著書名 |
単著、 共著の別 |
出版年月 |
発行所・発表雑誌等 |
概要 |
「2000年版 薬剤師のための常用医薬品情報集」 |
共著 |
2000年 1月 |
廣川書店 |
医薬品に関する情報が容易に理解できる薬剤師のための2000年版医薬品集である。総頁数1203頁(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)赤田良信、旭真理子、粟津荘司、市川正孝、乾賢一、大嶋耐之他 総著者数53名、河島進、重信弘毅、杉本功編集、辻彰総編集 |
「薬剤師のためのコミュニケーションスキル(CD-ROM)」 |
共著 |
2000年 4月 |
アルカディア |
薬系大学におけるコミュニケーション教育のあり方について種々検討し、マルチメディア教材を作成した。内容は概要:①コミュニケーション、②カウンセリング、③関連リンク集、基礎編:①身だしなみ、②接客のための心構え、③正しい言葉使いと話し方、実践編(動画):①窓口編、②在宅編、③その他とした。教材はパーソナルコンピュータで自己学習可能な形式で作成した。(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)大嶋耐之、黒澤菜穂子、齋藤浩司、河島進 総著者数4名 |
「メディおばさんの木陰で-1.緩和ケア」 |
共著 |
2000年11月 |
北陸大学薬学部病院薬学教室 |
医学用語の理解に対する啓発活動の一環として教材(冊子)の作成を試みた。内容は誰でもがわかるような絵本形式で「緩和ケア」をテーマにした。この教材はバイオエシックスに関する用語を“メディおばさん”という老木を通じて、一般の人にわかりやすく伝える内容で啓発教育などに活用する冊子体である。総頁数10頁(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)杉田尚寛、宮本悦子、大嶋耐之、毎田千恵子、倉安秀、高田宗明他 総著者数8名 |
「2001年版 薬剤師のための常用医薬品情報集」 |
共著 |
2001年 3月 |
廣川書店 |
医薬品に関する情報が容易に理解できる薬剤師のための2001年版医薬品集である。総頁数1223頁(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)赤田良信、旭真理子、粟津荘司、市川正孝、乾賢一、大嶋耐之他 総著者数49名、河島進、重信弘毅、杉本功編集、辻彰総編集 |
「医薬品情報・評価学」 |
共著 |
2001年 4月 |
南江堂 |
3.医療用医薬品添付文書の読み方の部分を執筆した。総頁数350頁(P15〜P26)河島進、佐藤卓美、大嶋耐之、大西憲明、大西啓、掛樋一晃他 総著者数26名 |
「薬局・ドラッグストアのPOPバイブル」 |
共著 |
2001年11月 |
じほう |
POP広告を薬剤師の観点から説明し、また店頭ですぐに役立つ実用的POPを数種作成し、CD-ROMに収載した。第2章POP広告の考え方、第3章一般用医薬品・医薬部外品のPOP事例と関連イラストを執筆した。内容は訴求ポイントを明確にし、文字種、色、パターンを考慮した。本書は薬剤師職能の幅を広げ、薬局やドラッグストアにおける薬剤師の位置づけがより明確になるように配慮した。総頁数151頁(P27-P140)宮本悦子、大嶋耐之 総著者数2名 エニィクリエイティブ監修 |
「2002年版 薬剤師のための常用医薬品情報集」 |
共著 |
2002年 2月 |
廣川書店 |
医薬品に関する情報が容易に理解できる薬剤師のための2002年版医薬品集である。総頁数1261頁(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)赤田良信、旭真理子、乾賢一、大嶋耐之、大和田栄治、緒方宏泰他 総著者数45名、河島進、重信弘毅、杉本功編集、辻彰総編集 |
「わかりやすい調剤学第4版」(再掲) |
共著 |
2002年 4月 |
廣川書店 |
第5章医薬品情報:5.1 医薬品情報とは、5.2 医薬品添付文書、5.3 医薬品情報の種類、収集と提供の部分を執筆した。総頁数450頁(P235〜P265)池川繁男、岩川精吾、大嶋耐之、大西憲明、河島進、木津純子他 総著者数15名 |
「メディおばさんの木陰で-1.緩和ケア:バリアフリー版」 |
共著 |
2002年11月 |
北陸大学薬学部病院薬学教室 |
医学用語の理解に対する啓発活動の一環としてバリアフリーを意識した教材の作成を試みた。バイオエシックス教育絵本「緩和ケア」をテーマにした。視覚障害者のために絵の部分は点図ソフトを用い立体化し、文字部分は点訳ソフトで点訳したテキストを点字プロッターで印刷した。音声についてはパネルスピーカーを用い、TEXTで作成した音声を入力し、冊子内容を順じ、視聴できるものとした。総頁数18頁(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)杉田尚寛、宮本悦子、大嶋耐之、毎田千恵子、倉安秀、岡島千佳他 総著者数11名 |
「メディおばさんの木陰で-2.麻薬」 |
共著 |
2002年11月 |
北陸大学薬学部病院薬学教室 |
医学用語の理解に対する啓発活動の一環として教材の作成を試みた第2弾である。内容は「薬物乱用」をテーマにした。総頁数10頁(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)杉田尚寛、宮本悦子、大嶋耐之、毎田千恵子、倉安秀、賀茂真希他 総著者数11名 |
「メディおばさんの木陰で-2.麻薬:バリアフリー版」 |
共著 |
2002年11月 |
北陸大学薬学部病院薬学教室 |
医学用語の理解に対する啓発活動の一環としてバリアフリーを意識した教材の作成を試みた第2弾である。バイオエシックス教育絵本「麻薬」をテーマにした。総頁数22頁(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)杉田尚寛、宮本悦子、大嶋耐之、毎田千恵子、倉安秀、岡島千佳他 総著者数11名 |
「メディおばさんの木陰で-3.胃ろう」 |
共著 |
2002年11月 |
北陸大学薬学部病院薬学教室 |
医学用語の理解に対する啓発活動の一環として教材の作成を試みた第3弾である。内容は「胃ろう」をテーマにした。総頁数10頁(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)杉田尚寛、宮本悦子、大嶋耐之、毎田千恵子、倉安秀、橋本真由美他 総著者数9名 |
「メディおばさんの木陰で-3.胃ろう:バリアフリー版」 |
共著 |
2002年11月 |
北陸大学薬学部病院薬学教室 |
医学用語の理解に対する啓発活動の一環としてバリアフリーを意識した教材の作成を試みた第3弾である。バイオエシックス教育絵本「胃ろう」をテーマにした。総頁数26頁(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)杉田尚寛、宮本悦子、大嶋耐之、毎田千恵子、倉安秀、岡島千佳他 総著者数8名 |
「2003年版 薬剤師のための常用医薬品情報集」 |
共著 |
2003年 2月 |
廣川書店 |
医薬品に関する情報が容易に理解できる薬剤師のための2003年版医薬品集である。総頁数1311頁(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)赤田良信、旭真理子、乾賢一、大嶋耐之、大和田栄治、緒方宏泰他 総著者数45名、河島進、重信弘毅、杉本功編集、辻彰総編集 |
「イラストで学ぶ必修薬物治療学」 |
共著 |
2003年 4月 |
廣川書店 |
疾病とその薬物療法についてわかりやすく解説し、服薬指導のポイントが記載されている。さらに、繁用医薬品約80種類を厳選し、禁忌事項、重大な副作用、相互作用などを簡潔にまとめた。各パートを分担執筆。総頁数295頁(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)我妻恭行、大嶋耐之、河島進、佐藤秀昭、平塚真弘、松山賢治他 総著者数10名 |
「メディおばさんの木陰で-4.がん:バリアフリー版」 |
共著 |
2003年11月 |
北陸大学薬学部病院薬学教室 |
医学用語の理解に対する啓発活動の一環としてバリアフリーを意識した教材の作成を試みた第4弾である。バイオエシックス教育絵本「がん」をテーマにした。総頁数22頁(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)杉田尚寛、宮本悦子、大嶋耐之、毎田千恵子、倉安秀、岡島千佳他 総著者数10名 |
「メディおばさんの木陰で-4.がん」 |
共著 |
2003年11月 |
北陸大学薬学部病院薬学教室 |
医学用語の理解に対する啓発活動の一環として教材の作成を試みた第4弾である。内容は「キャンサーギフト」をテーマにした。総頁数18頁(全項目について共同執筆により本人担当部分抽出不可能)杉田尚寛、宮本悦子、大嶋耐之、毎田千恵子、倉安秀、岡島千佳他 総著者数12名 |
「2004年版 薬剤師のための常用医薬品情報集」 |
共著 |
2004年 2月 |
廣川書店 |
医薬品に関する情報が容易に理解できる薬剤師のための2004年版医薬品集である。総頁数1253頁(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)赤田良信、旭真理子、乾賢一、大嶋耐之、太田明廣、大和田栄治他 総著者数45名、河島進、重信弘毅、杉本功編集、辻彰総編集 |
「医薬品情報-臨床現場で医薬品の情報を活かすために」(再掲) |
共著 |
2004年 3月 |
廣川書店 |
B医薬品を取り巻く情報 7.医薬品に関わるデータベース:7.1医薬品情報データベース(オフライン)、7.2電子ジャーナル、7.3原著論文の情報検索、7.4コクランライブラリの情報検索(EBMの実践)、7.5インターネットの活用、7.6インターネットの情報検索、7.7インターネット上の医薬品情報の部分を執筆した。総頁数269頁(P130-P139)旭真理子、石田志朗、井出貴之、稲垣員洋、乾賢一、大嶋耐之他 総著者数32名、岡野善郎、折井孝男、駒田富佐夫編集、河島進総編集 |
「メディおばさんの木陰で-5.睡眠薬」 |
共著 |
2004年11月 |
北陸大学薬学部臨床薬学教室 |
医学用語の理解に対する啓発活動の一環として教材の作成を試みた第5弾である。内容は「睡眠薬」をテーマにした。総頁数10頁(全項目について共同執筆により本人担当部分抽出不可能)杉田尚寛、酒井さおり、長濱碧、倉安秀、宮本悦子、大嶋耐之他 総著者数7名 |
「メディおばさんの木陰で-5.睡眠薬:バリアフリー版」 |
共著 |
2004年11月 |
北陸大学薬学部臨床薬学教室 |
医学用語の理解に対する啓発活動の一環としてバリアフリーを意識した教材の作成を試みた第4弾である。バイオエシックス教育絵本「睡眠薬」をテーマにした。総頁数22頁(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)杉田尚寛、酒井さおり、長濱碧、倉安秀、宮本悦子、大嶋耐之他 総著者数7名 |
「2005年版 薬剤師のための常用医薬品情報集」 |
共著 |
2005年 1月 |
廣川書店 |
医薬品に関する情報が容易に理解できる薬剤師のための2005年版医薬品集である。総頁数1317頁(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)赤田良信、旭真理子、乾賢一、大嶋耐之、太田明廣、大和田栄治他 総著者数45名、河島進、重信弘毅、杉本功編集、辻彰総編集 |
「薬学部学生実務実習における「試験・研究」項目の実施:後発医薬品への切り替えにおける品質評価について」 |
共著 |
2005年 1月 |
医薬ジャーナル 第41巻 |
酢酸クロルプロマジノンを対象薬剤として、溶出試験、重量偏差、硬度について先発品、ジェネリック品の品質試験を実施した。結果は金沢社会保険病院の採用の参考となった。本人は、本研究の企画、実施、分析の部分を担当した。(P127〜P131)毎田千恵子、中野修、郡司聖子、大川美和、大嶋耐之、宮本悦子 総著者数6名 |
「薬学教育と実務実習」 |
単著 |
2005年 4月 |
日本医療薬学会会報 第9巻 |
薬学教育6年制に向けて、実務実習モデルコアカリキュラムをもとに、実務実習における薬学教育のあり方について現状を踏まえた上で、私案を報告した。特に、4年制から6年制へ移行する場合に必要な教育サイドの問題点、実務実習事前導入教育のあり方について論述した。(P3〜P7) |
「メディおばさんの木陰で-6.グリーフケア」 |
共著 |
2005年11月 |
北陸大学薬学部臨床薬学教室 |
医学用語の理解に対する啓発活動の一環として教材の作成を試みた第6弾である。内容は誰でもがわかるような絵本形式で「グリーフケア」をテーマにした。総頁数16頁(全項目について共同執筆により本人担当部分抽出不可能)青木雅美、倉安秀、宮本悦子、大嶋耐之他 総著者数18名 |
「メディおばさんの木陰で-6.グリーフケア:バリアフリー版」 |
共著 |
2005年11月 |
北陸大学薬学部臨床薬学教室 |
医学用語の理解に対する啓発活動の一環としてバリアフリーを意識した教材の作成を試みた第6弾である。バイオエシックス教育絵本「グリーフケア」をテーマにした。総頁数22頁(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)青木雅美、倉安秀、宮本悦子、大嶋耐之他 総著者数18名 |
「2006年版 薬剤師のための常用医薬品情報集」 |
共著 |
2006年 1月 |
廣川書店 |
医薬品に関する情報が容易に理解できる薬剤師のための2006年版医薬品集である。総頁数1147頁(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)赤田良信、旭真理子、乾賢一、大嶋耐之他 総著者数82名、河島進、重信弘毅、杉本功編集、辻彰総編集 |
「医療用医薬品内用固形製剤の大きさ・形状に関する調査」 |
共著 |
2006年 2月 |
PHARMTECH JAPAN 第22巻 |
服薬コンプライアンスに影響を及ぼす内用固形製剤の大きさと形状について市販されている医療用医薬品の現状調査を実施した。その結果、類似した大きさ、形状を持つ医薬品が多く、医療過誤、誤用の可能性が高いことが示唆された。(P.253〜257)(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)大嶋耐之、堀真也、毎田千恵子、宮本悦子 総著者数4名 |
「薬学生の喫煙に関する意識調査」 |
共著 |
2006年 3月 |
北陸大学紀要 第29巻 |
薬学生を対象として、喫煙に関する意識調査を実施した。その結果、喫煙率自体は低いものの薬物療法への理解などは不十分であり、今後の課題が示唆された。(P.33〜38)(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)宮本悦子、大嶋耐之他 総著者数7名 |
「わかりやすい調剤学第5版」(再掲) |
共著 |
2006年 9月 |
廣川書店 |
第9章医薬品情報:9.1 情報、9.2情報源、9.3 医薬品情報の収集・整理・評価・提供の部分を執筆した。総頁数508頁(P355〜P395)岩川精吾、大嶋耐之、大西憲明、河島進、木津純子他 総著者数16名 |
「医薬品情報・評価学改訂第2版」(再掲) |
共著 |
2006年10月 |
南江堂 |
3.医療用医薬品添付文書の読み方の部分を執筆した。総頁数399頁(P20〜P32)河島進、佐藤卓美、大嶋耐之他 総著者数28名 |
「2007年版 薬剤師のための常用医薬品情報集」 |
共著 |
2007年 1月 |
廣川書店 |
医薬品に関する情報が容易に理解できる薬剤師のための2007年版医薬品集である。総頁数1147頁(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)旭真理子、乾賢一、大嶋耐之他 総著者数80名、河島進、重信弘毅、杉本功編集、辻彰総編集 |
「NEW医薬品情報」 |
共著 |
2007年 3月 |
廣川書店 |
B医薬品を取り巻く情報:4.医薬品にかかわるデータベースの部分を執筆した。総頁数303頁(P139〜P150)秋元憲一、旭満里子、飯原なおみ、石田志朗、市川勤、乾賢一、大嶋繁、大嶋耐之他 総著者数34名 |
「高齢者の飲みやすい内用固形製剤」 |
単著 |
2007年 6月 |
PHARMSTAGE 第7巻 |
高齢者の飲みやすい内用固形製剤について、具体的な調査結果から説明し、紹介した。 (P16〜P20) |
「メディおばさんの木陰で-7.セカンドオピニオン」 |
共著 |
2007年 9月 |
北陸大学薬学部臨床薬学教室 |
医学用語の理解に対する啓発活動の一環として教材の作成を試みた第7弾である。内容は誰でもがわかるような絵本形式で「セカンドオピニオン」をテーマにした。総頁数16頁(全項目について共同執筆により本人担当部分抽出不可能)池田祐香里、勝田晶子、家城瑞穂、倉安秀、宮本悦子、大嶋耐之他 総著者数29名 |
