金城学院大学 学術研究データベース
HOME > 検索結果

検索結果

フリガナフクイシ ノブユキ
ローマ字FUKUISHI Nobuyuki
氏名福石 信之
学位博士(薬学) 
所属薬学部 / 薬学科
職名教授
所属学会日本薬理学会 日本アレルギー学会 日本免疫学会 日本薬学会 
専門分野薬学 生物分子科学 基礎医学   
研究課題肥満細胞の生理的役割の解明 肥満細胞の分化過程に関する研究  

学会及び社会における活動等

開始年月 活動内容 終了年月
1988年 4月 日本薬理学会会員 現在に至る
1988年 4月 日本トキシコロジー学会会員 2008年 3月迄
1995年 4月 日本ダウン症協会徳島支部会員 現在に至る
1996年 4月 日本アレルギー学会会員 現在に至る
1996年 4月 日本薬学会会員 現在に至る
2000年 4月 日本薬理学会評議員 現在に至る
2002年 9月 American Academy of Allergy Asthma & Immunology会員 現在に至る
2005年 4月 ファルマシアトピックス編集小委員会委員 2007年 3月迄
2005年 9月 日本免疫学会会員 現在に至る
2006年 4月 日本薬学会中四国支部代議員 2008年 3月迄
2014年 4月 愛知県薬剤師会 会員 現在に至る
2019年 7月 愛知県薬剤師会教育部会 部会員 現在に至る
Top of page

受賞歴

受賞年月 受賞名
1991年 9月 中外製薬(株)研究開発本部長 特別表彰
2001年 9月 Fogarty Fellowship Award 2001
2002年 3月 American Academy of Allergy Asthma and Immunology, 60th Anniversary Travel award
2006年 7月 日本トキシコロジー学会 田邊賞
Top of page

著書

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
要点シリーズ 薬物治療学-血液系作用薬- 単著 2013年12月 楽天ブックス 日常の講義の予習、復習に使用できるよう、血液系作用薬の要点のみを簡潔にまとめ、初心者でもわかりやすい要図も多く取り入れている。電子デバイスを用いて講義が出来るように、e-bookとし、単元毎に分割してある。
要点シリーズ 薬物治療学-不整脈治療薬- 単著 2014年 1月 楽天ブックス 日常の講義の予習、復習に使用できるよう、不整脈治療薬の要点のみを簡潔にまとめ、初心者でもわかりやすい要図も多く取り入れている。電子デバイスを用いて講義が出来るように、e-bookとし、単元毎に分割してある。
要点シリーズ 薬物治療学-心不全治療薬- 単著 2014年 1月 楽天ブックス 日常の講義の予習、復習に使用できるよう、心不全治療薬の要点のみを簡潔にまとめ、初心者でもわかりやすい要図も多く取り入れている。電子デバイスを用いて講義が出来るように、e-bookとし、単元毎に分割してある。
要点シリーズ 薬物治療学-抗炎症・抗アレルギー薬- 単著 2014年 1月 楽天ブックス 日常の講義の予習、復習に使用できるよう、抗炎症・抗アレルギー薬の要点のみを簡潔にまとめ、初心者でもわかりやすい要図も多く取り入れている。電子デバイスを用いて講義が出来るように、e-bookとし、単元毎に分割してある。
要点シリーズ 薬物治療学-狭心症治療薬- 単著 2014年 1月 楽天ブックス 日常の講義の予習、復習に使用できるよう、狭心症治療薬の要点のみを簡潔にまとめ、初心者でもわかりやすい要図も多く取り入れている。電子デバイスを用いて講義が出来るように、e-bookとし、単元毎に分割してある。
要点シリーズ 薬物治療学-高血圧治療薬- 単著 2014年 1月 楽天ブックス 日常の講義の予習、復習に使用できるよう、高血圧治療薬の要点のみを簡潔にまとめ、初心者でもわかりやすい要図も多く取り入れている。電子デバイスを用いて講義が出来るように、e-bookとし、単元毎に分割してある。
医療薬学 最新薬理学 共著 2016年10月 廣川書店 薬理学の教科書
パートナー薬理学 改訂第3版 共著 2017年 9月 南江堂 炎症のパートを担当。炎症の成立過程を概説すると共に、抗炎症薬の薬理作用、作用機序、副作用などについて詳述した。
Top of page

