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フリガナムネカタ ヒサコ
ローマ字MUNEKATA Hisako
氏名宗方 比佐子
メールhisakom@kinjo-u.ac.jp
学位教育学修士 
所属人間科学部 / 多元心理学科
職名教授
所属学会日本心理学会 日本社会心理学会 産業・組織心理学会 日本教育心理学会 日本青年心理学会 経営行動科学学会 東海心理学会 
専門分野心理学   
研究課題女性のキャリア発達 職場のメンタルヘルス 構成主義キャリアカウンセリング 

学会及び社会における活動等

開始年月 活動内容 終了年月
1978年 4月 日本教育心理学会会員 現在に至る
1978年 4月 東海心理学会会員 現在に至る
1982年 4月 日本心理学会会員 現在に至る
1982年 4月 日本社会心理学会会員 現在に至る
1990年 4月 産業・組織心理学会会員 現在に至る
1993年 4月 日本青年心理学会会員 現在に至る
1997年 4月 経営行動科学学会会員 現在に至る
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受賞歴

該当データはありません

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著書

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
「青年の心理を探る」 共著 1989年 5月 福村出版 第5章「青年の人格と適応」青年期の人格発達に関する従来の研究知見を概観し、人格発達における青年期の意味と特徴について個性化と社会化という側面から論じた。また、青年の人格に影響を及ぼす要因として、個体の要因(生理的・身体的要因)と社会の要因(家庭・学校・文化)を取りあげ、それぞれが人格形成にいかなる影響を及ぼすかを考察した。総頁数216頁(P117〜P128)久世敏雄、宗方比佐子、原田唯司他 総著者数9名
「変貌する社会と青年の心理」 共著 1990年11月 福村出版 第10章「女性の社会進出と女子青年の生き方」職業分野をはじめとする女性の社会的進出の実態を各種統計資料から分析するとともに、女子青年の人生観や価値観が時代とともにどのように変化しつつあるのかを考察した。総頁数253頁(P203〜P226)久世敏雄、速水敏彦、宗方比佐子他 総著者数14名
「道徳性心理学」 共著 1992年 8月 北大路書房 第10章「向社会性理論」道徳性の発達に関する研究の中で、向社会性理論に関する近年の研究動向を概観した。向社会性とは、「他者の利益になる行動を発動する内的動機」と定義される。本章では、この分野で注目されているEisenberg, N.の向社会的行動の発達に関する理論と実証的研究を詳細に紹介し、それをもとに道徳教育への応用について提言した。総頁数390頁(P249〜P262)大西文夫、宗方比佐子、山岸明子他 総著者数18名
「女性のためのライフサイクル心理学」 共著 1994年 4月 福村出版 第4章「女の子らしさ・男の子らしさ‐児童期」女性の生涯発達という視点から児童期の発達課題について論じ、女の子が性別役割をどのように認識し受容していくかを明らかにした。また、児童期の性役割発達に影響を及ぼす要因をとりあげ、どのように影響するのかを考察した。さらに、女性のライフサイクルにおける児童期の特徴について、女性としての自己概念の基礎を形成する時期であるという論点から考察した。総頁数248頁(P58〜P72)岡本祐子、松下美知子、宗方比佐子他 総著者数10名
「女性が学ぶ社会心理学」 共著 1996年 6月 福村出版 第1章「社会心理学と女性」、第2章「社会の中の私‐自己」、第13章「メッセージを伝えるもの‐メディア」 社会心理学の基礎的な理論や重要な研究を平易に紹介するとともに、女性に身近な話題やテーマを取りあげ、社会心理学的な観点から解説した。総頁数232頁(P12〜P24、P26〜P38、P180〜P192)宗方比佐子 佐野幸子他 総著者数8名
「ジェンダーの発達心理学」 共著 2000年 9月 ミネルヴァ書房 第5章「女性のキャリア発達」女性が職業人としてどのように発達するのかを、促進要因と阻害要因を明らかにしつつ論じた。まず、男女の働き方および職業に対する意識等を比較し、女性の職業生活の特徴を明らかにした。次に、女性のキャリア発達が男性とどのように異なり、どのような特徴があるのかを検討した。さらに、アクセス差別、ガラスの天井、セクシュアル・ハラスメントといった、女性が職場で被りがちな職業的発展を阻害する要因について考察した。総頁数251頁(P99〜P118) 伊藤裕子、宗方比佐子、相良順子他 総著者数10名