「2008年版 薬剤師のための常用医薬品情報集」 |
共著 |
2008年 3月 |
廣川書店 |
医薬品に関する情報が容易に理解できる薬剤師のための2008年版医薬品集である。総頁数1141頁(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)旭真理子、乾賢一、大嶋耐之他 総著者数80名、河島進、重信弘毅、杉本功編集、辻彰総編集 |
「薬局窓口における患者の家族への服薬説明に関するアンケート調査-特に小児科領域について」 |
共著 |
2008年 3月 |
北陸大学紀要 第31巻 |
医薬品適正使用にむけ、よりよい服薬説明のあり方を検討する目的で、小児科受診後の来局者を対象に、服薬に関するアンケート調査を実施し、問題点の抽出を行った。(P21-P26)(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)毎田千恵子、堀江浩一、上荷裕広、大嶋耐之、宮本悦子 総著者数5名 |
「麻薬事故の減少に向けた取り組み」 |
共著 |
2008年 5月 |
医薬ジャーナル 第44巻 |
院内での薬剤の活動の中でリスクマネジメントについて愛知医科大学病院の取り組みを紹介した。(P115〜P121)(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)黒野俊介、山森美幸、大西正文、手塚剛彦、高木美保子、大嶋耐之、長谷川高明 総著者数7名 |
「2009年版 薬剤師のための常用医薬品情報集」 |
共著 |
2009年 3月 |
廣川書店 |
医薬品に関する情報が容易に理解できる薬剤師のための2009年版医薬品集である。総頁数1141頁(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)旭真理子、乾賢一、大嶋耐之他 総著者数78名、河島進、重信弘毅、杉本功、辻彰編集 |
「わかりやすい病院実務実習テキスト」 |
共著 |
2009年 9月 |
じほう |
モデルコアカリキュラムの内容を踏まえ、病院の指導薬剤師および大学と学生が利用しやすいように工夫したテキストである。注射薬調剤の一部を執筆した。総頁数281頁(P73-P76)伊藤達雄、伊藤善規、稲垣承二、石上仁美、今関孝子、大嶋耐之他 総著者数39名、病院・薬局実務実習東海地区調整機構監修 |
「疾患別薬物療法管理マニュアル」 |
共著 |
2010年 4月 |
じほう |
医療現場の薬剤師の参考書、薬学教育のための教科書のために、実践的薬物療法マニュアルとして執筆されたものである。免疫疾患に対する薬物療法の一部を執筆した。総頁数1264頁(P711-P729, P746-P767)林久男、巽康彰、荒井國三、石崎純子、菅幸生、大嶋耐之他 総著者数56名、旭満理子、荒井國三、大嶋耐之他4名編集、宮本謙一監修 |
医薬品情報・評価学(改訂第3版) |
共著 |
2011年 4月 |
南江堂 |
3.医薬品添付文書の読み方の部分を執筆した。総頁数459頁(P25〜P41)河島進、佐藤卓美、大嶋耐之他 総著者数41名 |
「わかりやすい病院実務実習テキスト(第2版)」 |
共著 |
2011年 9月 |
じほう |
モデルコアカリキュラムの内容を踏まえ、病院の指導薬剤師および大学と学生が利用しやすいように工夫したテキストである。注射薬調剤の一部を執筆した。総頁数286頁(P73-P76)石上仁美、伊藤善規、稲垣承二、今関孝子、大嶋耐之他 総著者数39名、病院・薬局実務実習東海地区調整機構監修 |
災害時におけるこころのケア-SP参加型学習による災害時の避難所における薬剤師の関わり |
共著 |
2012年 1月 |
J. Pharmaceut. Commun. 第10巻第1号 |
災害時におけるこころのケアを実践するための教育方法として、SP(模擬患者)を用いた教育法を実践し、一定の結果を得た。(P12-P14)大嶋耐之、仲山千佳、加藤文子著 |
一般用医薬品の適正販売に関する現状調査-責任を持って販売するためには販売体制の見直しも必要 |
共著 |
2012年 6月 |
Drug magazine 第55号第7号 |
店舗設備、身だしなみ、トリアージの面から、どのように一般用医薬品が販売されているのか現状調査を実施した。人口40万都市のJR駅を中心に半径1.5㎞以内の計35店舗を対象に実施した。調査方法は、一般消費者として調査員が来店し、シナリオをもとに相談を持ち掛け調査した。シナリオは、初めて膣カンジダ症にかかった患者を想定した。 シナリオを実施した27店舗のうち対応者が最終的に行ったトリアージは、受診が必要な理由も説明した上で受診勧告を行った店舗は9店舗、受診勧告を行った店舗は10店舗、医薬品を販売した店舗は7店舗、生活指導を行った店舗は1店舗だった。実施したシナリオでは、消費者に対して受診勧告を行うべきであった。しかし、7店舗で一般用医薬品が適切に販売されていなかった。今後、改正薬事法の周知と遵守の徹底を図り、国民の健康を守るべきである警鐘を促す結果であると思われた。(P52-P55) 大嶋耐之、仲山千佳、加藤文子著 |
真のセルフメディケーションに向けて:第1回 セルフメディケーションとは? |
単著 |
2012年 9月 |
Drug magazine 第55巻第10号 |
この連載では、「真のセルフメディケーション」とは何かを考え、それを実施するためには、どのように医療従事者が関わらなければならないのかを見つめていきたいと思う。第1回目は、「セルフメディケーションとは何か」をテーマに、これを推進するための支援について記した。(P50-P51) |
真のセルフメディケーションに向けて:第2回 セルフメディケーションには正しい情報が必須 |
単著 |
2012年10月 |
Drug magazine 第55巻第11号 |
第2回は具体的なセルフメディケーションを生活者目線で論じた。厚生労働省健康日本21(第2次)の推進に関する参考資料(平成24年7月)からみる生活者の現状、生活者の考え、健康情報の入手、適正な情報を入手するための啓発活動の展開で記載した。(P50-P51) |
真のセルフメディケーションに向けて:第3回 セルフメディケーションは薬剤師を救う?! |
単著 |
2012年11月 |
Drug magazine 第55巻第12号 |
第3回は、薬剤師職能とセルフメディケーションの関係を明確化し、「従来の調剤室による伝統的な薬剤師の調剤業務に将来はない」、ことを説明し、今後の薬剤師職能の展望について提言した。(P50-P51) |
真のセルフメディケーションに向けて:第4回 姿の見えない薬剤師、薬剤師不要論に危惧 |
単著 |
2012年12月 |
Drug magazine 第55巻第13号 |
第4回は、医療現場で活躍している薬剤師が国民に認知されていないことを焦点に、薬剤師不要論におよぶ論点で今後の薬剤師像について説明した。(P44-P45) |
真のセルフメディケーションに向けて:第5回 都道府県別にみる平均寿命と不健康期間 |
単著 |
2013年 1月 |
Drug magazine 第56巻第1号 |
第5回は、都道府県別に見た平均寿命と不健康期間の値を参照しながら、セルフメディケーションの実践について説明した。(P60-P61) |
真のセルフメディケーションに向けて:第6回 セルフメディケーションは誰を救う!? |
単著 |
2013年 2月 |
Drug magazine,56(2) |
このシリーズ最終章は、セルフメディケーションに関わる医療従事者、消費者自身に対する啓発事業として、何をなすべきかを示唆した。(P66-P67) |
薬学教育6年制とこれからの展望:薬剤師教育の目指すもの~過去から未来へ~ |
単著 |
2013年 6月 |
医薬ジャーナル 第49巻第6号 |
薬学教育6年制について、自分の経歴をたどりながら、薬剤師教育の過去30年を振り返るとともに、今後目指すべき教育について説明した。(P57-P60) |
わかりやすい病院実務実習テキスト(第3版) |
共著 |
2013年 9月 |
じほう |
モデルコアカリキュラムの内容を踏まえ、病院の指導薬剤師および大学と学生が利用しやすいように工夫したテキストである。注射薬調剤の一部を執筆した。総頁数270頁(P74-P77)石上仁美、今関孝子、大嶋耐之他 総著者数27名、病院・薬局実務実習東海地区調整機構監修 |
私から見たセルフメディケーション:セルフメディケーション雑感 |
単著 |
2013年10月 |
SMACホームページ,http://www.self-medication.ne.jp/opinion/003.php |
セルフメディケーションに関する私見について紹介した。 |
セルフメディケーションの受け皿づくり |
単著 |
2013年12月 |
集中,2013.12 |
セルフメディケーションを実施するために、どのように受け皿を作ればよいかについて紹介した。(P22-P23) |
注射剤・経口製剤に代わる新しい薬剤投与デバイスの開発 |
共著 |
2014年 7月 |
技術情報協会 |
第11章 疾患・診療科・患者ごとにみた、求められる投与方法/投与経路/剤形、第1節 高齢者に求められる投与方法/投与経路/剤形、[2] 高齢者の飲みやすい内容固形製剤の部分、を担当した。(P.246-8) |
コンパス調剤学改訂第2版 |
共著 |
2015年 3月 |
南江堂 |
第2章調剤の実際、D 気管支・肺に適用する製剤、E 目に投与する製剤、F 耳に投与する製剤、G 鼻に投与する製剤、H 直腸に投与する製剤、I 膣に投与する製剤、J 皮膚などに投与する製剤の部分を分担執筆(P102-P121) |
わかりやすい病院実務実習テキスト(第4版) |
共著 |
2015年 8月 |
じほう |
モデルコアカリキュラムの内容を踏まえ、病院の指導薬剤師および大学と学生が利用しやすいように工夫したテキストである。注射薬調剤の一部を執筆した。総頁数274頁(P72-P75)石上仁美、今関孝子、大嶋耐之他 総著者数27名、病院・薬局実務実習東海地区調整機構監修 |
高齢者・アクティブシニアの本音・ニーズの発掘と製品開発の進め方 |
共著 |
2016年 3月 |
技術情報協会 |
第5章 高齢者に使いやすい製品の開発事例 第2節 食べやすい、飲みやすい [5] 高齢者の飲みやすい内用固形製剤、について記載した。pp350-352。 |
患者や家族とのコミュニケーション |
共著 |
2016年 4月 |
日本薬剤師会e-ラーニングシステムJPALS |
日本薬剤師会生涯学習支援システム(JPALS)のコンテンツとして、「患者や家族とのコミュニケーション」と題して、コミュニケーション技法について、わかりやすく解説したeーラーニングコンテンツを作成した。 |
メディおばさんの木陰で |
共著 |
2018年 3月 |
北陸スタッフ |
医学用語の理解に対する啓発活動の一環として教材の作成を試みた。内容は誰でもがわかるような絵本形式で「緩和ケア」「麻薬」「胃ろう」「がん」「キャンサーギフト」「睡眠薬」「グリーフケア」「セカンドオピニオン」をテーマにした。総頁数73頁(全項目について共同執筆により本人担当部分抽出不可能)宮本悦子、大嶋耐之、毎田千恵子他監修 総著者数46名 |
「わかりやすい新実務実習テキスト2019-2020」 |
共著 |
2019年 1月 |
じほう |
モデルコアカリキュラムの内容を踏まえ、病院・薬局の指導薬剤師および大学と学生が利用しやすいように工夫したテキストである。「SBOs914:代表的な疾患に使用される医薬品について効能・効果、用法・用量、警告・禁忌、副作用、相互作用を列挙できる」の部分を執筆した。総頁数444頁(P79-P85)井口和弘、石上仁美、伊野陽子、宇佐美英績、梅村雅之、大嶋耐之他 総著者数45名、病院・薬局実務実習東海地区調整機構監修 |
「コンパス調剤学(改訂第3版)」 |
共著 |
2020年 2月 |
南江堂 |
第2章調剤の実際、D 気管支・肺に適用する製剤、E 目に適用する製剤、F 耳に適用する製剤、G 鼻に適用する製剤、H 直腸に適用する製剤、I 膣に適用する製剤、J 皮膚などに適用する製剤の部分を分担執筆(P91-P109) |
著書名 |
単著、 共著の別 |
出版年月 |
発行所・発表雑誌等 |
概要 |
「マルチメディア教材を用いた薬剤師のためのコミュニケーション教育について」 |
共著 |
2000年 1月 |
情報教育方法研究 第3巻 |
薬学系大学におけるコミュニケーション教育のあり方について種々検討し、マルチメディア教材を作成した。内容は概要:①コミュニケーション、②カウンセリング、③関連リンク集、基礎編:①身だしなみ、②接客のための心構え、③正しい言葉使いと話し方、実践編(動画):①窓口編、②在宅編、③その他とした。教材はパーソナルコンピュータで自己学習可能な形式で作成した。本人は、教材作成から実証試験まで研究全般の企画研究を担当した。(P1〜P6)大嶋耐之、黒澤菜穂子、齋藤浩司、河島進 総著者数4名 |
「Improvements in Delivering Drug Information for Elderly Patients」 |
共著 |
2000年10月 |
Am.J.Health-S.Pharm.第57巻 |
包括的な服薬指導の概念のもと、高齢者に対する服薬指導の一手段として、音声による情報提供について検討した。紙に印字されたコードを専用リーダーでなぞることで、簡単に音声情報を再生することができ、薬剤師自身の声で個人ニーズに合わせた指導内容をコード化することも可能である新規に開発されたスキャントークを用い、薬局における有用性について検討した。本人は研究代表者として本研究の企画、実施、分析の大部分を担当した。(P997〜P998)OSHIMA Taeyuki、KITAYAMA Akemi、TANAKA Chihaya、INSEMI Yoshihiro、TOFUKU Yohei、SAKAMOTO Masaharu 総著者数6名 |
「マルチメディア教材を用いた薬剤師のためのコミュニケーション教育について」 |
共著 |
2001年 4月 |
大学教育と情報 第9巻 |
薬学関連授業におけるコンピュータ活用の実態についてアンケート調査を実施した。その結果、薬学教育におけるマルチメディア教材開発の必要性及び教材活用例などに関する情報交換の重要性が認識された。本人は実証試験を担当し、学生評価を実施し、教材の有用性について評価部分を担当した。(P32〜P35)河島進、大嶋耐之、黒澤菜穂子、齋藤浩司、松山賢治、山岡由美子他 総著者数10名 |
「地域医療とバイオエシックス教育-医学用語の理解と啓発」 |
共著 |
2002年 1月 |
在宅医療と内視鏡治療 第9巻 |
バイオエシックス教育の一環として、医学用語の啓発活動を通して教育の実践・貢献を目的に薬学領域の学年別の学生を対象に介護・在宅医療用語の理解度を調査した。この結果、学年別の理解度にかなり差が認められたものの、全体として老後はあまり理解されていなかった。今後の薬学教育の充実が望まれた。本人は、学生の理解度調査を実施し、得られた結果の分析部分も担当した。(P32〜P35)杉田尚寛、山岸正美、奥村義治、中泉治雄、毎田千恵子、大嶋耐之他 総著者数7名 |
「「更年期と加齢のヘルスケア」に対する薬剤師の対応」 |
単著 |
2003年 1月 |
更年期と加齢のヘルスケア 第2巻 |
更年期障害の患者に対する薬剤師の対応について検討した。更年期障害患者の現状とその患者に対する薬剤師の役割と今の現状について報告した。医療関連情報を正しく取捨選択して市民に提供するためには、正確かつ最新の知識の習得と個人個人に対して的確な情報提供が薬剤師にとって必務であると報告した。(P120〜P123) |
「一般用医薬品医薬情報データベースの構築」 |
共著 |
2004年11月 |
医療薬学 第30巻 |
一般用医薬品の適正使用の観点から、相互作用チェックシステムを兼ね備えた一般用医薬品医薬情報データベースの構築を試みた。このデータベースは商品名、成分名、JANコードから検索することが可能で、現場で効率良くその商品に対しての禁忌症、相互作用などの情報を検索することができる。結果として、薬剤師が店頭で消費者に対し一般用医薬品の適正使用に関する情報を提供するためのツールとして有用なデータベースであり、セルフメディケーションの推進にも寄与できるものと思われた。本人は本研究の企画、開発、評価の大部分を担当した。(P730〜P738)大嶋耐之、武井政陛、毎田千恵子、宮本悦子 |
「医薬品情報マルチプラットフォームの開発」 |
共著 |
2004年11月 |
社会薬学 第23巻 |
薬局から提供される薬剤情報を一般患者と同等のレベルで高齢者・障害者が受け取れる情報のノーマライゼーションを目的に、服薬時、医薬品情報を確認反復することが可能なプラットフォームをユニバーサルデザインの観点から試作した。今回開発した情報ツールの概念は医療従事者が患者個々に必要な情報を無理なく取り出し、あるいは作成して提供でき、一般患者・障害者・高齢者を問わず、十分な情報を簡便に得ることのできるものであり、究極のユニバーサルデザイン型情報ツールとなりうるベースであると思われる。本人は、本研究の企画、開発、試作の大部分を担当した。(P23〜P28)宮本悦子、毎田千恵子、大嶋耐之、杉村詩朗、小坂博臣 |