学術論文

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
Stimulatory effect of cisplatin on production of lipid peroxidation in renal tissues. 共著 1987年 3月 Jpn J Pharmacol 43(3):247-252. 抗腫瘍薬として汎用されているシスプラチンの腎毒性について検討した論文。この論文では、ラット腎スライスモデルを用いたin vitroの系で、シスプラチンが近位尿細管上皮細胞の脂質を特異的に過酸化することを示し、シスプラチンの臓器特異的な毒性発現の機序を初めて示した。
Effect of N-N'-diphenyl-p-phenylenediamine pretreatment on urinary enzyme excretion in cisplatin nephrotoxicity in rats. 共著 1988年 1月 Jpn J Pharmacol46(1):90-92. 抗腫瘍薬として汎用されているシスプラチンの強い腎毒性が、抗酸化剤であるN-N'-diphenyl-p-phenylenediamineにより、濃度依存的に軽減されることを示した論文。この論文では、ラットに実際に上記化合物を投与し、シスプラチンによる腎毒性が軽減されること、また、その程度は腎臓近位尿細管上皮細胞の脂質過酸化量の減少と相関があることを初めて示した。
Glutathione depletion in rat kidney cortical slices: Its relation to cisplatin-induced lipid peroxidation. 共著 1988年 8月 Medical Biochemical and Chemical Aspects of Free Radicals 563-566. 腎臓や他の組織で過酸化脂質から生体を守る役割を担っていると考えられるグルタチオンの増減が、シスプラチンの腎毒性をどのように修飾するかをin vitroラット腎スライスモデルを用いて検討した論文。この論文では、腎スライスにおけるグルタチオン含量が低下すると、シスプラチンによる脂質過酸化量が増大し、シスプラチンの腎毒性を増大させる可能性を示唆した。
Use of cultured renal epithelial cells for the study of cisplatin toxicity. 共著 1989年 6月 Jpn J Pharmacol. 50(2):247-249. 抗腫瘍薬として汎用されているシスプラチンの腎毒性が脂質過酸化と関連があることを、培養腎上皮細胞であるNRK-52E細胞を用いて示した論文。この論文ではラットで示されていたシスプラチンによる脂質過酸化と腎障害との関連を、培養細胞を用いて代替出来ることを示し、培養細胞を用いた毒性評価が動物実験に代わり得る可能性を示した。
In vitro nephrotoxicity test of platinum (II) antitumor agents using renal cells in culture. 共著 1990年 8月 Eur. J. Pharmacol. 183:231-232. 抗腫瘍薬として汎用されているシスプラチンの腎毒性が脂質過酸化と関連があることを、培養腎上皮細胞であるNRK-52E、LLC-PK1等、様々な培養細胞を用いて示した論文。この論文ではラットin vivoモデルで示されていたシスプラチンによる脂質過酸化と腎障害との関連が、様々な培養細胞で再現出来ることを示し、培養細胞を用いた毒性評価が動物実験に代わり得る可能性を強く示した。
Amelioration by ascorbic acid of cisplatin-induced injury in cultured renal epithelial cells. 共著 1991年 5月 Contrib Nephrol. 95:138-42. 抗腫瘍薬として汎用されているシスプラチンの腎毒性が抗酸化作用を持つ水溶性ビタミンである、アスコルビン酸により修飾を受けることを示した論文。この論文では、培養腎上皮細胞であるNRK-52Eを用いて、アスコルビン酸暴露によりシスプラチンの毒性が軽減することを、培養細胞からの酵素の漏出量を測定することにより評価した。
Superoxide anion-induced histamine release from rat peritoneal mast cells. 共著 1994年 5月 Biol Pharm Bull. 17(5):732-734. 脂質過酸化を引き起こす重要な中間体であるスーパーオキシドが、ラット腹腔内肥満細胞からのヒスタミン遊離を引き起こすことを示した論文。この論文では、腹腔由来肥満細胞に、化学的に発生させたスーパーオキシドを作用させた場合、ヒスタミン遊離が引き起こされることを初めて示した。
Contribution of platelet activating factor (PAF) in histamine-induced model of nasal allergy in rats. 共著 1995年 5月 pn. J. Allergol. 44:182-188. ラット鼻アレルギーモデルを作成し、鼻アレルギーの発症機序について検討を加えた論文。この論文ではラット鼻アレルギーモデルを作成することにより、臨床に近い状態での鼻アレルギーモデルを作成することに成功し、鼻アレルギー発症に血小板活性化因子が深く関与していることを初めて示した。
タンニンの活性酸素によるラット腹腔肥満細胞からのヒスタミン遊離に対する抑制効果 共著 1995年 6月 Folia Pharmacol. Jpn. 106:207-211. ラット腹腔内から単離した肥満細胞を用いて、タンニンが肥満細胞の脱顆粒を抑制させるかどうか検討した論文。この論文では、以前に示した活性酸素による肥満細胞からのヒスタミン遊離がタンニンにより濃度依存的に抑制される事を示すことにより、アレルギー発症時における活性酸素の重要性とタンニンの有効性を間接的に示した。
Inhibitory effect of epinastine on superoxide generation by rat neutrophils. 共著 1995年 8月 Jpn J Pharmacol. 68(4):449-452. 抗アレルギー薬であるエピナスチンが好中球の活性酸素酸性を抑制することを示した論文。この論文ではラット末梢血から採取した好中球を活性化させた際に認められる活性酸素の産生を、エピナスチンが濃度依存的に抑制することを示し、アレルギー発症時における活性酸素の役割の重要性と、臨床で用いられている薬物の作用機序の一端を解明した。
制癌剤シスプラチンによる培養腎上皮細胞株での過酸化脂質増大 共著 1995年10月 Lipid Peroxide Research 19:113-114 抗腫瘍薬として汎用されているシスプラチンの腎毒性が脂質過酸化と関連があることを、培養腎上皮細胞であるMDCK細胞を用いて示した論文。この論文ではラットin vivoモデル、および他の腎培養細胞で示されていたシスプラチンによる脂質過酸化と腎障害との関連が、MDCK細胞でも再現出来ることを確認し、培養細胞を用いた毒性評価が動物実験に広く代わり得る可能性を強く示した。
Role of histamine H3 receptor on hypoxia-reoxygenation-induced cardiac dysfunction in guinea pigs. 共著 1995年11月 Methods Find Exp Clin Pharmacol. 17:30-35. 心臓におけるヒスタミンH3受容体の役割について検討した先駆的な論文。心臓ではH3受容体が発現しているものの、その役割については不明であったが、本論文では虚血再灌流時にヒスタミンH3受容体が心機能の修飾に大きな役割を果たしていることを初めて示した。この論文により、虚血性心疾患発症時におけるH3受容体作用薬の利用の可否について論じる土壌を醸成した。
活性酸素産生系を標的とした抗アレルギー薬の評価 共著 1996年 7月 Foria Pharmacol. Jpn. 108:161-166 以前の論文で活性酸素の発生とアレルギーとの関連について検討してきた。本論文では臨床で用いられている各種抗アレルギー薬の活性酸素消去能について詳細に検討し、効力の強弱と活性酸素消去能の強弱について考察するとともに、新たな抗アレルギー薬の評価系を提案した。
Anti-allergic effect of tea-leaf saponin (TLS) from tea leaves (Camellia sinensis var. sinensis). 共著 1997年 5月 Biol Pharm Bull. 20(5):565-567. 以前の論文で活性酸素の発生とアレルギーとの関連について検討してきた。本論文では、新規化合物の抗アレルギー薬としての効力を、活性酸素消去能に着目して検討を加え、tea-leaf saponinが活性酸素消去能を介して抗アレルギー作用を示すことを明らかにした。
The mechanisms of compound 48/80-induced superoxide generation mediated by A-kinase in rat peritoneal mast cells. 共著 1997年 7月 Biochem Mol Med. 61(1):107-113. 以前より我々は肥満細胞が活性酸素を産生することを明らかにしてきた。本論文ではラット腹腔肥満細胞を用いて肥満細胞の活性酸素産生機序を解明し、肥満細胞が活性酸素を産生するためにはA-kinaseの活性化が必須であること等を明らかにしするとともに、抗アレルギー薬の作用点としてのA-kinase系への注目という概念を提出した。
Inhibitor effect of apafant on bronchopulmonary responses to platelet activating factor and to antigen in rats. 共著 1997年12月 Arzneimittelforschung 47(12):1364-1369. 血小板活性化因子の特異的アンタゴニストであるアパファントが気管支の呼吸抵抗を抑制することを示した論文。気管支喘息の際に血小板活性化因子拮抗薬が一定の効力を示すことを、ラットを用いて実験的に明らかにし、その効果の一端が血小板活性化因子によるロイコトリエンやトロンボキサンの産生によるものであることを初めて示した。
Role of superoxide generation and degradation system of mast cells in allergic inflammation. 共著 1998年10月 Foria Pharmacol. Jpn. 112:73-77. アレルギー性炎症に肥満細胞から産生された活性酸素が関与していることを示した論文。ラット腹腔肥満細胞は活性酸素を産生することが知られていたが、その生理的意義は不明確であった。本論文では肥満細胞の産生する活性酸素が、肥満細胞の脱顆粒を引き起こすとともに、これらが引き金となりアレルギー性炎症の遷延化を招くことを初めて示した。
Novel action of quinolones on osteoclast-like cells. 共著 1999年12月 J Toxicol Sci. 24(5):383-391. ニューキノロン系抗菌剤が破骨細胞を活性化させることを示した論文。ニューキノロン系抗菌剤はまれに幼児に処方されるものの、安全性は確立されていない。本論文ではニューキノロン系抗菌剤が幼弱ラットの関節に炎症を起こすこと、またその炎症は破骨細胞の過剰な活性化によるものであることを初めて示した。
ラット肝虚血-再灌流モデルにおけるNF-κBの活性化 共著 2000年 9月 腎とフリーラジカル 5:51-54. 虚血再灌流障害にNF-κBの活性化が関与していることを示唆した論文。本論文ではラットを用いて部分肝臓虚血モデルを作成し、虚血再灌流の際にNF-κBが活性化していることを見いだし、NF-kBの活性化を介して虚血再灌流障害を遷延化させることを示した。
Xanthine oxidase-derived reactive oxygen species activate nuclear factor kappa B during hepatic ischemia in rats. 共著 2000年11月 Jpn J Pharmacol. 84(3):363-366. 肝虚血再灌流障害にNF-κBの活性化が関与していることを示した論文。本論文ではラット部分肝臓虚血モデルを用いて虚血再灌流の際に活性化するATP代謝系のうち、キサンチン等が増加すること、ならびにATP代謝系の阻害剤であるアロプリノールが虚血再灌流障害を濃度依存的に抑制することを示し、虚血再灌流障害でのNF-kBの活性化機序の一つに活性酸素が関与していることを初めて示した。
Inhibitory effect of KW-4679 on the infiltration of eosinophils in the nasal mucosa of rat allergic rhinitis models. 共著 2001年 8月 Jpn Pharmacol Ther. 29(3):187-191. 新規化合物であるKW-4679好酸球の浸潤を抑制することを示した論文。鼻アレルギーの発症・遷延化に深く関与しているといわれる好酸球の浸潤がKW-4679で抑制されることを証明し、KW-4679がアレルギー性鼻炎の治療薬のリード化合物として有用であることを明らかにするとともに、鼻アレルギー治療の今後の方向性を示した論文。