「彷徨するワーキングウーマン」 共著 2001年10月 北樹出版 第4章「職場における暗黙のシナリオ─ジェンダー・ハラスメント」職場のセクシュアル・ハラスメントに関する理論的研究を概説し、セクシュアル・ハラスメントとジェンダー・ハラスメントを分けて論じることの必要性を主張した。著者が実施したハラスメント調査研究の結果に基づき、特にジェンダー・ハラスメントの被害状況とその影響について考察した。総頁数134頁(P73〜P90)諸井克英、宗方比佐子他 総著者数6名
「新 女性のためのライフサイクル心理学」 共著 2002年 3月 福村出版 第4章「女の子の自己意識─児童期」女性のライフサイクルにおける児童期の特徴は、女性としての自己意識の基礎が作られるという点にある。この視点から、児童期の性役割観の発達を考察し、ステレオタイプ的性役割観からより柔軟なものへと変化するプロセスを明らかにした。また、児童期の性差の問題もとりあげた。総頁数253頁(P53〜P63)岡本祐子、松下美知子、宗方比佐子他 総著者数11名
「キャリア発達の心理学」 共著 2002年 4月 川島書店 第1章「職業の選択」 第4章「仕事への動機づけ」 第1章では、キャリア発達における職業選択の問題をとりあげ、定義、主要な理論、研究史を概観した。また、最新のトピックスとして、フリーターや日本型職業選択の特徴について言及した。第4章では、仕事への動機づけに関する定義、主要理論、研究史を概観した。また、動機づけをめぐる最新の話題として成果主義等に言及した。総頁数260頁(P13〜P29、P81〜P98)宗方比佐子、渡部直登他 総著者数6名
「女性のキャリアストレスとカウンセラーの役割」 共著 2004年12月 財団法人女性労働協会 女性と仕事の未来館 3.「社会心理学の立場から」女性のキャリアストレスがジェンダーステレオタイプによって惹き起こされるメカニズムを、社会心理学的に解説した。総頁数77頁(P51−P60)宮城まり子、宗方比佐子、荒木葉子他 総著者数5名
「ジェンダー・アイデンティティ」 共著 2006年 7月 至文堂 「職場のセクシュアル/ジェンダー・ハラスメント」職場におけるセクシュアル・ハラスメントとジェンダー・ハラスメントの定義、実態、生起メカニズム、防止対策について述べた。総頁数288頁(P119−P128)伊藤裕子、宗方比佐子他 総著者数20名 
「臨床組織心理学」 共著 2007年 7月 ナカニシヤ出版 第5章「キャリア発達(1)就学前から就職まで」就職までのキャリア発達に関する主要な理論と実証研究を取り上げ、研究動向と成果を明らかにした。キャリア選択の今日的問題として、学校から職場への移行が困難な若者の増加を指摘し、これらの問題の背景要因を考察した。さらに、現代社会にふさわしい新しいキャリア理論の出現に言及し、その特質と今日的意義を明らかにした。総頁数300頁(P107−P128)田中堅一郎、外島裕、宗方比佐子他 総著者数8名
「経営組織心理学」 共著 2008年 6月 ナカニシヤ出版 第10章 「キャリア発達とその支援体制」 経営組織におけるキャリア発達とはどのように定義されるのか、どのような特徴を有するのかを明らかにした。次に経営組織における発達理論を整理し、経営組織でのキャリア発達を支援する体制について先行研究を概観した。最後に、不確実性の高いこれからの社会にマッチしたキャリア発達理論と支援体制のあり方について提言した。総頁数318頁(P188−P206)松原敏浩、渡辺直登、宗方比佐子他 総著者数15名
「産業組織心理学ハンドブック」 共著 2009年 7月 丸善株式会社 ①−16「組織のキャリア発達支援」組織におけるキャリア発達を理解するためのキャリア概念を整理し、経営組織でのキャリア発達支援に関するいくつかの制度を紹介した。加えて、非正規雇用者が増大する今日の産業社会では、組織に属さない働き手のキャリア発達支援が深刻な問題となっていることから、近未来における組織のキャリア支援を考えるための新しい視点について考察した。総頁数604頁(P76−P79)角山剛、宗方比佐子他 総著者数125名