「地域医療とバイオエシックス教育-教育と医療用語の理解度の変化について」 |
共著 |
2004年12月 |
ホスピスケアと在宅ケア 第12巻 |
バイオエシックス教育の一環として、医学用語の啓発活動を通して教育の実践・貢献を目的に薬学領域の学年別の学生を対象に緩和医療に関する医療用語の理解度を調査した。この結果、学年の進級とともに多くの用語の理解度は向上したが、変化の見られない用語も認められ、履修上の検討および薬学教育の充実が必要であることが示唆された。本人は、学生の理解度調査を実施し、得られた結果の分析部分も担当した。(P205〜P208)杉田尚寛、高田宗明、宮本悦子、毎田千恵子、大嶋耐之 |
「患者QOL向上のための医薬品の適正使用に関する研究(第1報):睡眠薬」 |
共著 |
2005年 3月 |
日本薬剤師会雑誌 第57巻 |
不眠症患者のQOL向上を目的に,保険薬局および中規模病院において睡眠薬服用患者の実態調査をヒアリング形式で行った。その結果、不眠の各臨床症状とそれに応じた処方薬は必ずしも一致しなかった。睡眠に対する満足度は少しでも不満に思っている患者が全体の67%を占めた。また,睡眠薬の服用時間にも大きなバラツキが認められ,寝る30分以上前に服用する人が50%近くも存在し,その服用時間と睡眠の満足度は相関していた。今後,服用時刻など患者の生活に即したより具体的な服薬指導が必要であると考えられた。本人は、本研究の企画から調査、評価まで大部分を担当した。(P335〜P338)大嶋耐之、毎田千恵子、宮本悦子、前田忠士、河村嘉信、院瀬見義弘、中谷浩子、牧田晃子 |
「一般用医薬品医薬情報データベースを用いた情報提供について」 |
共著 |
2005年 6月 |
医療薬学 第31巻 |
一般用医薬品を有効かつ安全に使用することを目的に構築した一般用医薬品医薬情報データベースを用いて、医療現場における情報提供に関する調査を実施した。結果として、全体の2%の患者に対し、予測される有害事象を未然に回避できる可能性があることが示唆された。このことは、本DBに収載されているような一般用医薬品に関する情報が薬局において必要であると思われた。また、予測される有害事象の発生を未然に回避し、患者のQOL向上に寄与したものと考えられた。本人は、本研究において、企画から実証試験の評価にいたるまで大部分を担当した。(P457〜P463)大嶋耐之、武井政陛、毎田千恵子、宮本悦子 |
「内用固形製剤の服用しやすさ,摘みやすさに及ぼす製剤の大きさ・形状の影響(第1報):高齢者と学生の比較」 |
共著 |
2006年 8月 |
医療薬学 第32巻 |
高齢者(平均年齢71.9歳)と学生(平均年齢22.3歳)を対象に内用固形製剤の大きさや形状について、嗜好性調査を実施した。その結果、双方とも飲みやすく摘みやすい製剤の大きさは、円形錠剤は直径7〜8mm、楕円形錠剤は長径9mm、長方形錠剤は長径9〜10mm、硬カプセル剤は3号であった。これを現在市販されている医薬品の大きさに当てはめると、飲みやすく摘みやすい製剤の割合は、円形錠剤が35%、楕円形錠剤が16%、長方形錠剤が9%、硬カプセル剤が32%であった。(P842〜P848)大嶋耐之、堀真也、毎田千恵子、宮本悦子 |
「内用固形製剤の服用しやすさ,摘みやすさに及ぼす製剤の大きさ・形状の影響(第2報):関節リウマチ」 |
共著 |
2007年11月 |
日本薬剤師会雑誌 第59巻 |
我々は関節リウマチ患者の飲みやすく摘みやすい大きさを検討するために、患者76名(平均罹病期間9.2年)を対象に大きさ・形状に関する嗜好性調査を実施した。調査対象者中24%の患者が現在の服用薬を「飲みにくい」、35%の患者が「摘みにくい」と回答した。この中で大きさにより「飲みにくい」、「摘みにくい」と回答した患者は全体の11%、31%であった。また、模擬製剤を用いた嗜好性調査の結果、直径7.0〜8.0mmの円形錠剤が関節リウマチ患者にとって服用しやすい大きさであることが示唆された。(P1619〜P1621) 大嶋耐之、堀真也、毎田千恵子、宮本悦子 |
「経口後発医薬品の溶出試験と簡易懸濁法の適否に関する検討」 |
共著 |
2007年11月 |
医療薬学 第33巻 |
アマンタジン、チクロピジン、ロキソプロフェン、ジクロフェナク、ブロチゾラム、クラリスロマイシンの6種の先発・後発医薬品製剤に対して、溶出試験、簡易懸濁試験などを実施し、比較検討を行った。その結果、一部の後発医薬品については公的溶出規格に適合しない製剤が認められた。これは簡易懸濁試験にも影響を及ぼした。(P942〜P947)宮本悦子、川口文子、濱口直美、大嶋耐之、毎田千恵子、斉藤和幸、脇屋義文、武藤浩司、金森和夫 |
「Ketoprofen含有パップ剤先発-後発医薬品間の貼付試験およびタック試験による比較検討」 |
共著 |
2008年 2月 |
医薬品情報学 第9巻 |
ケトプロフェン含有パップ剤の使用感を明らかにするため、健常人を対象に官能性評価を目的とした貼付試験を行った。また傾斜式ボールタック試験を行い、ケトプロフェン含有パップ剤の先発品と後発品の粘着特性の比較検討を行った。先発品と後発品の使用感あるいは粘着特性は大きく異なり、代替調剤を行う上でこれらの情報の必要性が示唆された。(P255〜P260)山本吉章、山谷明正、能村涼子、宮川慶子、舟木弘、堀部千治、溝口恵、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「経皮吸収型硝酸剤のコンプライアンスに影響を及ぼす因子の検討」 |
共著 |
2009年 1月 |
医薬品情報学 第10巻 |
経皮吸収型硝酸剤であるフランドールテープSとニトロダームTTSについて、コンプライアンスと使用感を調査し、貼付剤のコンプライアンスに影響を及ぼす影響因子について統計学的に検討した。(P196〜P200)山本吉章、長井奈緒美、山谷明正、宮川慶子、三島信行、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「Panipenem Does Not Alter the Pharmacokinetics of the Active Metabolite of Irinotecan SN-38 and Inactive Metabolite SN-38 Glucuronide (SN-38G) in Rats」 |
共著 |
2011年 |
Anticancer Research 第31巻 |
イリノテカンの体内動態にパニペネムが影響を及ぼすかどうかラットも用いて検討した。in vitro実験では関与することが示唆されたが、in vivo実験では有意な差は得られなかった。したがって、イリノテカン使用患者にパニメネムを投与しても、影響を及ぼさないことが示唆された。(P2915-P2922) Ayako Kato, Jun Ueyama, Fumie Abe, Kazuo Hotta, Ikuto Tsukiyama, Taeyuki Oshima, FumioKondo, Hiroko Saito and Takaaki Hasegawa |
「医療過誤に及ぼす要因解析に関する研究(第1報):調剤のピッキング作業における経験年数の影響」 |
共著 |
2011年 5月 |
産業保健人間工学研究第12巻第1号 |
調剤業務における薬剤師の視線計測実験を実施した。視線計測はアイマークレコーダー(EMR-8)で行い、フレーム分析によって得られた注視比率を視線計測結果とし分析した。ベテラン薬剤師の注視比率は,処方せん内の診療科名,氏名,特記事項を見る割合が高い傾向が見受けられた。加えて,処方せんの読取能力あるいは計数能力は経験年数と密接に関係することが示唆された。(P1-P7)大嶋耐之、加藤文子、斎藤真、打田美香、前田佐知子、大西正文、高桑勇次、長谷川高明 |
「医療過誤に及ぼす要因解析に関する研究(第2報):医薬品鑑査作業における経験年数の影響」 |
共著 |
2011年 5月 |
産業保健人間工学研究第12巻第1号 |
医薬品鑑査業務における薬剤師の視線計測実験を実施した.薬剤師の視線計測はアイマークレコーダー(EMR-8)で行い、単位時間あたりの作業効率と作業時間を作業パフォーマンスとして分析した。さらに,フレーム分析によって得られた注視比率を視線計測結果として分析した.鑑査中の注視点配分比率では医薬品自体の注視比率が最も高く,経験年数により、処方せんを注視する割合は多くなる傾向が見受けられた。処方せんの読取能力あるいは計数能力は経験年数と密接に関係することが示唆された.(P8-P14)大嶋耐之、加藤文子、斎藤真、打田美香、前田佐知子、大西正文、高桑勇次、長谷川高明 |
Quality Evaluation of Famotidine and Cimetidine for Proper Use of Over-the-counter Medications |
共著 |
2014年 1月 |
薬局薬学,6(1) |
一般用医薬品の適正使用のための製剤情報の充実を目的に第一類医薬品であるシメチジン製剤をとりあげ、溶出試験による品質評価を実施した。(P62-66) Ayako Kato、Chika Nakayama、Taeyuki Oshima |
Questionnaire Survey on Patient Satisfaction at Community Pharmacies |
共著 |
2014年 1月 |
Science Postprint 1(1):e00012.doi:10.14340/spp.2014.01A0001 |
薬局における患者とのコミュニケーション能力の向上と薬局全体の患者接遇改善を目的として、患者接遇に関する実態調査を実施した。このニーズ調査から、より具体的な接遇改善策を検討し、地域薬局が患者とのより良い信頼関係を築くことができるよう活用していきたい。Chika Nakayama、Taeyuki Oshima、Ayako Kato、Masahiko Nishii、Takeshi Kamimura、Atsumi Nitta、Masahito Yamaguchi |
Development of a Communication Learning Program for Pharmacists |
共著 |
2015年 2月 |
医療薬学 第41巻 |
模擬患者参加型学習(以下SP学習)プログラムを構築し、これを用いて薬剤師のコミュニケーション能力向上に向けた学習を実施した。この学習効果の検証においてその属性の違いによる影響について検討した。参加者が回答したチェックシートを学習前と1ヶ月後で比較したところ、属性による大きな違いは認められず、殆どの項目で意識、行動共に有意な向上がみられた。(P.80-P92) Chika Nakayama, Taeyuki Oshima, Ayako Kato, Atsumi Nitta |
Analysis of Pharmacist-Patient Communication using the Roter Method of Interaction Process Analysis System |
共著 |
2015年 5月 |
Research in Social & Administrative Pharmacy, doi: 10.1016/j.sapharm.2015.05.007 |
医療現場での患者と医師の会話を分析するために開発されたRIAS(The Roter Interaction Analysis System)を用いて、実際に薬剤師がどのようなコミュニケーションを図っているのか、薬剤師のコミュニケーションの特徴や傾向について検討を行った。分析の結果、薬剤師とSPの発話数の比較では、正の相関がみられた。また、SPの発話数が増えることで、ライフスタイル・心理社会的な話題についてのやり取りが増加する傾向が見られた。今回の結果から、薬剤師が心理社会的なやり取りを行う割合が少ない状況もみられるなど、薬剤師の服薬指導におけるいくつかの特徴が明らかとなった。Chika Nakayama, Shiori Kimata, Taeyuki Oshima, Ayako Kato, Atsumi Nitta |
一般用医薬品の溶出挙動に関する検討:イブプロフェン、d-クロルフェニラミンマレイン酸塩、アンブロキソール塩酸塩配合製剤 |
共著 |
2016年 4月 |
日本薬剤師会雑誌第68巻第4号 |
一般用医薬品の適正使用のための製剤情報の充実を目的に,イブプロフェン,d-クロルフェニラミンマレイン酸塩及びアンブロキソール塩酸塩を含有している一般用医薬品の複合製剤を取り上げ,崩壊試験及び溶出試験をもとに品質評価を行った.その結果,崩壊終了時間は医療用医薬品に比べて有意に遅延し,溶出挙動の立ち上がりも緩やかであったことから,最高血中濃度の低下や有効血中濃度に影響を与える可能性があると示唆された。(p507-p511)宮地佑佳,仲山千佳,加藤文子,大嶋耐之 |
グルコサミン含有サプリメントの製剤学的な特徴について |
共著 |
2016年 8月 |
日本薬剤師会雑誌第68巻8号 |
グルコサミンを含有する製品を対象に品質評価を行った。加えて、N-アセチルグルコサミンを含有する製品のグルコサミンの換算定量法について検討した。グルコサミンを含有する3製品について崩壊試験及び溶出試験を行った。結果は、3製品の立ち上がりにバラつきが認められ、約100%溶出するのに240分を要した。崩壊時間や溶出の立ち上がりが緩徐な点から、これらの製品は最高血中濃度の低下しいては薬効に影響を与えると思われる。(p1351-p1354)加藤文子、芝由布子、宮地佑佳、仲山千佳、大嶋耐之 |
在宅および老人ホームにおける高齢者の服薬状況からみたオーダーメイド服薬補助具の検討 |
共著 |
2018年 8月 |
PHARM TECH JAPAN 第34巻10号 |
服薬時の問題の解決およびコンプライアンスの向上につながることを目的として、現状調査を実施し、よりニーズに合った服薬補助具を開発した。現状調査の結果をもとに、3Dプリンタを用いて、錠剤粉砕器、包装開封器、吸入補助具の作成を行った。今回開発した服薬補助具を検証した結果、時間短縮、不便さの解消が認められた。このような服薬補助具の開発は、在宅患者のコンプライアンス向上につながるとともにしいては健康寿命の延伸の一助になると期待できる。(P1351~P1354)大嶋耐之、宮地佑佳、仲山千佳 |
加速度脈波測定システムを用いた新たなコミュニケーション分析方法の開発~薬剤師のコミュニケーション技法が患者の感情に及ぼす影響について~ |
共著 |
2018年10月 |
日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会誌 第16巻2号 |
本分析方法を用いて薬剤師のコミュニケーションが患者に与える影響を分析し、服薬指導時のコミュニケーションにおける特徴や課題を明らかとする検討を行った。各データにおける高ストレス時点について薬剤師毎、SP毎に分析した結果、SPによってストレスと感じる感情の種類に違いがみられた。また、薬剤師毎の分析では、SPにポジティブな感情を与える傾向にある場合とネガティブな感情を与えがちな場合があるなど、薬剤師によって患者に与える影響に違いが見受けられた。(P13~P21)仲山千佳、宮地佑佳、大嶋耐之 |
健康食品(錠剤・カプセル剤)の崩壊性・溶出性に関する研究:コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、コラーゲン含有製品 |
共著 |
2018年11月 |
日本薬剤師会雑誌 第70巻 |
健康食品の品質情報の充実を目的に、コンドロイチン硫酸、グルコサミン、ヒアルロン酸を含有する製品の崩壊性及び溶出挙動を調査し、その品質評価を実施した。崩壊試験の結果、崩壊時間の遅延や製品間で差が認められ、5時間を超えても崩壊しない製品もあった。溶出試験の結果、コンドロイチン硫酸やグルコサミン含有食品の溶出挙動はすべての製品で溶出の立ち上がりが緩やかであった。ヒアルロン酸含有食品では2時間後において3-12%とほとんど溶出していなかった。(p1475-p1479)宮地佑佳、仲山千佳、加藤文子、大嶋耐之 |
Study of Factors Affecting Medical Incident : 1. Dispensing |
共著 |
2018年12月 |
Pharmacology & Pharmacy No.9 |
人の眼球運動を計測することのできるアイトラッキング技術を用いて薬剤師やSPDの業務内容について調査し、SPD導入の有用性について検討した。薬剤師の方がSPDと比べ「処方せん」「棚・引き出し」の注視比率が高い傾向であった。また瞳孔径の変動についての調査からも、薬剤師は「処方せんをみる」「棚をみる」に着目している結果となった。また、「薬剤」に対する注視比率は約45%とほぼ同じであり、1剤あたりの確認回数や1回あたりの薬剤の注視時間はSPDの方がわずかに多く、ピッキング作業については薬剤師と同様に「薬剤」に対して注意を払っていた。以上の結果より、ピッキング作業についてはSPDを含め調剤機器などでも十分対応が可能であり、薬剤師は処方せん監査、薬剤鑑査、服薬指導などにその職能を発揮すべきであると思われた。(P527-P535)Yuka Miyachi, Chika Nakayama, Kazuyo Nagashiba, Kou Kinoshita, Masayuki Takeuchi, Masafumi Ohnishi, Hiroko Saito, Taeyuki Oshima |