Roles of superoxide dismutase in rat mast cell granules. 共著 2001年10月 Int Arch Allergy Immunol. 126(2):140-146. 以前の我々の研究より、肥満細胞が活性酸素を産生することが明らかにされているが、その生理的意義については不明な部分が多い。本論文では新たに肥満細胞がスーパーオキシドの不均化酵素であるSODを顆粒内に有していることを初めて示し、肥満細胞から産生されたスーパーオキシドがこのSODにより異なる活性酸素種に変換されることを通じてアレルギーの遷延化に一定の役割を演じていることを示した。
Antiallergic effect of ardisiaquinone A, a potent 5-lipoxygenase inhibitor. 共著 2001年11月 Phytomedicine. 8(6):460-464. 新規化合物であるardisiaquinone Aがin vitroにおいて5リポキシゲナーゼを阻害することを示した論文。ardisiaquinone Aは5リポキシゲナーゼを用量依存的に阻害し、ロイコトリエンの産生を抑制することが示されたことから、本新規化合物がアレルギー性鼻炎、気管支喘息の治療薬のリード化合物として有用であることを示した。
Inhibitory effect of olopatadine on antigen-induced eosinophil infiltration and the LFA-1 and Mac-1 expression in eosinophils. 共著 2002年 4月 Jpn J Pharmacol. 88(4):463-466. 抗アレルギー薬であるオロパタジンのアレルギー性鼻炎における有用性を示唆した論文。独自に開発したin vivo鼻アレルギーモデルを用いて、オロパタジンが抗原誘発好酸球浸潤を濃度依存的に抑制することを示すとともに、オロパタジンによる好酸球の浸潤抑制が、好酸球上の接着分子であるLFA-1の発現抑制と関連していることを初めて明らかにした。
Involvement of arachidonic acid in nonimmunologic production of superoxide in mast cells. 共著 2003年 4月 Int Arch Allergy Immunol. 130(4):288-299. 肥満細胞によるスーパーオキシド産生機序にアラキドン酸が関与していることを示した論文。この論文は、肥満細胞が非免疫的刺激によりスーパーオキシドを産生する際にはアラキドン酸の細胞内への遊離が必須であること、およびホスホリパーゼA2の活性化が必要であることを初めて示し、遷延化したアレルギー疾患治療において、ホスホリパーゼA2が標的の一つとして考えられることを示唆した。
Identification of Fyn-binding proteins in MC/9 mast cells using mass spectrometry. 共著 2003年10月 Biochem Biophys Res Commun. 310(1):202-208. 肥満細胞の活性化にFyn-binding proteinが関与していることを示した論文。肥満細胞のIgEを介する脱顆粒にはFynと呼ばれるSrc kinaseが重要な役割を果たしているが、この論文で我々はFynのSH2ドメインに結合するタンパク質を新たに単離し、このタンパクを介してIgE依存性の脱顆粒反応が進行することを明らかにした。
Sounding the alarm in infection; Mast cells counter-attack. 共著 2004年 2月 Allergy Clin Immunol Int. 16: 1-5. 肥満細胞はアレルギー疾患の中心的役割を果たしていることが知られていたが、それ以外の事象への関与については不明な部分が多い。我々はこの論文で、新たに肥満細胞が自然免疫系の一員として細菌を貪食し、貪食細菌の種類に応じて様々なケモカインを産生することで局所における獲得免疫システムの活性化に一定の役割を演じていることを示した。
Inhibition of NF-kB activation during ischemia reduces hepatic ischemia-reperfusion injury in rats. 共著 2005年 5月 J Pharmacol Sci. 30:103-110. ラット肝虚血再灌流障害にNF-kBが大きな役割を果たしていることを示した論文。この論文では、ラット部分虚血再灌流モデルを用いて、虚血再灌流障害時におけるNF-κBの重要性を調べるために、投与した各種NF-κB阻害剤の作用と腎機能との関連を調べた。NF-κBが阻害された場合に腎機能が比較的保持されている傾向が認められたことから、肝虚血再灌流障害におけるNF-κBの役割が明らかとなった。
The role of mast cells in allergic inflammation--from the view point of innate immune system involvement. 共著 2005年 5月 Foria Pharmacologica Japonica. 125:259-264. 肥満細胞の免疫系における役割を概説した総説。この総説では、肥満細胞はアレルギー疾患に関与するだけでなく、直接的に感染症の防御を行ったり、T細胞、B細胞の活性化を起こしたりする役割を最近の論文を元に概説した。
Protective effect of the 5-lipoxygenase inhibitor ardisiaquinone A on hepatic ischemia-reperfusion injury in rats. 共著 2005年 8月 Planta Med. 71:717-720. 肝臓を温疎血-再灌流すると、虚血時と再灌流時にそれぞれ異なる機構により障害が起こるとされ、特に再灌流時には強い障害が発現する。この障害は肝移植など一度血流を停止し、移植後に血流を再開させる場合などの際に問題となり、術後にも重要な影響を及ぼす。この論文では再灌流時の障害が、リポキシゲナーゼによる代謝産物により引き起こされることをラットを用いてin sutuの系で証明した。
Neurotrophic effect of magnolol in the hippocampal CA1 region of senescence-accelerated mice (SAMP1). 共著 2005年 9月 Biol Pharm Bull. 28:1762-1765. 柴朴湯は主に気管支喘息の治療薬として用いられる漢方薬である。この柴朴湯に含まれる生薬成分であるマグノロールが、記憶を司る海馬に作用することにより、海馬の神経突起を伸長させ、痴呆などの予防に効果がある可能性を示唆した論文。この論文では、老化促進マウスであるSAMP1にマグノロールを投与することにより、in vivoの系でも海馬の神経突起を伸長させ、痴呆などの予防に効果がある事を示した。
Enzymatic measurement of tryptase-like protease release from isolated perfused guinea pig heart during ischemia-reperfusion. 共著 2005年11月 Biol Pharm Bull. 28:2149-2151. 心臓の虚血-再灌流時に引き起こされる障害の機序の一端を解明した論文。この論文は心筋梗塞や狭心症などの治療の際に起こる再灌流時の障害に、肥満細胞から遊離される蛋白分解酵素の一種であるトリプターゼが重要な役割を果たしていることを、モルモット摘出心臓を用いてin vitroの系で証明した。
The protective effect of H2-receptor activation against the duration of myocardial hypoxia/reoxygenation-induced ventricular fibrillation in sensitized guinea-pig hearts. 共著 2005年12月 Pharmacol Sci. 99:400-407. 心臓の虚血-再灌流時に引き起こされる障害の機序の一端を解明した論文。心筋梗塞や狭心症などで死亡する患者の死因は心室細動によるものが多いが、この論文は心室細動は虚血再灌流時に引き起こされる肥満細胞の脱顆粒により放出されるヒスタミンが関与すること、およびそのヒスタミンはH2受容体を介して作用することを、モルモット摘出心臓を用いてin vitroの系で証明した。
Bacterial Components Regulate the Expression of Toll-like receptor 4 on Human Mast Cells. 共著 2006年 2月 Inflamm.Res. 56:70-75. 肥満細胞には自然免疫系の細胞としての機能があり、細菌に対する受容体を有していることを示した。この論文では、細菌の成分が肥満細胞に作用した場合、肥満細胞は自身の受容体を増加させると共に、細菌侵入に対して防御的に働く各種因子の産生を増強させることを示した。
Mast cells, which interact with Escherichia coli, up-regulate genes associated with innate immunity and become less responsive to Fc{epsilon}RI-mediated activation. 共著 2006年 2月 J Leukoc Biol. 79:339-350. 肥満細胞はアレルギー疾患の中心的役割を果たしていることが知られていたが、自然免疫系の細胞としての働きには不明な部分が多い。我々はこの論文で肥満細胞が細菌を貪食した際に起こる自身の機能的変化を知るために、マイクロアレイを用いて遺伝子の変化を網羅的に検討し、新たに局所における獲得免疫システムの活性化に重要な役割を演じていることを示した。
Heme oxygenase-1 inhibits cytokine production by activated mast cells. 共著 2007年 3月 Biochem Biophys Res Commun ヘムオキシゲナーゼ1という酵素は、ヘムタンパク質を分解する酵素であるが、この酵素の働きが、肥満細胞のアレルギー作用を制御している可能性を最初に証明した論文である。
Upregulation of heme oxygenase-1 by degranulation in rat basophilic leukemia cells. 共著 2007年 3月 Biol Pharm Bull. 30(3):443-6 ヘムオキシゲナーゼ1という酵素は、ヘムタンパク質を分解する酵素であるが、この酵素の働きが、肥満細胞のアレルギー作用を制御しており、特に抗原抗体反応による肥満細胞の脱顆粒を制御している可能性を証明した論文である。
Lipoteichoic acid downregulates FcepsilonRI expression on human mast cells through Toll-like receptor 2. 共著 2007年 8月 J Allergy Clin Immunol. 2007 Aug;120:452-461 衛生状態が良くなるとアレルギーが多くなるという衛生仮説がよく知られている。現在まで衛生仮説はリンパ球の働きにより説明がなされてきた。この論文では、衛生状態の善し悪しにより、肥満細胞の機能が変化し、衛生状態の良い場合の方が肥満細胞の持つアレルギー性伝達物質が多く放出され、アレルギーにかかりやすいことを示すと共に、この方法を応用して新規な抗アレルギー薬の開発が出来る可能性を示した。
Human cathelicidin CAP18/LL-37 changes mast cell function toward innate immunity. 共著 2008年 2月 Biol Pharm Bull. 31(2):212-6 動物や植物は抗菌的に働くペプチド類(抗菌ペプチド)を体表面に放出して細菌の侵入などから身を守っている。この論文では、それら抗菌ペプチドが自然免疫系の一員である肥満細胞に作用すると、肥満細胞の持つ生体防御能力が増強され、細菌感染症に対して抵抗性を得ることを証明した論文である。
Inhibition of TNF-α production by heme oxygenase-1 (HO-1) on activated mast cells. 共著 2009年10月 World Allegy Organization Journal 9-11. 肥満細胞は抗原抗体反応により、前炎症性サイトカインであるTNF-αを産生し、アレルギー炎症を悪化させることが知られている。この論文では、肥満細胞がTNF-αの産生を負のフィードバックによって自身で調節しており、その一端をHO-1という酵素が担っていることを証明した論文である。
Human mast cells synthesize and release angiogenin, a member of the ribonuclease A (RNase A) superfamily. 共著 2009年11月 J Leukoc Biol. 2009 Nov;86(5):1217-26. 肥満細胞がリボヌクレアーゼスーパーファミリーの一つに分類されるアンギオゲニンを産生・遊離することを示した論文。アンギオゲニンは血管新生に重要な役割を果たしていることが報告されており、がんの転移増殖には血管新生が重要な役割を果たしていることから、がんの増殖抑制に肥満細胞のアンギオゲニンをターゲットとする有用性について示した最初の論文である。