「経営行動科学ハンドブック」 共著 2011年10月 中央経済社 Ⅰー5 「質問紙調査」 経営行動科学における質問紙調査の定義、質問紙調査を用いた研究の流れ、質問項目の作成、質問紙調査の実施、質問紙調査法に関わる倫理的問題について論じた。社会科学の分野では、研究の科学性すなわち実証性と客観性を担保するために、データに基づく研究スタイルが求められる。質問紙調査法はそういった科学的研究において、最も使用度の高い研究方法であるため、方法論上の議論も活発である。本論では、質問紙調査法の活用方法を明らかにすると同時に、利点と限界についても考察した。総頁数840頁(P36~P42)平野光、松原敏浩、宗方比佐子他 総著者数85名
女性のからだとこころ 共著 2012年 4月 金子書房 第9章 「女性のキャリア発達」 女性の職業的な発達について、最新の理論や研究知見を紹介しつつ論じた。主要な内容は、働き方の男女差、職業に対する女性の考え方、女性のキャリア発達の特徴、女性のキャリア選択、職場における女性のキャリア形成、女性の人生における仕事の意味、である。総頁数246頁(P155~177)内田伸子、布施晴美、宗方比佐子他 総著者数13名
青年心理学ハンドブック 共著 2013年12月 福村出版 28章「世代関係(上司・部下・メンター)」 本稿は、青年が職業生活に適応するためにはどのような人的環境が好ましいかという点に着目し、職場における上司・部下関係およびメンター・メンティー関係について、これまでの研究知見を概観した。また、職場不適応をきたしている若者への支援について、青年心理学の視点から考察した。総頁数726頁(第Ⅲ部28章)後藤宗理、二宮克実、宗方比佐子他 総著者数48名
社会構成主義キャリア・カウンセリングの理論と実践 共著 2015年 7月 福村出版株式会社 第7章「社会構成主義キャリア・カウンセリングを教える」 本稿では、構成主義キャリア・カウンセリングの理論と方法を学生にどのように教えるかをテーマに、代表的な構成主義キャリア・カウンセリングであるSavickasのキャリア構築理論の特徴とカウンセリングプロセスを取り上げ、授業での教育実践について述べた。同時に、これまでのキャリア・カウンセリングの歴史、他の理論との比較を通して、構成主義がキャリア・カウンセリング全体の中でどのような役割を果たしているかに言及した。総頁数252頁(P230~250)渡辺昌平、下村英雄、新目真紀、五十嵐敦、榧野潤、高橋浩、宗方比佐子
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学術論文

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
「投影法による対人的価値観の測定」 単著 1983年12月 教育心理学研究 第31巻 対人的価値観を測定する方法としては、自己報告による測定が従来用いられてきた。本研究では、新たに投影法による対人的価値観測定の可能性を追求した。あいまいな対人場面を描いた絵画に対して自由に物語を作るというスタイルの投影法を用いて、高校生、大学生、非行少年の価値観を測定し、妥当性と信頼性を検討した。特に非行少年の対人的価値観を理解する際の投影法の有用性について考察した。(P283〜P291)
「プロソーシャルな道徳的判断の発達」 共著 1985年 6月 教育心理学研究 第33巻 本研究は、プロソーシャルな道徳的判断(他者の利益になる行動を発動する内的動機に基づく道徳的判断)の発達過程を、幼児から大学生を対象とした場面テストの結果から明らかにした。その結果、困っている人を援助する・しないに対する理由づけは認知能力の発達に同期して年齢的変化をとげ、「快楽主義的・実際的志向」「他者の要求志向」「承認および対人的志向」「共感的志向」「強く内在化された段階」の発達的シークエンスが確認された。調査および結果の分析は共同で行い、論文の執筆を担当した。(P157〜P164)宗方比佐子、二宮克美
「プロソーシャルな道徳的判断に関する研究展望」 共著 1985年12月 名古屋大学教育学部紀要(教育心理学科) 第32巻 プロソーシャルな道徳的判断に関する近年の研究を概観し、研究動向を探求した。1980年以降この分野の研究は飛躍的に進展し、認知的発達理論に基づく発達的シークエンスが提唱された。また、役割取得能力、共感性、親の養育実践などとプロソーシャルな道徳的判断との関連性についても明らかにされた。Ⅱ仮想的ジレンマにおけるプロソーシャルな道徳的判断の研究、Ⅲ自分自身のプロソーシャルな行動についての道徳的判断、を執筆した。(P215〜P231)二宮克美、宗方比佐子