Study of Factors Affecting Medical Incident : 2. Powdered Medication Dispensing |
共著 |
2019年 6月 |
Pharmacology & Pharmacy, No.10 |
散剤調剤を行うベテラン薬剤師とフレッシュ薬剤師に視線計測を行い、その結果から調剤過誤に及ぼす要因を示した。調査の結果、ベテラン薬剤師では「処方せん」を、フレッシュ薬剤師では「散剤監査システムPCの画面」を注視している時間が長いことから、フレッシュ薬剤師の中には、処方せんの内容をチェックせず、散剤監査システムを頼りに調剤していることが考えられた。また、フレッシュ薬剤師では、散剤調剤に関する様々な所作に無駄な動きがみられ、調剤にかかる時間も長かった。以上のことから、調剤準備から秤量、混合そして片付けまでの一連のスムーズな流れ、および調剤スペースを整えるなど、環境要因によるヒューマンエラー防止対策の必要性が明らかとなった。(309-317)Yuka Miyachi, Chika Nakayama, Satomi Funahashi, Hiroyuki Shimada, Masayuki Takeuchi, Masafumi Ohnishi, Hiroko Saito, Taeyuki Oshima |
Study of Factors Affecting Medical Incident : 3. Medicine Inspection |
共著 |
2020年 1月 |
Pharmacology & Pharmacy, No.11 |
鑑査業務を行う病院薬剤師と薬局薬剤師に視線計測を行い、調剤過誤に及ぼす要因を調べた。その結果、薬局薬剤師では病院薬剤師と比較して処方せんの注視比率が低かった。これは薬局薬剤師の方が鑑査時の確認事項(診療報酬の算定や服用歴管理簿、診療報酬、領収書など)が多く、注意力が分散されたことで注視比率が低下し、アクシデント発生率が高かった結果にもつながる可能性が考えられた。(9-16)Yuka Miyachi, Chika Nakayama, Takashi Horiba, Tomoaki Hino, Kazuyo Nagashiba, Miki Kato, Masafumi Ohnishi, Hiroko Saito, Masato Isogai, Nami Sugiura, Keiko Matsuura, Taeyuki Oshima |
題目/演目名等 |
発表年月 |
発表学会名等 |
概要 |
「個人ニーズにあった患者とのコミュニケーション方法の確立-第5報:高齢化に伴う障害者への服薬援助」 |
2000年 3月 |
日本薬学会 第120年会 |
高齢化に伴う障害者に対する接し方について、服薬援助の観点から総合的に個々のケースに応じて検討するとともに高齢化社会における医療現場の対応について考察を加えた。大嶋耐之、北山朱美、田中千隼、院瀬見義弘 |
「高血圧症の薬物療法とQOL」 |
2000年 4月 |
第1回薬物療法QOL研究会学術大会 |
患者の高血圧治療に対する調査を実施し、高血圧症における効果的な薬物療法導入と持続するための方法を検討した。島貫英二、上田忠明、松本有右、平野智也、大嶋耐之 |
「マルチメディア教材を用いた薬剤師のためコミュニケーション教育について」 |
2000年 7月 |
第8回情報教育方法研究会 |
薬学系大学におけるコミュニケーション教育のあり方について種々検討し、具体的なプログラム(教育内容、教材)を提示するとともに、マルチメディア教材を作成した。大嶋耐之、黒澤菜穂子、齋藤浩司、河島進 |
「薬系大学におけるコミュニケーション教育について」 |
2000年 7月 |
第8回クリニカルファーマシーシンポジウム |
薬学系大学におけるコミュニケーション教育のあり方について種々検討し、具体的なプログラム(教育内容、教材)を提示した。プログラムの内容は模擬患者によるロールプレイなど体験学習を多くし、薬剤師また一社会人として必要不可欠な一般教養から接客接遇、カウンセリングについて医療現場に即したコミュニケーション技術、実践問題をシラバス形式で作成した。大嶋耐之、黒澤菜穂子、齋藤浩司、河島進 |
「実務実習における薬局実習の位置づけ-長期薬局実習を実施して」 |
2000年10月 |
第10回日本病院薬学会年会 |
北陸大学における4週間の保険薬局における実務実習の実施状況および今後の課題について発表した。実習内容は、保険調剤、OTC販売、薬局製剤、在宅医療など多岐にわたり、施設の規模、業務内容を配慮すると複数薬局での実習実施が必須となった。宮本悦子、毎田千恵子、大嶋耐之、北陸大学薬学部実務実習委員会 |
「薬剤師のためのコミュニケーション教育について」 |
2000年10月 |
第33回日本薬剤師会学術大会 |
薬学系大学におけるコミュニケーション教育のあり方について種々検討し、具体的なプログラムを提示するとともに、マルチメディア教材を作成した。教育を実施しその方法及び効果について学生を対象にアンケート調査を実施した結果、今後の教育に十分活用でき、コミュニケーション能力の習得度が非常に高まることが示唆された。大嶋耐之、黒澤菜穂子、齋藤浩司、河島進 |
「薬剤師コミュニケーション教育を目的としたマルチメディア教材の開発」 |
2000年10月 |
第10回日本病院薬学会年会 |
薬学系大学におけるコミュニケーション教育のあり方について種々検討し、具体的なプログラム(教育内容、教材)を提示するとともに、マルチメディア教材を作成した。作成した教材を活用した教育方法及び効果について学生を対象にアンケート調査を実施した結果、今後の教育に十分活用できるものと示唆された。黒澤菜穂子、大嶋耐之、齋藤浩司、河島進 |
医薬分業の実態に関する一評価法 |
2000年10月 |
日本社会薬学会 第19年会 |
医薬分業の面への拡がりの現状を把握するための評価法の一つとして、処方箋受入医療機関数に着目し、石川県の進展状況を面の観点から解析し、他県の状況と照らし合わせ比較検討した。大嶋耐之、宮本悦子、徳久和夫 |
地域医療とバイオエシックス教育(第2報)-医療専門職域学生の学年別による医学用語の理解度 |
2000年10月 |
日本社会薬学会 第19年会 |
医療専門職域の学生(福祉学科、看護学科、薬学科)の学年別による医学用語の理解度について調査を実施した。杉田尚寛、山本弘子、高田宗明、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「Development of Multimedia Teaching Material for Pharmacy Education:Communication Skills for Pharmacists」 |
2000年11月 |
The First Joint Japanese-American International Seminar on Multimedia Applications in Higher Education |
薬学系大学におけるコミュニケーション教育のあり方について種々検討し、具体的なプログラムを提示するとともに、マルチメディア教材を作成した。教材はパーソナルコンピュータで自己学習可能な形式で作成した。Kurosawa Nahoko、Oshima Taeyuki、Saito Hiroshi、Kawashima Susumu |
「回転セルを用いた貼付剤の溶出試験」 |
2000年11月 |
第103回日本薬学会北陸支部例会 |
経皮吸収型製剤の評価を目的としたin vitro溶出試験器の作成を試み、市販製剤などを用い試験器の有用性について検討した。山内哲、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「医学用語の理解と啓発(第2報):学校・家庭向け用語小冊子の作成」 |
2000年12月 |
第3回石川緩和医療研究会 |
医学用語を正しく理解するために、学校・家庭向けの用語小冊子を作成した。杉田尚寛、山本弘子、高田宗明、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「高血圧症の薬物療法とQOLⅡ」 |
2001年 1月 |
第2回薬物療法QOL研究会学術大会 |
患者の高血圧治療に対する調査を一般成人に対して実施し、高血圧症における効果的な薬物療法導入と持続するための方法を検討した。島貫英二、大嶋耐之、松本有右、平野智也、上田忠明 |
POPからみた薬剤師職能に関する研究 |
2001年 3月 |
日本薬学会 第121年会 |
POP広告を薬剤師の観点から作成し、既存のPOP広告と比較し、今後の薬剤師職能について考察を加えた。大嶋耐之、竹内亜弥、毎田千恵子、宮本悦子 |
「学部学生の実務実習における「試験・研究」項目の実施-ジェネリック薬の品質試験-」 |
2001年 3月 |
日本薬学会 第121年会 |
塩酸アンブロキソール、ウルソデオキシコール酸、アセトアミノフェンを対象薬剤として、溶出試験、重量偏差、硬度についてジェネリック品の品質試験を実施した。中野修、毎田千恵子、福本健吾、藤井豪朗、藤巻裕美、山内哲、大嶋耐之、宮本悦子 |
「薬学教育におけるEarly Exposure-1年次生における病院見学の位置付け-」 |
2001年 3月 |
日本薬学会 第121年会 |
北陸大学1年次生のearly exposureについて報告した。「学ぶための位置づけ」として、1年次生後期に金沢医科大学病院薬剤部の見学を実施し、病院見学の有用性が示唆された。宮本悦子、大嶋耐之、毎田千恵子、西尾眞友、北陸大学薬学部実務実習委員会 |
「Activity of Assembly to Improving QOL in Drug Therapy (QOLD)」 |
2001年 4月 |
International Society for Quality of Life Research Pan-Pacific Conference |
薬物療法において、その効果を単に薬効というデータのみではなく、患者個々の生活の質の改善という指標で検証する場として、1999年4月に発足した「薬物療法QOL研究会」の活動経緯、課題研究、市民フォーラムについて報告した。Oshima Taeyuki、Murata Masahiro、QOLD (Assembly to Improving QOL in Drug Therapy) |
「POPからみた薬剤師職能に関する研究 Ⅱ.一般用医薬品のPOP制作」 |
2001年 5月 |
医療薬学フォーラム2001 |
POP広告を薬剤師の観点から作成し、既存のPOP広告と比較し、今後の薬剤師職能について考察を加えた。大嶋耐之、竹内亜弥、毎田千恵子、宮本悦子 |
「The Universal Booklet for Bioethics Education」 |
2001年 7月 |
The 3rd East Asia Conference on Developing Clinical Pharmacy Practice and Education |
医学用語の理解に対する啓発活動の一環としてバリアフリーを意識した教材(冊子)の作成を試みた。誰でもがわかるような絵本形式で「緩和ケア」をテーマにした。視覚障害者のために立体コピー機で絵の部分を立体化し、文字部分は点字ラベラーで冊子に貼付した。音声についてはパネルスピーカーを用い、TEXTで作成した音声を入力し、手動で冊子内容を順じ、視聴できるものとした。Oshima Taeyuki、Nagai Naomi、Kobayashi Sachiko、Kamo Maki、Komatsu Akiko、Maida Chieko、Etsuko Miyamoto、Nohiro Sugita |
「地域医療とバイオエシックス教育(第3報)医学用語啓発のためのバリアフリー冊子作成」 |
2001年 9月 |
第11回日本医療薬学会年会 |
バリアフリー教材の作成を目的に、冊子に、点字、立体画、音声を同時に組み込み、その評価を行った。宮本悦子、大嶋耐之、毎田千恵子、長井奈緒美、賀茂真輝、小松昭子、小林幸子、杉田尚寛 |
「地域医療とバイオエシックス教育(第4報)バリアフリー冊子を通した薬剤師活動」 |
2001年10月 |
第34回日本薬剤師会学術大会 |
ユニバーサルな観点から、バイオエシックス教育に使用する教材を作成し、地域における薬剤師の役割を検討した。大嶋耐之、賀茂真輝、小松昭子、小林幸子、長井奈緒美、毎田千恵子、宮本悦子、杉田尚寛 |
「地域医療とバイオエシックス教育(第5報)薬学生学年別による介護・在宅医療用語の理解度」 |
2001年10月 |
第34回日本薬剤師会学術大会 |
バイオエシックス教育の一環として、医学用語の啓発活動を通して教育の実践・貢献を目的に薬学領域の学年別の学生を対象に介護・在宅医療用語の理解度を調査した。杉田尚寛、高田宗明、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「地域医療とバイオエシックス教育(第6報)薬物乱用防止のためのバリアフリー冊子の作成」 |
2001年10月 |
日本社会薬学会第20年会 |
中学生、一般人、薬学学生、看護学生などを対象に、向精神薬、睡眠薬などの用語に対して、理解度の調査を行うとともに、薬物乱用防止活動用の冊子の作成を試みた。杉田尚寛、長井奈緒美、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「薬の説明における薬剤師と患者のギャップ」 |
2001年10月 |
第34回日本薬剤師会学術大会 |
薬の説明における薬剤師と患者のギャップを調査し、いかにギャップが存在し、どのように対処していくべきかの考察を加えた。竹内尚子、野澤充、大嶋耐之、村田正弘、薬物療法QOL研究会 |
「薬物療法QOL研究会の取り組み」 |
2001年10月 |
日本社会薬学会第20年会 |
薬物療法QOL研究会の活動を報告するとともに、この活動を通じての薬剤師職能に関する考察を加えた。竹内尚子、野澤充、大嶋耐之、村田正弘、薬物療法QOL研究会 |
「地域治療とバイオエシックス教育-医学用語(PEG・在宅栄養など)の理解と啓発」 |
2001年11月 |
第3回北陸PEG・在宅栄養研究会 |
中学生、一般人、薬学学生、看護学生などを対象に、PEG、在宅医療などの用語に対して、理解度の調査を行うとともに、医学用語を理解するための冊子の作成を試みた。杉田尚寛、山岸正美、奥村義治、中泉治雄、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「高血圧症の薬物療法とQOLⅢ」 |
2002年 1月 |
第3回薬物療法QOL研究会学術大会 |
高血圧に関する基本的知識、高血圧の治療経験、本人が希望する治療方法に関するアンケート調査を実施し、市民の高血圧に関する理解度・関心度を調査した。島貫英二、大嶋耐之 |
「MSWord文書を基本とした薬剤師国家試験自習システムの構築」 |
2002年 3月 |
日本薬学会 第122年会 |
薬剤師国家試験及びその解説など薬学部教育教材資料を電子化し、学内LAN装置を用い、各端末機で学生がいつでも自習できるシステムを構築した。中川重雄、大嶋耐之、北陸大学薬学部国家試験対策小委員会 |
「医薬品情報マルチプラットフォーム(i-NAP)の開発」 |
2002年 3月 |
日本薬学会 第122年会 |
医薬品情報のノーマライゼーションを目的に医薬品情報マルチプラットフォームを考案し、有用性について評価した。大嶋耐之、毎田千恵子、宮本悦子、杉村詩朗、水村峯夫、伊藤昭一 |
「経皮適用型製剤の溶出試験法に関する検討」 |
2002年 3月 |
日本薬剤学会 第17年会 |
放出膜として人工膜およびラット剥離皮膚を用い、ケトプロフェン含有の各種市販経皮適用型製剤からの薬物放出性を測定し、試験器の有用性について評価した。毎田千恵子、長井奈緒美、石崎真由美、大嶋耐之、宮本悦子 |
「貼付剤の溶出試験器の検討」 |
2002年 3月 |
日本薬学会 第122年会 |
ケトプロフェン含有製剤数種を用い薬物の放出性と幕透過性の両面から試験器の有用性を評価した。長井奈緒美、石崎真由美、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「Tne Universal Booklet for Bioethics Education」 |
2002年 9月 |
FIP's 62nd World Congress |
医学用語の理解に対する啓発活動の一環としてバリアフリーを意識した教材の作成を試みた。バイオエシックス教育絵本「緩和ケア」をテーマにした。視覚障害者のために絵の部分は点図ソフトを用い立体化し、文字部分は点訳ソフトで点訳したテキストを点字プロッターで印刷した。音声はパネルスピーカーを用い音声を入力した。Oshima Taeyuki、Nagai Naomi、Kobayashi Sachiko、Kamo Maki、Komatsu Akiko、Maida Chieko、Etsuko Miyamoto、Nohiro Sugita |