Lipoteichoic acid improves the capability of mast cells in the host defense system against bacteria 共著 2009年11月 Inflamm Res. 2009 Nov;58(11):797-807. 肥満細胞は、アレルギーの原因細胞としてよく知られている。この論文では、菌体成分が肥満細胞に働いた場合、自身のアレルギー惹起作用を減弱させ、細菌の貪食能を増強させると共に、細菌感染に抵抗性の因子の産生を増強させることを示した論文である。
Magnolol and honokiol prevent learning and memory impairment and cholinergic deficit in SAMP8 mice. 共著 2009年11月 Brain Res. 2009 Dec 11;1305:108-17. 生薬のホウノキの成分であるマグノロールやホーノキオールが中枢のコリン作動性神経に影響を与えることにより、学習記憶障害を抑制する事を報告した論文である。
Mast cells regulate IL-4 production independently of IFN-γ generatifon by iNKT cells through suppression of Notch signaling. 共著 2011年 4月 Journal of Health Science. 2011. 57(2): 197-203 マスト細胞とiNKT細胞を共培養すると、iNKT細胞の産生するIL-4の産生量が極端に減少すること、また、その減少にはNotch signalingが強く関係することを示唆した論文。現在までiNKT細胞のサイトカイン産生制御メカニズムは明らかにされていなかったが、この論文により産生制御メカニズムの一端が明らかにされた。
Phenylbutenoid dimers isolated from Zingiber purpureum exert neurotrophic effects on cultured neurons and enhance hippocampal neurogenesis in olfactory bulbectomized mice. 共著 2012年 3月 Neurosci Lett. 2012 Mar 28;513(1):72-7 天然物から抽出したマグノロールは、in vitroで神経栄養因子様活性や神経突起伸長促進作用を有することが知られている。しかし、上記の作用が学習能力が低下した動物における学習能力の回復と関連づけられるかについては不明である。この論文では、手術によりあらかじめ学習能力を低下させたマウスにマグノロールを長期間投与し、学習能力の回復やそれに伴う脳内神経の増加などを調べた論文である。検討の結果、マグノロールが長期投与により学習機能の回復効果を有すること、海馬神経の増加をもたらすことなどを初めて明らかにした。
Generation of mast cells from mouse fetus: analysis of differentiation and functionality, and transcriptome profiling using next generation sequencer. 共著 2013年 4月 PLoS One. 2013;8(4):e60837. doi: 10.1371/journal.pone.0060837. Epub 2013 Apr 3. アレルギーの原因細胞であるマスト細胞を、試験管内でマウスの胎児肝細胞から作成できることを示し、得られた肝細胞由来マスト細胞(FLMC)の性質と、同じく試験管内で作成できることが報告されている骨髄由来マスト細胞(BMMC)の性質とを比較した論文。この論文では、さらにFLMCとBMMCの全mRNAの発現レベルを比較し、両細胞の性質やタンパク質の発現の際についても詳しく検討している。また、この論文ではFLMCの利用法として、胎生致死を示すノックアウトやノックインマウスからマスト細胞を作成し、標的遺伝子や標的タンパク質の細胞における機能を解析できることを示した。
Does β-Hexosaminidase Function Only as a Degranulation Indicator in Mast Cells? The Primary Role of β-Hexosaminidase in Mast Cell Granules. 共著 2014年 8月 J Immunol.15;193(4):1886-94. 肥満細胞は顆粒内に大量のβ-hexosaminidaseを有しているが、その生理作用については全く不明であった。この論文では、肥満細胞の有するβ-hexosaminidaseはアレルギーの発症や線嚥下には全く関係がなく、グラム陽性細菌が原因で起こる感染を防御するために蓄えられていることを世界で初めて示した。著者らは以前より肥満細胞が細菌感染の防御に働く自然免疫系の細胞である事を主張してきたが、この論文でもその主張の一端を裏付けることになった貴重な論文である。
CD72 negatively regulates mouse mast cell functions and down-regulates the expression of KIT and FcεRIα. 共著 2015年 2月 Int Immunol. 2015 Feb;27(2):95-103. doi: 10.1093/intimm/dxu087. Epub 2014 Sep 19. 肥満細胞の表面にはCD72が発現しているが、その詳細な機能については不明なままであった。この論文では、CD72への刺激が肥満細胞の生存に重要な役割を果たすc-Kitの発現を減少させるだけでなく、アレルギーを惹起させる受容体であるFcεRIの発現をも減少させることを明らかにした。このことにより、CD72を標的とした新たな抗アレルギー薬の創製が可能であることを示した。
Nonpeptide neurotrophic agents useful in the treatment of nertodegenerative diseases such as Alzheimer's disease 共著 2015年 2月 J Pharmacol Sci. 2015 Feb;127(2):155-163. 神経栄養因子様作用を持つ低分子化合物はアルツハイマー病やパーキンソン病などの中枢性神経変性疾患に効果があると考えられる。この総説では、様々な神経栄養因子様作用を持つ低分子化合物を紹介し、その中枢神経への作用について概説している。
Compound 48/80, a mast cell stimulator, enhances synthesis of IgE and IgG induced by intranasal application of ovalbumin in mice 共著 2015年12月 Biol Pharm Bull. 2015;38(12):1954-9. 肥満細胞に脱顆粒刺激を与える化合物であるcompound48/80(以下、48/80)には、アジュバントとしての作用がある事を報告した論文。40/80と抗原をマウスに投与した場合、抗原単独投与に比して血中のIgE値およびIgG値が高値を示すと共に、局所におけるIL-4の酸性増大が認められた。これらのことから、肥満細胞が活性化している状態での抗原暴露は、さらなるアレルギーの悪化を引き起こす可能性が示唆された。
Calcium-deficient diet attenuates carbon tetrachloride-induced hepatotoxicity in mice through suppression of lipid peroxidation and inflammatory response. 共著 2016年 6月 Heliyon. 2016 Jun 24;2(6) カルシウム欠乏状態を惹起させると、四塩化炭素による肝障害が著明に減弱することを報告した論文。細胞死の前に細胞内にカルシウムの流入が起こるのは、何らかの理由で細胞膜の透過性が急激に上がることによるものであると解釈されていたが、細胞内のカルシウムが上昇することにより細胞死が引き起こされ、細胞のホメオシタシスが破綻する可能性を示した。
Carbon Tetrachloride-Induced Nephrotoxicity in Mice Is Prevented by Pretreatment with Zinc Sulfate. 共著 2016年 6月 Biol Pharm Bull. 2016;39(6):1042-6. 亜鉛は、生体内でラジカルスカベンジャーとして働くメタロチオネインを誘導することが知られている。四塩化炭素による腎障害は、ラジカルスカベンジャーであるメタロチオネインを介した脂質過酸化の防止により回避できることを示した論文。
Bromobenzene-induced lethal toxicity in mouse is prevented by pretreatment with zinc sulfate. 共著 2016年 7月 Chem Biol Interact. 2016 Jul 25;254:117-23. 亜鉛は生体内でラジカルスカベンジャーとして働くメタロチオネインを増加させることが知られている。亜鉛を前投与したマウスにブロモベンゼンを致死量投与しても、マウスは死亡しなかったこと、亜鉛の前投与により肝臓および腎臓でメタロチオネインの含量が増加し、ブロモベンゼン投与により著明に減少した事から、ブロモベンゼンの致死性は少なくとも肝臓や腎臓におけるラジカルの発生が関与していること、および亜鉛前投与による致死毒性の回避は、主にラジカルスカベンジャーであるメタロチオネインの誘導にある事を示した論文。
Chronotoxicity of bromobenzene-induced hepatic injury in mice 共著 2017年 1月 J Toxicol Sci. 2017;42(2):251-258. ブロモベンゼンによる個体に対する毒性は、投与時の時刻によって劇的に変化すること、その変化には体内時計が関与することを示した論文。
Suppressive effect of kamebakaurin on acetaminophen-induced hepatotoxicity by inhibiting lipid peroxidation and inflammatory response in mice. 共著 2017年 4月 Pharmacol Rep. 2017 ;69(5):903-907. 生薬由来成分であるカメバカウリンがアセトアミノフェンによる肝障害を軽減する事、及びその機構について論じた論文
Vitamin D3-induced hypercalcemia increases carbon tetrachloride-induced hepatotoxicity through elevated oxidative stress in mice. 共著 2017年 4月 PLoS One. 2017 ;12(4):e017652 四塩化炭素による肝障害がビタミンD3による高カルシウム血症で増悪を見せることについて、そのメカニズムを論じた論文。
1O, 20O-diacetyl kamebakaurin protects against acetaminophen-induced hepatotoxicity in mice 共著 2018年10月 Biomedical Research (Tokyo), 39 (5), 251-260, 2018 The present study aimed to investigate the protective effects of kamebakaurin (KA) and 1O, 20O-diacetyl kamebakaurin (Ac2KA) on acetaminophen (APAP)-induced hepatotoxicity and compare the hepatoprotective mechanisms of the two chemicals. Our results showed that KA and Ac2KA exerted protective effects against APAP-induced hepatotoxicity. The responsible mechanisms may be related to the chemicals’ antioxidant activity and the inhibition of c-jun N-terminal kinase activation and RIP-3 activation. The effects of Ac2KA included those of KA, as well as RIP-1 inactivation, NF-κB inhibition, and Cyp inhibition.
Suppression of IgE-independent degranulation of murine connective tissue-type mast cells by dexamethasone 共著 2019年 3月 Cells, 8(2), 112; https://doi.org/10.3390/cells8020112 デキサメタゾンにより結合型mast cellsの抗原抗体反応による脱顆粒が抑制されること、また、その機序としてGタンパク質のダウンレギュレーションとMas-related G protein-coupled receptorのダウンレギュレーションが関与していることを報告した論文。
Top of page