「女性管理職に対する態度(WAMS)の研究‐日本語版WAMS開発の試み‐」 共著 1985年12月 名古屋大学教育学部紀要(教育心理学科) 第32巻 女性管理職に対する偏見を測定する尺度として米国で作成されたWAMS(Women As Managers Scale)を基礎として、日本語版WAMSの開発を試みた。男女大学生、女子短大生、看護学生を対象として実施した調査資料(2577名)に基づき、項目選別と因子尺度構成を行ったところ、「職場の男女平等」「管理職としての女性の適性」という下位尺度からなる日本版WAMS尺度が構成された。この尺度について信頼性と妥当性を検討した。調査は協同で実施し、調査結果の分析、Ⅱ方法、Ⅲ結果の執筆を担当した。(P259〜P285)若林満、宗方比佐子
「女性管理職に対する態度(WAMS)と女性リーダーシップの評価に関する研究」 共著 1986年12月 名古屋大学教育学部紀要(教育心理学科) 第33巻 女性リーダーに対するリーダーシップ評価の特徴を明らかにし、女性管理職に対する偏見的態度との関連を明らかにした。男女大学生約800名を対象に実施した調査資料を分析し、LBDQ尺度(リーダーシップ能力評定尺度)の因子構造と評定値を男女リーダー別・男女評定者別に比較した。さらに、リーダーシップ評価とWAMS(女性管理職に対する態度尺度)との関連について検討した結果、女性管理職への偏見的な態度と女性リーダーに対する評価の低さとは強く関連していることが確認された。調査は共同で実施し、調査結果の分析、Ⅱ方法、Ⅲ結果、Ⅳ討論の執筆を担当した。(P229〜P246)若林満、宗方比佐子
「女性リーダーに対する態度‐二重の偏見‐」 共著 1987年 4月 経営行動科学 第2巻 男性リーダーは女性リーダーよりリーダーシップ能力を高く評価されがちであるが、この現象を暗黙裡のリーダーシップ仮説および性役割ステレオタイプの視点から実証的データを用いて検証した。女性リーダーはリーダーシップ能力を相対的に低く評価されるという直接的な偏見を被るだけでなく、女性は女性らしい行動によってのみリーダーとして評価されるという、より内面的で微妙な”もう一つの偏見”の存在が示唆された。調査は共同で実施し、調査結果の分析と執筆(問題・方法・結果・討論)を担当した。(P15〜P22)宗方比佐子、若林満
「女性管理職とリーダーシップ‐二重の偏見‐」 共著 1987年12月 組織科学 第21巻 職場において女性管理職がどのようにみなされているかを明らかにするために、女性管理職への偏見的態度と女性リーダーに対する評価との関連を、大学生男女の調査資料から検討した。WAMS(女性管理職に対する態度)得点を基準変数、女性リーダーに対する評定値を説明変数とした重回帰分析の結果から、男性評定者は一般に女性管理職への偏見が強く、たとえ女性リーダーに好意的態度をもつ場合でもその根拠を「女性的なリーダーシップ」に置いていることが示された。執筆のすべてを担当した。(P19〜P31)若林満、宗方比佐子
「母親の就労が女子青年の職業意識に及ぼす影響について(1)短大生」 共著 1988年 3月 聖徳学園女子短期大学紀要 第14集 短期大学生を対象として実施した調査結果を分析し、母親の就労経験が娘の職業意識や職業選択行動にどのような影響を及ぼすかを検討した。その結果、母親が継続就労型である娘は継続就労を望む割合が高く、平等主義的な性役割意識を有していることがわかった。また、娘に対する母親の就労期待と娘のキャリア志向は一致率が高く、就労に関する娘と母親の意見は一致する傾向にあった。調査は共同で実施し、「問題と目的」「考察」の執筆を担当した(P33〜P47)今川峰子、宗方比佐子、谷田沢典子
「女性のキャリア発達研究の展望」 単著 1988年10月 経営行動科学 第3巻 女性のキャリア発達についての理論的、実証的研究を概観し、研究動向を探るとともに、今後の研究課題を指摘した。女性のキャリア発達の道筋は、男性をモデルとした既成のキャリア発達理論では十分に説明できない理由を明らかにし、女性のキャリア発達を規定する要因について考察した。女性のためのキャリア発達理論をめざして、①女性の生き方の多様性に対処しうる理論枠組みの提示、②縦断研究による実証的資料の収集、③規定要因の包括的検討、の3点の必要性を提示した。(P51〜P61)
「母親の就労が女子青年の職業意識に及ぼす影響について(2)四年制女子大生」 共著 1989年 3月 聖徳学園女子短期大学紀要 第15集 母親の就労が女子大学生の職業意識および職業選択行動にどのような影響を及ぼすかを、幼児期、児童期における母親との情緒的関わりをふまえて検討し、短大生の場合と比較した。四年制大学生女子は短大生よりキャリア志向的であったが、母親の就労が及ぼす影響はほぼ同様であることが確認された。また、母親との情緒的関わりが強いほど、母親と同じ人生を計画する傾向にあることが示された。調査は共同で実施し、「問題と目的」「考察」の執筆を担当した。(P33〜P46)今川峰子、宗方比佐子、谷田沢典子