「地域医療とバイオエシックス教育(第7報)-チーム医療・地域医療・教育に活躍する冊子「メディおばさんの木陰で」」 |
2002年10月 |
第42回北陸信越薬剤師学術大会 |
PEG、在宅医療などの医学用語を理解するための冊子の作成し、医療現場、教育現場での有用性について評価検討した。杉田尚寛、奥村義治、高田宗明、中泉治雄、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「薬の説明における薬剤師と患者のギャップ-東京地区と西宮地区のアンケート調査から」 |
2002年10月 |
第12回日本医療薬学会年会 |
薬に関して市民が求める情報と薬剤師が提供する情報のギャップの地域差や共通性を検証するとともに、今後の薬剤情報提供の在り方について考察した。道下佳子、安部好弘、竹内尚子、村田正弘、大嶋耐之、薬物療法QOL研究会 |
「薬学教育におけるearly exposure(第2報)-1年次生における病院見学の位置づけ」 |
2002年10月 |
第12回日本医療薬学会年会 |
北陸大学1年次生のearly exposureの必修化について報告した。「薬学を学ぶための位置づけ」として、1年次生後期に金沢医科大学病院薬剤部の見学を実施し、その有用性について検討した。宮本悦子、大嶋耐之、毎田千恵子、西尾眞友、北陸大学薬学部実務実習委員会 |
「薬学生保険薬局実習必修化の取り組み」 |
2002年10月 |
第35回日本薬剤師会学術大会 |
北陸大学における薬学生保険薬局実習必修化の実施について報告した。大嶋耐之、毎田千恵子、宮本悦子、北陸大学薬学部実務実習委員会 |
「薬局窓口における家族への服薬説明に関するアンケート調査-特に小児科領域について」 |
2002年10月 |
第35回日本薬剤師会学術大会 |
医薬品適正使用に向け、よりよい服薬説明の在り方を検討する目的で、小児科領域に限って、調剤薬受領時に服薬時の問題などをアンケート調査し、問題点の抽出を実施した。堀江浩一、後藤泰子、上荷裕広、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「バリアフリー冊子を活用した医学用語の啓発活動-PEGの啓発」 |
2002年11月 |
第4回北陸PEG・在宅栄養研究会 |
PEG、在宅医療などの医学用語を理解するための冊子の作成し、市民への有用性について評価検討した。杉田尚寛、山岸正美、奥村義治、中泉治雄、橋本真由美、長井奈緒美、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「医学用語啓発のためのバリアフリー冊子作成を通したバイオエシックス教育の試み」 |
2002年11月 |
第4回子どもの心・体と環境を考える会学術大会 |
PEG、在宅医療などの医学用語を理解するための冊子の作成し、教育現場での有用性について評価検討した。宮本悦子、大嶋耐之、毎田千恵子、長井奈緒美、橋本真由美、杉田尚寛、栢野真佐子、高田宗明 |
「地域医療とバイオエシックス教育(第8報)-介護・在宅医療(PEG)用のバリアフリー冊子の作成」 |
2002年11月 |
日本社会薬学会第21年会 |
地域住民を対象に介護・在宅医療にかかわる用語の理解度の調査結果のもと、「介護・在宅医療」を地域住民・学生などにも広く理解でき、医療スタッフらにも患者・家族の説明の際に活用できる「PEG」冊子を試みた。杉田尚寛、山岸正美、奥村義治、橋本真由美、長井奈緒美、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「高血圧症の薬物療法とQOL Ⅳ」 |
2003年 1月 |
第4回薬物療法QOL研究会学術大会 |
「高血圧の薬物治療とQOL」を研究するために、高血圧の未治療率とその患者背景について調査研究を実施した。島貫英二、大嶋耐之 |
「一般用医薬品医薬情報データベースの作成」 |
2003年 3月 |
日本薬学会 第123年会 |
一般用医薬品の適切な情報を生活者に提供するための医療用医薬品との相互作用、禁忌症、危険性、作用機序、対処法に関するデータベースの作成を試みた。武井政陛、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「医療過誤・誤用防止を目的とした医療用医薬品の大きさ・形状に関する実態調査」 |
2003年 3月 |
日本薬学会 第123年会 |
医療過誤防止を目的として、医療用薬品の錠剤・カプセル剤の大きさ、形状について実態調査を実施した。大嶋耐之、堀真也、毎田千恵子、宮本悦子 |
「患者QOL向上のための医薬品の適正使用に関する研究(第1報):不眠症患者」 |
2003年 3月 |
日本薬学会 第123年会 |
睡眠薬の適正使用の観点から、医療現場における実態調査を行い、現状の問題点について検討を加えた。大嶋耐之、白井良枝、毎田千恵子、宮本悦子、西田衣里、前田忠士、河村嘉信、院瀬見義弘、中谷浩子、牧田晃子、森昌平、薬物療法QOL研究会 |
「患者QOL向上のための医薬品の適正使用に関する研究(第2報):便秘症患者」 |
2003年 3月 |
日本薬学会 第123年会 |
下剤使用について実態調査を行い、医薬品の適正使用について検討を加えた。大嶋耐之、川口文子、毎田千恵子、宮本悦子 |
「経皮適用型製剤の溶出試験器の検討(第6報):インドメタシン含有製剤」 |
2003年 3月 |
日本薬学会 第123年会 |
消炎鎮痛を目的とした市販経皮適用型製剤からの薬物放出性および透過性を人工膜および生体膜を用いて比較することにより、試験器の有用性に関する評価を行った。毎田千恵子、長井奈緒美、大嶋耐之、宮本悦子 |
「経皮適用型製剤の溶出試験器の検討(第7報):消炎鎮痛剤の比較」 |
2003年 3月 |
日本薬学会 第123年会 |
市販のインドメタシン含有パップ剤について薬物の放出性に関する検討を行った。石崎真由美、門平真和、山野井春奈、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「経管栄養患者における医薬品の適正使用に関する研究(第1報):内用固形製剤投与時の問題点」 |
2003年 3月 |
日本薬学会 第123年会 |
経管への内用固形製剤投与時における問題点について一中小病院の事例をもとに検討した。武藤浩司、金森和夫、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「経皮適用型製剤の溶出試験器の検討(第8報)-溶出試験条件の影響について-」 |
2003年 4月 |
日本薬剤学会第18年会 |
薬物の放出に影響を及ぼす因子について、市販のケトプロフェン含有製剤を用い、検討を行い、試験器の評価を行った。毎田千恵子、長井奈緒美、門平真和、山野井春奈、大嶋耐之、宮本悦子 |
「一般用医薬品医薬情報データベースの構築とその有用性について」 |
2003年 6月 |
第6回日本医薬品情報学会 |
薬剤師が一般用医薬品の適切な情報を生活者に提供するため医療用医薬品との相互作用、禁忌症、危険性、作用機序、対処法に関するデータベースの構築を試みた。武井政陛、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「Development of drug information multi-platform “i-NAP”」 |
2003年 9月 |
FIP's 63nd World Congress |
医薬品情報のノーマライゼーションを目的に医薬品情報マルチプラットフォーム(i-NAP)を考案した。また、試作品を作成しその有用性について検討した。Oshima Taeyuki、Maida Chieko、Miyamoto Etsuko、Sugiurra Shiro |
「インドメタシン含有経皮適用型製剤の評価について」 |
2003年 9月 |
第13回日本医療薬学会年会 |
市販インドメタシン含有軟膏剤、テープ剤及びパップ剤をもちいて薬物放出性の検討、粘着力試験を合わせて実施し、製剤の総合的評価を行った。石崎真由美、溝口恵、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「経管栄養患者における医薬品の適正使用に関する研究(第2報):与薬業務の問題点とその対応」 |
2003年 9月 |
第13回日本医療薬学会年会 |
経管栄養患者における与薬業務について、医療従事者のヒューマンエラー業務負担の観点から、粉砕調剤と簡易懸濁法を比較検討した。武藤浩司、加藤英樹、金森和夫、川口文子、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「薬学部学生実務実習における「試験・研究項目」の実施から-後発医薬品への切り替えにおける品質評価について」 |
2003年 9月 |
第13回日本医療薬学会年会 |
酢酸クロルプロマジノンを対象薬剤として、溶出試験、重量偏差、硬度について先発品、ジェネリック品の品質試験を実施した。結果は金沢社会保険病院の採用の参考となった。本人は、本研究の企画、実施、分析の部分を担当した。中野修、郡司聖子、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 総発表者数5名 |
「医薬品情報マルチプラットフォーム(i-NAP)のシステム構築」 |
2003年10月 |
第36回日本薬剤師会学術大会 |
医薬品情報のノーマライゼーションを目的に医薬品情報マルチプラットフォームを考案し、有用性について評価した。大嶋耐之、毎田千恵子、宮本悦子、杉村詩朗、小坂博臣 |
「地域医療とバイオエシックス教育(第9報)-視覚障害者から見たバリアフリー冊子について」 |
2003年10月 |
第36回日本薬剤師会学術大会 |
作成したバリアフリー冊子の教材としての評価、問題点の抽出、啓発活動用のツールとしての使用の可否を、障害者施設で調査を実施した。宮本悦子、橋本真由美、岡島千佳、毎田千恵子、大嶋耐之、杉田尚寛 |
「一般用医薬品医薬情報データベースの構築とその有用性」 |
2003年11月 |
セルフメディケーション推進学術フォーラム第1年会 |
薬剤師が一般用医薬品の適切な情報を生活者に提供するため医療用医薬品との相互作用、禁忌症、危険性、作用機序、対処法に関するデータベースの構築を試みた。大嶋耐之、武井政陛、毎田千恵子、宮本悦子 |
「地域医療とバイオエシックス教育(第10報)-薬学生学年ごとにおける医療用語の理解度変化について」 |
2003年11月 |
日本社会薬学会第22年会 |
小冊子の製作・配布・活用を通して医療用語の理解度がどのように変わっていくか、また教育課程によって用語の認識と理解度がどのように変わっていくかを追跡調査した。杉田尚寛、高田宗明、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「薬学生の喫煙に関する意識調査」 |
2003年11月 |
日本社会薬学会第22年会 |
薬学生の喫煙に関する意識調査を実施し、今後の履修内容の検討、啓発活動について検討を加えた。宮本悦子、毎田千恵子、大嶋耐之 |
「バリアフリー教材「メディおばさんの木陰で」」 |
2003年12月 |
第5回子どもの心・体と環境を考える会学術大会 |
PEG、在宅医療などの医学用語を理解するためのバリアフリー冊子を作成し、現場での有用性について評価検討した。宮本悦子、岡島千佳、毎田千恵子、大嶋耐之、杉田尚寛、高田宗明、栢野真佐子 |
「コンプライアンス向上を目的とした内容固形製剤の大きさ・形状に関する調査」 |
2004年 3月 |
日本薬学会 第124年会 |
大学生と60歳以上の高齢者を対象に内用固形製剤の大きさや形状について、飲みやすさ、つまみやすさの検討を行った。堀真也、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「一般用医薬品医薬情報データベースの有用性評価」 |
2004年 3月 |
日本薬学会 第124年会 |
作成した一般用医薬品情報データベースを利用し、その有用性について評価した。大嶋耐之、武井政陛、毎田千恵子、宮本悦子 |
「経皮適用型製剤の評価に関する検討:ケトプロフェン含有製剤」 |
2004年 3月 |
日本薬学会 第124年会 |
ケトプロフェン含有製剤について処方変更あるいは放送変更前後における製剤からの薬物の放出性および粘着力を測定し、新球製剤について比較検討を行った。毎田千恵子、溝口恵、石崎真由美、長井奈緒美、大嶋耐之、宮本悦子 |
「Research on the in vitro method of drug release from topical formulations」 |
2004年 5月 |
Pharmaceutical Sciences World Congress 2004 |
経皮適用製剤の評価を目的とし、in vitro放出試験器の作成を試み、各種市販製剤を用いて試験器の有用性について検討した。その結果、製剤からの薬物の放出は直線的な挙動を示し、製剤の特性を反映した結果を示した。また、本試験器はin vitroでの製剤間の比較検討に用いることが可能であることが示唆された。本人は、本研究の企画、分析の部分を担当した。MIYAMOTO Etsuko、MAIDA Chieko、OSHIMA Taeyuki、NAGAI Naomi、ISHIZAKI Mayumi 総発表者数6名 |
「地域医療とバイオエシックス教育(第11報)-教育と医療用語の理解度について」 |
2004年 9月 |
第12回日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会 |
バイオエシックスの啓発活動により、用語の理解度がどのように変化したか、地域医療、教育にどのように関わっているのかという点について、薬学生を対象に入学時から学年の新球を追って調査を実施し、今後の活動の在り方について検討した。杉田尚寛、高田宗明、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「患者QOL向上のための医薬品の適正使用に関する研究(第3報):下剤について」 |
2004年10月 |
第37回日本薬剤師会学術大会 |
下剤使用患者におけるQOL向上を目的として、アンケート調査を実施し、医薬品の適正使用の観点から検討を加えた。大嶋耐之、徳永智子、毎田千恵子、宮本悦子 |
「経皮適用型製剤の総合評価について:硝酸イソソルビド含有製剤の比較検討」 |
2004年10月 |
第14回日本医療薬学会年会 |
硝酸イソソルビド製剤の先発・後発医薬品数種について放出試験、粘着力試験により、医薬品の同等性について比較検討を行った。毎田千恵子、鈴木章江、宮岸槙子、大嶋耐之、宮本悦子、山本吉章、山谷明正、宮河哲夫 |
「経皮適用型製剤の総合評価について:粘着力試験法の検討」 |
2004年10月 |
第14回日本医療薬学会年会 |
薬物の放出性と粘着性から経皮適用型製剤の総合評価を行うことを目的に、簡便な粘着力試験装置の試作を試み、その有用性の評価を行った。溝口恵、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子、山本吉章、山谷明正、宮河哲夫、小原勇 |
「経皮適用型製剤の総合評価にむけて:ケトプロフェン製剤の官能性について」 |
2004年10月 |
第14回日本医療薬学会年会 |
各種ケトプロフェン含有貼付剤の粘着力、清涼感、伸縮性、剥離感、皮膚刺激性を比較検討し、官能性評価と物理学的試験の関連について調査した。山本吉章、能村涼子、山谷明正、松本修一、宮河哲夫、溝口恵、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「経管栄養患者における医薬品の適正使用に関する研究(第3報):簡易懸濁法における先発・後発医薬品の比較」 |
2004年10月 |
第14回日本医療薬学会年会 |
先発医薬品および後発医薬品について溶出試験、簡易懸濁法、栄養チューブの通過性を測定し、品質評価および簡易懸濁法の適否について検討した。川口文子、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子、武藤浩司、加藤英樹、金森和夫 |
「コンプライアンス向上を目的とした内用固形製剤の大きさ・形状に関する調査(第2報):硬カプセル剤」 |
2004年11月 |
第37回北陸信越薬剤師学術大会 |
医療用医薬品の高カプセル剤について大きさの実態調査を行うとともにその大きさについて飲みやすさ、摘まみやすさに関する検討を行った。堀真也、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子 |
「経管栄養患者における医薬品の適正使用に関する研究(第4報):簡易懸濁法の検討」 |
2004年11月 |
第6回北陸PEG・在宅栄養研究会 |
市販製剤を用い、経管投与における簡易懸濁法の有用性の検討を行った。川口文子、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子、武藤浩司、加藤英樹、金森和夫 |