学会発表

題目/演目名等 発表年月 発表学会名等 概要
Suppression of IgE-mediated TNF-a mRNA expression in heme oxygenase-1-induced RBL-2H3 cells. 2005年 3月 第78回日本薬理学会年会 横浜 ヘムオキシゲナーゼ-1(HO-1)を過剰発現させた肥満細胞ではTNF-αの発現が減弱することを示した発表。
抗菌ペプチド曝露によるヒト肥満細胞上FcγRIの発現増加. 2005年 3月 第78回日本薬理学会年会 横浜 肥満細胞が抗菌ペプチドに暴露された場合、細胞表面のFcεRIの発現が変化することを示した発表。
菌体成分及び抗菌ペプチド曝露時における肥満細胞表面Toll様受容体4の発現変化. 2005年 3月 第78回日本薬理学会年会 横浜 肥満細胞が抗菌ペプチドに暴露された場合、TLR4の発現が変化することを示した発表。
Contribution of mast cells to the eosinophil infiltration in the allergic rhinitis. 2005年 6月 XIX World Allergy Organization Congress Munich. アレルギー性鼻炎の際にみられる好酸球の浸潤集積には肥満細胞が関与していることを示した発表。
菌体成分暴露時における肥満細胞表面Toll-like receptor4の発現変化. 2005年 6月 第107回日本薬理学会近畿部会 金沢. 肥満細胞が菌体成分に暴露された場合、TLR4の発現が変化することを示した発表。
菌体成分暴露時におけるFcεRIの発現変化. 2005年 7月 第6回長井長義記念シンポジウム. 徳島 肥満細胞が菌体成分に暴露された場合、FcεRIβの発現が変化することを示した発表。
Suppression of IgE-mediated TNF-alpha mRNA expression in Heme oxygenase-1-induced RBL-2H3 cells. 2005年10月 第78回日本生化学大会 兵庫 肥満細胞を刺激した場合、細胞内ではヘムオキシゲナーゼ-1(HO-1)が活性化すると同時にTNF-αの発現が減弱することを示した発表。
菌体成分を肥満細胞に暴露した後のTLRの発現変化 2005年10月 第55回日本アレルギー学会総会, 岩手. 肥満細胞が菌体成分に暴露された場合、TLRsの発現がdダイナミックに変化することを示した発表。
ラット局所感作鼻アレルギーモデルの作製と評価 2005年11月 第108回日本薬理学会近畿部会、兵庫 ラットを使用して花に抗原を点鼻するだけでアレルギー性鼻炎モデルを作成出来ることを示した発表。
老化促進マウス(SAMP1)海馬CA1領域におけるMagnololの神経栄養因子様効果 2005年11月 第44回日本薬学会・日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会、愛媛 老化促進マウスにMagnololを経口投与すると海馬の神経突起が成長することを確認した発表。
TLR ligands augment phagocytosis due to the expression of Cr3 on mast cells. 2005年12月 第35回日本免疫学会総会 横浜 TLRのリガンドにより肥満細胞を刺激すると、肥満細胞の貪食作用が更新することを報告した発表
Bacterial Components Enhance Mast Cell Phagocytosis through the Expression of Complement Receptor 3 (CR3). 2006年 3月 Annual meeting of America Academy of Allergy Asthma & Immunology. Florida. 肥満細胞が菌体成分に暴露された場合CR3という受容体を介する最近貪食能を増加させる事を報告した発表。
Lipoteichoic Acid and Peptidoglycan Inhibit FcεRI Expression by Mast Cells. 2006年 3月 Annual meeting of America Academy of Allergy Asthma & Immunology. Florida. リポタイコ酸とペプチドグリカンは肥満細胞表面のFcεRIの発現を減少させ、アレルギー反応を減弱させることを報告した発表。
Suppression of IgE-mediated TNF-alpha mRNA expression in Heme oxygenase-1-induced RBL-2H3 cells. 2006年 3月 第78回日本薬理学会年会 神奈川 肥満細胞への抗原抗体反応後、細胞内ではヘムオキシゲナーゼ-1(HO-1)が活性化すると同時にTNF-αの発現が減弱することを示した発表。
ラット肝虚血再灌流時のInhibitor of apoptosis proteins (IAPs)発現の変動 2006年 3月 第78回日本薬理学会年会 神奈川 ラット肝臓に虚血-再灌流障害を起こすと、アポトーシスを抑制するタンパク質であるIAPsの発現が増加することを報告した発表。
後発酵茶「玄徳茶」による血管新生抑制作用と抗アレルギー作用 2006年 3月 日本薬学会第126年会 宮城 玄徳茶が抗アレルギー作用を有していることを報告した発表。
抗菌ペプチド暴露による肥満細胞の機能的変化に関する検討 2006年 3月 日本薬学会第126年会 宮城 肥満細胞が抗菌ペプチドに暴露された場合、自然免疫系の機能が亢進し、獲得免疫系の機能が減弱することを報告した発表。
ヒト肥満細胞を細菌構成成分に暴露した後のTLR4の発現変化 2006年 9月 第7回長井長義記念シンポジウム 徳島. ヒトの肥満細胞に菌体成分を暴露した場合、マウスの肥満細胞と同様にTLR4の発現が増加することを示した発表。
抗原抗体反応を介する肥満細胞の活性化に対するヘムオキシゲナーゼ−1の影響 2006年 9月 第7回長井長義記念シンポジウム 徳島. ヘムオキシゲナーゼ-1(HO-1)を過剰発現させた肥満細胞への抗原抗体反応では、TNF-αの発現が減弱することを示した発表。
肝虚血-再灌流時のアポトーシス誘導におけるEndonuclease G , Apoptosis-inducing factorの関与についての検討 2006年10月 第45回日本薬学会・日本病院薬剤師会中四国支部学術大会 広島 ラット肝臓に虚血-再灌流障害を起こすと、アポトーシスを抑制するタンパク質であるIAPsの発現が増加することを報告した発表。
Suppression mechanism of IgE-mediated TNF-alpha generation from mast cell that transfected rat heme oxygenase-1 cDNA. 2007年 3月 第80回日本薬理学会年会 名古屋 ヘムオキシゲナーゼ-1(HO-1)を過剰発現させた肥満細胞への抗原抗体反応で、TNF-αの発現が減弱する機序についての発表。
ヒト肥満細胞におけるTLR4発現に対する菌体成分の影響 2007年11月 第57回日本アレルギー学会 神奈川 ヒトの肥満細胞に菌体成分を暴露すると細胞表面のTLR4の発現が増強することを示した発表。
ヒト肥満細胞の TLR 発現に与える菌体成分の効果 2007年11月 第111回日本薬理学会近畿部会 大阪 ヒトの肥満細胞表面のTLRの発現が、菌体成分の暴露によって変化することを報告した発表。
マスト細胞に発現するToll-like receptorへの抗菌ペプチドの効果 2007年11月 日本薬学会中四国支部学術大会 高知 抗菌ペプチドをマスト細胞に暴露した場合、マスト細胞表面のTLRsの発現が様々に変化することを報告した発表。
Involvement of Toll-like receptor 2 on the change of FcεRI expression by Lipoteichoic acid or Peptidoglycan. 2007年12月 The 37th Annual meeting of The Japanse Society for Immunology.Tokyo. 肥満細胞にリポタイコ酸やペプチドグリカンを暴露するとTLR2を介してFcεRIの発現が減少することを報告した発表。
Lipoteichoic acid up-regulates phagocytosis of bacteria by mast cells. 2008年 3月 第81回日本薬理学会年会 神奈川 リポタイコ酸が肥満細胞の細菌貪食能を増加させることを報告した発表。
気管支喘息モデルマウスの肺局所におけるiNKT細胞の解析 2008年 3月 日本薬学会第128年会 横浜 マウスに実験的気管支ぜんそくを惹起すると、廃局書にiNKT細胞が浸潤してくることを報告した発表。
感染時におけるマスト細胞の機能的変化, 2008年 9月 生体機能と創薬シンポジウム2008 東京 生体に感染が起こると、肥満細胞は機能を変化させて最近から生体を防御する役割を発揮する事を報告した発表。
感染時におけるマスト細胞の機能的変化 2008年11月 日本アレルギー学会秋季学術大会 東京 生体に感染が起こると、肥満細胞は機能を変化させて最近から生体を防御する役割を発揮する事を報告した発表。
老化促進マウスSAMP8の学習記憶障害に対するMagnolol, Honokiolの効果, 2008年11月 第47回日本薬学会中四国支部学術大会 岡山 マグノロールやホーノキオールが老化促進マウスの学習記憶障害を改善することを報告した発表
Accumulation and activation of NKT cell on a mouse allergic asthma model. 2008年12月 The 38th Annual meeting of The Japanse Society for Immunology.Kyoto. アレルギー性鼻炎モデルマウスでは、NKT細胞が局所に集積して活性化していることを報告した発表。
The carbon monoxide-releasing molecule CORM-2 inhibits TNF-alpha release from activated-RBL-2H3 cell. 2009年 3月 日本薬理学会第82回年会 神奈川 肥満細胞への刺激により引き起こされるTNF-α産生は、CORM-2によって減弱することを報告した発表。
マスト細胞の分化におけるβヘキソサミニダーゼの役割. 2009年11月 日本薬学会中国四国支部大会 徳島 マスト細胞に多量に存在しているβヘキソサミニダーゼの役割を報告した発表
The differentiation and functions of bone-marrow mast cells derived from hexb-/- mouse. 2009年12月 The 39th Annual meeting of The Japanse Society for Immunology.Osaka. βヘキソサミニダーゼ欠損肥満細胞の性状に関するデータを報告した発表