「女子学生の職業興味と職業選択」 共著 1989年12月 名古屋大学教育学部紀要(教育心理学科) 第36巻 大学生1753名を対象とした調査の結果から、女子青年の職業興味の構造を明らかにし、職業興味と職業選択行動の関連を検討した。女子青年の職業興味は特定の分野に興味が焦点づけられている群と、興味の焦点づけがみられない興味拡散群に分かれた。前者では大学・短大での専門教育が、その延長線上にある職業への高い興味を生み出す。一方、特定の職業と直結しない専攻分野の学生は、職業興味が拡散し希望職業未定者が多かった。調査は共同で実施し、資料の分析とⅢ結果の執筆を担当した。(P1〜P30)若林満、後藤宗理、宗方比佐子
「女性の能力活用をめぐる職場環境の変化─男女雇用機会均等法の影響について」 共著 1990年 4月 経営行動科学 第5巻 愛知県下の民間事業所(437カ所)を対象として実施した調査の結果から、男女雇用機会均等法の施行がもたらした就業環境の変化について分析検討した。日常の仕事を通じての研修、残業のある仕事への配置、事業所内の定期異動は女性にも比較的機会が開かれているが、リーダー研修、高度な技能や資格を必要とする仕事への配置、転居を伴う異動などは、女性には機会が閉ざされがちであることが明らかとなった。調査資料の分析とⅡ方法、Ⅲ結果、Ⅳ討論の執筆を担当した。(P47〜P57)宗方比佐子、若林満
「女子大学生の職業意識とライフスタイルに関する日米比較」 共著 1990年12月 名古屋大学教育学部紀要(教育心理学科) 第37巻 日米の女子大学生を対象に調査を実施し、両国の女子大学生のライフスタイル選好および職業意識を比較検討した。その結果、ライフスタイルのとらえかたについては日米間で基本的に同じであることが確認されたが、日本の女子学生は米国の女子学生に比べてキャリア志向的でなく、家庭重視のライフスタイルを好む傾向がみられた。米国の女子学生はキャリア志向的であると同時に結婚や家庭生活への関心も高いことが示された。調査は共同で実施し、調査結果の分析、Ⅱ方法、Ⅲ結果、Ⅳ今後の課題の執筆を担当した。(P107〜P127)若林満、宗方比佐子、Halinski, L.
「女子大学生の職業意識とライフスタイルに関する国際比較─スペインのデータ分析を中心として」 単著 1994年 3月 豊田短期大学研究紀要 第4号 本研究は、女子大学生の職業意識およびライフスタイルの選好に関する国際比較調査の一環として行われた。スペインの国立大学に在学する女子学生を対象に、職業意識とライフスタイルに関する調査を実施し、日本および米国の調査結果と比較検討した。その結果、日本女性は家庭重視、米国女性はキャリアと家庭の双方を重視、スペイン女性はキャリア重視のライフスタイルを好む傾向が見出された。また、日本女性は米国およびスペインの女性に比べ、女性管理職に対してより強い偏見的態度を有していることが示された。(P93〜P106)
「青年期の不登校症例にみる引き籠もりの意味」 単著 1995年 3月 豊田短期大学研究紀要 第5号 不登校を主訴とする青年期の症例について、引き籠もりという行動が不登校からの回復過程において果たした役割を、母親カウンセリングの経過から分析した。青年期のある者たちにとって、社会や周囲から一時的に身を引くという行動が、次の発達へと向かうために不可避的であり、積極的で肯定的な意味をもつ可能性のあることを明らかにした。(P52〜P60)
「女性学生のキャリア・パースペクティブと職業価値観の関連について」 単著 1996年 3月 豊田短期大学研究紀要 第6号 女性の職業意識や職業行動を理解する際に「生き方」の問題として捉える視点が一層重要であると考えられる。本研究は、女子学生が職業生活を人生設計のなかでどのように位置づけているのかを明らかにするため、キャリア・パースペクティブと職業価値観、ライフスタイル等に関する質問紙調査を実施し、それらの関連性を分析した。その結果、キャリア展望の違いによりライフスタイルと職業価値観に相違がみられた。(P58〜P75)