「薬物放出性と粘着性からみた経皮適用型製剤の総合評価」 |
2004年12月 |
第111回日本薬学会北陸支部例会 |
製剤情報の充実へ向け、薬物放出性と粘着性から総合的評価を試みた。溝口恵、今村政信、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子、山本吉章、山谷明正、宮河哲夫、小原勇 |
「医薬品の品質に関する研究-造影剤イオパミドールとイオヘキソールについて」 |
2005年 8月 |
日本薬学会 第125年会 |
非イオン性造影剤イオパミドール、イオヘキソールについての数種の市販製剤について、製品間、製品内間の品質について検討を行った。李明瑞、脇屋義文、毎田千恵子、大嶋耐之、宮本悦子、政田幹夫 |
「経管栄養患者における医薬品の適正使用に関する研究(第5報):簡易懸濁法導入における薬局業務内容の変動」 |
2005年 8月 |
日本病院薬剤師会関東ブロック第35回学術大会 |
簡易懸濁法を導入することにより薬局業務がどのように推移したかを検証し、簡易懸濁法の有用性について評価を行った。大山真代、加藤英樹、武藤浩司、金森和夫、大嶋耐之、毎田千恵子、宮本悦子 |
「Development of drug information database for nonprescription drugs and supplements」 |
2005年 9月 |
FIP's 65nd World Congress |
薬剤師が一般用医薬品とサプリメントの適切な情報を生活者に提供するため医療用医薬品との相互作用、禁忌症、危険性、作用機序、対処法に関するデータベースの構築を試みた。T.Oshima |
「セルフメディケーション-職域別にみた考えと実践(パネルディスカッション)」 |
2005年 9月 |
第3回日本セルフメディケーション学会 |
教育の立場から見たみたセルフメディケーションの考え方と教育内容について私見を発表した。大嶋耐之 |
「コンプライアンス向上を目的とした内用固形製剤の大きさ・形状に関する調査(第3報):関節リウマチ患者」 |
2005年10月 |
第15回日本医療薬学会年会 |
関節リウマチ患者を対象に大きさ、形状に関する嗜好性調査を実施し、飲みやすさ、摘まみやすさの観点から検討を行った。大嶋耐之、堀真也、毎田千恵子、脇屋義文、宮本悦子、角紀一郎、河村嘉信、院瀬見義弘、尾島朋宏 |
「サプリメントの適正使用のための一般用医薬品医薬情報データベースの活用について」 |
2005年10月 |
第38回日本薬剤師会学術大会 |
サプリメントの適切な情報を生活者に提供するため、サプリメントの期待される効果、相互作用、禁忌症、危険性などに関するデータベースの構築を試みた。大嶋耐之、井上絵里、毎田千恵子、宮本悦子 |
「経管栄養患者における医薬品の適正使用に関する研究(第6報):簡易懸濁法による薬物投与と治療効果に関する検討」 |
2005年10月 |
第15回日本医療薬学会年会 |
簡易懸濁法を用いてイベルメクチンを経管栄養患者に投薬し、その治療効果を検討した。武藤浩司、大山真代、金森和夫、大嶋耐之、毎田千恵子、宮本悦子 |
「医療過誤に及ぼす要因解析に関する研究:1.医薬品ピッキング作業について」 |
2006年 9月 |
第16回日本医療薬学会年会 |
医薬品のピッキング作業における調剤ミスに及ぼす要因を探求するために、視線計測実験を実施した。大嶋耐之、斎藤真、打田美香、鈴木裕二、黒野俊介、高桑勇次、長谷川高明 |
「医療過誤に及ぼす要因解析に関する研究:2.調剤後鑑査作業について」 |
2006年10月 |
第39回日本薬剤師会学術大会 |
調剤薬の鑑査作業における調剤ミスに及ぼす要因を探求するために、視線計測実験を実施した。大嶋耐之、斎藤真、打田美香、鈴木裕二、黒野俊介、高桑勇次、長谷川高明 |
「Study on Risk Management of Drugs in the Hospital Pharmacy: Dispensing and Final Inspection」 |
2006年11月 |
The 21st Congress of Federation of Asian Pharmaceutical Associations |
医薬品のピッキング作業と鑑査作業における調剤ミスに及ぼす要因を探求するために、視線計測実験を実施した。T.Oshima、Shin Saito、Mika Uchida、Yuji Suzuki、Shunsuke Kurono、Yuji Takakuwa、Takaaki Hasegawa |
「医療過誤に及ぼす要因解析に関する研究:3.ピッキング作業における経験年数」 |
2007年 3月 |
日本薬学会 第127年会 |
医薬品のピッキング作業における調剤ミスに及ぼす要因を視線計測実験から探求し、その対応策を検討した。大嶋耐之、斎藤真、打田美香、今泉佐和子、大西正文、高桑勇次、長谷川高明 |
「医療過誤に及ぼす要因解析に関する研究:4.法におけるヒューマンエラーの分析」 |
2007年 7月 |
第10回日本医薬品情報学会学術大会 |
FTA法を用い、薬剤部領域における医療事故事例の原因を論理的に究明し、安全性評価、今後の防止策へとつなげることを目的に検討を行った。大嶋耐之、斎藤真、山森美幸、黒野俊介、高桑勇次、長谷川高明 |
「医療過誤に及ぼす要因解析に関する研究:5.鑑査作業における経験年数」 |
2007年 9月 |
第17回日本医療薬学会年会 |
調剤薬の鑑査作業における調剤過誤に及ぼす要因を視線計測実験から探求し、その対応策を検討した。大嶋耐之、斎藤真、打田美香、今泉佐和子、大西正文、高桑勇次、長谷川高明 |
「医療過誤に及ぼす要因解析に関する研究:6.過誤事例にみる要因解析」 |
2007年10月 |
第40回日本薬剤師会学術大会 |
医薬品のピッキング作業における過誤事例をもとに、視線計測実験からその要因を解析し、その対応策を検討した。大嶋耐之、斎藤真、打田美香、今泉佐和子、大西正文、高桑勇次、長谷川高明 |
「早期体験学習の現状と課題:早期体験学習と薬学PBL」 |
2007年12月 |
平成19年度日本薬学会東海支部教育シンポジウム |
金城学院大学薬学部における早期体験学習の現状と課題について、問題解決型教育の一環として実践しているPBL教育の先行教育も含めて発表した。網岡克雄、大嶋耐之、中尾誠、矢野玲子、安藤裕明、片山肇 |
「金城学院大学薬学部における実務実習事前実習への取り組み」 |
2007年12月 |
教育フォーラム2007 |
金城学院大学薬学部における実務実習の事前学習の取り組みについて発表した。水谷秀樹、網岡克雄、大嶋耐之、中尾誠、矢野玲子、林弥生、安藤裕明、片山肇 |
「「おあしす」SP研究会の取り組みについて」 |
2008年 3月 |
日本薬学会 第128年会 |
薬剤師のコミュニケーション能力の向上を目指し、模擬患者参加型のコミュニケーショントレーニングを実施することを目的としたSP養成の研究会を発足した。大嶋耐之、岡島千佳、川口文子 |
「Study on Risk Management of Drugs in the Hospital Pharmacy: Influence of Experience of the Pharmacist To Dispensing」 |
2008年 9月 |
68st International Congress of FIP |
医薬品のピッキング作業における調剤ミスに及ぼす要因を探求するために、視線計測実験を実施し、薬剤師の経験年数の違いによる要因についても模索した。T.Oshima、Shin Saito、Mika Uchida、Sawako Imaizumi、Masafumi Onishi、Yuji Takakuwa、Takaaki Hasegawa |
「一般用医薬品の適正使用に関する研究(第1報):アゼラスチン塩酸塩製剤について」 |
2008年 9月 |
第18回日本医療薬学会年会 |
一般用医薬品の適正使用のための製剤情報の充実を目的に第一類医薬品である塩酸アゼラスチンをとりあげ、溶出試験による品質評価を実施した。川口文子、豊吉絵里香、水野瞳、岡島千佳、大嶋耐之 |
「バーチャル薬局開設から学ぶ医薬品・薬剤師業務(2)-POP広告作成を通して学ぶセルフメディケーション」 |
2008年10月 |
第6回日本セルフメディケーション学会 |
薬局の役割や業務内容、医薬分業の意義、セルフメディケーションなどに関する基本的知識を習得するためにPowerPointを用いたバーチャル(仮想)薬局を開設し、その教育効果への評価を行った。宮本悦子、中川重雄、山田豊、大柳賀津夫、河崎屋秀敏、毎田千恵子、大嶋耐之 |
「一般用医薬品の適正使用に関する研究(第2報):ファモチジン製剤について」 |
2008年10月 |
第41回日本薬剤師会学術大会 |
第一類医薬品に指定されているファモチジンを主成分とする一般用医薬品について、溶出挙動および崩壊時間を医療用医薬品の先発医薬品および後発医薬品と比較検討し、溶出性、崩壊性の面から品質評価を行った。大嶋耐之、高山綾乃、早川綾香、岡島千佳、川口文子 |
「一般用医薬品の適正使用に関する研究(第3報):シメチジン製剤について」 |
2008年10月 |
第6回日本セルフメディケーション学会 |
一般用医薬品の適正使用のための製剤情報の充実を目的に第一類医薬品であるシメチジン製剤をとりあげ、溶出試験による品質評価を実施した。岡島千佳、早川綾香、川口文子、大嶋耐之 |
「一般用医薬品の適正使用に関する研究(第4報):クロルフェニラミンマレイン酸塩製剤について」 |
2008年10月 |
第6回日本セルフメディケーション学会 |
第一類医薬品に指定されているクロルフェニラミンマレイン酸塩配合剤の一般用医薬品について、溶出挙動および崩壊時間を医療用医薬品の先発医薬品および後発医薬品と比較検討し、溶出性、崩壊性の面から品質評価を行った。川口文子、宮地佑佳、柴田佳菜子、岡島千佳、大嶋耐之 |
「一般用医薬品の適正使用に関する研究(第5報):イブプロフェン製剤について」 |
2009年 3月 |
日本薬学会 第129年会 |
第一類医薬品に指定されているイブプロフェンを主成分とする一般用医薬品について、溶出挙動および崩壊時間を医療用医薬品の先発医薬品および後発医薬品と比較検討し、溶出性、崩壊性の面から品質評価を行った。川口文子、宮地佑佳、岡島千佳、大嶋耐之 |
「逐語録を用いたSPのフィードバック学習の取り組みについて」 |
2009年 3月 |
日本薬学会 第129年会 |
模擬患者を用いた教育方法で、ロールプレイの内容をビデオに撮り、その逐語禄を起こした。後日それらを用いたフィードバック学習により、そのセッションでポイントとなる場面の把握が容易となり、問題点が明確になり、学習者は今後につながる具体的な方策を得ることができた。大嶋耐之、岡島千佳、川口文子、おあしすSP研究会 |
「薬剤師を対象としたコミュニケーション学習の実践」 |
2009年10月 |
第19回日本医療薬学会年会 |
薬剤師のコミュニケーション能力の向上を目指し、現場の事例からシナリオを作成し、模擬患者参加型のコミュニケーション学習を実施した。この学習法はより現場に即した演技のリアリティーさを増し、薬剤師が現場の臨場感ある接遇を訓練することが可能となり、今後の卒後教育にも活かせることが示唆された。大嶋耐之、加藤文子、仲山千佳 |
「地域医療とバイオエシックス教育(第12報)-医療用語の啓発を目的とした教材作成」 |
2010年 3月 |
日本薬学会第130年会 |
数種のユニバーサル教材を作成し、医学用語の啓発活動を実施してきた。活動開始から10年が経過し、これまで作成してきたきょうじアについて、内容、必要性について調査を行った。その結果、必要性は認められたものの改善点も見受けられ、用語の理解度の差あるいはサイズの検討など今後に活かしていくつもりである。宮本悦子、毎田千恵子、杉田尚寛、脇屋義文、大嶋耐之 |
「薬剤師を対象としたコミュニケーション学習の実践(第2報):逐語録を用いた参加型学習の試み」 |
2010年 3月 |
日本薬学会第130年会 |
薬剤師のコミュニケーション能力の向上を目指し、模擬患者参加型のコミュニケーション学習を実施し、より現場薬剤師の意識改革ができるような方法を模索した。今後は、卒後教育の一環として、地域薬剤師会などに働きかけ、患者中心の医療に貢献できるよう学習方法の構築を図っていきたい。大嶋耐之、加藤文子、仲山千佳 |
「Communication Learning Program for Pharmacists」 |
2010年 9月 |
70th International Congress of FIP |
薬剤師のコミュニケーション能力の向上を目指し、模擬患者参加型のコミュニケーション学習を実施し、より現場薬剤師の意識改革ができるような方法を模索した。今後は、卒後教育の一環として、地域薬剤師会などに働きかけ、患者中心の医療に貢献できるよう学習方法の構築を図っていきたい。Taeyuki Oshima、Ayako Kato、Chika Nakayama |
「患者とのコミュニケーション構築に関する(第1報):薬局における患者接遇に関する調査から」 |
2010年10月 |
第43回日本薬剤師会学術大会 |
薬局における患者とのコミュニケーション能力の向上と薬局全体の患者接遇改善を目的として、患者接遇に関する実態調査を実施した。このニーズ調査から、より具体的な接遇改善策を検討し、地域薬局が患者とのより良い信頼関係を築くことができるよう活用していきたい。仲山千佳、猪飼静香、加藤文子、中村百合子、米川由起子、小林竜也、西井政彦、上村武、山口眞人、大嶋耐之 |
「患者とのコミュニケーション構築に関する研究(第2報):焦点の違いからみた保険薬局・薬剤師の資質」 |
2010年11月 |
第20日本医療薬学会年会 |
模擬患者参加型接遇学習を通して、薬剤師の焦点の違いが患者に与える影響及びそこから見えてきた薬局・薬剤師の資質・機能の問題点について検討した。ハード・ソフト面での資質向上が、患者に必要なより良い医療の実現に貢献できるものであり、今後はその改善に向けて継続した取り組みが必須であると考えられた。大嶋耐之、仲山千佳、猪飼静香、加藤文子、山口眞人、中村百合子、米川由起子、小林竜也、西井政彦、上村武 |
「患者とのコミュニケーション構築に関する研究(第3報):患者満足度調査のあり方について」 |
2010年11月 |
第20日本医療薬学会年会 |
薬局における患者満足度向上を目的として、コミュニケーション学習を実施し、その学習効果について患者満足度調査を用いて検証した。その結果、学習効果の検証で患者満足度調査を指標にする場合は、様々な要因を系統立て統一化する必要があり、患者満足度を反映する新たな指標作りが必要であると思われた。仲山千佳、猪飼静香、加藤文子、中村百合子、米川由起子、小林竜也、西井政彦、上村武、山口眞人、大嶋耐之 |
「地域医療とバイオエシックス教育(第13報)-薬学教育と医療用語の理解度の変化について」 |
2011年 3月 |
日本薬学会第131年会 |
数種のユニバーサル教材を作成し、医学用語の啓発活動を実施してきた。そこで、4年生の段階で医学用語の理解度について、6年制教育学部学生と4年制教育学部教育の比較検討を行った。その結果、「QOL」「バイタルサイン」などの医学用語について、臨床を重視したカリキュラムの教育の成果が表れていた。毎田千恵子、田中絵美悠、田中佑佳、道下加奈、杉田尚寛、大嶋耐之、宮本悦子 |
「塩酸イリノテカンの活性代謝物SN-38の体内動態に及ぼすカルバペネム系抗生物質の影響について(第1報):UGT1A活性への影響」 |
2011年 3月 |
日本薬学会第131年会 |
塩酸イリノテカンの体内動態に及ぼすカルバペネム系抗生物質の影響について明らかにすることを目的として、ラット肝ミクロソームを用いてSN-38とパニペネム(PAPM)の併用実験を行い薬物間相互作用について検討した。その結果、カルバペネム系抗生物質はUGT1A活性を亢進し、その結果としてSN-38の代謝が亢進する可能性が示唆された。角岡こころ, 加藤文子, 上山純, 大嶋耐之 |
「薬剤師を対象としたコミュニケーション学習の実践(第4報):模擬患者参加型学習の学習効果」 |
2011年 3月 |
日本薬学会第131年会 |
薬局職員を対象に、模擬患者(SP)参加型学習を、コミュニケーション能力向上を目的に実施し、その学習効果が職員の意識に与えた影響について検討を行った。学習前後での比較の結果、殆どの項目で職員の意識に改善傾向がみられた。特に「患者への真摯な対応」や「声をかけやすい雰囲気作り」の項目では有意な差が見られ、職員の意識改善に影響を与えた。仲山千佳、猪飼静香、加藤文子、中村百合子、米川由起子、小林竜也、西井政彦、上村武、山口眞人、大嶋耐之 |
「金城学院大学薬学部におけるホワイトコートセレモニー」 |
2011年 3月 |
日本薬学会第131年会 |
金城学院大学におけるホワイトコートセレモニーの概要、その意義、学生のモチベーションの変化について検討した。その結果、5年生のみならず1年生のモチベーションも高まり、より教育効果が得られる結果を得た。森雅美、片山肇、網岡克雄、大嶋耐之、小幡由紀、河村典久、安田公夫 |