Magnolol and honokiol prevent age-related learning and memory impairment and cholinergic deficit in forebrain in SAMP8 2010年 3月 The 83rd Annual Meeting of The Japanese Pharmacological Society. Osaka. マグノロールとホーノキオールを投与すると、老化促進マウスの記憶障害が改善することを報告した発表。
Mast cells regulate IL-4 production in iNKT cells by physical interaction 2010年 3月 The 84th Annual Meeting of The Japanese Pharmacological Society Kanagawa 肥満細胞はiNKTとの接触によってiNKTからのIL-4産生を変化させることを報告した発表。
マスト細胞の分化および成熟におけるβヘキソサミニダーゼの役割 2010年 3月 日本薬学会第130年会 岡山 肥満細胞の分化および成熟にβヘキソサミニダーゼが係わっているかについて報告した発表。
TGF-β刺激によるc-kitの発現調節を介した肥満細胞の分化と増殖に対する影響 2010年 7月 第117回日本薬理学会近畿部会 徳島 肥満細胞の分化および成熟にTGF-βが関与しているかについて報告した発表。
The roles of beta-hexosaminidase in mast cells 2010年 8月 International Congress of Immunology  Kobe
マスト細胞顆粒中に存在するβ-ヘキソサミニダーゼの生理的役割 2010年10月 第14回日本ヒスタミン学会シンポジウム講演 神奈川 肥満細胞中のβヘキソサミニダーゼはアレルギーには関与しないことを報告した発表。
マスト細胞顆粒中に存在するβヘキソサミニダーゼの生理的役割  2010年11月 第49回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会 米子 肥満細胞中のβヘキソサミニダーゼの役割について広範に報告した発表。
TGF-βによる肥満細胞表面のc-kit減少機構について 2011年 3月 日本薬学会第131年会 静岡 肥満細胞にTGF-βを作用させると細胞表面のc-Kitの発現が減少することを報告した発表。(震災により抄録のみ。)
TGF-βによるKit発現抑制の機序についての検討 2011年 7月 第119回日本薬理学会近畿部会 名古屋 肥満細胞の表面に発現しているc-KitがTGF-β刺激により減少する理由について報告した発表。
マウス胎仔肝細胞由来マスト細胞中のヒスタミン含量およびIgEによるヒスタミン遊離について 2011年 8月 第15回活性アミンに関するワークショップ 徳島 マウス胎仔肝臓より調製した細胞を使用してin vitroにて肥満細胞を作成できることを報告した発表。
マスト細胞研究のツールとしての胎仔肝臓由来細胞の有用性 2011年10月 第15回日本ヒスタミン学会 ミニシンポジウム講演 盛岡 マウス胎仔肝臓より調製した細胞を使用してin vitroにて作成した肥満細胞の利点について報告した発表。
胎仔肝由来マスト細胞の構築と基本的性状について 2011年11月 第61回日本アレルギー学会 東京 マウス胎仔肝臓より調製した細胞を使用してin vitroにて作成した肥満細胞の基本的な性質について、骨髄由来肥満細胞との比較を報告した発表。
Generation of mast cell-like cells from mouse fetal liver. 2011年12月 The 40th Annual Meeting of the Japanese Society for Immunology. Makuhari マウス胎仔肝臓より調製した細胞を使用してin vitroにて作成した肥満細胞の脱顆粒や抗原抗体反応への感受性などについて報告した発表。
生体内タンパク質機能解析を目的とした胎仔肝細胞由来肥満細胞の作製および骨髄由来肥満細胞との比較. 2012年 3月 日本薬学会第132年会 北海道 マウス胎仔肝由来肥満細胞が、KO実験に有用である事、ならびに骨髄由来肥満細胞との比較を報告した発表。
次世代シークエンサーを用いた胎仔肝細胞由来肥満細胞と骨髄由来肥満細胞との比較検討. 2012年 6月 第121回日本薬理学会近畿部会 徳島 胎仔肝細胞由来肥満細胞と骨髄由来肥満細胞のmRNA発現を次世代シーケンサーを使用して比較検討した結果を報告した発表。
肥満細胞顆粒中のβヘキソサミニダーゼは細菌のペプチドグリカンを分解する. 2012年10月 第16回日本ヒスタミン学会 岡山 肥満細胞中のβヘキソサミニダーゼは細菌の細胞壁を分解することを報告した発表。
次世代シーケンサーを用いた胎仔肝由来マスト細胞と骨髄由来マスト細胞の比較. 2012年11月 第62回日本アレルギー学会 大阪 胎仔肝細胞由来肥満細胞と骨髄由来肥満細胞のmicro RNAの違いを、次世代シーケンサーを使用して比較検討した結果を報告した発表。
次世代シーケンサーを用いた胎仔肝臓由来肥満細胞と骨髄由来肥満細胞における脱顆粒時の遺伝子発現量変化の比較検討 2012年11月 第51回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会 島根 胎仔肝細胞由来肥満細胞と骨髄由来肥満細胞のmRNA発現を、抗原抗体反応により活性化させた後に次世代シーケンサーを使用して比較検討した結果を報告した発表。
Transcriptome analysis of mouse fetal liver derived mast cells and bone marrow derived mast cells. –The comparison of these cell properties using next generation sequencer 2012年12月 The 41th Annual Meeting of the Japanese Society for Immunology. Kobe. 胎仔肝細胞由来肥満細胞と骨髄由来肥満細胞の全てのRNAの違いを、次世代シーケンサーを使用して比較検討した結果を報告した発表。
マウスへの卵白アルブミン点鼻によるIgE, IgG産生におけるcompound 48/80のアジュバント効果. 2013年 3月 第86回日本薬理学会年会 福岡 マウス鼻アレルギーモデルを作成する際に、compound 48/80をあらかじめ点鼻しておくと、アレルギー反応が強く現れることを報告した発表。
次世代シーケンサーを用いた胎仔肝細胞由来肥満細胞と骨髄由来肥満細胞のトランスクリプトーム解析. 2013年 3月 日本薬学会第133年会 神奈川 胎仔肝細胞由来肥満細胞と骨髄由来肥満細胞の全てのRNAの違いを、次世代シーケンサーを使用して比較検討した結果を報告した発表。
肥満細胞のc-kit表面発現変化における細胞内情報伝達系とTACEの役割. 2013年 3月 第86回日本薬理学会年会 福岡 TGF-β刺激による肥満細胞のc-Kitの表面発現減少にはタンパク分解酵素の活性化が関与していることを報告した発表。
肥満細胞のTGF-β刺激によるc-Kit表面発現減少機構の解明. 2013年 3月 日本薬学会第133年会 神奈川 TGF-β刺激による肥満細胞のc-Kitの表面発現減少にはタンパク分解酵素の活性化が関与していることを報告した発表。
マスト細胞表面のc-Kit発現と代謝におけるメタロプロテアーゼの役割 2013年 7月 第123回日本薬理学会近畿部会 名古屋 TGF-β刺激による肥満細胞のc-Kitの表面発現減少にはメタロプロテアーゼにより引き起こされてていることを報告した発表。
Generation of mast cells from murine fetus liver and transcriptome analysis using next generation sequencer; a comparison of the profiles between bone marrow derived mast cells with fetus liver derived mast cells. 2013年 8月 15th International Congress of Immunology.  Milan. 定常状態および活性化状態の胎仔肝細胞由来肥満細胞と骨髄由来肥満細胞の全てのRNAの違いを、次世代シーケンサーを使用して比較検討した結果を報告した発表。
マスト細胞表面におけるc-Kit発現調節機構の検討. 2013年11月 第63回日本アレルギー学会 東京 肥満細胞表面のc-Kitの発現はどのような機構で調節されているかについて報告した発表。
骨髄由来マウスマスト細胞前駆細胞に関する検討 2013年11月 第17回日本ヒスタミン学会 島根 骨髄のどのような性質の細胞が肥満細胞の前駆細胞かを調べて報告した発表。
The regulation of c-Kit expression on mast cells. 2013年12月 The 42th Annual Meeting of the Japanese Society for Immunology. Chiba. 肥満細胞表面のc-Kitの発現はどのような機構で調節されているかについて報告した発表。
In vitro study of proliferation of bone marrow-derived mast cells. 2014年 3月 第87回日本薬理学会年会 仙台 骨髄から作成される肥満細胞の分化過程を調べて報告した発表。
骨髄由来肥満細胞の増殖に関与する因子についての検討. 2014年 3月 日本薬学会第134年会 熊本 骨髄から作成される肥満細胞の分化を制御する肥満細胞由来の分子について報告した発表。
マスト細胞顆粒中に存在するβ-ヘキソサミニダーゼの生理的役割. 2014年 5月 第26回日本アレルギー学会秋季臨床大会 京都 肥満細胞中のβヘキソサミニダーゼはアレルギーや自身の分化増殖には関与せず、グラム陽性細菌の撃退に使用されていることを報告した発表。
オオケビラゴケから抽出されたbibenzyl化合物による抗アレルギー作用についての検討. 2014年 6月 第125回日本薬理学会近畿部会 岡山 オオケビラゴケから抽出したビベンジル化合物は肥満細胞からの脱顆粒やヒスタミン遊離を抑制することを報告した発表。
TGF-β刺激による肥満細胞のc-Kit表面発現における脂肪内情報伝達系の解明 2014年 9月 第21回日本免疫毒性学会学術年会 TGF-β刺激により引き起こされる肥満細胞のc-Kit表面発現の減少にはSmad2は関与しているがSmad3は関与していないことを報告した発表。
オオケビラゴケから抽出した各種ビベンジル化合物のヒスタミン遊離抑制効果について 2014年 9月 第18回日本ヒスタミン学会 兵庫 オオケビラゴケから抽出したビベンジル化合物は肥満細胞からの脱顆粒やヒスタミン遊離だけでなく、ロイコトリエンの産生にも影響を及ぼすことを報告した発表。