「高校生のライフ・プラン─ライフ・プラン尺度の作成と関連要因の分析」 単著 1998年 3月 豊田短期大学研究紀要 第8号 進路ないし職業の選択は、高校生にとって非常に重要な発達上の課題である。本研究では、将来の職業生活と家庭生活に対する高校生の態度を測定するためのライフ・プラン尺度を作成し、この尺度を用いて測定された態度得点が、高校生の個人要因や背景要因とどのように関連しているかを分析した。その結果、職業継続意欲および職業価値観とライフ・プラン得点とは強い関連が、学習上の興味分野、得意分野とライフ・プランとは一部に関連がみとめられた。(P11〜P28)
「職場のセクシュアル・ハラスメントに関する調査─女性就業者データ─」 共著 1999年11月 経営行動科学 第13巻 本研究の目的は、働く女性のセクシュアル・ハラスメントに対する認知と経験を心理学的視点から解明することにある。約1000人の働く女性を対象に質問紙調査を実施し、セクシュアル・ハラスメントとなりうる行為への不快度、被害度、実行度等を尋ね、それらと調査対象の個人要因および職場の要因との関連を明らかにした。セクシュアル・ハラスメントに対する不快度は個人の男女平等意識と、被害度は職場の差別風土と関連していた。また、セクシュアル・ハラスメント被害による心身の影響についても検討した。調査は共同で実施し、調査結果の分析、執筆を担当した。(P99〜P111)佐野幸子、宗方比佐子
「職業興味の構造に関する理論モデルの検討」 単著 2000年 3月 桜花学園大学研究紀要 第2号 本研究では、職業興味の構造に関する理論モデルの変遷を概観し、これまでに筆者らが実施した職業興味調査の結果を、Hollandの6角形モデル、Predigerの2次元モデル、TraceyとRoundsの8角形モデルのそれぞれの理論枠組みのもとで再分析した。各モデルの適用可能性を検討し、日本の研究に適用する際の問題点を明らかにした。加えて、日本における職業興味研究の今後の課題を提示した。(P77〜P88)
「職業興味の構造に関する実証的研究(1)」 単著 2001年 3月 桜花学園大学研究紀要 第3号 本研究は職業意識の日中比較研究の一環としておこなわれたものであり、日本と中国の学生の職業興味構造を比較することを目的とした。両国の大学生と高校生を対象として実施した調査の結果を分析したところ、職業興味の構造は両国で共通部分はあるものの社会体制の違いを反映した部分においては明確な違いが現れた。これらをもとに、両国に適応可能な職業興味尺度を開発するための課題を明らかにした。(P49〜P56)
「職業興味の構造に関する実証的研究(2)」 単著 2002年 3月 桜花学園大学研究紀要 第4号 本研究は職業意識の日中比較研究の一環としておこなわれたものであり、今回の論文では、日本の大学生と高校生1325名から得られた調査資料を分析し、職業興味の因子構造を検討した。その結果、①人間探究、②福祉・支援、③マスコミ、④公務・法務、⑤IT、⑥医療・保健、⑦事務・営業、⑧生活デザイン、⑨教育、⑩経営実務、⑪機械技術、⑫操縦・保安、からなる因子構造があきらかとなった。関連変数として、職業自己効力感、ワークスタイルをとりあげ、職業興味の下位尺度との関連を分析した。(P79〜P91)
「キャリアモティベーション尺度の開発」 単著 2003年 3月 金城学院大学論集人間科学編 第2号 本研究は、「長期的なキャリアを追及することに対する意欲」をキャリアモティベーションという概念で表し、キャリアモティベーションの程度の違いからキャリア意識の多様性を明らかにしようとするものである。21項目からなるキャリアモティベーション測度を用いて、20代から30代の男女従業者140名を対象に調査を実施した。このデータを分析することにより、17項目からなるキャリアモティベーション尺度を構成し、信頼性と妥当性を検討した。また、関連変数として「家庭志向」「職務満足感」「働きがい」「働きやすさ」「職場環境認知」をとりあげ、キャリアモティベーション得点との関連を考察した。(P1〜P16)
「4年間の大学生活は、学生の意識と行動に何をもたらすのか―縦断調査による新設学部生の社会心理的アプローチ」 共著 2004年 7月 金城学院大学人文・社会学研究所紀要 第8号 新設学部の新入学生が大学・学部に対してどのようにアイデンティティを形成しているのかを明らかにするために、4年間の縦断研究を計画した。本論文はその第1報であり、3回の調査結果を分析したものである。調査は共同で実施し、職業に関連する質問部分の分析と執筆を分担した。(P4〜7)今回の調査結果によれば、心理学科・社会心理学専攻に第1期生として入学した学生の入学時の職業選択準備状態は低いレベルにあり、大きな上昇のないまま大学生活の前半を終えようとしていることが明らかにされた。特に、「職業選択の客観性」や「選択範囲の限定性」に関して、低いレベルにとどまっていることがわかった。(P1-P17)北折充隆・大山小夜・宗方比佐子