「 一般用医薬品販売の現状調査について」 |
2011年10月 |
第21回日本医療薬学会年会 |
実際に一般用医薬品が適切に販売されているか、あるJR駅を中心に半径1.5㎞以内の薬局、薬店、ドラッグストア計35店舗の現状調査を行った。その結果、シナリオを実施した27店舗のうち対応者が最終的に行ったトリアージは、受診が必要な理由も説明した上で受診勧告を行った店舗は9店舗、受診勧告を行った店舗は10店舗、医薬品を販売した店舗は7店舗、生活指導を行った店舗は1店舗だった。大嶋耐之、及部遥香、仲山千佳、加藤文子 |
「 患者とのコミュニケーション構築に関する(第5報)模擬患者参加型学習における学習効果の検証」 |
2011年10月 |
第21回日本医療薬学会年会 |
薬局職員を対象に、模擬患者(SP)参加型学習を、コミュニケーション能力向上を目的に実施し、その学習効果が職員の意識に与えた影響とその効果について検討を行った。その結果、因子分析では「患者への積極的・共感的対応」や「患者に合わせた情報提供」など、薬局でのコミュニケーションを検討していく上で重要な要素が抽出された。仲山千佳、猪飼静香、加藤文子、中村百合子、米川由起子、小林竜也、西井政彦、上村武、山口眞人、大嶋耐之 |
「 被災地における健康支援活動-SMACの活動を通じて」 |
2011年10月 |
東日本大震災復興記念式典シンポジウム |
セルフメディケーション推進協議会(SMAC)健康支援活動を通じて、薬剤師の巡回診療とは違った側面から得た薬剤師の役割について知見を得たので報告した。東京都、埼玉県、福島県、宮城県、岩手県に設置された避難所及び仮設住宅15地区において、「SMAC健康支援隊」として、被災者に対し、運動・食事を基盤とした生活環境の維持と疾病予防、軽疾患のOTC医薬品等による措置及び指導、支援する訪問健康相談を実施した。大嶋耐之、佐野幸子、村田正弘、池田義雄 |
「医療従事者のための模擬患者参加型コミュニケーション学習の構築に関する研究(第1報):がん患者の語りDBを用いたシナリオ作成」 |
2011年10月 |
第21回日本医療薬学会年会 |
患者の心に目を向けることのできる薬剤師の育成を目標とした模擬患者参加型コミュニケーション学習の構築に向け、乳癌患者の語りをモチーフとしたシナリオの作成を行った。作成したシナリオは、①乳癌と診断された患者への服薬指導、②抗癌剤治療を開始する患者及び付添い男性への服薬指導、③抗癌剤治療中の患者及び付添い男性への服薬指導、④放射線治療中の患者への服薬指導、⑤ホルモン療法中の患者への服薬指導、⑥リンパ浮腫の改善と再発予防を訴える客への応対、の6例であり、各シナリオの学習目標についても設定した。猪飼静香、仲山千佳、加藤文子、猪子幸生、大嶋耐之 |
「被災地へのジェネリック医薬品の搬送-災害救援における迅速性と対応」 |
2011年10月 |
東日本大震災復興記念式典シンポジウム |
3月11日の大震災発生後、日本ジェネリック医薬品学会では、被災地の医薬品不足を考慮し、緊急医薬品搬送を検討した。日本ジェネリック医薬品協会、厚生労働省他関係省庁と緊密に連絡し、消毒剤、輸液、抗生物質製剤を優先して被災地への緊急搬送を計画し、実践した。久米晶子、 細川修平、大嶋耐之、村田正弘 |
医療従事者のための模擬患者参加型コミュニケーション学習の構築に関する研究(第2報):乳がん患者の語りをモチーフとしたシナリオによるコミュニケーション学習の効果 |
2012年 3月 |
日本薬学会第132年会 |
本研究では薬剤師が患者の背景やこころに目を向けるための意識改変となることを目標に、患者の「生の声」をモチーフとしたシナリオを作成し、模擬患者参加によるコミュニケーション学習(以下、SP参加型学習)を実施した。加えて、この学習効果についても検証を行った。患者の語りを基にしたシナリオを用いることにより、リアリティのある患者を再現したことで、薬剤師が患者のより深い気持ちの部分に焦点をあてられる学習を実施することが可能となった。学習効果の検証では、質問項目の約6割で、その平均値が上昇傾向を示し、「患者の気持ちになって考えているか」など一部では有意差も認められた。このことから、本学習が患者の「こころ」に主眼をおく薬剤師の意識変化に繋がる効果をもたらしたものと考えられた。大嶋耐之、猪飼静香、仲山千佳、加藤文子、猪子幸正 |
A Study on Pharmacist-Patient Communication: (1) Patient Satisfaction at Community Pharmacies |
2012年10月 |
FIP2012 Centennial Congress |
薬局における患者とのコミュニケーション能力の向上と薬局全体の患者接遇改善を目的として、患者接遇に関する実態調査を実施した。このニーズ調査から、より具体的な接遇改善策を検討し、地域薬局が患者とのより良い信頼関係を築くことができるよう活用していきたい。Taeyuki Oshima, Chika Nakayama, Ayako Kato, Yuriko Nakayama, Yukiko Yonekawa, Tatsuya Kobayashi, Masahiko Nishii, Takeshi Kamimura |
一般用医薬品における公的溶出規格の必要性について |
2012年10月 |
第10回日本セルフメディケーション学会 |
本研究は、一般用医薬品について、医療用医薬品の公的溶出試験に基づき溶出挙動及び崩壊時間を医療用医薬品の先発医薬品と比較検討し、溶出性及び崩壊性の面から品質評価を行い、一般用医薬品の品質評価法について検討した。その結果、溶出挙動の変化により、副作用や作用時間の変化などが考えられ、消費者への情報提供の際に重要な情報源であると思われた。今後、一般用医薬品の適正使用のためには個々の製剤情報の充実が必要であり、そのためには一般用医薬品の公的溶出試験及び公的溶出規格の確立は急務な課題であると考える。大嶋耐之、仲山千佳、加藤文子 |
薬剤師-患者間のコミュニケーションに関する研究(第1報):コミュニケーション学習プログラムの構築とその学習効果 |
2013年 3月 |
日本薬学会第133年会 |
DIPEx-Japan「がん患者の語りデータベース(以下DB)」をモチーフに新たな模擬患者参加型学習(以下SP学習)プログラムを構築し、これを用いて薬剤師のコミュニケーション能力向上に向けた学習を実施した。学習効果の検証では、参加者が回答したチェックシートを学習前と1ヶ月後で比較したところ、殆どの項目で意識、行動共に有意な向上がみられた。以上から、本学習が薬剤師のコミュニケーション能力向上に有用であることが示唆された。仲山千佳、大嶋耐之、渥美里枝、加藤文子、新田淳美 |
複合成分配合の一般用医薬品における公的溶出規格の必要性について |
2013年 3月 |
日本薬学会第133年会 |
アンブロキソール塩酸塩、イブプロフェン、クロルフェニラミンマレイン酸塩配合の一般用医薬品Aを用い、その主成分について、溶出性および崩壊性について品質評価を行った。その結果、各成分は医療用医薬品に比し、溶出が緩慢であり、個々の溶出挙動および崩壊性に差異が認められた。このことから、複合成分配合の一般用医薬品について成分ごとの薬効発現時間を考慮した服薬指導が必要であると考えられた。加藤文子、東方要、仲山千佳、大嶋耐之 |
A Study on Pharmacist-Patient Communication (2) Development of a Communication Learning Program for Pharmacists |
2013年 9月 |
FIP2013 Centennial Congress |
DIPEx-Japan「がん患者の語りデータベース(以下DB)」をモチーフに新たな模擬患者参加型学習(以下SP学習)プログラムを構築し、これを用いて薬剤師のコミュニケーション能力向上に向けた学習を実施した。その結果、本学習が薬剤師のコミュニケーション能力向上に有用であることが示唆された。今後、本取り組みを改良、継続していくことで、薬剤師のコミュニケーション能力向上に大きく寄与できるものといえる。Taeyuki Oshima, Chika Nakayama, Rie Atsumi, Ayako Kato, Atsumi Nitta |
サプリメントの適正使用に関する研究:グルコサミン含有製品 |
2014年 3月 |
日本薬学会第134年会 |
グルコサミンを主成分とするサプリメントについて、溶出挙動を3製品で比較検討し、溶出性の面から品質評価を行った。溶出試験の結果、3製品は立ち上がりにバラつきはあったものの約100%溶出するのに、240分要した。このことはグルコサミンの薬物動態を考慮すると、その有効血中濃度に大きな影響を与えるものと示唆された。加藤文子、芝由布子、仲山千佳、大嶋耐之 |
薬剤師-患者間のコミュニケーションに関する研究(第2報):構築したコミュニケーション学習プログラムの検証 |
2014年 3月 |
日本薬学会第134年会 |
模擬患者参加型学習(以下SP学習)プログラムを構築し、これを用いて薬剤師のコミュニケーション能力向上に向けた学習を実施した。学習効果の検証では、参加者が回答したチェックシートを学習前と1ヶ月後で比較したところ、殆どの項目で意識、行動共に有意な向上がみられた。以上から、本学習が薬剤師のコミュニケーション能力向上に有用であることが示唆された。仲山千佳、加藤文子、大嶋耐之、新田淳美 |
薬剤師の病棟業務における非言語コミュニケーションに関する研究 |
2014年 6月 |
医療薬学フォーラム2014 |
患者の表情や視線、距離、角度といった非言語コミュニケーションに焦点をあて、薬剤師の病棟業務における接遇調査を実施した。その結果、患者の病状、心理状態に大きく左右されるが、患者との角度60℃、薬剤師の視線角度60℃が患者に圧迫感がない姿勢であることが示された。大嶋耐之、仲山千佳、新田淳美、舘美幸、がけ晋太郎、高畑英信 |
Development of a Communication Learning Program for Pharmacists |
2014年 9月 |
74th International Congress of FIP |
模擬患者参加型学習(以下SP学習)プログラムを構築し、これを用いて薬剤師のコミュニケーション能力向上に向けた学習を実施した。この学習効果の検証においてその属性の違いによる影響について検討した。参加者が回答したチェックシートを学習前と1ヶ月後で比較したところ、属性による大きな違いは認められず、殆どの項目で意識、行動共に有意な向上がみられた。Taeyuki Oshima, Chika Nakayama, Ayako Kato, Atsumi Nitta |
薬剤師-患者間のコミュニケーションに関する研究(第4報):RIASを用いたコミュニケーション分析 |
2014年 9月 |
第24回日本医療薬学会 |
医療現場での患者と医師の会話を分析するために開発されたRIAS(The Roter Interaction Analysis System)を用いて、実際に薬剤師がどのようなコミュニケーションを図っているのか、薬剤師のコミュニケーションの特徴や傾向について検討した。仲山千佳、木全栞、大嶋耐之、加藤文子、新田淳美 |
よりよい患者とのコミュニケーションの構築に向けた模擬患者としての参画の有用性 |
2014年10月 |
第47回日本薬剤師会学術大会 |
薬剤師の立場ではあるが、前立腺がん患者の患者役を演じた。SPの訓練を受けて臨んだ医療面接学習で、薬剤師の対応に、患者役として感情の変容および気付きについて報告するとともに、コミュニケーション学習へのSPとしての参加の有用性について検証した。猪子幸生、仲山千佳、大嶋耐之、加藤文子、おあしすSP研究会 |
サプリメントの適正使用に関する研究:コンドロイチン含有製品 |
2014年10月 |
第47回日本薬剤師会学術大会 |
コンドロイチン硫酸塩を主成分とするサプリメント2製品について、その溶出挙動、崩壊挙動を一般用医薬品と比較検討し、溶出性、崩壊性の面から品質評価を行った。その結果、2製品とも溶出の立ち上がりが緩やかで、その崩壊終了時間も一般用医薬品に比し遅延した。このことはコンドロイチンの薬物動態を考慮すると、その有効血中濃度に大きな影響を与えるものと示唆された。宮地佑佳、加藤文子、仲山千佳、大嶋耐之 |
一般用医薬品の適正使用に関する研究:イブプロフェン、d-マレイン酸クロルフェニラミン、アンブロキソール塩酸塩配合製剤 |
2015年 3月 |
日本薬学会第135年会 |
一般用医薬品と医療用医薬品の溶出挙動について比較検討を行った結果、一部の製品で公的溶出規格に適合していなかった。また、医療用医薬品に比べて、溶出の立ち上がりが緩やかである製品や、溶出率が100%に達していない製品もあった。崩壊終了時間についても医療用医薬品より遅延する結果となった。以上より、本研究で使用した一般用医薬品については、溶出率や崩壊時間の結果から最高血中濃度の低下や有効血中濃度に影響を与える可能性があると示唆された。宮地佑佳、清水洋花、水野千珠、仲山千佳、加藤文子、大嶋耐之 |
薬剤師-患者間のコミュニケーションに関する研究:第4報 RIASを用いたコミュニケーション分析:シナリオの違いとコミュニケーションの関係 |
2015年 3月 |
日本薬学会第135年会 |
患者と医師の会話分析方法であるRIAS(The Roter Method of Interaction Process Analysis System)を用いて薬剤師の服薬指導内容を調査し、患者の疾患の違いがコミュニケーションに与える影響について検討を行った。会話分析を行った結果、開放型質問の項目ではがん患者のシナリオの方が有意に高い傾向がみられるなど、対応する疾患によって薬剤師のコミュニケーション構成に差異がみられた。仲山千佳, 木全栞, 加藤文子, 大嶋耐之, 新田淳美 |
Analysis of Pharmacist-Patient Communication Using The Roter Method of Interaction Process Analysis System |
2015年 9月 |
75th International Congress of FIP |
医療現場での患者と医師の会話を分析するために開発されたRIAS(The Roter Interaction Analysis System)を用いて、実際に薬剤師がどのようなコミュニケーションを図っているのか、薬剤師のコミュニケーションの特徴や傾向について検討を行った。分析の結果、薬剤師とSPの発話数の比較では、正の相関がみられた。また、SPの発話数が増えることで、ライフスタイル・心理社会的な話題についてのやり取りが増加する傾向が見られた。今回の結果から、薬剤師が心理社会的なやり取りを行う割合が少ない状況もみられるなど、薬剤師の服薬指導におけるいくつかの特徴が明らかとなった。Taeyuki Oshima, Chika Nakayama, Ayako Kato, Atsumi Nitta |
これからの薬局のあり方に関する研究:第1報 患者満足度の向上を目指して |
2015年11月 |
第48回日本薬剤師会学術大会 |
本シーズ調査の結果から、「プライバシーへの配慮不足」「待ち時間への対応改善」「健康やセルフメディケーションに関する相談対応」「利用者への個別対応」など接遇改善を求める声が多かった。そこで、患者の満足度の向上および待ち時間短縮を目標に、「導線の変更」「調剤業務の一部変更」「薬剤師と事務員の役割の明確化」「待合空間の改善」「職員のコミュニケーション学習」などを検討し、システム改善と接遇改善を実施した。その結果、患者の満足度の向上につながることが可能となった。大嶋耐之、仲山千佳、宮地佑佳、大野真之、山口哲夫、神保泰志、西井政彦 |
サプリメントの適正使用に関する研究:ヒアルロン酸含有製品 |
2016年 3月 |
日本薬学会第136年会 |
サプリメントの品質情報の充実を目的にヒアルロン酸を含有する製品を対象に、それらの崩壊性及び溶出挙動を調査し、その品質評価を実施した。崩壊試験では、崩壊時間が約23~260分であり、5時間を超えても崩壊しないサプリメントもあった。また、溶出試験では、溶出の立ち上がりが緩やかであり、含有量が表示されている製品については,2時間後の溶出率が3~11%とほとんど溶出していなかった。宮地佑佳、丸地里奈、仲山千佳、加藤文子、大嶋耐之 |
健康食品の適正使用に関する研究:コンドロイチン硫酸、グルコサミン、ヒアルロン酸含有製品 |
2016年 3月 |
学術フォーラム2015 |
健康食品の品質情報の充実を目的に、コンドロイチン硫酸、グルコサミン、ヒアルロン酸を含有する製品の崩壊性及び溶出挙動を調査し、その品質評価を実施した。崩壊試験の結果、崩壊時間の遅延や製品間で差が認められ、5時間を超えても崩壊しない製品もあった。溶出試験の結果、コンドロイチン硫酸やグルコサミン含有食品の溶出挙動はすべての製品で溶出の立ち上がりが緩やかであった。ヒアルロン酸含有食品では2時間後において3-12%とほとんど溶出していなかった。丸地里奈、宮地佑佳、仲山千佳、加藤文子、大嶋耐之 |
