した。ごく少数ではあるが、相互相関を示す細胞がみられ、それらはいずれも脳梁刺激に応じたことから、脳梁を介した神経回路が両側半球の神経細胞の活動の協調になんらかの役割をもっていることが示唆された。(P207~P210)川島卓、小西朝隆、鈴木正隆、植木俊介、松波謙一
「肘関節の急速な目標指向性動作の制御について」 1997年 9月 日本機械学会ジョイントシンポジウム1997、ヒューマンダイナミクス1997学会Proceeding ヒトの腕到達動作において、肩の姿勢を一定に保持したまま、肘伸展を主動作とする運動を課し、筋活動を動作の変位、速度、加速度とともに記録解析した。肘と肩には動作に先行して相動的活動が記録され、この活動は関節速度、加速度に相関して増大した。また、動作終了直前に主に肩の筋を中心に広範な拮抗筋の同時活動が記録され、この活動は動作終局面での意図的脱力により減弱させることができた。以上より動作発現と動作停止のための中枢司令は独立した制御機構によることが示唆された。(P1~P5)山崎良比古、 鈴木正隆、大桑哲男、伊藤宏、間野忠明
「Reformulation of dynamics equation of planar two-joint arm movements」 1999年10月 Proceeding of 1999 IEEE International Conference on System,  Man, and Cybernetics ヒトの腕到達動作における重心軌道計画の利点を動力学制御単純化の視点から検討した。ヒトの腕は大きく前腕、上腕に分けられ、2つのセグメントの動的干渉は腕の動力学的計算を複雑にする。今回、重心軌道計画により軌道の表現から直接、腕動力学方程式を単純かつ高精度に近似することが可能となることが理論的に示された。一質点(重心)の動力学を腕多関節動作のそれに近似させることで座標変換と動力学の問題は単純化されることが期待される。(P812~P817)鈴木正隆、水野直樹、山崎良比古、松波謙一
「両上肢の急速な動作により引き起こされた体幹部の回転に対する直立姿勢の調節」 2004年 4月 電子情報通信学会 (Technical Report of IEICE) 両上肢の急速な動作により引き起こされた体幹部の回転に対する直立姿勢の維持調節機構を手首、肩、腰の回転加速度、上肢から肩にいたる筋群の活動の様式より検討した。左右上肢の同時前後方向への動きは体幹を回転させるトルクを発生するが、前方指向の立位姿勢を維持するためには、このトルクを全身への外乱とみなし、股関節等を固定し、安定化させる仕組みが必用である。今回この姿勢調節に関連した全身、特に体幹周辺の筋群への入力が、この外乱に先行して発生することから、これらが外乱をあらかじめ予測し、事前に中枢においてプログラムされたものであることが示唆された。山崎良比古、 鈴木正隆、大桑哲男、伊藤宏
「Adjustments of upright standing posture to rotational perturbation of the trunk」 2007年 7月 International Society of Biomechanics (XXI Congress) (Taipei, Taiwan) 立位姿勢中に体軸を中心にトルク(外乱)を与え、立位姿勢維持のための応答特性を床半力、動き、筋電図をより総合的に検討した。山崎良比古、 鈴木正隆、大桑哲男、伊藤宏
Top of page

雑誌

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
「科学の目がルイスの走幅跳を分析した(上)」 共著 1984年10月 陸上競技マガジン34巻12号 ベースボールマガジン社 走り幅跳の世界記録、日本記録の変遷に伴なう跳躍技術の移り変わりを解説した。また、カール・ルイス選手の動作を高速度フィルム撮影し、その卓越したパフォーマンスの源を運動学的に考察した。近年の走り幅跳の技術指導では、強く踏み切ることに加え、助走の速度を踏み切り時まで維持することにも力点が置かれている。ルイスの踏み切りにいたる一連の動作解析から、重心の水平速度を踏み切りまで維持し、いわゆるこの「駆け抜ける」踏み切りを可能にするための動きの技術を考察した。(P167~P172)鈴木秀次、田辺潤、鈴木正隆
「走幅跳の助走(中)」 共著 1984年11月 陸上競技マガジン34巻13号 ベースボールマガジン社   走り幅跳日本記録保持者(当時)臼井選手の動作を高速度フィルム撮影し、そのパフォーマンスを中国記録保持者(当時)劉選手及びカール・ルイス選手のそれと比較検討した。3選手の違いは踏み切りいたる3歩手前から著名になった。すなわち臼井選手には「駆け抜ける」踏み切り動作に、劉選手には強く踏み切るための動作に、そしてルイス選手にはこの両方を併せ持つ動作に特徴がみられた。これより「駆け抜け」かつ強い反発を生み出す踏み切り動作を可能にするための動きの技術を考察した。(P143~P146)鈴木秀次、三好基治、田辺潤、鈴木正隆
「走幅跳の科学(下)」 共著 1984年12月 陸上競技マガジン34巻14号 ベースボールマガジン社   走り幅跳競技の技術的ポイントを運動学的、神経生理学的視点から考察した。この競技の記録は離地時、身体重心にいかに大きな水平・鉛直方向の加速度を与えるかで決定される。カール・ルイス選手は、踏み切りの1歩手前でストライドを伸ばすことで重心を落し、かつ重心を中心に身体を後傾させることにより反発力を引き出し、この加速度を得ている。すなわち踏み切りにいたる準備動作がパフォーマンスを決定しているのであり、「強く蹴り出す」など着地中及び着地後の動作を意識することは、踏み切り時の反発力を生み出す伸長反射の潜時からみて不合理であることが示された。(P183~P187)鈴木秀次、三好基治、田辺潤、鈴木正隆
Top of page