「女子学生に対するキャリア開発支援の試み(1)クラスター分析による職業意識の分類 単著 2005年 3月 金城学院大学論集人文科学編 第1巻第1・2号併合 金城学院大学の学生が学内ウェブを利用して実施した4種類の職業意識尺度の結果から、女子学生の職業意識を明らかにし、有効なキャリア開発支援の方略を探求した。745名のデータにクラスター分析を施し、①マスコミ・デザインクラスター、②福祉・教育クラスター、③受身的事務職クラスター、④消極的拡散クラスター、⑤個性追求クラスター、⑥積極的模索クラスターを抽出した。学科別に各クラスターの人数を比較し、クラスターごとに適切な支援方略のあり方について考察した。(P166−P177)
「4年間の大学生活は、学生の意識と行動に何をもたらすのか 2―縦断調査による職業意識および対人関係の変遷過程の検討」 共著 2005年 7月 金城学院大学人文・社会学研究所紀要 第9号 心理学科社会心理学専攻に第1期生として入学した学生が大学・学部に対してどのようにアイデンティティを形成しているのかを明らかにするために、4年間の縦断研究を計画した。本論文はその第2報であり、5回の調査結果を分析したものである。調査は共同で実施し、職業に関連する質問部分の分析と執筆を分担した。(P.10〜13)今回の調査結果によれば、心理学科・社会心理学専攻の第1期生は3年生の間に職業選択準備状態が顕著に上昇することが明らかとなった。また、クラスター分析の結果からは、2年生の間に職業レディネスの上昇する群の存在も明らかにされた。(P1-P21)大山小夜・宗方比佐子・北折充隆
「4年間の大学生活は、学生の意識と行動に何をもたらすのか 3」 共著 2006年 7月 金城学院大学人文・社会学研究所紀要 第10号 心理学科社会心理学専攻に第1期生として入学した学生の縦断研究を継続してきたが、本論文はその第3報であり、4年間に亘る7回の調査結果を分析したものである。調査は共同で実施し、職業に関連する質問部分の分析と執筆を分担した。今回の調査結果によれば、心理学科・社会心理学専攻に第1期生として入学した学生の職業選択準備状態は、3年生の間に顕著な上昇を見せた後は4年生で安定傾向にあることがわかった。職業レディネスと就職活動の関連をみると、就職活動時のレディネスが高い学生は早い時期に内定を得る傾向にあった。(P13-P37)大山小夜、宗方比佐子、北折充隆
軽度発達障害児の母親のストレス因子に関する研究 共著 2009年 2月 障害者教育・福祉学研究 第5巻 軽度発達障害児をもつ母親248名を対象として調査を実施し、育児上のストレスに関する因子構造を分析した。その結果、「不安感」「負担感」「発達可能性への期待感」「社会支援への期待感」の4因子が抽出された。兄弟がいない場合には、「不安感」「社会支援への期待感」が高い傾向がみられた。学校による支援や、学外支援によってもストレスが異なる可能性が示唆されたことから、社会的支援と障害児育児ストレスとのかかわりについて考察した。(P85~P93) 吉田優英、宗方比佐子、都築繁幸 
「進路決定の悩み-本多論文への意見論文-」 単著 2009年11月 青年心理学研究 第21号 本論文は、青年心理学研究第20号に掲載された論文「大学生が進路決定しようとするときの悩みと進路決定に関する信念との係関」に対する意見論文である。大学生の職業意識が多様化する今日、進路決定の悩みも質量ともに多様なものとなっている現状をふまえ、大学生の個人特性や背景要因と悩みの関係について論じた。また、近年のいくつかのキャリア理論を紹介し、不合理な信念が進路決定の悩みを規定するという仮説が、新しいキャリア理論とどのような共通の視点をもつかを考察した。さらに、先ゆきの不透明な現代社会では、固定的で柔軟性のない考え方はキャリア決定を阻害する可能性があることから、論理情動療法の視点を進路研究に導入することの貢献可能性を支持した。(P136-P140)