Quality evaluation of glucosamine, chondroitin sulfate and hyaluronic acid for proper use of supplement |
2016年 8月 |
76th International Congress of FIP |
健康食品の品質情報の充実を目的に、コンドロイチン硫酸、グルコサミン、ヒアルロン酸を含有する製品の崩壊性及び溶出挙動を調査し、その品質評価を実施した。崩壊試験の結果、崩壊時間の遅延や製品間で差が認められ、5時間を超えても崩壊しない製品もあった。溶出試験の結果、コンドロイチン硫酸やグルコサミン含有食品の溶出挙動はすべての製品で溶出の立ち上がりが緩やかであった。ヒアルロン酸含有食品では2時間後において3-12%とほとんど溶出していなかった。Taeyuki Oshima, Yuka Miyachi, Chika Nakayama, Ayako Kato |
加速度脈波システムを用いたコミュニケーション分析 第1報:新たなコミュニケーション分析方法の検討 |
2016年 9月 |
第26回日本医療薬学会 |
薬剤師の対応が患者側にどのような影響を与えているのかについて、客観的、量的な視点を持ちながら質的な要素を加えた新たな分析方法として、加速度脈波測定システムを用いたコミュニケーション分析方法について検討を行った。収集した各データを経時的にグラフ化し、高ストレス状態がみられた箇所とSPのFBデータなどとの関連性を分析した結果、多くの箇所で連動がみられた。また、SPが病状を訴える際など、共通した状況においてストレス反応を示す傾向が見られた。本分析方法により薬剤師の対応が患者に与える影響を客観的に示せるものと考えられる。仲山千佳、山田貴穂、宮地佑佳、大嶋耐之 |
サプリメントの適正使用に関する研究:コラーゲン |
2017年 3月 |
学術フォーラム2016 |
サプリメントの品質情報の充実を目的に、コラーゲンを含有する製品を対象として、これらの崩壊性および溶出挙動を調査しその品質評価を実施した。崩壊試験の結果、日本薬局方基準で用いると、すべての製品が規定に適合していた。溶出試験の結果、溶出率が他の製剤と比べて50%までしか到達しなかったものや、溶出挙動がとても緩やかに上昇していくものがあった。以上より、本研究で使用した健康食品の中には期待する効果が得られない場合もあることが示唆された。榊原早織、宮地佑佳、仲山千佳、大嶋耐之 |
サプリメントの適正使用に関する研究:コラーゲン含有製品 |
2017年 3月 |
日本薬学会第137年会 |
サプリメントの品質情報の充実を目的に、コラーゲンを含有する製品を対象として、これらの崩壊性および溶出挙動を調査しその品質評価を実施した。崩壊試験では、崩壊時間に約17~44分の幅があり、製品間で崩壊時間に差がみられた。また、溶出試験では、溶出率は約100%だが溶出の立ち上がりが緩やかな製品や、2時間後の溶出率が約50%の製品もあった。以上より、本研究で使用したコラーゲン含有製品については、最高血中濃度の低下や有効血中濃度に影響を与えると示唆され、経口摂取の場合は用法により期待する効果が得られない場合があると考えられた。宮地佑佳、榊原早織、仲山千佳、大嶋耐之 |
加速度脈波測定システムを用いたコミュニケーション分析:(第2報)薬剤師のコミュニケーションが患者の感情に及ぼす影響について |
2017年 3月 |
日本薬学会第137年会 |
本分析方法を用いて薬剤師のコミュニケーションが患者に与える影響を分析し、服薬指導時のコミュニケーションにおける特徴や課題を明らかとする検討を行った。各データにおける高ストレス時点について薬剤師毎、SP毎に分析した結果、SPによってストレスと感じる感情の種類に違いがみられた。また、薬剤師毎の分析では、SPにポジティブな感情を与える傾向にある場合とネガティブな感情を与えがちな場合があるなど、薬剤師によって患者に与える影響に違いが見受けられた。仲山千佳、谷口奈央、宮地佑佳、大嶋耐之 |
薬剤師職能啓発ビデオの作成 |
2017年 3月 |
学術フォーラム2016 |
患者が薬剤師の職業について理解を深め、より薬剤師との信頼関係を築くことを目的とし、薬剤師啓発ビデオの作成を行った。一般の人でもなじみやすい動画を目標に、薬局薬剤師及び病院薬剤師の役割を紹介する内容とした。撮影場所として、金城学院大学薬学部キャンパスを使用し、出演者は学内関係者でキャスト、音源はColdPlayの「Viva La Vida」とした。撮影した動画は、Windows Live ムービーメーカー及びCorel Video Studio Pro X8を用い、編集作業を行った。今回作成した動画を配信することにより、薬剤師職能の啓発の一助になると思われる。広瀬咲花、宮地佑佳、仲山千佳、大嶋耐之 |
一般用医薬品の適正使用に関する研究:鎮痛薬のプライベートブランドについて |
2017年11月 |
第27回日本医療薬学会年会 |
一般用医薬品の品質情報の充実を目的に、多くのプライベートブランド商品が販売されているイブプロフェン含有一般用医薬品を対象として、崩壊性及び溶出挙動を調査し、その品質評価を実施した。その結果、ナショナルブランド商品より安価でより早く崩壊し、同じ効果を期待できる製品もあると考えられた。今後、一般用医薬品を販売する際は、製剤特性を考慮した情報提供を行っていく必要があり、個々の製品情報をさらに充実させていくことが望まれる。宮地佑佳、横山沙和、仲山千佳、大嶋耐之 |
3Dプリンタを利用した服薬補助具の開発 |
2017年11月 |
第27回日本医療薬学会年会 |
服薬時の問題の解決およびコンプライアンスの向上につながることを目的として、現状調査を実施し、よりニーズに合った服薬補助具を開発した。現状調査の結果をもとに、3Dプリンタを用いて、錠剤粉砕器、包装開封器、吸入補助具の作成を行った。今回開発した服薬補助具を検証した結果、時間短縮、不便さの解消が認められた。このような服薬補助具の開発は、在宅患者のコンプライアンス向上につながるとともにしいては健康寿命の延伸の一助になると期待できる。大嶋耐之、田中美帆、廣瀬悠、千賀香織、宮地佑佳、仲山千佳 |
カルニチン含有サプリメントの製剤学的な研究 |
2018年 3月 |
学術フォーラム2018 |
健康食品の品質情報の充実を目的に、カルニチン含有健康食品を対象として検討した結果、崩壊試験では、崩壊時間に約35~100分の幅があり、製品間で崩壊時間に差がみられた。また、5時間を超えても崩壊しない製品もあった。溶出試験では、溶出の立ち上がりが緩やかな製品があった。以上より、カルニチン含有健康食品については、吸収過程に影響を及ぼす可能性が示唆され、経口摂取の場合は用法により期待する効果が得られない場合があると考えられた。澤田愛理、宮地佑佳、仲山千佳、大嶋耐之 |
サプリメントの適正使用に関する検討:カルニチン含有製品 |
2018年 3月 |
日本薬学会第138年会 |
健康食品の品質情報の充実を目的に、カルニチン含有健康食品を対象として検討した結果、崩壊試験では、崩壊時間に約35~100分の幅があり、製品間で崩壊時間に差がみられた。また、5時間を超えても崩壊しない製品もあった。溶出試験では、溶出の立ち上がりが緩やかな製品があった。以上より、カルニチン含有健康食品については、吸収過程に影響を及ぼす可能性が示唆され、経口摂取の場合は用法により期待する効果が得られない場合があると考えられた。宮地佑佳、澤田愛理、仲山千佳、大嶋耐之 |
一般用医薬品の適正使用に関する研究:イブプロフェン含有医薬品のプライベートブランドについて |
2018年 3月 |
学術フォーラム2018 |
一般用医薬品の品質情報の充実を目的に、多くのプライベートブランド商品が販売されているイブプロフェン含有一般用医薬品を対象として、崩壊性及び溶出挙動を調査し、その品質評価を実施した。その結果、ナショナルブランド商品より安価でより早く崩壊し、同じ効果を期待できる製品もあると考えられた。今後、一般用医薬品を販売する際は、製剤特性を考慮した情報提供を行っていく必要があり、個々の製品情報をさらに充実させていくことが望まれる。横山沙和、宮地佑佳、仲山千佳、大嶋耐之 |
Quality evaluation of carnitine for proper use of supplement |
2018年 9月 |
78th International Congress of FIP |
健康食品の品質情報の充実を目的に、コンドロイチン硫酸、グルコサミン、ヒアルロン酸を含有する製品の崩壊性及び溶出挙動を調査し、その品質評価を実施した。崩壊試験の結果、崩壊時間の遅延や製品間で差が認められ、5時間を超えても崩壊しない製品もあった。溶出試験の結果、コンドロイチン硫酸やグルコサミン含有食品の溶出挙動はすべての製品で溶出の立ち上がりが緩やかであった。ヒアルロン酸含有食品では2時間後において3-12%とほとんど溶出していなかった。Taeyuki Oshima, Yuka Miyachi, Chika Nakayama |
スマートドラッグの乱用防止にむけて |
2018年10月 |
学術フォーラム2018(仙台) |
日本でのスマートドラッグの規制状態や健康被害について調査した結果、スマートドラッグとして医薬品45種類、健康食品9種類、サプリメント33種類が見出され、「頭の回転、集中力向上に」といったうたい文句で、インターネット上で販売されている他、日本で販売されていない医薬品も自由に購入できる現状が明らかになった。調査結果をもとに、本来の目的とは異なった医薬品の使用によるスマートドラッグ乱用を防止、警告するための啓発ツールを作成した。今後は、学校でリーフレットとして配布するなど少しでも多くの中高生に知ってもらうことで、乱用防止につながると期待できるものと考える。榊原帆浪、宮地佑佳、仲山千佳、大嶋耐之 |
医療過誤に及ぼす要因に関する研究:ピッキング作業について |
2018年11月 |
第28回日本医療薬学会年会 |
人の眼球運動を計測することのできるアイトラッキング技術を用いて薬剤師やSPDの業務内容について調査し、SPD導入の有用性について検討した。薬剤師の方がSPDと比べ「処方せん」「棚・引き出し」の注視比率が高い傾向であった。また瞳孔径の変動についての調査からも、薬剤師は「処方せんをみる」「棚をみる」に着目している結果となった。これは、SPDは「棚位置」「医薬品名」「全量」のみが記載されたピッキングリストを見てピッキングしているのに対し、薬剤師は患者情報なども併せて見ており、処方意図や処方内容の確認も同時に行っていたためと考えられた。「薬剤」に対する注視比率は約45%とほぼ同じであり、1剤あたりの確認回数や1回あたりの薬剤の注視時間はSPDの方がわずかに多く、ピッキング作業については薬剤師と同様に「薬剤」に対して注意を払っていた。以上の結果より、ピッキング作業についてはSPDを含め調剤機器などでも十分対応が可能であり、薬剤師は処方せん監査、薬剤鑑査、服薬指導などにその職能を発揮すべきであると思われた。大西正文、長芝計代、竹内正幸、島田博之、木下功、水野まい、宮地佑佳、仲山千佳、斎藤寛子、大嶋耐之 |
医療過誤に及ぼす要因に関する研究:散剤調剤について |
2018年11月 |
第28回日本医療薬学会年会 |
人の眼球運動を計測することのできるアイトラッキング技術を用いて薬剤師の散剤調剤の作業内容について検討し、医療過誤に及ぼす要因について検討した。視線計測の結果より、フレッシュ薬剤師ではベテラン薬剤師より全体的に調剤時間が長かった。また、ベテラン薬剤師は「処方せん」を、フレッシュ薬剤師では「散薬監査システムの画面」や「棚」を注視している時間が長く、フレッシュ薬剤師は処方せんよりも、散薬監査システムの画面を頼りに調剤をしている可能性が考えられた。加えて、ベテラン薬剤師の方が「秤量」、「混合・粉砕」よりも「作業前の準備」や「処方確認」に多く時間をかけている傾向があった。以上の結果より、正確な調剤のみならず、調剤準備から調剤(秤量、混合)そして片付けまでの一連のスムーズな流れが、医療過誤防止につながるものと思われた。大嶋耐之、水野まい、宮地佑佳、仲山千佳、廣嶋尚美、舟橋智美、長芝計代、木下功、大西正文、斎藤寛子 |
非言語コミュニケーションに関する研究:自律神経機能評価を用いた最適な患者-薬剤師間の距離・角度の検討 |
2018年11月 |
第28回日本医療薬学会年会 |
薬剤師が患者と接する際の距離や角度が患者に与える影響について、人の自律神経機能(ストレス反応)を客観的に評価する加速度脈波測定システムを活用し、患者-薬剤師間における最適なコミュニケーションについて検討した。分析の結果、薬局では対面法、90度法ともに70cm、病室では真横、45度において最もストレス反応が低かった。また、会話の尺度による評価も加速度脈波測定結果と同様の傾向がみられた。以上の結果から、患者が快適と感じる地点は角度よりも距離に依存しており、服薬指導時には70cm程度の距離を取る必要があると考えられた。また、自律神経機能評価を用いた客観的評価は、非言語コミュニケーションの評価においてもその活用が期待できると思われた。立松紗枝、仲山千佳、宮地佑佳、大嶋耐之 |
非言語コミュニケーションに関する研究:アイトラッキングシステムを用いた患者に最適なコミュニケーションの検討 |
2019年 3月 |
日本薬学会第139年会 |
薬剤師が服薬指導を行う際の距離や角度が患者の心理状態に与える影響について、人の眼球運動を測定することのできるアイトラッキングシステムを用いて客観的に評価し、患者-薬剤師間の最適なコミュニケーションについて検討した。本システムを用いた評価は主観的評価との関連も見られたことから、今後NVCの客観的評価においても活用が期待できるものといえる。また、服薬指導時に薬剤師から視線や意識をそらせるツールを使用することは、患者の心理的負担の軽減に繋がることが考えられた。仲山千佳、木村文香、宮地佑佳、大嶋耐之 |
薬剤師-患者間のコミュニケーションに関する研究:ベッドサイドでの服薬指導における患者のパーソナルスペースに関する調査 |
2019年10月 |
学術フォーラム2019 |
本研究では、患者-薬剤師間のパーソナルスペースの調査手法の開発と模擬患者を対象に実施した事前調査について報告する。測定の結果から、ベッドサイドでの対応時、斜め45度地点75~125cmの位置が最も好まれやすく、また女性患者が仰臥位体勢の場合、男性薬剤師が接する際には近づきすぎないよう配慮する必要があると考えられる。また、至適距離と気分評価スケールとの関連では、特にBMC-Jの結果において、肯定的感情が強い群では測定者との距離を有意に長くとる傾向がみられるなど、今回選定した気分評価スケールが本測定において活用可能であることが示唆された。渡辺久美子、牛膓沙織、宮地佑佳、仲山千佳、大嶋耐之 |
薬剤師-患者間のコミュニケーションに関する研究:アイトラッキングシステムを用いた最適な距離・角度の検討 |
2019年10月 |
学術フォーラム2019 |
非言語的コミュニケーションの中でも、座席配置や対人距離に焦点を当て、患者側の主観的評価と、アイトラッキングシステムなどの客観的評価を踏まえた解析を行うことで、薬剤師-患者間の最適な距離・角度を解明することを目的とした。心的負担が生じた際に散大するとされる瞳孔径の分析結果から、患者との距離は70cm程度保つことが推奨され、また異性の薬剤師対応時にストレスを感じやすいことが考えられた。また、薬局の対面法50cm地点と病室の90度地点は患者対応には適さないことが考えられた。志満津まりえ、宮地佑佳、仲山千佳、大嶋耐之 |
医療過誤に及ぼす要因に関する研究:鑑査業務 |
2019年11月 |
第29回日本医療薬学会年会 |
本研究では、人の眼球運動を計測することのできるアイトラッキング技術を用いて病院薬剤師及び薬局薬剤師の業務内容について調査し、医療過誤に及ぼす要因について模索検討した。視線計測の結果、薬局薬剤師と比較して病院薬剤師は「処方チェック」の瞳孔径が散瞳傾向にあった。「医薬品鑑査」や「一包化鑑査」については、病院薬剤師と薬局薬剤師において瞳孔径の変化に差は認められなかった。また、注視比率については、「処方チェック」では病院薬剤師の方が高い傾向であり、「医薬品鑑査」や「一包化鑑査」では薬局薬剤師の方が高い傾向にあった。これらは、薬局薬剤師は「処方チェック」と同時に薬剤管理簿や帳票なども併せて確認していることが要因の一つと考えられた。宮地佑佳、小粥夏日、堀場崇志、仲山千佳、磯貝正人、田村摩紀、杉浦奈美、中澤直美、加藤美樹、舟橋智美、長芝計代、大西正文、松浦惠子、斎藤寛子、大嶋耐之 |
服薬指導時における至適な患者-薬剤師間の距離・角度に関する研究:性差の観点から |
2020年 3月 |
日本薬学会第140年会 |
患者-薬剤師間の至適な距離・角度を性差の観点から検討した結果、約7割の患者役が仰臥位、座位共に斜め45度地点75cm~125cmの距離を至適と感じていた。性別による比較では、患者役の男女共に女性薬剤師役が接した場合、有意に距離が近い結果となった。また、気分評価スケールとの関連では、「心地よい」などの肯定的感情高位群において、男性患者役は薬剤師役との距離が女性に比べ近い傾向がみられた。仲山千佳、渡辺久美子、近藤梨央、牛膓沙織、宮地佑佳、大嶋耐之 |