嗅球摘出マウスモデルに対するMagnololの効果の検討 2014年 9月 第21回日本免疫毒性学会学術年会 嗅球摘出により記憶障害を引き起こしたマウスにMagnololを投与すると記憶障害改善作用が見られることを報告した発表。
オオケビラゴケから得られた4種のbibenzyl化合物の肥満細胞活性化に対する影響 2014年11月 第53回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会 オオケビラゴケから抽出されたbibenzyl化合物が、肥満細胞からのヒスタミン遊離および脱顆粒を抑制することを報告した発表。
本邦産オオケビラゴケ属苔類オオケビラゴケの芳香族成分 2014年11月 第53回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会 オオケビラゴケから抽出された化合物のうち、主に芳香族成分の性質と構造について報告した発表。
マウス嗅球摘出(OBX)うつモデルにおけるmagnololの抗うつ作用 2015年 6月 第127回日本薬理学会近畿部会 嗅球摘出によりうつを発症したマウスに、神経突起伸長作用が認められている化合物であるmagnololを投与すると、うつ状態が改善することを報告した発表。
マスト細胞のc-Kit代謝におけるプロテアーゼの役割 2015年11月 日本薬学会東海支部合同学術大会 名古屋 マスト細胞の細胞表面に発現しているc-Kitは、メタロプロテアーゼにより切断されることを報告した発表。
マウスマスト細胞の成熟過程におけるデキサメタゾンの作用 2016年 9月 第89回生化学会大会 仙台 BMMCの線維芽細胞との共培養過程にステロイド性抗炎症薬であるデキサメタゾン(Dex)を添加することにより、マスト細胞の成熟に対する作用について検討を行った。マウスマスト細胞の成熟過程においてDexはIgE非依存的な脱顆粒応答を抑制すること、またそれにはGi1の発現誘導の抑制が関わることが推察された。Dexの長期投与は組織マスト細胞の顆粒内容物の組成を大きく変化させる可能性が考えられた。
TGF-β刺激による骨髄由来肥満細胞膜表面のc-kit切断に関与するメタロプロテアーゼの検討 2017年 3月 日本薬学会第137年会 TGF-βがc-Kitの発現量を変化させる事を報告した。また、その機構について明らかにし、c-Kitは細胞表面に発現しているメタロプロテアーゼにより、発現量が調節されている事を明らかにした研究
ビベンジル化合物の肥満細胞脱顆粒に与える影響 2017年 3月 日本薬学会第137年会 仙台 オオケビラゴケから抽出されたビベンジルカンナビノイドがBMMCの脱顆粒を抑制するかについて検討した。環構造を2つ有する09RP7-3に比べ、環構造を3つ持つ09RP7-3以外の化合物は脱顆粒への影響が強く見られる事を示した研究
脂質代謝異常による骨髄由来肥満細胞の分化と機能への影響についての検討 2017年 3月 日本薬学会第137年会 仙台 脂質輸送に関連するタンパク質と考えられているABCA1およびABCA7の肥満細胞における役割について検討した研究。これらタンパク質は、肥満細胞の分化や増殖過程に影響を及ぼさなかったが、肥満細胞の機能である脱顆粒の制御に関わっている事を示した。
ABCA7欠損肥満細胞における脱顆粒への影響 2017年 6月 第131回日本薬理学会近畿部会 名古屋 ABCA7タンパク質をノックアウト(ABCA7KO)した肥満細胞では、野生型肥満細胞と比較して脱顆粒が起こりにくい事を報告した発表。ABCA7KO肥満細胞では細胞内情報伝達系の一つであるGab2のリン酸化が著明に抑制されていた事を報告している。
ABCA1とABCA7は同じ機構を介して肥満細胞の脱顆粒反応に影響を与えるか? 2017年 7月 第63回日本薬学会東海支部大会 岐阜 脂質輸送関連タンパク質と考えられるABCA1およびABCA7の肥満細胞における役割について検討を加えた。これらのタンパク質は、肥満細胞の分化や増殖に影響することなく、肥満細胞の脱顆粒過程を制御している可能性を示した。
細胞表面のc-kitを切断するメタロプロテアーゼの探索と同定 2017年 7月 第63回日本薬学会東海支部大会 岐阜 細胞のがん化と深い関連があると考えられるc-Kitの表面発現量について、肥満細胞を使用してその発現量調節機構を検討した。c-Kitの発現量は細胞表面に発現しているメタロプロテアーゼによって調節されており、従来考えられていた転写レベルの調節とは異なる調節機構が存在する事を明らかにした。
在宅医療において高K血症となった腸瘻のCKD患者に対し薬剤師の栄養学・薬学的アプローチにより血中K濃度の改善に至った一例 2017年 9月 日本社会薬学会第36年会 大阪 高K血症となった腸瘻の患者に対し、薬剤師が介入し栄養剤の見直しを行ったことで、血中K濃度が改善しK吸着剤の中止に至った一例を報告した。
細胞表面のc-kit発現量を抑制するメタロプロテアーゼの検討 2018年 3月 日本薬学会138年会 肥満細胞表面のc-Kitタンパク質はメタロプロテアーゼの活性変化により発現量の調節が行われていることを報告した発表。TGF-β刺激によりc-Kitタンパク質の発現量が減少する際に、TGF-βによりメタロプロテアーゼであるMMP-20の活性が上昇し、c-Kitの断片が細胞培養液中に増加することを報告し、c-Kitの発現量がMMP-20の活性変化と平行して変化することを発表した。
脂質代謝異常による骨髄由来肥満細胞の脱顆粒率低下の要因についての検討 2018年 3月 日本薬学会第138年会 脂質輸送関連タンパク質であるABCA1およびABCA7が肥満細胞の機能を調節する役割を有していることを報告した発表。アレルギーの中心的な細胞である肥満細胞は、抗原抗体反応により炎症性のケミカルメディエーターを放出するが、ABCA1やABCA7を欠損した肥満細胞では抗原抗体反応によるケミカルメディエーターの遊離がおよそ半分になる。これは、細胞内情報伝達タンパク質のリン酸化の度合いが変化することによることをこの発表により報告した。
金城学院大学薬学部における反転授業「構造式演習」の取り組み 2018年 3月 日本薬学会第138年会 反転授業として学生に構造式演習を行った場合に、主要な化合物の構造式の定着、構造式が関連する講義への理解度などの3年間の調査結果を発表。2015年から3年を経過し、2017年前期が終了した時点での成績を集計した。その結果、(1)2015年の1年生は、2016年、2017年と学年が進むにつれ高得点分布が増えた。又、(2)2017年では1年生より3年生で高得点分布が増えた。(3)「構造式演習」の得点分布の解析は、学習へ取り組む姿勢の評価において有効と思われた。(4)ラーニングマネージメントシステムのポートフォリオ機能を用いた自己振り返りは、得点アップへのモチベーション向上に大きく寄与するものと考えられた。
肥満細胞の分化や機能発現におけるABCA7タンパク質の役割について 2018年 6月 第64回日本薬学会東海支部大会 脂質輸送関連タンパク質であるABCA7の肥満細胞における機能調節について報告した発表。肥満細胞は抗原抗体反応によりケミカルメディエーターを放出するアレルギーの原因細胞であるが、ABCA7を欠損すると抗原抗体反応によるケミカルメディエーターの遊離が約半分に減少する。ABCA7の脱顆粒減少のメカニズムについて詳細に検討したところ、細胞表面の高親和性IgE受容体であるFceRIの発現量に変化は見られなかったが、細胞内情報伝達タンパク質であるGab2のリン酸化が起こらないことを報告した。
The impact of ATP binding cassette subfamily A member 1 and 7 on the degranulation of mast cells 2018年 7月 The 18th World congress of basic and clinical pharmacology ABCA1およびABCA7欠損マウスの骨髄から作成した肥満細胞を使用して、肥満細胞におけるこれらタンパク質の役割について検討した。ABCA1および7は肥満細胞の分化過程には関与しないものの、肥満細胞の機能のうち、抗原抗体反応による脱顆粒には大きく関与することを明らかにし、その機構の一部についても明らかにした。
c-Kit の表面発現を制御するメタロプロテアーゼサブタイプの探索 2019年 3月 日本薬学会第139年会 肥満細胞におけるc-Kitの発現調節機構について検討を行い、c-Kitの細胞表面発現量は、肥満細胞の表面に発現しているメタロプロテイナーゼにより調節されていることを明らかにした。
脂質代謝異常を有する骨髄由来肥満細胞におけるコレステロール含量と細胞膜流動性の脱顆粒率低下への影響 2019年 3月 日本薬学会第139年会 脂質代謝に関連すると考えられているタンパク質であるABCA1およびABCA7の、肥満細胞の脱顆粒における役割について検討した。その結果、ABCA1は細胞内Ca濃度を変化させることにより、ABCA7は細胞内情報伝達系タンパク質のリン酸化を引き起こすことにより、それぞれ脱顆粒反応に関与していることが推定された。
肥満細胞FcεRⅠの情報伝達系におけるビベンジル化合物の抑制作用 2019年 7月 日本薬学会東海支部大会 オオケビラゴケから単離されたビベンジル化合物の、肥満細胞における脱顆粒に対する影響について検討を行った。その結果、ある種のビベンジル化合物は、肥満細胞の細胞内情報伝達タンパク質のリン酸化を、リン酸化活性部位に結合することで抑制することが推定された。
c-Kitの細胞表面発現の制御に関するメタロプロテアーゼの同定について 2020年 3月 日本薬学会第140年会(Web開催) 肥満細胞の表面に発現しており、その分化や増殖に重要な役割を果たしているc-Kitの発現調節につき、マウスBMMCを使用して検討を行った。その結果、c-Kitの細胞表面への発現量はメタロプロテアーゼの一種であるMMP-27により制御されていることが明らかとなった。
脂質代謝異常による骨髄由来肥満細胞の脱顆粒率低下におけるGab2経路の関与について 2020年 3月 日本薬学会第140年会(Web開催) 脂質代謝に関連すると考えられているタンパク質であるABCA-1およびABCA-7について、肥満細胞における役割を検討を行った。その結果、少なくともABCA-7は、肥満細胞の抗原抗体反応によるSykのリン酸化に強く影響を及ぼしていると考えられ、脱顆粒や化学伝達物質の遊離を調節している可能性が示唆された。
苔類から抽出されたビベンジル化合物が肥満細胞のFcεRI情報伝達系に与える影響 2020年 3月 日本薬学会第140回年会(Web開催) オオケビラゴケから単離されたビベンジル化合物の、肥満細胞における抗原抗体反応による活性化に対する影響について検討を行った。その結果、肥満細胞の抗原抗体反応における刺激伝達系のうち、特にSykのリン酸化を阻害することにより脱顆粒およびサイトカインの産生を抑制するものや、Gab2のリン酸化を阻害することにより脱顆粒のみを選択的に抑制するものが存在することが明らかとなった。
Top of page