「女子中学生・高校生のキャリア意識―クラスター別に見た進路選択成熟度とサポート希求」 共著 2010年 9月 金城学院大学論集人文科学編 第7巻 第1号 本研究は、青年中期にある女子のキャリア意識を明らかにすることを目的とした調査研究である。調査対象は、女子中学生・高校生512名であり、質問内容は将来の希望職業、進路相談の相手や内容、職業成熟度、職業能力感、職業興味などである。職業興味と職業能力感の得点をもとにクラスター分析を施し、①華やか系・高能力感、②華やか系・低能力感、③低興味・中能力感、④教育、医療・理系能力感、⑤医療・中能力感、⑥低興味、低能力感、⑦興味拡散・高能力感、⑧教育・文系能力感、の8クラスターを抽出した。クラスター別に、進路成熟度と進路相談希求度を比較したところ、職業興味が明確で能力感の高い生徒ほど進路選択についての成熟度が高く、積極的に進路支援を求めていることが明らかとなった。進路意識の乏しい生徒に対する支援のあり方について討論した。(P91-102)宗方比佐子、宮本彩子
構成主義的キャリアカウンセリングの現代的意義と課題 単著 2012年 3月 金城学院大学論集人文科学編 第8巻 第2号 構成主義的キャリアカウンセリングは、急激に変化する産業社会に生きる現代人の疑問や困難に答えを提供すると期待され、欧米を中心として研究が蓄積されつつある。本論文では、構成主義的キャリアカウンセリングが従来の実証的なキャリアカウンセリングとどのように異なるのか、構成主義的キャリアカウンセリングの実践により現代社会で働く人々の健康増進にどのような貢献が期待できるのかを明らかにし、キャリアカウンセリングに構成主義的視点を導入することの有用性と問題点について検討した。(P125~P134)
大学生は女性管理職の能力をどのように評価するか 共著 2017年 3月 金城学院大学論集人文科学編 第13巻 第2号 男女大学生が女性管理職の能力をどのように評価するのかを、最近海外で開発された尺度を用いて測定し、性役割観、キャリア観との関連をパス解析およびクラスタ分析を用いて検討した。女性管理職の能力の中で、管理職倫理と関係役割行動において女子学生は男子学生より女性管理職の能力を高く評価したが、課題役割行動では男女とも同程度に評価が低かった。男女大学生とも、女性管理職能力の中の課題役割行動に対する評価は、性役割観によって規定される傾向がみられ、特に男子学生でこの傾向が顕著であった。(P1~P12、宗方比佐子、鶴田美保子)
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学会発表

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翻訳

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
「アイゼンバーグ著 The Caring Child 3・4・7「思いやりのある子どもたち」 共著 1995年 4月 北大路書房 本書は、子どもの向社会性(他者の利益となる行動を発動する内的動機)の発達の道筋を明らかにするとともに、思いやりのある子どもを育てるために家庭や学校でどのようなしつけや指導が必要かを、この分野の広範な研究成果を紹介しつつ提言している。「向社会的行為の動機」「向社会的な子どもの特徴」「家族による社会化」の各章を訳出した。総頁数180頁(P25〜P42、P43〜P68、P103〜132)二宮克美、首藤敏元、宗方比佐子
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テキスト

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
キャリアカウンセラー養成講座テキスト キャリアカウンセリングの理論 共著 2011年12月 日本マンパワー 10章 「サビカス」 近年注目を集めている構成主義的キャリアカウンセリングの理論家として最も高く評価されているサビカスの理論を紹介した。就労を取り巻く現代社会の状況は、不確実性が高く流動的であり、1つの組織にとどまらず主体的にキャリアを創造する必要性にせまられている。こうした状況に適したキャリアカウンセリングの理論として、サビカスはキャリア構築理論を提唱した。本稿では、その理論的基盤のみならず具体的な手法やケースの紹介も行った。総頁数142頁(P84~P97)ジョアン・ハリス・ボールズビー、宗方比佐子、坂本理郎
こころのケアを考える 単著 2012年11月 名古屋YMCA 本書は、YMCAが実施する東日本大震災支援活動プログラムのテキストとして作成されたものである。内容としては、心のケアとは、被災者の心の状態、心の回復に関する理論、専門家による治療技法、支援者の心構えや注意点、支援スキル、心のケアに有効なリラクセーションの方法、心のケアに役立つ芸術療法、から構成されている。総頁数47頁
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