気道収縮抑制剤およびそれを含む食品(特願平8−14113)

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
特許 共著 1996年 1月 本発明の気道収縮抑制剤および食品の有効成分である茶葉サポニンは、長年飲用されている茶葉の成分であり、高い安全性が期待できる。また臨床で使用されている抗アレルギー剤であるトラニラストと比較して、同等あるいはそれを上回る気道収縮抑制活性を有し、気管支喘息を含むI型アレルギーの予防に有用である。
Top of page

肥満細胞からの活性酸素産生の機序とその生理学的役割に関する研究

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
学位論文 単著 1997年 3月 徳島文理大学 この論文では、肥満細胞が各種刺激により活性酸素を産生すること、その活性酸素種は主にスーパーオキシドであること、その産生機序にはホスホリパーゼA2を介するアラキドン酸遊離、Aキナーゼを介する機構などが考えられることを明らかにした。また、これら活性酸素が肥満細胞を中心としたアレルギーの遷延化に重要な役割を演じていることを明らかにした。
Top of page

総説:肥満細胞は微生物侵入に対し警戒警報を鳴らす

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
J World Allergy Org. 7: 7-12 共著 2004年 9月 J World Allergy Org. 7: 7-12 肥満細胞は、アレルギーの原因細胞だけではなく、外界からの異物の侵入を関知していち早く自身の免疫系に知らせる役割を担っている細胞であることを、様々な視点から論じた総説。
Top of page

アレルギーと肥満細胞 —古くて新しいテーマの検証—

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
アレルギーと神経ペプチド 単著 2005年 3月 アレルギーと神経ペプチド 肥満細胞は獲得免疫系に属してアレルギーを引き起こすだけでなく、自然免疫系にも属し、生体防御を担っていることを説明した総説。
Top of page

アレルギー性炎症における肥満細胞の役割 -肥満細胞の引き起こす炎症を自然免疫の観点から考える-

著書名 単著、
共著の別
出版年月 発行所・発表雑誌等 概要
日本薬理学雑誌 Vol. 125, 259-264. 共著 2005年 5月 日本薬理学雑誌 Vol. 125, 259-264. 肥満細胞は獲得免疫系がIgEを産生した後,そのIgEを表面に捕捉してアレルギー・炎症を引き起こす細胞であるという概念から,IgEなど獲得免疫系の関与なしに外界からの異物の侵入に対して,直接的に防御·排除を行う結果として炎症を惹起している事をまとめた総説。
Top of page